人生和歌集 -風ー(1)

多谷昇太

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乱&pinterest

以下pinterest九尾の狐

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これ以降は「乱」を離れてpinterestの写真・絵との共演となります。何しろこのpinterestという写真サイトにはいい作品が沢山あって、閲覧の都度歌境を催されるのです。部立は雑歌あり羈旅あり恋歌あり、いろいろです。以下どうぞ。(「乱」についても昨今のウクライナ等に鑑みて歌境を催せばまた詠歌してまいります。時折りバックして目をお通しください。これは第一章「海を渡る風」以下、他の章においても同じです)

和歌一首…雑歌49.九尾の狐

この類(るい)の障りやあらむ我にては何か気になる九尾の狐

詞書:狐に恨みなど全くない。普段は意識すらしない。それは私のみならず誰でもそうだろうが、それなのになぜ日本では狐の障りが多いのだろう?どうやら私にもそれがあるようなのだ。時に思いさえもしない暴言を心中で人に吐いてしまう。令和22年12月11日の今日もそうだった。それも選りに選って一番大事で、高貴な方に!しゑや、これや居らむ?!
                
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和歌一首…狂歌7.丸ポスト

元歌:いたづらに世にふるものと高砂の松も我をや友と見るらん by紀貫之

わが狂歌:いまははた世にふるものと覚えどもこや丸ポストわれに同じゅうす(慕はしや)
(※ジャンルを狂歌としましたがしかし一文節のみの重複で狂歌には当たらないでしょう)

詞書:価値観も何も古びたりし翁めと冠者らに笑はれようとこは心外。務めをるぞ。

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