人生和歌集 -風ー(1)

多谷昇太

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―ものまうす・政ごつ風―

今し冠者

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内閣も政治家ひとりをらずとも行はるべし政(まつり)こそおもへ
詞書:お役人が事実上の政治家?特に(アメリカ云いなりの)財務省?

いまははた古(いにしへ)かへる兆しかな良民奴婢とへだてらるらん
詞書:つまり過ぎたる格差を詠んでいます。

是非のけてシーシェパードに感心すかくはづれしことやすべき小市民冠者
※冠者;若者

はづるなら外道指向かいまし冠者いじめののしりオンパレードなめり
※1.いまし冠者=今の若者たち
※2.なめり;~のようだ

今昔に冠者笑ふとは常もかも群れなしてしきり物笑へすめり
※今昔:今昔物語
詞書:今昔物語の一節に宮中の冠者らが当時風変わりで年の行った歌人を笑い飛ばし、剰え追いかけて打つという件があります。そう云えば他の某投稿ネット小説サイトにおける若者諸君らも私(の作品)を一切無視すると決め込んでいるようですね。原因は恐らく…あらゆる面で私を破綻させようと努めているヤクザのストーカーどもが、その某サイト誌やあるいは2・5チャンネルなどで私の悪評を立てまくっているからでしょう。しかしどうか諸君らはそちらのヤクザの方をこそ慮ってください。こいつらは悪分限に養われながら(実に)20年間も私を追いかけて悪さ(睡眠妨害や私の作品を盗作等のこと)をし続けている連中なのですから(当和歌集・第七章「現代短歌集」をご覧ください。現代短歌でこいつらの実態をつぶさに詠んでいますので)。

かひもなくありへるままの若者は外つ国行きて銃を取るとふ

頭からつまさきまでもマティリエル時代(いま)の本音をしめすがGIRL
※「時代」と書いて「いま」と読ますのです。和歌・俳句に特有の当て字というやつです。
詞書:マドンナが「マティリエル・ガール」で歌った通りのこと。つまりおてもやんですね。

【ご存知マドンナ。ライク・ァ・バージン等本当に優れたシンガーソングライターだと思います(当誌既掲載の拙小説「ゼフィルス、結婚は嫌よ」をご参考)】
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