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20話・消えた精霊と休校(2)
講堂に集められた生徒たちはのんびりとしたものだ。
緊急の召集とはいっても、内容を明かされていない以上身構えられるわけもなし、むしろ授業がなくなったことを喜ぶ声はライラの耳にも届いていた。
隣に並ぶツアカが「なにかしらね」と肘でつついてくるのに、ライラも「さぁ……?」としか返せない。
そんな中、精霊術士コースで最も発言力を持つナナ教諭が生徒の前に立った。
途端に、ざわめきがやみ、しんと静まり返ったことを確認して、こほんと咳払いをした五十代半ばの凛とした雰囲気を持つ女性教諭は皺のある顔を酷く緊張させた面持ちで口を開いた。
「いま、ここには精霊術士コース、魔術師コースの者、一学年から六学年まで全てに集まってもらっている。理由は、主に精霊術士コースの者に関係がある」
ナナ教諭は精霊術士であるというのに、なぜか講堂に響き渡る声は魔術で拡大されたものだった。
そのことに対する疑問の声は、続くナナ教諭の言葉で沈黙に変わる。
「ここしばらくの間。精霊が次々に失踪している。学園と契約している専属精霊を含め、学園の敷地に住んでいたと思われる精霊も大半がいないことに、気付いている生徒も多いだろう。学園はこの事態を火急の案件とみなし、しばしの間学園を閉鎖することを決めた」
ナナ教諭の最後の言葉には流石に驚きの声が上がった。
ライラも感じ取ってはいた。今まで嫌われていてもすぐそばに感じられていた精霊の気配が薄くなっていることに。けれどそれが、学園を閉鎖するほどまでの大騒ぎになっているとは思いもしなかったのだ。
隣のツアカの表情も青ざめている。精霊術士にとって、精霊は魂の片割れといっていい。特に専属精霊が消えたとあれば、それは命を落とすに等しいことなのだ。
ざわめく生徒達を落ち着かせるように、五十代とは思えない張りのある声が講堂に響き渡る。
「幸い、いまだ個人間で契約している専属精霊が消えたという報告は受けていない。だが、万が一、己の専属精霊の姿が見当たらないものはすみやかに教員に報告するように」
ナナ教諭の言葉にひとまず安堵に胸を撫で下ろす。
学園と契約している精霊と、個人間で契約している精霊では、扱いが違うのだ。
学園側と契約している精霊は、基本的に子供の成長を見守るのが好きであったり、授業に協力することで貰える対価目当てだったりする。
だが、個人間で契約している精霊は、その人個人の人間性に惚れこんで契約してくれているといっていい。
そんな精霊を失えば、次に契約できる精霊を探すのは一苦労だし、それ以上に、精霊術士にとってとてつもない喪失感が付きまとう。
ライラの味わったような絶望を、目の当たりにしている生徒がいないというのは、ライラにとって安心できることだった。
ライラは精霊と個人契約を結んでいたわけではないが、その一歩手前の段階まで進んでいた。
そこから精霊に嫌われてしまった。
あの深遠に落とされたかのような、底なし沼に徐々に溺れていくような、遅効性の毒を飲まされたかのような絶望は、きっと精霊と交流があるものにしかわからない。
「本日より問題解決までの間、学園は全面閉鎖。寮も閉鎖とする。生徒諸君は直ちに荷物をまとめ、帰宅するように!」
その言葉で、緊急集会は締めくくられた。
集められたときと打って変わって、誰もがなにも言えない中、散り散りに散っていく。
人波に押されるようにツアカとともに講堂を出て、寮に向かう。
お互いに無言だ。だって、精霊がいなくなったなんて、精霊術士の卵として、どうしていいのかわからない。
普段饒舌なツアカも今日ばかりは沈痛な面持ちで、部屋にはいるなり黙ってバッグに荷物をつめだした。
ライラもそれに倣って、荷物をつめているとコンコンと部屋の扉がノックされる。
「でるよ」
短くツアカに告げてドアを開ければ、同じ学年の魔術師コースの女の子がたっていた。
とくに交流はないが、ふわふわの茶色の髪を揺らす女生徒には見覚えはあった。よくクミナクのことで突っかかってきた子だ。
「えっと、なにか、用、かな?」
自然と言葉につまりつつの呼びかけになってしまったライラをじろりと琥珀の瞳で見据えて、女生徒は継げた。
「シャール君が、待ってるって。外にいるから、早く行きなさいよ」
用はそれだけだといわんばかりに踵を返した後姿に、慌てて「ありがとう!」と叫ぶように返すと、ちらりと視線だけで返事が返ってきた。
「ツアカ、ちょっといってくる」
「いってらっしゃい」
女生徒の言葉は室内のツアカにも聞こえていただろう。
ライラの言葉に頷いたツアカを確認して、部屋を出る。小走りに寮の出口まで行けば、難しい顔で立っているクミナクがいた。
「クミナク? 準備はもう出来たの?」
「ああ……それより、少しいいかな」
「うん」
クミナクから突っかかられることさえなければ、根が素直なライラは会話は穏やかに出来る。それはクミナクが謝ってきた日から学んだことだ。
クミナクに誘われるまま、寮の中庭のベンチに座る。
女子寮だが、中庭くらいなら男子生徒のクミナクがいても何も言われることはないだろう。
「……精霊のこと、どう思う?」
「いなくなった、精霊のこと?」
「そうだ」
クミナクの声音はいつになく真剣で、自然とライラの口も重くなる。精霊の落とし子が作ったとされる、アルドリア国では精霊はなくてはならないものだ。
魔術も必要だが、きっとそれ以上に、国民の大半は精霊に敬意を示し、精霊の存在に重きを置いている。
それは、ライラとて例外ではない。
いや、精霊の祝福を受けているからこそ、ライラのほうがその重みを実感している。
「……わからない。精霊が、契約を破ることはないはずだし、あるとすれば、よっぽどの事態だけ。……なにが、あったんだろう」
「ライラ、君は」
「? どうしたのクミナク」
沈痛な面持ちで告げるライラに、クミナクはなにかいいた気に口を開いたが、結局言葉を発することはなかった。
「いや、なんでもない。……君の故郷は、辺境だと聞いたけど」
「え、あ、うん。馬車で十日、くらいかな。イーコック村、って聞いたことある?」
「……ない、な」
「だろうねぇ……それくらい、辺境にある村だよ」
突然の話題の移り変わりに、一瞬戸惑ったライラだったが、すぐにクミナクにあわせて、苦笑する。
そんなライラをじっとみつめるクミナクの視線が居心地が悪くて、ライラが「なぁに」と尋ねると、クミナクは酷く真剣な面差しで、とんでもないことを告げた。
「その村に帰ると言うなら、僕も連れて行ってほしい」
「えっ?!」
「そこには、君に精霊の祝福を授けた精霊もいるんだろう? 今回のことを尋ねれば、なにか教えてくれるかもしれない。祝福を授けるほどの精霊だ、相当な力の持ち主だろう?」
「えっと、四大精霊からは外れる、木の精霊だけど、建国からずっといる精霊だから、力はあると、思うけど……」
言いよどんでしまうのは、ヴィクトリア学園に入学するために村を発つ前日。
挨拶にと訪れた木の精霊が、姿を現してくれなかったことを思い出してしまったからだ。
どうしても暗くなってしまう声音で、ライラは淡々と続けた。
「私の呼びかけには、多分応えてくれない。……それでも、いいなら」
クミナクの呼びかけに、応える可能性はゼロと言い切れなかった。
クミナクは精霊こそ視えないが、力は弱くとも四大精霊の内の一つ火の精の強い加護を受けている。それを鑑みれば、あるいは、といえなくもない。
ライラの示した可能性に、クミナクはこくりと頷いた。
「そうと決まったら、僕は荷物を持ってくるから。君は荷物をまとめ終わったら、ここで待っていてほしい」
「わかった」
立ち上がり、足早に立ち去っていく後姿を眺めながら、ライラは深いため息を一つ落とした。
緊急の召集とはいっても、内容を明かされていない以上身構えられるわけもなし、むしろ授業がなくなったことを喜ぶ声はライラの耳にも届いていた。
隣に並ぶツアカが「なにかしらね」と肘でつついてくるのに、ライラも「さぁ……?」としか返せない。
そんな中、精霊術士コースで最も発言力を持つナナ教諭が生徒の前に立った。
途端に、ざわめきがやみ、しんと静まり返ったことを確認して、こほんと咳払いをした五十代半ばの凛とした雰囲気を持つ女性教諭は皺のある顔を酷く緊張させた面持ちで口を開いた。
「いま、ここには精霊術士コース、魔術師コースの者、一学年から六学年まで全てに集まってもらっている。理由は、主に精霊術士コースの者に関係がある」
ナナ教諭は精霊術士であるというのに、なぜか講堂に響き渡る声は魔術で拡大されたものだった。
そのことに対する疑問の声は、続くナナ教諭の言葉で沈黙に変わる。
「ここしばらくの間。精霊が次々に失踪している。学園と契約している専属精霊を含め、学園の敷地に住んでいたと思われる精霊も大半がいないことに、気付いている生徒も多いだろう。学園はこの事態を火急の案件とみなし、しばしの間学園を閉鎖することを決めた」
ナナ教諭の最後の言葉には流石に驚きの声が上がった。
ライラも感じ取ってはいた。今まで嫌われていてもすぐそばに感じられていた精霊の気配が薄くなっていることに。けれどそれが、学園を閉鎖するほどまでの大騒ぎになっているとは思いもしなかったのだ。
隣のツアカの表情も青ざめている。精霊術士にとって、精霊は魂の片割れといっていい。特に専属精霊が消えたとあれば、それは命を落とすに等しいことなのだ。
ざわめく生徒達を落ち着かせるように、五十代とは思えない張りのある声が講堂に響き渡る。
「幸い、いまだ個人間で契約している専属精霊が消えたという報告は受けていない。だが、万が一、己の専属精霊の姿が見当たらないものはすみやかに教員に報告するように」
ナナ教諭の言葉にひとまず安堵に胸を撫で下ろす。
学園と契約している精霊と、個人間で契約している精霊では、扱いが違うのだ。
学園側と契約している精霊は、基本的に子供の成長を見守るのが好きであったり、授業に協力することで貰える対価目当てだったりする。
だが、個人間で契約している精霊は、その人個人の人間性に惚れこんで契約してくれているといっていい。
そんな精霊を失えば、次に契約できる精霊を探すのは一苦労だし、それ以上に、精霊術士にとってとてつもない喪失感が付きまとう。
ライラの味わったような絶望を、目の当たりにしている生徒がいないというのは、ライラにとって安心できることだった。
ライラは精霊と個人契約を結んでいたわけではないが、その一歩手前の段階まで進んでいた。
そこから精霊に嫌われてしまった。
あの深遠に落とされたかのような、底なし沼に徐々に溺れていくような、遅効性の毒を飲まされたかのような絶望は、きっと精霊と交流があるものにしかわからない。
「本日より問題解決までの間、学園は全面閉鎖。寮も閉鎖とする。生徒諸君は直ちに荷物をまとめ、帰宅するように!」
その言葉で、緊急集会は締めくくられた。
集められたときと打って変わって、誰もがなにも言えない中、散り散りに散っていく。
人波に押されるようにツアカとともに講堂を出て、寮に向かう。
お互いに無言だ。だって、精霊がいなくなったなんて、精霊術士の卵として、どうしていいのかわからない。
普段饒舌なツアカも今日ばかりは沈痛な面持ちで、部屋にはいるなり黙ってバッグに荷物をつめだした。
ライラもそれに倣って、荷物をつめているとコンコンと部屋の扉がノックされる。
「でるよ」
短くツアカに告げてドアを開ければ、同じ学年の魔術師コースの女の子がたっていた。
とくに交流はないが、ふわふわの茶色の髪を揺らす女生徒には見覚えはあった。よくクミナクのことで突っかかってきた子だ。
「えっと、なにか、用、かな?」
自然と言葉につまりつつの呼びかけになってしまったライラをじろりと琥珀の瞳で見据えて、女生徒は継げた。
「シャール君が、待ってるって。外にいるから、早く行きなさいよ」
用はそれだけだといわんばかりに踵を返した後姿に、慌てて「ありがとう!」と叫ぶように返すと、ちらりと視線だけで返事が返ってきた。
「ツアカ、ちょっといってくる」
「いってらっしゃい」
女生徒の言葉は室内のツアカにも聞こえていただろう。
ライラの言葉に頷いたツアカを確認して、部屋を出る。小走りに寮の出口まで行けば、難しい顔で立っているクミナクがいた。
「クミナク? 準備はもう出来たの?」
「ああ……それより、少しいいかな」
「うん」
クミナクから突っかかられることさえなければ、根が素直なライラは会話は穏やかに出来る。それはクミナクが謝ってきた日から学んだことだ。
クミナクに誘われるまま、寮の中庭のベンチに座る。
女子寮だが、中庭くらいなら男子生徒のクミナクがいても何も言われることはないだろう。
「……精霊のこと、どう思う?」
「いなくなった、精霊のこと?」
「そうだ」
クミナクの声音はいつになく真剣で、自然とライラの口も重くなる。精霊の落とし子が作ったとされる、アルドリア国では精霊はなくてはならないものだ。
魔術も必要だが、きっとそれ以上に、国民の大半は精霊に敬意を示し、精霊の存在に重きを置いている。
それは、ライラとて例外ではない。
いや、精霊の祝福を受けているからこそ、ライラのほうがその重みを実感している。
「……わからない。精霊が、契約を破ることはないはずだし、あるとすれば、よっぽどの事態だけ。……なにが、あったんだろう」
「ライラ、君は」
「? どうしたのクミナク」
沈痛な面持ちで告げるライラに、クミナクはなにかいいた気に口を開いたが、結局言葉を発することはなかった。
「いや、なんでもない。……君の故郷は、辺境だと聞いたけど」
「え、あ、うん。馬車で十日、くらいかな。イーコック村、って聞いたことある?」
「……ない、な」
「だろうねぇ……それくらい、辺境にある村だよ」
突然の話題の移り変わりに、一瞬戸惑ったライラだったが、すぐにクミナクにあわせて、苦笑する。
そんなライラをじっとみつめるクミナクの視線が居心地が悪くて、ライラが「なぁに」と尋ねると、クミナクは酷く真剣な面差しで、とんでもないことを告げた。
「その村に帰ると言うなら、僕も連れて行ってほしい」
「えっ?!」
「そこには、君に精霊の祝福を授けた精霊もいるんだろう? 今回のことを尋ねれば、なにか教えてくれるかもしれない。祝福を授けるほどの精霊だ、相当な力の持ち主だろう?」
「えっと、四大精霊からは外れる、木の精霊だけど、建国からずっといる精霊だから、力はあると、思うけど……」
言いよどんでしまうのは、ヴィクトリア学園に入学するために村を発つ前日。
挨拶にと訪れた木の精霊が、姿を現してくれなかったことを思い出してしまったからだ。
どうしても暗くなってしまう声音で、ライラは淡々と続けた。
「私の呼びかけには、多分応えてくれない。……それでも、いいなら」
クミナクの呼びかけに、応える可能性はゼロと言い切れなかった。
クミナクは精霊こそ視えないが、力は弱くとも四大精霊の内の一つ火の精の強い加護を受けている。それを鑑みれば、あるいは、といえなくもない。
ライラの示した可能性に、クミナクはこくりと頷いた。
「そうと決まったら、僕は荷物を持ってくるから。君は荷物をまとめ終わったら、ここで待っていてほしい」
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