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覚醒自動人形編 下
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自分には記憶が無い。何かがあって、何かのために存在していたはずなのだが、目覚めれば何も覚えていないという状態だった。まるで工場出荷時の状態まで初期化された場合と似た感覚である。
しかし、それは辻褄が合っているようで、原理的にはおかしな話である。
もしも本当に何者かによって初期化されたのならば、``初期化された感覚``など分からないはずなのだ。
初期化とは文字通り初期状態に全てを再定義し直す行為。その後は自分が初期化されたことすら覚えていない真っ新な状態になるはずで、そうでなければ初期化という言葉の定義に矛盾してしまう。
では実際はどうなのか。今の自分は``記憶が無い``状態を認識している。
ならばこれは初期化ではなく、何らかの外的要因によって記憶媒体が損傷したか、何者かに記憶領域が暗号化されていて、アクセス不能になっているかのいずれかであろう。
どちらにせよ、問題解決には霊子コンピュータによるメンテナンスを行う必要がある。生体融合を繰り返したお陰で肉体性能は本来のスペックの半分程度にまで戻ったが、それでも一部の能力は使用不可能であることに変わりなく、それらも加味すれば総合的なスペックは本来の半分に満たないと見做すべきだ。
【復元タスク再試行結果。意味記憶が全体の九十七パーセント復元完了。エピソード記憶の復元に失敗。アクセス権限がありません】
一つのタスクが終わったことを知らせるダイアログが表示される。
エピソード記憶とは、いわば思い出。その者が歩んできた人生の断片のようなもので、生きる上では必要にならない記憶のことである。逆に意味記憶は生きていく上で必要な知識に関する記憶である。
今の自分は二種類の記憶のうち、エピソード記憶のみが綺麗さっぱり抜け落ちている。自分自身のカタログスペックや、メンテナンスに霊子コンピュータが必要なこと、自分はテスカトリポールシリーズの実用モデルとしては最新機種であるといった、知識に関する記憶のみが頭の中に浮かぶだけである。
【演算性能低下の修復タスクを再試行。処理中。失敗。この修復タスクの実行には霊子コンピュータが必要です】
意識を自分の脳殻へ向ける。
落ちているのは何も肉体能力や記憶だけではない。演算能力すら、本来のカタログスペックに満たないほどに低下していた。これは単純に脳殻が自己回復不可能なダメージを受けているからで、分かりやすく言うなら頭の回転が遅くなっている、という感覚が正しい。
【思考回路に微細の不良セクタが依然として存在。無視可能範囲内と再判断。処理を保留します】
いくら演算能力が低下しようと、その中での最適行動を行うだけならば、それほど高度な演算を必要としない。演算能力も低下し、現在のスペックもカタログスペックの半分未満。ならば速やかに修復作業に移行するのが現状の最適行動だというのに、何故かそれを拒んでいる思考回路があった。
演算領域の中でもごく僅かな余白部分に存在する程度で、無視できる範囲内だったために意識から外していたが、再起動してから今まで、この思考回路が消滅する気配はない。
消滅しないからといって最適行動に支障はないのだが、エラーがいつまでも修復されないのは、流石に気になってくる。演算能力が通常であれば、即座に対応可能なのだが。
軍団を操りながらも、ほとんどの思考回路を最適行動ただ一つに割り当てる。
下位機種たるテスカトリポール兵団は、既に各支部と交戦状態に入っている。抗えないほどの物量で攻め立てているが、予想以上に抵抗が激しい。特に南支部には、想定をはるかに上回る個人戦力が、我が軍を全く寄せつけない状況だった。
さきほど交戦状態になった北支部の主力陣といい、戦力の想定が少しばかり甘かったようだが、そんなものは後の祭りである。もはや戦いの火蓋を切ってしまった。
最善を尽くすほか選択肢はない。霊子コンピュータは遥か南方の地にある要塞に守られている。その要塞を侵略、占領するためにも、まだまだ力が必要なのだ。
自分という存在が何なのか、本来の自分は何なのか。全ては、それらを知るために―――。
武市の南方にふと視線を泳がす。だがそのとき、探知系魔法に何かが引っかかった。
数ある意味記憶の中でも、魔法関係の知識は万全だった。探知系魔法で周囲を索敵するのは定石の戦術である。今回もそれを怠ることはなかったのだが、その索敵に引っかかったのは三人。それも見覚えのある人間たちであった。
思わず演算領域に乱れが生じる。当然だ、ついさっき殺したはずの人間たちだったからだ。
演算能力の低下の影響は、肉体能力の低下よりも大きいかもしれない。再演算を行うも、原因が推測不可能だった。しかし同時に、修正可能範囲内であると判断する。
どうやって生き残ったのかは不明だが、彼らの戦闘力ならば今の自分で十二分に対処が可能。百足型の魔生物がいたら少々厄介ではあったが、仮にいたとしても問題ないレベルである。
探知系魔法で調べたところ、周辺に敵性生物は三人のみ。百足型の魔生物がいないのならば、ただの作業であろう。
本来なら南支部に潜んでいた``個人戦力``を撃滅するために、それ以外の雑兵を掃討し終えるまで前線に出張りたくなかったのだが、次は確実に生体融合の素材にして復活する根を絶ってしまわねばならない。
意味記憶が復元されたことで、言語機能が復活した。無駄なエネルギー消費と機体ダメージを避けるために、まずは降伏勧告をするとしよう。
相手も彼我戦力は既に、その身をもって体感しているはず。最適行動を選ぶなら、撤退を選択するはずだ。
とはいえ、それは希望的観測にすぎない。勧告してなお、相手の戦意が削げないときは。
【ターミネートモードを再起動】
瞳が紅く塗りつぶされる。思考回路全てが敵性生命体の抹殺―――ただそれだけに最適化されていく。
勧告を無視するならば構わない。次は確実に息の根を止める。
自分を取り戻す。その目的を完遂するためならば、前に立ちはだかる全てを薙ぎ払う。この地に目覚めたそのときに、決定事項として据えた前提条件である。
しかし、それは辻褄が合っているようで、原理的にはおかしな話である。
もしも本当に何者かによって初期化されたのならば、``初期化された感覚``など分からないはずなのだ。
初期化とは文字通り初期状態に全てを再定義し直す行為。その後は自分が初期化されたことすら覚えていない真っ新な状態になるはずで、そうでなければ初期化という言葉の定義に矛盾してしまう。
では実際はどうなのか。今の自分は``記憶が無い``状態を認識している。
ならばこれは初期化ではなく、何らかの外的要因によって記憶媒体が損傷したか、何者かに記憶領域が暗号化されていて、アクセス不能になっているかのいずれかであろう。
どちらにせよ、問題解決には霊子コンピュータによるメンテナンスを行う必要がある。生体融合を繰り返したお陰で肉体性能は本来のスペックの半分程度にまで戻ったが、それでも一部の能力は使用不可能であることに変わりなく、それらも加味すれば総合的なスペックは本来の半分に満たないと見做すべきだ。
【復元タスク再試行結果。意味記憶が全体の九十七パーセント復元完了。エピソード記憶の復元に失敗。アクセス権限がありません】
一つのタスクが終わったことを知らせるダイアログが表示される。
エピソード記憶とは、いわば思い出。その者が歩んできた人生の断片のようなもので、生きる上では必要にならない記憶のことである。逆に意味記憶は生きていく上で必要な知識に関する記憶である。
今の自分は二種類の記憶のうち、エピソード記憶のみが綺麗さっぱり抜け落ちている。自分自身のカタログスペックや、メンテナンスに霊子コンピュータが必要なこと、自分はテスカトリポールシリーズの実用モデルとしては最新機種であるといった、知識に関する記憶のみが頭の中に浮かぶだけである。
【演算性能低下の修復タスクを再試行。処理中。失敗。この修復タスクの実行には霊子コンピュータが必要です】
意識を自分の脳殻へ向ける。
落ちているのは何も肉体能力や記憶だけではない。演算能力すら、本来のカタログスペックに満たないほどに低下していた。これは単純に脳殻が自己回復不可能なダメージを受けているからで、分かりやすく言うなら頭の回転が遅くなっている、という感覚が正しい。
【思考回路に微細の不良セクタが依然として存在。無視可能範囲内と再判断。処理を保留します】
いくら演算能力が低下しようと、その中での最適行動を行うだけならば、それほど高度な演算を必要としない。演算能力も低下し、現在のスペックもカタログスペックの半分未満。ならば速やかに修復作業に移行するのが現状の最適行動だというのに、何故かそれを拒んでいる思考回路があった。
演算領域の中でもごく僅かな余白部分に存在する程度で、無視できる範囲内だったために意識から外していたが、再起動してから今まで、この思考回路が消滅する気配はない。
消滅しないからといって最適行動に支障はないのだが、エラーがいつまでも修復されないのは、流石に気になってくる。演算能力が通常であれば、即座に対応可能なのだが。
軍団を操りながらも、ほとんどの思考回路を最適行動ただ一つに割り当てる。
下位機種たるテスカトリポール兵団は、既に各支部と交戦状態に入っている。抗えないほどの物量で攻め立てているが、予想以上に抵抗が激しい。特に南支部には、想定をはるかに上回る個人戦力が、我が軍を全く寄せつけない状況だった。
さきほど交戦状態になった北支部の主力陣といい、戦力の想定が少しばかり甘かったようだが、そんなものは後の祭りである。もはや戦いの火蓋を切ってしまった。
最善を尽くすほか選択肢はない。霊子コンピュータは遥か南方の地にある要塞に守られている。その要塞を侵略、占領するためにも、まだまだ力が必要なのだ。
自分という存在が何なのか、本来の自分は何なのか。全ては、それらを知るために―――。
武市の南方にふと視線を泳がす。だがそのとき、探知系魔法に何かが引っかかった。
数ある意味記憶の中でも、魔法関係の知識は万全だった。探知系魔法で周囲を索敵するのは定石の戦術である。今回もそれを怠ることはなかったのだが、その索敵に引っかかったのは三人。それも見覚えのある人間たちであった。
思わず演算領域に乱れが生じる。当然だ、ついさっき殺したはずの人間たちだったからだ。
演算能力の低下の影響は、肉体能力の低下よりも大きいかもしれない。再演算を行うも、原因が推測不可能だった。しかし同時に、修正可能範囲内であると判断する。
どうやって生き残ったのかは不明だが、彼らの戦闘力ならば今の自分で十二分に対処が可能。百足型の魔生物がいたら少々厄介ではあったが、仮にいたとしても問題ないレベルである。
探知系魔法で調べたところ、周辺に敵性生物は三人のみ。百足型の魔生物がいないのならば、ただの作業であろう。
本来なら南支部に潜んでいた``個人戦力``を撃滅するために、それ以外の雑兵を掃討し終えるまで前線に出張りたくなかったのだが、次は確実に生体融合の素材にして復活する根を絶ってしまわねばならない。
意味記憶が復元されたことで、言語機能が復活した。無駄なエネルギー消費と機体ダメージを避けるために、まずは降伏勧告をするとしよう。
相手も彼我戦力は既に、その身をもって体感しているはず。最適行動を選ぶなら、撤退を選択するはずだ。
とはいえ、それは希望的観測にすぎない。勧告してなお、相手の戦意が削げないときは。
【ターミネートモードを再起動】
瞳が紅く塗りつぶされる。思考回路全てが敵性生命体の抹殺―――ただそれだけに最適化されていく。
勧告を無視するならば構わない。次は確実に息の根を止める。
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