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壱
第二話
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ふわふわで暖かくて…
ここはどこ?
「…ッ?」
「お、起きたか」
目を開ければ、白髪の人がそこにいた。私は確か…。
そうだ、玄関先で殺されて、それで、目を開けたら変な街にいた。
そして、殴られかけた私をこの人が助けてくれたんだ。
私は布団に寝かされていた。そして、その人にお礼を言うためゆっくりと起き上がった。
「あの…ありがとうございました」
「お?なんだ?急に」
「助けてもらったので…」
「おお!そうかそうか!礼を言えるガキは俺は好きだぞ!」
そう言って私の頭をがしがしと撫でた。
「ところでお前、なんであそこに1人でいたんだ?あの時間帯に1人でいるのはかなり危ないぞ?」
「あの…私も何故あの場所にいたのかわからなくて…」
「…、つまりお前は記憶がないのか…。行くあては…ないよな…」
沈黙がしばし続く。
「あの!ここは…どこですか…?」
「ん?ここか?ここは…んー、まああれだ、夜限定の食事処とでも思っておいてくれ」
色々と濁している気がする。違う違う、ここじゃなくて、
「あ、違くて…ここはなんて言う街ですか?」
「ああ、そう言うことね、ここは宵の街。人間と妖怪が混じり合う特殊な街さ」
「人間と妖怪…」
妖怪なんてお伽話のような…。
「そうさ、実際街を歩けば人間しかいないように見えるが、本当は妖怪もいる。どんな妖怪も面白いことが好きでね、人間の暮らしに興味があるのさ。だから人間と共に暮らすために人間に化ける力を覚えた。かく言う俺もその妖怪だがな!」
妖怪か…どんな妖怪がいるんだろう…?
「妖怪はどんな妖怪がいるのですか?」
「おっと俺のことはスルーか。まぁ、鬼やら狐、猫又、かまいたち、天狗に雪女と雪男とか…まぁいろいろいるよ」
予想以上にいたことに驚いた。
「お!いい反応するじゃねぇか!ところで、本題に俺は戻したいんだがいいか?」
「あ…ごめんなさい。大丈夫です」
「おう。それでな、お前行くあてがないんなら俺の店で働かないか?人手が必要でな」
「えっと…。お兄さん?のお店ですか?」
「お兄さん?そんな風に俺が見えるか?」
白髪の人はきょとんとした顔をしている。え?見た目からして30歳近くかな?って思ってたんだけど…。
「はい…。30歳くらいかなと…」
皺もないし、若々しい。
「ブッ…ハッハッハ!!!!」
すごい笑われた…。
「違うのですか?」
「クックック…いや、すまないッ」
まだ笑ってるし、なんなら涙まで流してる。
涙を人差し指で拭きながらお兄さんはこちらに向き直った。
「俺は568歳だな、人間で言う50~60くらいかな?妖怪ってのは長生きだし、今は俺も人間に化けてるからな。実年齢はわかりづらいだろうが…フハッ…まさか、30か!」
568?!妖怪ってすごい長生き…え、でもえ?人間年齢にして中年にしては若く見えすぎる…。
「そ?!そんなにも…その…歳が…」
「いや~笑った笑った。んで、どうする?お前は俺の店で働くか?働かないものはここにはおいてやれないが…」
_________________キリトリ___________________
宵丸です。
ヤバイ?!文字が?!日本語が?!ってところがかなり増えてきたので、ちょくちょく訂正していきます。また、毎度変なところで切って申し訳ないです…。国語辞典担ぎながら日々生活しようかと思います…。
ここはどこ?
「…ッ?」
「お、起きたか」
目を開ければ、白髪の人がそこにいた。私は確か…。
そうだ、玄関先で殺されて、それで、目を開けたら変な街にいた。
そして、殴られかけた私をこの人が助けてくれたんだ。
私は布団に寝かされていた。そして、その人にお礼を言うためゆっくりと起き上がった。
「あの…ありがとうございました」
「お?なんだ?急に」
「助けてもらったので…」
「おお!そうかそうか!礼を言えるガキは俺は好きだぞ!」
そう言って私の頭をがしがしと撫でた。
「ところでお前、なんであそこに1人でいたんだ?あの時間帯に1人でいるのはかなり危ないぞ?」
「あの…私も何故あの場所にいたのかわからなくて…」
「…、つまりお前は記憶がないのか…。行くあては…ないよな…」
沈黙がしばし続く。
「あの!ここは…どこですか…?」
「ん?ここか?ここは…んー、まああれだ、夜限定の食事処とでも思っておいてくれ」
色々と濁している気がする。違う違う、ここじゃなくて、
「あ、違くて…ここはなんて言う街ですか?」
「ああ、そう言うことね、ここは宵の街。人間と妖怪が混じり合う特殊な街さ」
「人間と妖怪…」
妖怪なんてお伽話のような…。
「そうさ、実際街を歩けば人間しかいないように見えるが、本当は妖怪もいる。どんな妖怪も面白いことが好きでね、人間の暮らしに興味があるのさ。だから人間と共に暮らすために人間に化ける力を覚えた。かく言う俺もその妖怪だがな!」
妖怪か…どんな妖怪がいるんだろう…?
「妖怪はどんな妖怪がいるのですか?」
「おっと俺のことはスルーか。まぁ、鬼やら狐、猫又、かまいたち、天狗に雪女と雪男とか…まぁいろいろいるよ」
予想以上にいたことに驚いた。
「お!いい反応するじゃねぇか!ところで、本題に俺は戻したいんだがいいか?」
「あ…ごめんなさい。大丈夫です」
「おう。それでな、お前行くあてがないんなら俺の店で働かないか?人手が必要でな」
「えっと…。お兄さん?のお店ですか?」
「お兄さん?そんな風に俺が見えるか?」
白髪の人はきょとんとした顔をしている。え?見た目からして30歳近くかな?って思ってたんだけど…。
「はい…。30歳くらいかなと…」
皺もないし、若々しい。
「ブッ…ハッハッハ!!!!」
すごい笑われた…。
「違うのですか?」
「クックック…いや、すまないッ」
まだ笑ってるし、なんなら涙まで流してる。
涙を人差し指で拭きながらお兄さんはこちらに向き直った。
「俺は568歳だな、人間で言う50~60くらいかな?妖怪ってのは長生きだし、今は俺も人間に化けてるからな。実年齢はわかりづらいだろうが…フハッ…まさか、30か!」
568?!妖怪ってすごい長生き…え、でもえ?人間年齢にして中年にしては若く見えすぎる…。
「そ?!そんなにも…その…歳が…」
「いや~笑った笑った。んで、どうする?お前は俺の店で働くか?働かないものはここにはおいてやれないが…」
_________________キリトリ___________________
宵丸です。
ヤバイ?!文字が?!日本語が?!ってところがかなり増えてきたので、ちょくちょく訂正していきます。また、毎度変なところで切って申し訳ないです…。国語辞典担ぎながら日々生活しようかと思います…。
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