人生和歌集 -風ー(1)

多谷昇太

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荒るる風

己心の魔こそ恐ろしい!

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(前ページの歌の分の)※3.サバト;他の意味とは➀建前と本音の内、本音のこと、その世界。②ウイーキリークスや裏チャンネルのこと。そこで報じられている世界のこと。③私の次の和歌「悪分限が霊視女(れいしめ)つかひ統(す)ぶる世かわれは法われは律とほざくがに」のことで、法律などは建前に過ぎず、世の中を実効支配しているのは上記↗悪分限ども(悪の権力者・金持ちども)であり、やつらの意向そのものである…ということです。

祝ふほど団地入居は嬉しかりき霊視族(うから)のシマと知らずしてゐき
※1.あるべき事か、公営団地の一角(のみか?)がヤクザの宿舎化していた!40棟404号に決まったのも偶然ではなかった。入居早々「おい、いい番号だな」という脅し文句を隣室から聞かされた。つまり‘奴ら’が待っていたのであり、意味するところは前記「一角のみか?」となるのだ。財・官・暴結託は津々浦々に…(>_<)

まどろむさへさせぬ馬頭(めず)らのすさびかな壁襖床われさし打つこゑ〔宮内卿の狂歌づくり〕
※1.宮内卿の元歌「まどろまで眺めよとのすさびかな麻のさごろも月に打つこゑ」(訳;まどろまないで月を眺め続けなさいという教示なのかなあ。麻のさごろもを織る機織りの音が月に向かっているようだよ)
※2.廻り四部屋ぐるりが奴らで囲まれていた。階上は床を踏み鳴らし、隣りは襖を叩きつけ、階下は天井を叩く。四重マルチステレオの歓待ぶり。今に至る10余年続いて心身はもうボロボロ…(>_<)

        【↓これならいいんですけどね…(>_<)】


こころしてこころしかぬる見えぬ敵霊視族(うから)を凌ぐこや己心の魔
※かの樋口一葉などは「幾千万の敵と雖も己心の魔と比ぶれば恐れるに足らず」と云ってます。つまりそれほど(目に見えぬ)己心の魔は恐ろしいと。

    【つまり↓これより己心の魔は恐ろしいと…あなたはどうですか?】
※ところで世の偉人が同様のことを仰ってます。「実際の戦争などどんなに恐ろしく見えようとも所詮は弾丸やミサイルの飛ばし合いです。然るに己心の魔は見えず、絶えることのない波動戦争で…少しの緩みも許されません」と。

ひたみちに世が人がとぞ責めるもいかが依正不二なりおのれ変えばや
※1.依正不二;とは仏教用語で「自分の廻りの環境と自分自身は同じものである」という教え。つまり自分自身の心の姿を廻りに見ている分けですね。例えば年中イラついた心と目つきでいれば、廻りの人々も当然同じような態度で応じますよね。
※2.などと殊勝なことを上2首で云っても、いや換言すれば、我が心掛けを変えても、はたしてヤクザどもがいなくなるだろうか?別次元のように思えるのだが…。
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