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海を渡る風
わが愛しき地、ルッツェルン
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湖(うみ)ほとりたたずむ我に子犬向け縁(えにし)たまひし美女にいらへあへず
※1.ルッツェルン湖畔のベンチに腰掛けて佇んでいると金髪の妙齢のご婦人が、連れて来た小型のむく犬を私のもとへと行かせました(犬は飼い主の心を、指令を感じられる)。しかし自分を黄色い、貧乏なタワシ(皿洗いのこと)として、常に鬱屈していた私はその好意に何も応えられなかった。犬も女性も無視(←このバカヤロめ!)…その折の犬のうろたえた表情が可哀そうだった…。
※2.ルッツェルンでの顛末はこの歌で終えますが実はこの地におけるバイトは渡欧以来3回目のそれでして、その前に2回ほど他のスイスの都市や地方でバイトをしていたのです。その折りの和歌集がごっそり抜けてる…と云うか、未だに詠んでいないのです。と云うのもこちらも〝実は〟なのですが、この〝海外和歌集〟全部が青春放浪の旅から帰国後ン十年を経た後に、往時を思い出しながら詠んだものなのです。決して現地詠ではありません(第一和歌を始めたのが50才過ぎのことで20代の往時は和歌の「わ」の字も知りませんでした)。ですから今後その抜けている前2回のバイト時を往時を思い出しながら新たに詠むにしても、それがいつになるかまだ判りません。もし詠んだならこのページの前あたりに挿入しようと思いますので、その際はこの章「海を渡る風」のレイアウトがかなり変わることをご承知おきください。長々と失礼。とにかくルッツェルン和歌群はこれで終えます。
【わが思い出の地ルッツェルン…カぺル橋。※ところで全くの蛇足ですが今をときめくスイスの歌姫レグラ・ミュールマンがこの地、ルッツェルン市の出身だということをご存知でしたか?それ故にとっても親しい気がしますが尤も私が同地に滞在した頃は彼女はまだ空気だったんですがね(笑い)】
※1.ルッツェルン湖畔のベンチに腰掛けて佇んでいると金髪の妙齢のご婦人が、連れて来た小型のむく犬を私のもとへと行かせました(犬は飼い主の心を、指令を感じられる)。しかし自分を黄色い、貧乏なタワシ(皿洗いのこと)として、常に鬱屈していた私はその好意に何も応えられなかった。犬も女性も無視(←このバカヤロめ!)…その折の犬のうろたえた表情が可哀そうだった…。
※2.ルッツェルンでの顛末はこの歌で終えますが実はこの地におけるバイトは渡欧以来3回目のそれでして、その前に2回ほど他のスイスの都市や地方でバイトをしていたのです。その折りの和歌集がごっそり抜けてる…と云うか、未だに詠んでいないのです。と云うのもこちらも〝実は〟なのですが、この〝海外和歌集〟全部が青春放浪の旅から帰国後ン十年を経た後に、往時を思い出しながら詠んだものなのです。決して現地詠ではありません(第一和歌を始めたのが50才過ぎのことで20代の往時は和歌の「わ」の字も知りませんでした)。ですから今後その抜けている前2回のバイト時を往時を思い出しながら新たに詠むにしても、それがいつになるかまだ判りません。もし詠んだならこのページの前あたりに挿入しようと思いますので、その際はこの章「海を渡る風」のレイアウトがかなり変わることをご承知おきください。長々と失礼。とにかくルッツェルン和歌群はこれで終えます。
【わが思い出の地ルッツェルン…カぺル橋。※ところで全くの蛇足ですが今をときめくスイスの歌姫レグラ・ミュールマンがこの地、ルッツェルン市の出身だということをご存知でしたか?それ故にとっても親しい気がしますが尤も私が同地に滞在した頃は彼女はまだ空気だったんですがね(笑い)】
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