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各キャラパート
オニキスルート 1
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5人の不毛な戦いがヒートアップしてきた頃、パリパリと電気の弾けるような音が聞こえてきた。
(あ、これヤバい…)
辺りを見回し村人が近くに居ないことを確認した途端、ピシャーン!!と黒い雷が5人に向かって叩きつけられた。
被害に遭った4人(ペリドットはかわそうとしたのかちょっと離れた所でヘタりこんでいる)、の中心で一人突っ立っているのはオニキスだ。
お察しの通り、原因は彼。魔力数値が高すぎて興奮すると暴走してしまう癖があるのだ。
だから怒らせてはいけない要注意人物というわけ。
「…ハッ!また、黒き鉄鎚の制御を怠り、解き放ってしまった…。今すぐ回復薬を準備しよう」
そう言ってゴソゴソと鞄から葉っぱやらトカゲの尻尾みたいなのを取り出し、その場で調合を始める。
そして、その周りでは麻痺状態のガーネットとサファイア、シトリンが這いずりながらオニキスから離れようとしていた(ペリドットの姿はもうない)。
何故かというと、オニキスの調合は成功した試しがないから。どんなにいい材料を使っても薬という薬が猛毒に変わる。ある意味、黒魔術的な仕上がりになるのだ。
「よし完成だ」
一番近くにいたシトリンが、精一杯の抵抗も虚しくオニキスに薬を飲まされているのを見て、止めざるを得なかった。
目の前で、知人が知人を殺してしまうのを見るのは流石に、ね。
「オニキス。薬草を探したいから手伝ってくれる?」
若干、魂のようなモノがシトリンの口から出ているが、HPは0じゃないし大丈夫だろう。
そして、それを気にも留めずパァッと瞳を輝かせたオニキスは、意気揚々と立ち上がった。
「我が魂の眷族に誓って、救世主のお役に立つことを宣言しよう!どの薬草をお探しか?」
そうして、オニキスを連れだって近くの森へ出掛けることになったのだった。
(むぅ…。致し方なかったとは言え、自分からイベ発生させてしまうとは…)
これは、簡単に見つかる物をちゃちゃっと発見させてさっさと終わらしてしまおう。
そう、思っていたのに…。
・・・
(み、見つからない…)
ごく一般的な毒消し草【ペペン草】
この辺りではあまり使うことはないもののレアリティも低く、ちょっと探せばすぐに見つかるはずのものだった。
しかし、ない。まぢでない。あり得ない…。
「うむ…。ペペン草は道具屋でも入手可能な物。きっとメシアは鮮度の高い物をご所望なのだろう…。だが、草むらですぐ見つかるものがここまでないとは……はっ!!まさかペペン草のレアリティが密かに上がっている!?そしてメシアはこれにいち早く気付き、我々の為に備蓄しようと!?」
後ろで何やらブツブツ言っていたオニキスが、これまた何やらキラキラとした眼差しでこちらを見ている。
(まぁ、邪な感じはしないから別にいいけど、変に好感度を上げるのもいかがなものか…)
敢えてオニキスの視線には気付かないフリをして、先に進んでいると足元がキラリと光った。
どうする?
▽拾う
何もしない
冒険時代は「拾う」の一択だったけど、ここでは好感度上げるアイテムが基本だから私はスルーしてきた。
のだが、今回はこの原因を探る手掛かりになる可能性もあるわけで…。
(ん~…。仕方ない…「拾う」、と)
最悪の場合はキャッチ&リリースのつもりで拾ってみる。
「えーと、スライムジェム?……あ!あ~…なるほど」
【探索】
冒険時には大活躍!敵の位置を感じ取ることの出来る基本スキルだ。
戦闘のない今の設定で再び使用することになるとは思わなかった。(以前、攻略対象者の位置が分かったら逃げるの楽じゃんって使って、表示されずにがっくりしたことはある)
頭の中に表れるマップと赤い点々。ソレたちはまさかの頭上にいた。
(あ、これヤバい…)
辺りを見回し村人が近くに居ないことを確認した途端、ピシャーン!!と黒い雷が5人に向かって叩きつけられた。
被害に遭った4人(ペリドットはかわそうとしたのかちょっと離れた所でヘタりこんでいる)、の中心で一人突っ立っているのはオニキスだ。
お察しの通り、原因は彼。魔力数値が高すぎて興奮すると暴走してしまう癖があるのだ。
だから怒らせてはいけない要注意人物というわけ。
「…ハッ!また、黒き鉄鎚の制御を怠り、解き放ってしまった…。今すぐ回復薬を準備しよう」
そう言ってゴソゴソと鞄から葉っぱやらトカゲの尻尾みたいなのを取り出し、その場で調合を始める。
そして、その周りでは麻痺状態のガーネットとサファイア、シトリンが這いずりながらオニキスから離れようとしていた(ペリドットの姿はもうない)。
何故かというと、オニキスの調合は成功した試しがないから。どんなにいい材料を使っても薬という薬が猛毒に変わる。ある意味、黒魔術的な仕上がりになるのだ。
「よし完成だ」
一番近くにいたシトリンが、精一杯の抵抗も虚しくオニキスに薬を飲まされているのを見て、止めざるを得なかった。
目の前で、知人が知人を殺してしまうのを見るのは流石に、ね。
「オニキス。薬草を探したいから手伝ってくれる?」
若干、魂のようなモノがシトリンの口から出ているが、HPは0じゃないし大丈夫だろう。
そして、それを気にも留めずパァッと瞳を輝かせたオニキスは、意気揚々と立ち上がった。
「我が魂の眷族に誓って、救世主のお役に立つことを宣言しよう!どの薬草をお探しか?」
そうして、オニキスを連れだって近くの森へ出掛けることになったのだった。
(むぅ…。致し方なかったとは言え、自分からイベ発生させてしまうとは…)
これは、簡単に見つかる物をちゃちゃっと発見させてさっさと終わらしてしまおう。
そう、思っていたのに…。
・・・
(み、見つからない…)
ごく一般的な毒消し草【ペペン草】
この辺りではあまり使うことはないもののレアリティも低く、ちょっと探せばすぐに見つかるはずのものだった。
しかし、ない。まぢでない。あり得ない…。
「うむ…。ペペン草は道具屋でも入手可能な物。きっとメシアは鮮度の高い物をご所望なのだろう…。だが、草むらですぐ見つかるものがここまでないとは……はっ!!まさかペペン草のレアリティが密かに上がっている!?そしてメシアはこれにいち早く気付き、我々の為に備蓄しようと!?」
後ろで何やらブツブツ言っていたオニキスが、これまた何やらキラキラとした眼差しでこちらを見ている。
(まぁ、邪な感じはしないから別にいいけど、変に好感度を上げるのもいかがなものか…)
敢えてオニキスの視線には気付かないフリをして、先に進んでいると足元がキラリと光った。
どうする?
▽拾う
何もしない
冒険時代は「拾う」の一択だったけど、ここでは好感度上げるアイテムが基本だから私はスルーしてきた。
のだが、今回はこの原因を探る手掛かりになる可能性もあるわけで…。
(ん~…。仕方ない…「拾う」、と)
最悪の場合はキャッチ&リリースのつもりで拾ってみる。
「えーと、スライムジェム?……あ!あ~…なるほど」
【探索】
冒険時には大活躍!敵の位置を感じ取ることの出来る基本スキルだ。
戦闘のない今の設定で再び使用することになるとは思わなかった。(以前、攻略対象者の位置が分かったら逃げるの楽じゃんって使って、表示されずにがっくりしたことはある)
頭の中に表れるマップと赤い点々。ソレたちはまさかの頭上にいた。
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