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相談 3
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「俺が考えたことのベースになる部分は理解してくれた?」
「完全にというわけではないけど、ある程度は分かったつもりよ。納得したかどうかは別だけどね」
美津子はちょっと憮然とした感じで言った。
「それなら、そこから先のことを話すけれど、奥田先生のような直接的に体調の好転を図る仕事のやりがいのようなことを考えたんだ。繰り返しになるけど、俺が居酒屋という商売にやりがいを感じているというのは知っているよね。そこにはお客様の心の癒しになればという思いがある。でも今回、そのためには身体の健康が必須だと実感した。そこにやりがいのようなことを見つけた感じなんだ。仕事にはいろいろあるが、俺は生活のためだけという意識でやりたいとは思わない。誰かの役に立ちたいという気持ちが強い。今まではそれが居酒屋というつもりでやってきたけれど、新型感染症の時代になり、みんなが健康ということを意識する今、そして自分自身が身体を壊し、改めて身体を壊した経験が考え方に影響を与えたんだ」
私は今考えていることを何とか分かってもらおうと一生懸命説明したつもりだ。だが、美津子からはまた質問が出てきた。
「健康ということに意識が向いたということは分かった。でも、今、新型ウイルスのような感染症と奥田先生の整体術のようなことでは方向性が違うでしょう。広い意味で体調を整えることでは同じようなカテゴリーで括れるところもあるかもしれないけれど、全く別物に見えるわ。確かに私たちは日頃、奥田先生にお世話になり、そのおかげで元気に仕事ができることを感じでいる。だからその恩恵については私にも分かる。あなたはそのことを言っているの?」
美津子から出たこの言葉は私の考え方を話すのにちょうど良いきっかけになった。
「実はそうなんだ。俺の今回の一連の体調不良の流れはまず新型感染症ではないかということが最初だった。でも、幸いなことにそうではなく、風邪のひどいものだった。でも、新型感染症だったらと思っていた時は、重症化したり命の危険についても心配した。テレビの報道の影響だろうな。そしてその時は医者に感謝したけれど、治ったのは薬の働きだったと思っている。その後ギックリ腰になったけれど、病院からは湿布や痛み止めの薬だった。あとはしばらく安静にと言われただけで、ここまで良くなったのは奥田先生の整体術だった。その時、手だけで直接的に、しかも劇的に俺の腰の調子を好転させてくれた、というところにとても感動した。もしかするともう立てなくなるのではと心配した思いがたった1回でこんなに好転した。体調不良というのはいろいろあるだろうし、新型感染症の問題もその一つだ。確かに今、社会的に大きな問題になっているけれど、実際に数字を見ていると俺のようなギックリ腰だけでなく、日常生活の中にあるちょっとした痛みやその他の体調不良というのは新型ウイルスの感染者以上の数字になると思う。だからそういうことを何とかできるような仕事、ということで奥田先生の仕事にすごく興味を持ったんだ」
私は今回考えたことをなるべく分かり易く話したつもりだった。それがどこまで美津子の心に届いたか分からないので、美津子の返事が気になった。
「完全にというわけではないけど、ある程度は分かったつもりよ。納得したかどうかは別だけどね」
美津子はちょっと憮然とした感じで言った。
「それなら、そこから先のことを話すけれど、奥田先生のような直接的に体調の好転を図る仕事のやりがいのようなことを考えたんだ。繰り返しになるけど、俺が居酒屋という商売にやりがいを感じているというのは知っているよね。そこにはお客様の心の癒しになればという思いがある。でも今回、そのためには身体の健康が必須だと実感した。そこにやりがいのようなことを見つけた感じなんだ。仕事にはいろいろあるが、俺は生活のためだけという意識でやりたいとは思わない。誰かの役に立ちたいという気持ちが強い。今まではそれが居酒屋というつもりでやってきたけれど、新型感染症の時代になり、みんなが健康ということを意識する今、そして自分自身が身体を壊し、改めて身体を壊した経験が考え方に影響を与えたんだ」
私は今考えていることを何とか分かってもらおうと一生懸命説明したつもりだ。だが、美津子からはまた質問が出てきた。
「健康ということに意識が向いたということは分かった。でも、今、新型ウイルスのような感染症と奥田先生の整体術のようなことでは方向性が違うでしょう。広い意味で体調を整えることでは同じようなカテゴリーで括れるところもあるかもしれないけれど、全く別物に見えるわ。確かに私たちは日頃、奥田先生にお世話になり、そのおかげで元気に仕事ができることを感じでいる。だからその恩恵については私にも分かる。あなたはそのことを言っているの?」
美津子から出たこの言葉は私の考え方を話すのにちょうど良いきっかけになった。
「実はそうなんだ。俺の今回の一連の体調不良の流れはまず新型感染症ではないかということが最初だった。でも、幸いなことにそうではなく、風邪のひどいものだった。でも、新型感染症だったらと思っていた時は、重症化したり命の危険についても心配した。テレビの報道の影響だろうな。そしてその時は医者に感謝したけれど、治ったのは薬の働きだったと思っている。その後ギックリ腰になったけれど、病院からは湿布や痛み止めの薬だった。あとはしばらく安静にと言われただけで、ここまで良くなったのは奥田先生の整体術だった。その時、手だけで直接的に、しかも劇的に俺の腰の調子を好転させてくれた、というところにとても感動した。もしかするともう立てなくなるのではと心配した思いがたった1回でこんなに好転した。体調不良というのはいろいろあるだろうし、新型感染症の問題もその一つだ。確かに今、社会的に大きな問題になっているけれど、実際に数字を見ていると俺のようなギックリ腰だけでなく、日常生活の中にあるちょっとした痛みやその他の体調不良というのは新型ウイルスの感染者以上の数字になると思う。だからそういうことを何とかできるような仕事、ということで奥田先生の仕事にすごく興味を持ったんだ」
私は今回考えたことをなるべく分かり易く話したつもりだった。それがどこまで美津子の心に届いたか分からないので、美津子の返事が気になった。
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