人生和歌集 -風ー(1)

多谷昇太

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荒るる風

「※」が多すぎるっ?!

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いかに見ると詰問すれば霊視女(め)の汝(な)が眼もてとぞ悍(おぞ)しからずや
※(それこそ)いかに?→この歌に述べた通りのこととして、また霊視女に憑かれているのがあなただったとして、どうですか、悍ましくはないですか?

霊視族(うから)など悪分限にては得手勝手銭餌(え)まきては式神となす
※1.霊視族(うから);これは「霊視族」で「うから」と読ます分けです。その機能があれば下線を引いてそう表現したいのですが、ないようなので致し方ありません…。
※2.銭餌(え);これも「銭餌」2文字で「え」と読ます分けです。こういう違法で(?)勝手なルビのふり方は短歌界(もしくは俳句界)独特のものかも知れません。余談ですが私の詠んだ別の歌で人生航路を「わたり」と読ませる歌があったのですが、それをまだ若い女流歌人の方から「あまりに違法だ」と糾弾されたことがありました。歌会でのことですが因みにこの方は国語の高校教師でしたので、お立場上無理からぬことだったやも知れません。しかし短歌界・俳句界には、勝手なルビのみならず文字通り「造語」などもあるのですよ…(俳句界の金子兜太さんなどが有名です)。
※3.悪分限;悪い金持ち。つまりここでは此奴らチンピラどもの親分のこと。
※4.式神;とは謂わば霊界の「使い奴(やっこ)」のことです。霊界のチンピラです。
※5.こういう歌は字数こそ合計で五七五七七の31文字になるかも知れませんが、実際には五九五五七という変形となり、これは字余り・字足らずともども余りいい歌とは云えませんね。不徳の至りです…(>_<)
※6.歌意は判りますよね?一歌だけで余りにも使ってしまった「※1~6」に目を通していただければお判りになると思います。実際に此奴らチンピラストーカーどもは次章で詳しく述べますが、親分からの仕送り金で遊び暮らし、今はすっかりその借金で雁字搦めとなっているのです。

霊視づく世の狂ひてか否む我かおのれすさべばいづれも然り
※1.おのれすさべば;みずから各々の指向に進むなら
※2.訳;霊視づいた(霊視に馴れた)世間がおかしいのか、頑強にそれに逆らう俺がおかしいのか、おっつけ、それぞれの指向が進むなら(強まるなら)どっちもどっちだろうよ。

世の中をひとつとや見むくずのはの裏の世あるべしサバトなるそれが
※1.くずのはの;枕詞。「裏」にかかる。
※2.サバト;魔女あるいは悪魔崇拝の集会。 魔宴、魔女の夜宴・夜会ともいう。

【↓ハロウィンのこんな世界ですかね?(※尤もこの歌には裏に色々な意味が込められているのですが、のちほどそれを詳述するかも…今は1ページの字数が多すぎて…^_^;】
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