27 / 40
27話・私と彼の『精霊』と『人』の話
しおりを挟む
「精霊はね、人とは違う摂理で生きる生き物。精霊は人に寄り添えるし、その逆も同じ。でも同じ時間は生きられないの」
それは、雫とか土とかがはこばれるのを待つ間の雑談だった。
「でも時折、精霊は人との間に子を成す。彼らはどうしようもなく短命で、私はそれがたまらなく悲しくて、人との間に子をなすその意味がわからなかった。でも、いまなら分かるわ。愛しいのよ。どうしようもなくね。人も、その間に生まれてくる子も。あってみたいと願ってしまうのね」
意味がよくわからなくて首をかしげた私に、彼女は悪戯気にわらった。きらきらと好奇心に輝く瞳が、とてもよく似ていて、胸が痛かった。
「だから、狭間に生まれるあの子たちも、自然と人を愛すようになるわ。精霊と人の狭間の者。だけど、彼らはどうしようもなく、人よりなのよね」
その意味も、昔はわからなかったのだけれど。
ふう、と息を吐き出して。憂うように視線を落として。
小さく、彼女は自信がなさそうに、呟いた。
その姿は、純粋に意外だと思った。そして、そんな表情をして欲しくないと思った。
彼女にはいつだって目をキラキラさせて、輝いていて欲しかった。
「私は、子を愛せるかしら」
大丈夫、とその手を握ることしか、私には出来なかった。
* * *
私は、たとえるなら、なんというか。浮幽霊のような状態らしかった。
どういう原理か全く分からないけれど、私はお腹もすかなければ、睡眠も必要ない。
ついでに、誰の目にも映らない。例外は湖の乙女と名乗ったあの人だけ。
足元だって意識してないとふわふわと浮かんでしまう。ちなみに服装はなぜかふわふわの蒼いドレス。謎過ぎる。
薬も飲まなくて大丈夫。それはとても不思議な心地だった。
もう十年以上薬と友達の状態だったから、薬を飲まなくても普通にしていられるのは、違和感を伴った。
それから、湖の乙女から預けられたレイス……になるはずの水の花の蕾を大事に抱きかかえて立派な、それはそれは立派な白亜の城に戻った王様にも私の姿は見えていなかったし、私がレイスのそばにいても、だれもなにもいわなかった。
王様が急遽しつらえさせた一室、立派過ぎる部屋に、レイスは置かれていた。
赤い玉座を連想させる立派な布の上になぜか一定の距離をもって浮遊して浮かんでいる水の蕾。
私が話しかけても当然返事はないし、それはほかの世話係の人たちも同じ。
むしろ、世話係の人たちのほうが困惑していた。そりゃそうだろう。なにしろ、王様明らかに浮かれていたし、一国の王様が自分の息子だ! っていきなりわけのわからないもの持って帰ってきたら当惑して当然だ。
それでもきちんと仕事をこなすあたり、さすがである。
王様は毎日朝、昼、晩、とレイスの様子を見に来た。色々話しかけていたけど、蕾はなんの反応も返さない。
この世界での当たり前がわからないから、なんともいえないけど、でもまぁ、王様は毎日楽しそうだ。
それいいのか、王様。と、思わなくもない。
「ねぇ、レイス。早くお話したいなぁ」
この夢(夢じゃない可能性のほうが高いけれど、夢じゃないならなんてよべばいいのかわからない)が目覚める気配もなく、早一ヶ月、私は蕾のそばで過ごしていた。
毎日なんでもないことを話しかけて、ときどき現代のことを話題にもして。たぶん寝ていると思う私自身の体がどうなっているのか、大分心配だけど、まぁ、心配しても仕方がないと一週間目にはわりきった。
「ねぇ、レイス。貴方はどんな風に成長するのかな」
この蕾の状態から、どうやって私の知っている姿になるのだろう。楽しみだね、とつん、と蕾をつついたら、ぱぁっとつぼみが光った。
驚いて目を見開いた私の前で、少しだけ蕾が花開いた。それは、満開というにはたりないけれど。それでも、進歩に思えた。
「王様がよろこぶね」
にこにこと、それを笑って見守れるくらいには、心の余裕もあった。
案の定、夜様子を見に来た王様はレイスの変化に大喜びして、宴会だー! と騒いで側近らしき人に窘められていた。
念のため、明日は湖の乙女のところに行く、といっているのを聞いて、レイスもつれていくのかな、なら私も久々に会いたいな、なんて思った。
* * *
「あら、あらあらあら。成長したのね。思ったより早いわ。貴方がいてくれるからかしら」
翌日、有限実行。と、レイスを懐に入れて王様は彼女の元へやってきた。
王様同様喜びをあらわにした彼女の言葉に私が首を傾げる。
むしろ、私の存在ってものすごいイレギュラーな気がするけどなぁ。
そもそも、レイスが生まれて成長するのに私は関わらないはずだし……だよね? え? じゃないと私が出会ったレイスはなんなのって話になるし……あれ? もしかしてタイムパラドックス的な? なにかが? 起きてる?
首を傾げ続ける私を見て、彼女がからころと笑う。鈴の音色のような笑い声は聞いていて心地いい。
「今後はどうしたらいいだろうか」
「そうねぇ。花が開いたら、人の子に会わせて見て。この子の本質は水だから、相手を映して成長するはずよ」
「人の子……同年齢がいいだろうか」
「そのあたりは貴方に任せるわ。私は子育ての経験がないもの」
けろりとした表情で母親らしくないことを言うあたり、やはり感性が違うのだろう。
ちょっと眉を顰めた私を見て、彼女は罰が悪そうに眉を寄せて笑った。
「それに、その子には最高の守り神がついているから。私は下手にかかわらないほうがいいわ」
でないと、その子は『人』ではなくなってしまう。
その言葉にはっとした。私のであったレイスはどこからどうみても、人間で。人間らしくて。人間としか思えなかったけれど。
それが人に囲まれて育った結果だったなら。彼女の元で育つと、私の知るレイスにならないのかもしれない。……私、は。レイスの過去をしらないから。推測しか、できないけれど。
「その子はいずれ『人』として生きていくことを望むでしょう。そのためにも、私のそばにあまりいないほうがいいわ。……寂しいけれどね」
どうしてそう断言できるのかは、少し、わからなかったけれど。
それは、雫とか土とかがはこばれるのを待つ間の雑談だった。
「でも時折、精霊は人との間に子を成す。彼らはどうしようもなく短命で、私はそれがたまらなく悲しくて、人との間に子をなすその意味がわからなかった。でも、いまなら分かるわ。愛しいのよ。どうしようもなくね。人も、その間に生まれてくる子も。あってみたいと願ってしまうのね」
意味がよくわからなくて首をかしげた私に、彼女は悪戯気にわらった。きらきらと好奇心に輝く瞳が、とてもよく似ていて、胸が痛かった。
「だから、狭間に生まれるあの子たちも、自然と人を愛すようになるわ。精霊と人の狭間の者。だけど、彼らはどうしようもなく、人よりなのよね」
その意味も、昔はわからなかったのだけれど。
ふう、と息を吐き出して。憂うように視線を落として。
小さく、彼女は自信がなさそうに、呟いた。
その姿は、純粋に意外だと思った。そして、そんな表情をして欲しくないと思った。
彼女にはいつだって目をキラキラさせて、輝いていて欲しかった。
「私は、子を愛せるかしら」
大丈夫、とその手を握ることしか、私には出来なかった。
* * *
私は、たとえるなら、なんというか。浮幽霊のような状態らしかった。
どういう原理か全く分からないけれど、私はお腹もすかなければ、睡眠も必要ない。
ついでに、誰の目にも映らない。例外は湖の乙女と名乗ったあの人だけ。
足元だって意識してないとふわふわと浮かんでしまう。ちなみに服装はなぜかふわふわの蒼いドレス。謎過ぎる。
薬も飲まなくて大丈夫。それはとても不思議な心地だった。
もう十年以上薬と友達の状態だったから、薬を飲まなくても普通にしていられるのは、違和感を伴った。
それから、湖の乙女から預けられたレイス……になるはずの水の花の蕾を大事に抱きかかえて立派な、それはそれは立派な白亜の城に戻った王様にも私の姿は見えていなかったし、私がレイスのそばにいても、だれもなにもいわなかった。
王様が急遽しつらえさせた一室、立派過ぎる部屋に、レイスは置かれていた。
赤い玉座を連想させる立派な布の上になぜか一定の距離をもって浮遊して浮かんでいる水の蕾。
私が話しかけても当然返事はないし、それはほかの世話係の人たちも同じ。
むしろ、世話係の人たちのほうが困惑していた。そりゃそうだろう。なにしろ、王様明らかに浮かれていたし、一国の王様が自分の息子だ! っていきなりわけのわからないもの持って帰ってきたら当惑して当然だ。
それでもきちんと仕事をこなすあたり、さすがである。
王様は毎日朝、昼、晩、とレイスの様子を見に来た。色々話しかけていたけど、蕾はなんの反応も返さない。
この世界での当たり前がわからないから、なんともいえないけど、でもまぁ、王様は毎日楽しそうだ。
それいいのか、王様。と、思わなくもない。
「ねぇ、レイス。早くお話したいなぁ」
この夢(夢じゃない可能性のほうが高いけれど、夢じゃないならなんてよべばいいのかわからない)が目覚める気配もなく、早一ヶ月、私は蕾のそばで過ごしていた。
毎日なんでもないことを話しかけて、ときどき現代のことを話題にもして。たぶん寝ていると思う私自身の体がどうなっているのか、大分心配だけど、まぁ、心配しても仕方がないと一週間目にはわりきった。
「ねぇ、レイス。貴方はどんな風に成長するのかな」
この蕾の状態から、どうやって私の知っている姿になるのだろう。楽しみだね、とつん、と蕾をつついたら、ぱぁっとつぼみが光った。
驚いて目を見開いた私の前で、少しだけ蕾が花開いた。それは、満開というにはたりないけれど。それでも、進歩に思えた。
「王様がよろこぶね」
にこにこと、それを笑って見守れるくらいには、心の余裕もあった。
案の定、夜様子を見に来た王様はレイスの変化に大喜びして、宴会だー! と騒いで側近らしき人に窘められていた。
念のため、明日は湖の乙女のところに行く、といっているのを聞いて、レイスもつれていくのかな、なら私も久々に会いたいな、なんて思った。
* * *
「あら、あらあらあら。成長したのね。思ったより早いわ。貴方がいてくれるからかしら」
翌日、有限実行。と、レイスを懐に入れて王様は彼女の元へやってきた。
王様同様喜びをあらわにした彼女の言葉に私が首を傾げる。
むしろ、私の存在ってものすごいイレギュラーな気がするけどなぁ。
そもそも、レイスが生まれて成長するのに私は関わらないはずだし……だよね? え? じゃないと私が出会ったレイスはなんなのって話になるし……あれ? もしかしてタイムパラドックス的な? なにかが? 起きてる?
首を傾げ続ける私を見て、彼女がからころと笑う。鈴の音色のような笑い声は聞いていて心地いい。
「今後はどうしたらいいだろうか」
「そうねぇ。花が開いたら、人の子に会わせて見て。この子の本質は水だから、相手を映して成長するはずよ」
「人の子……同年齢がいいだろうか」
「そのあたりは貴方に任せるわ。私は子育ての経験がないもの」
けろりとした表情で母親らしくないことを言うあたり、やはり感性が違うのだろう。
ちょっと眉を顰めた私を見て、彼女は罰が悪そうに眉を寄せて笑った。
「それに、その子には最高の守り神がついているから。私は下手にかかわらないほうがいいわ」
でないと、その子は『人』ではなくなってしまう。
その言葉にはっとした。私のであったレイスはどこからどうみても、人間で。人間らしくて。人間としか思えなかったけれど。
それが人に囲まれて育った結果だったなら。彼女の元で育つと、私の知るレイスにならないのかもしれない。……私、は。レイスの過去をしらないから。推測しか、できないけれど。
「その子はいずれ『人』として生きていくことを望むでしょう。そのためにも、私のそばにあまりいないほうがいいわ。……寂しいけれどね」
どうしてそう断言できるのかは、少し、わからなかったけれど。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
【完結】そして異世界の迷い子は、浄化の聖女となりまして。
和島逆
ファンタジー
七年前、私は異世界に転移した。
黒髪黒眼が忌避されるという、日本人にはなんとも生きにくいこの世界。
私の願いはただひとつ。目立たず、騒がず、ひっそり平和に暮らすこと!
薬師助手として過ごした静かな日々は、ある日突然終わりを告げてしまう。
そうして私は自分の居場所を探すため、ちょっぴり残念なイケメンと旅に出る。
目指すは平和で平凡なハッピーライフ!
連れのイケメンをしばいたり、トラブルに巻き込まれたりと忙しい毎日だけれど。
この異世界で笑って生きるため、今日も私は奮闘します。
*他サイトでの初投稿作品を改稿したものです。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
異世界に喚ばれた私は二人の騎士から逃げられない
紅子
恋愛
異世界に召喚された・・・・。そんな馬鹿げた話が自分に起こるとは思わなかった。不可抗力。女性の極めて少ないこの世界で、誰から見ても外見中身とも極上な騎士二人に捕まった私は山も谷もない甘々生活にどっぷりと浸かっている。私を押し退けて自分から飛び込んできたお花畑ちゃんも素敵な人に出会えるといいね・・・・。
完結済み。全19話。
毎日00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
物置部屋に追いやられた伯爵令嬢ですが、公爵様に見初められて人生逆転しました〜妹の引き立て役だったのに、今では社交界の花と呼ばれています〜
丸顔ちゃん。
恋愛
伯爵家の令嬢セレナは、実母の死後、継母と義妹に虐げられて育った。
与えられた部屋は使用人以下の物置、食事は残飯、服はボロ。
専属侍女も与えられず、家の運営や帳簿管理まで押し付けられ、
失敗すれば鞭打ち――それが彼女の日常だった。
そんなある日、世間体のためだけに同行させられた夜会で、
セレナは公爵家の跡取りレオンと出会う。
「あなたの瞳は、こんな場所に閉じ込めていいものではない」
彼はセレナの知性と静かな強さに一瞬で心を奪われ、
彼女の境遇を知ると激怒し、家族の前で堂々と求婚する。
嫁ぎ先の公爵家で、セレナは初めて“人として扱われ”、
広い部屋、美味しい食事、優しい侍女たちに囲まれ、
独学で身につけた知識を活かして家の運営でも大活躍。
栄養と愛情を取り戻したセレナは、
誰もが振り返るほどの美しさを開花させ、
社交界で注目される存在となる。
一方、セレナを失った伯爵家は、
彼女の能力なしでは立ち行かず、
ゆっくりと没落していくのだった――。
虐げられた令嬢が、公爵の愛と自分の才能で幸せを掴む逆転物語。
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる