人生和歌集 -風ー(2)

多谷昇太

文字の大きさ
上 下
27 / 31
第三章 ストーカー

黒雲覆ふ

しおりを挟む
和歌一首…ストーカー118.黒雲覆ふ

大いなる黒雲覆ひもの憂きはこれわが日々のしるしならずや

詞書:12/2だったかな?空一面が大きな黒い雲で覆われていた。暖冬が続いていたのにこの日は終日寒かった。そしてそれは体感のみならず心中のそれも。20年以上私に取りついて離れず嫌がらせの限りを毎日毎日し続けるストーカーどもの、その苛みの程度が最近は何憚らぬ大っぴらなものとなり、且つ緊くなっているからだ。大方こいつらの親分から「早く結果を出せ」とでもせっつかれているのだろう。確かにそいつにしてみれば20年を超えるこいつらへの生活費の仕送りに尽々嫌気が差しているのに違いないのだ。チンピラどもにしてみればその仕送りを感心に?貯金して来た風があり、これを(もし結果を出さなければ)借金にされてしまっては堪らないのだろうから、畢竟最近の私への苛みが緊くなる道理である。まこと、空を覆う黒雲はわが心中の景のごとし…。
※まあとにかく、下の作品を見てやってくださいよ。毎日これ地獄。↓😔

アルファポリスの投稿小説「ストーカー三昧・浪曲、小話、落語」が面白い!! https://alphapolis.co.jp/novel/948579851/212813211 #アルファポリス  
団地5階からスマホで写す ↓


和歌一首…雑歌109・カレンダー

昨日こそカレンダーを買ひしか時の流れの斯くもあさましけれ

詞書:いつの間にか年末だ。来年のカレンダーを買わねばと思い立ったのだが、はて(去年の)カレンダーを買ったのはつい昨日だったか?…と思われるほどの時の速さ、過ぎた1年の単調さぶりである。1年365日下の401号室にニート化して籠り、俺への苛み(罵りや騒音立て:寝れば下から天井を棒で叩く、部屋に持ち込んだコンプレッサーのような機械音を鳴らし続ける等のこと)をし続けるストーカーどもの無意味さ、執拗さ、単調ぶりが乗り移ってしまったかのような、一種〝苛まれ馴れ化した〟1年の速さであった。まったく、こんな調子でこの1年間を(どころかこの20年間を)俺は過ごしてしまったのだ!人生そのものの終りが近づいているというのに!!😣
【2枚ともpinterestより拝借 ↓】
 
しおりを挟む

処理中です...