おばあちゃんっ子 ーもうこの世界にいないあなたへー

かみつ

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反抗期

何十年経っても未だに見る悪夢

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ある日、家に居るのが
祖母と父と私だけの日がありました。

祖母は自転車に乗って
近くのスーパーに買い物に行きました。
30分程で祖母はいつも帰ってきます。
私も一緒に買い物に付いていけば
よかったのです。

入退院を繰り返していた父です。
危険を感じました。

案の定、父は
「話し合おうじゃないの」
と何度も言いながら
私を追いかけてきました。

広い家の中を逃げ回り
追いかけ回され
私は洗面所の扉の中に
逃げ込みました。
必死でドアノブを引っ張り
父がガチャガチャと
開けようとするのに
抵抗しました。

このドアが開いたら殺される

そう思いました。

小学5年の子どもでも
火事場の馬鹿力は出せるものなんですね。

父は諦めたのか
その場を離れました。

私は隙を窺い勝手口に走り
すぐ履けるゴム草履を持って
家から飛び出しました。
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