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第44話 最終章 不動 剣一 最後の復讐相手
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〇 不動 剣一 最後の復讐相手
クルーザーの奥のパーティールームから現れた、俺の最後の復讐相手・・・金森の裏で暗躍する正真正銘のクズゲス
「皆川先生、本日は僕の様な若輩とこうして共に食事する機会を設けて頂き誠に有難う御座います」そう丁寧に頭を下げる
「いやいや、不動君の話をこちらの金森君から聞いて、興味が沸いて儂の方から金森君に頼んで場を設けて貰ったんだから、そんな畏まらないでくれ」
そういうと手にしたワインを一気に飲み干して、俺の方へ空のグラスをかざして、湾曲したガラスを通して俺を見定める
「初めて、不動君を顔を合わせた時に、君とは以前どこかで会った事が有るような気がしてね、何やら親近感を覚えるよ」
なるほど・・年老いた変態ゲス爺と思っていたが金森の禿げよりは頭が切れるようだ・・
「実は、私も皆川先生の事は昔から作品を通じ存じ上げていまして先生の代表作【蒼天への旅立ち】は正に現代文学の至宝と感銘を受け私の聖書(バイブル)として何度も愛読しております、それに、この度正式に宮内庁より叙勲のお話しもあるとか」
俺からの最大の賛辞に気分を良くしたのか、掲げたグラスを下げて軽く頷くと
「さぁ金森君も不動君も、せっかくの会食だ私は先にワインを頂いてるが不動君が豪華な料理も用意してくれてる、パーティルームで語り合おうじゃないか」
「おおお、それは素晴らしい!私等が偉大な作家先生達の現代文学への造詣を拝聴できるとは!」
金森はそう歯が浮いて抜けそうなセリフを噛まずに言うと、操舵室の端末の【自動操舵】のボタンを押し俺に軽く会釈すると皆川と二人で先にパーティールームへ降りていった
・・・・・お前たちの最後の晩餐だ・・良く味わえよw
事前に有名なレストランから取り寄せておいた料理に納得しながらワインを飲む皆川
「不動君、このワインは素晴らしいね・・銘柄は?」
「確か・・モンラッシュという名前だったような・・・2004年のヴィンテージだと・・・申訳け御座いません未成年なのでワインには疎くて・・勉強不足です」
「モ、モンラッシュのヴィンテージ!?不動先生!?そのような高級ワインを!?」驚く金森の横でグラスをかざして薄く緑がかった透明なワインを目を細めてみる皆川
「なるほど・・モンラッシュか・・私の一番好きなワインだ・・特に白ワインでは一番奥深くて味わい深い・・・素晴らしい・・・」
そう言うと、残ったワインを口に流し込む・・・その皆川の姿にオドオドし始める金森・・
「フフフ・・・金森さん、此処には私と先生と金森さんしか居ませんよ?」
そう言うと、満面の笑みを見せる禿げはグラスにモンラッシュを注ぎ、口にする
「!?おおおお、これが・・・白ワインの最高峰、確かに先生のおっしゃる意味が分かります!奥深い!」
皆川と金森のクズとゲスは4本用意した白ワインと料理を堪能し、場所をパーティルームから隣接する応接スペースに移動する
「先生赤ワインのおかわりは如何ですか?」
空になったワイングラスを軽く回して「頂こう」と俺に差し出す、俺は慣れた手つきでワインを注ぐと
「不動君は本当に高校生かね?立ち振る舞いが一流店のソムリエにも引けを取らないよ」
そう俺の所作に感銘する皆川、横では金森が既に出来上がってて今は日本酒を楽しんでいる
皆川はそんな金森の様子を横目で見ながら、飲みかけのワイングラスをテーブルに置き、俺の方を向く
「単刀直入に言う、不動君の保有する作品を1作品 1億で譲ってくれ」
・・・・・ようやく、ようやく餌に食いついた・・・俺が長年撒き続けた餌に・・
「・・・・先生・・若輩の私には仰ってる意味が分かりません・・」
再び飲みかけのワインを口にして、一気に飲み干す皆川、グラスを傾けて残った雫をテーブルに垂らす
1、2、3と雫は小さくなり、テーブルには赤ワイン独特の紫掛かった色目の水たまりを白い白磁調の机の上に作る
「意味が・・・分からないか・・君は嘘が上手いね・・表情に余裕が見える・・しかし私も伊達に年を取った訳じゃない」
「・・・・・・」
「君は知っていた、最近世に出す私の作品は全て別の作家の書いた物だと・・・違うかな?」
「・・・・先生・・そのような話を、酩酊しいてるとは言え出版社の社員でもある金森さんの居る所でされて宜しいのですか?」
ソファーに寄りかかり、だらしなく涎を垂らし耳障りなイビキをかいてる金森を横目で確認する
「心配には及ばん・・君の考える通り此処に居る金森も知ってて協力している・・・言わば共犯だ」
空になったグラスをテーブルに置き、ソファーに深く腰を落とし背もたれに寄りかかり下目使いで俺を見下すように見つめる皆川
「君の選択は間違えて無かったよ、もし君の担当が金森の息の掛かった担当だったら、君はここまでの成功をせずに私の養分となっていただろうね」
コイツはクズ中のクズだ・・・今までコイツに搾取され何人の才能が潰されてきたか・・・
そして・・・母さんを薬で壊して辱しめ、自分の欲望の捌け口としてボロボロに・・・
・・・・・・・・コイツは生かしておいてはダメなクズだ
〇 不動 剣一 最後の復讐相手
クルーザーの奥のパーティールームから現れた、俺の最後の復讐相手・・・金森の裏で暗躍する正真正銘のクズゲス
「皆川先生、本日は僕の様な若輩とこうして共に食事する機会を設けて頂き誠に有難う御座います」そう丁寧に頭を下げる
「いやいや、不動君の話をこちらの金森君から聞いて、興味が沸いて儂の方から金森君に頼んで場を設けて貰ったんだから、そんな畏まらないでくれ」
そういうと手にしたワインを一気に飲み干して、俺の方へ空のグラスをかざして、湾曲したガラスを通して俺を見定める
「初めて、不動君を顔を合わせた時に、君とは以前どこかで会った事が有るような気がしてね、何やら親近感を覚えるよ」
なるほど・・年老いた変態ゲス爺と思っていたが金森の禿げよりは頭が切れるようだ・・
「実は、私も皆川先生の事は昔から作品を通じ存じ上げていまして先生の代表作【蒼天への旅立ち】は正に現代文学の至宝と感銘を受け私の聖書(バイブル)として何度も愛読しております、それに、この度正式に宮内庁より叙勲のお話しもあるとか」
俺からの最大の賛辞に気分を良くしたのか、掲げたグラスを下げて軽く頷くと
「さぁ金森君も不動君も、せっかくの会食だ私は先にワインを頂いてるが不動君が豪華な料理も用意してくれてる、パーティルームで語り合おうじゃないか」
「おおお、それは素晴らしい!私等が偉大な作家先生達の現代文学への造詣を拝聴できるとは!」
金森はそう歯が浮いて抜けそうなセリフを噛まずに言うと、操舵室の端末の【自動操舵】のボタンを押し俺に軽く会釈すると皆川と二人で先にパーティールームへ降りていった
・・・・・お前たちの最後の晩餐だ・・良く味わえよw
事前に有名なレストランから取り寄せておいた料理に納得しながらワインを飲む皆川
「不動君、このワインは素晴らしいね・・銘柄は?」
「確か・・モンラッシュという名前だったような・・・2004年のヴィンテージだと・・・申訳け御座いません未成年なのでワインには疎くて・・勉強不足です」
「モ、モンラッシュのヴィンテージ!?不動先生!?そのような高級ワインを!?」驚く金森の横でグラスをかざして薄く緑がかった透明なワインを目を細めてみる皆川
「なるほど・・モンラッシュか・・私の一番好きなワインだ・・特に白ワインでは一番奥深くて味わい深い・・・素晴らしい・・・」
そう言うと、残ったワインを口に流し込む・・・その皆川の姿にオドオドし始める金森・・
「フフフ・・・金森さん、此処には私と先生と金森さんしか居ませんよ?」
そう言うと、満面の笑みを見せる禿げはグラスにモンラッシュを注ぎ、口にする
「!?おおおお、これが・・・白ワインの最高峰、確かに先生のおっしゃる意味が分かります!奥深い!」
皆川と金森のクズとゲスは4本用意した白ワインと料理を堪能し、場所をパーティルームから隣接する応接スペースに移動する
「先生赤ワインのおかわりは如何ですか?」
空になったワイングラスを軽く回して「頂こう」と俺に差し出す、俺は慣れた手つきでワインを注ぐと
「不動君は本当に高校生かね?立ち振る舞いが一流店のソムリエにも引けを取らないよ」
そう俺の所作に感銘する皆川、横では金森が既に出来上がってて今は日本酒を楽しんでいる
皆川はそんな金森の様子を横目で見ながら、飲みかけのワイングラスをテーブルに置き、俺の方を向く
「単刀直入に言う、不動君の保有する作品を1作品 1億で譲ってくれ」
・・・・・ようやく、ようやく餌に食いついた・・・俺が長年撒き続けた餌に・・
「・・・・先生・・若輩の私には仰ってる意味が分かりません・・」
再び飲みかけのワインを口にして、一気に飲み干す皆川、グラスを傾けて残った雫をテーブルに垂らす
1、2、3と雫は小さくなり、テーブルには赤ワイン独特の紫掛かった色目の水たまりを白い白磁調の机の上に作る
「意味が・・・分からないか・・君は嘘が上手いね・・表情に余裕が見える・・しかし私も伊達に年を取った訳じゃない」
「・・・・・・」
「君は知っていた、最近世に出す私の作品は全て別の作家の書いた物だと・・・違うかな?」
「・・・・先生・・そのような話を、酩酊しいてるとは言え出版社の社員でもある金森さんの居る所でされて宜しいのですか?」
ソファーに寄りかかり、だらしなく涎を垂らし耳障りなイビキをかいてる金森を横目で確認する
「心配には及ばん・・君の考える通り此処に居る金森も知ってて協力している・・・言わば共犯だ」
空になったグラスをテーブルに置き、ソファーに深く腰を落とし背もたれに寄りかかり下目使いで俺を見下すように見つめる皆川
「君の選択は間違えて無かったよ、もし君の担当が金森の息の掛かった担当だったら、君はここまでの成功をせずに私の養分となっていただろうね」
コイツはクズ中のクズだ・・・今までコイツに搾取され何人の才能が潰されてきたか・・・
そして・・・母さんを薬で壊して辱しめ、自分の欲望の捌け口としてボロボロに・・・
・・・・・・・・コイツは生かしておいてはダメなクズだ
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