7 / 33
第5話・世界滅亡
しおりを挟む
クーリストが王城に戻って、わたしも自室に戻った。
今日は家庭教師が来るのは昼過ぎからだ。
だから、午前中は自由にしていていい。
わたしは机に向かって真っ白なノートを取り出す。
考えないといけないことは山積みだ。
クーリストが死ぬ未来の回避が当面の目標ではあるが、それには避けて通れない現実がある。
(世界滅亡の危機の回避……!)
そもそも世界滅亡の危機が起こらなければクーリストが死ぬ未来だってないのだ。
根本の原因を解決するべく、わたしは真っ白なノートに羽ペンでゲームの知識を綴っていく。
(えーと、ゲームではクーリストは主人公が敵対する国の王子だったから……)
ゲームの大まかなあらすじはこう。
数千年前に勇者によって封印された世界を滅ぼさんとした魔王が復活の兆しを見せている。
それに気づいた隣国エクスレムが、新たな勇者を選出した。
聖剣に選ばれた主人公は元は平民だったけど、勇者として今度こそ魔王を封印ではなく打ち倒すための旅に出る。
その中で、外交でギスギスしていた我が国サクスエルに協力を求めてきた。
魔王復活は世界の危機である。王は難色を示したが、王妃と王子(この王子はゲーム内で王位第一継承権を持つキーラグエン)に説得され、和平の証としてクーリストを勇者のパーティーに入れた。
……ゲームをプレイしていた時は、念願のクーリストのパーティーインに浮かれて気にしなかったけど、いまならわかる。
王は、進言した王位第一継承権をもつキーラグエンではなく、死んでも困らない第三王位継承権保持者のクーリストを勇者のパーティに放り込んだのだ。
すっっっごくむかつきますね?!
相手が格上の王様ではなかったら今すぐあの無駄に蓄えられた髭をひっこぬきにいきたい!!
まぁ、個人的感情はいったん横に置いて、ストーリーを思い出そう。
クーリストを加えて勇者たちの旅は続く。
魔物と戦ったり、時には人間とも敵対して、魔王に辿り着く前に。
――裏切り者によって、クーリストは命を落とすのだ。
クーリストは魔王でも、魔物でもなく、人間の裏切りによって、死んだ。
クーリストを裏切ったのは、王家だ。クーリストが邪魔だった。それ以上に、勇者が邪魔だった、我が国の王家。
世界を救う勇者を輩出したのが、自国ではなかったのが、気に入らなかったのだ。
だから、殺そうとした。勇者共々、クーリストごと、海の底に鎮めようとした。
たしか、魔王を倒すためのアイテム探索の依頼で海の底のマップにいくイベントがあって、そこで裏切り者によって海底に沈められかけたのだ。
勇者たちが脱出する時間を稼ぐため、送り込まれた暗殺者と野党に扮した騎士団の人間を相手に大立ち回りをして、クーリストは死んだ。
……まって、野党に扮した、騎士団……?
王家が、王家直属の騎士団を動かしたとは考えにくい。いくらなんでも、王家が直々にクーリストに手を下すとは思えない。
なら、仲介役がいたはずだ。
クーリストに手を下したのは。
(お父様、だ)
そう、クーリストを裏切ったのは公爵だった。
そして、我が国において公爵と名がつくのは、お父様だけ。それが示す事実は一つ。
(わたしは、クーリストを殺す男の娘なの……?)
目の前が、真っ暗になったかと思った。実際、くらりとして机に突っ伏す。涙があふれて止まらない。
『ライラ』として過ごした五年に育まれた父親への愛情が父がそんなことをするわけないと訴える。
娘に甘くて、将来を楽しみにしていると、ことあるごとにたくさんの贈り物をしてくれる愛情にあふれたお父様。
でも、その一方で。
『星来』が知っている。
公爵である父の冷徹さ。ゲームにおける、クーリストを迫害する台詞の数々。
きっと、ゲームの中のお父様は、クーリストが死んで高笑いでもしたのだろう。ああ、想像に難くない。
『わたし』でも知っている。お父様は政敵に容赦がないと。
『ライラ』に甘いお父様の、もう一つの顔。
宰相として国のために辣腕を振るうお父様にとって、王妃様の外聞を損ねるクーリストがいかに邪魔だったかを、理解してしまったから。
わたし、わたし、は。
(絶対に、クーリストを、助ける)
死なせない。絶対に。
わたしがクーリストを大好きだからっていうのはもちろんあるけど、それ以上に。
ちょっと髪と目の色が違うっていうだけで、孤独な幼少期を過ごして、寂しい思いをして、やっと認めてもらえると、国に民に、なにより両親に認めてもらうために、過酷な旅に出ることを決意したクーリストの思いを知っているから。
「わたしが、ぜったいに」
(クーリストを、孤独にはさせない)
決意を胸に、滲んだ涙を拭きとって。わたしはノートを閉じた。
わたしはこの世界が舞台のゲームを完クリしていない。ストーリーはクーリストの離脱までしかわからない。
だったら。
いまのわたしにできるのは。
「お父様にクーリストのすばらしさを認めてもらうのよ!」
そんな、微々たる手回しくらい。でも、きっと怠ってはいけないこと。
お父様がクーリストの存在を認めてくれれば、国の益になると判断してくれれば。きっと、未来は変わるから。
お父様がクーリストを手にかけたら、わたしは絶対にお父様を許せない。
愛するお父様をこの手にかけないためにも、わたしはがんばらないといけない。
そこまで考えて、はたと気づいた。
……お父様が海のダンジョンに私設騎士団(野党変装)を送ってきた時に、騎士団を率いていたの、赤毛で赤い瞳の、暗殺者だったような……?
(あの暗殺者、セイラだわ!!)
まって! もしかしてわたし! 自分でフラグをたてたの!?
お父様にセイラ(暗殺者)を引き合わせたことを思い出して、ざっと顔から血の気が引いた。
今日は家庭教師が来るのは昼過ぎからだ。
だから、午前中は自由にしていていい。
わたしは机に向かって真っ白なノートを取り出す。
考えないといけないことは山積みだ。
クーリストが死ぬ未来の回避が当面の目標ではあるが、それには避けて通れない現実がある。
(世界滅亡の危機の回避……!)
そもそも世界滅亡の危機が起こらなければクーリストが死ぬ未来だってないのだ。
根本の原因を解決するべく、わたしは真っ白なノートに羽ペンでゲームの知識を綴っていく。
(えーと、ゲームではクーリストは主人公が敵対する国の王子だったから……)
ゲームの大まかなあらすじはこう。
数千年前に勇者によって封印された世界を滅ぼさんとした魔王が復活の兆しを見せている。
それに気づいた隣国エクスレムが、新たな勇者を選出した。
聖剣に選ばれた主人公は元は平民だったけど、勇者として今度こそ魔王を封印ではなく打ち倒すための旅に出る。
その中で、外交でギスギスしていた我が国サクスエルに協力を求めてきた。
魔王復活は世界の危機である。王は難色を示したが、王妃と王子(この王子はゲーム内で王位第一継承権を持つキーラグエン)に説得され、和平の証としてクーリストを勇者のパーティーに入れた。
……ゲームをプレイしていた時は、念願のクーリストのパーティーインに浮かれて気にしなかったけど、いまならわかる。
王は、進言した王位第一継承権をもつキーラグエンではなく、死んでも困らない第三王位継承権保持者のクーリストを勇者のパーティに放り込んだのだ。
すっっっごくむかつきますね?!
相手が格上の王様ではなかったら今すぐあの無駄に蓄えられた髭をひっこぬきにいきたい!!
まぁ、個人的感情はいったん横に置いて、ストーリーを思い出そう。
クーリストを加えて勇者たちの旅は続く。
魔物と戦ったり、時には人間とも敵対して、魔王に辿り着く前に。
――裏切り者によって、クーリストは命を落とすのだ。
クーリストは魔王でも、魔物でもなく、人間の裏切りによって、死んだ。
クーリストを裏切ったのは、王家だ。クーリストが邪魔だった。それ以上に、勇者が邪魔だった、我が国の王家。
世界を救う勇者を輩出したのが、自国ではなかったのが、気に入らなかったのだ。
だから、殺そうとした。勇者共々、クーリストごと、海の底に鎮めようとした。
たしか、魔王を倒すためのアイテム探索の依頼で海の底のマップにいくイベントがあって、そこで裏切り者によって海底に沈められかけたのだ。
勇者たちが脱出する時間を稼ぐため、送り込まれた暗殺者と野党に扮した騎士団の人間を相手に大立ち回りをして、クーリストは死んだ。
……まって、野党に扮した、騎士団……?
王家が、王家直属の騎士団を動かしたとは考えにくい。いくらなんでも、王家が直々にクーリストに手を下すとは思えない。
なら、仲介役がいたはずだ。
クーリストに手を下したのは。
(お父様、だ)
そう、クーリストを裏切ったのは公爵だった。
そして、我が国において公爵と名がつくのは、お父様だけ。それが示す事実は一つ。
(わたしは、クーリストを殺す男の娘なの……?)
目の前が、真っ暗になったかと思った。実際、くらりとして机に突っ伏す。涙があふれて止まらない。
『ライラ』として過ごした五年に育まれた父親への愛情が父がそんなことをするわけないと訴える。
娘に甘くて、将来を楽しみにしていると、ことあるごとにたくさんの贈り物をしてくれる愛情にあふれたお父様。
でも、その一方で。
『星来』が知っている。
公爵である父の冷徹さ。ゲームにおける、クーリストを迫害する台詞の数々。
きっと、ゲームの中のお父様は、クーリストが死んで高笑いでもしたのだろう。ああ、想像に難くない。
『わたし』でも知っている。お父様は政敵に容赦がないと。
『ライラ』に甘いお父様の、もう一つの顔。
宰相として国のために辣腕を振るうお父様にとって、王妃様の外聞を損ねるクーリストがいかに邪魔だったかを、理解してしまったから。
わたし、わたし、は。
(絶対に、クーリストを、助ける)
死なせない。絶対に。
わたしがクーリストを大好きだからっていうのはもちろんあるけど、それ以上に。
ちょっと髪と目の色が違うっていうだけで、孤独な幼少期を過ごして、寂しい思いをして、やっと認めてもらえると、国に民に、なにより両親に認めてもらうために、過酷な旅に出ることを決意したクーリストの思いを知っているから。
「わたしが、ぜったいに」
(クーリストを、孤独にはさせない)
決意を胸に、滲んだ涙を拭きとって。わたしはノートを閉じた。
わたしはこの世界が舞台のゲームを完クリしていない。ストーリーはクーリストの離脱までしかわからない。
だったら。
いまのわたしにできるのは。
「お父様にクーリストのすばらしさを認めてもらうのよ!」
そんな、微々たる手回しくらい。でも、きっと怠ってはいけないこと。
お父様がクーリストの存在を認めてくれれば、国の益になると判断してくれれば。きっと、未来は変わるから。
お父様がクーリストを手にかけたら、わたしは絶対にお父様を許せない。
愛するお父様をこの手にかけないためにも、わたしはがんばらないといけない。
そこまで考えて、はたと気づいた。
……お父様が海のダンジョンに私設騎士団(野党変装)を送ってきた時に、騎士団を率いていたの、赤毛で赤い瞳の、暗殺者だったような……?
(あの暗殺者、セイラだわ!!)
まって! もしかしてわたし! 自分でフラグをたてたの!?
お父様にセイラ(暗殺者)を引き合わせたことを思い出して、ざっと顔から血の気が引いた。
35
あなたにおすすめの小説
ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~
翡翠蓮
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
前世で孵した竜の卵~幼竜が竜王になって迎えに来ました~
高遠すばる
恋愛
エリナには前世の記憶がある。
先代竜王の「仮の伴侶」であり、人間貴族であった「エリスティナ」の記憶。
先代竜王に真の番が現れてからは虐げられる日々、その末に追放され、非業の死を遂げたエリスティナ。
普通の平民に生まれ変わったエリスティナ、改めエリナは強く心に決めている。
「もう二度と、竜種とかかわらないで生きていこう!」
たったひとつ、心残りは前世で捨てられていた卵から孵ったはちみつ色の髪をした竜種の雛のこと。クリスと名付け、かわいがっていたその少年のことだけが忘れられない。
そんなある日、エリナのもとへ、今代竜王の遣いがやってくる。
はちみつ色の髪をした竜王曰く。
「あなたが、僕の運命の番だからです。エリナ。愛しいひと」
番なんてもうこりごり、そんなエリナとエリナを一身に愛する竜王のラブロマンス・ファンタジー!
【完結】たれ耳うさぎの伯爵令嬢は、王宮魔術師様のお気に入り
楠結衣
恋愛
華やかな卒業パーティーのホール、一人ため息を飲み込むソフィア。
たれ耳うさぎ獣人であり、伯爵家令嬢のソフィアは、学園の噂に悩まされていた。
婚約者のアレックスは、聖女と呼ばれる美少女と婚約をするという。そんな中、見せつけるように、揃いの色のドレスを身につけた聖女がアレックスにエスコートされてやってくる。
しかし、ソフィアがアレックスに対して不満を言うことはなかった。
なぜなら、アレックスが聖女と結婚を誓う魔術を使っているのを偶然見てしまったから。
せめて、婚約破棄される瞬間は、アレックスのお気に入りだったたれ耳が、可愛く見えるように願うソフィア。
「ソフィーの耳は、ふわふわで気持ちいいね」
「ソフィーはどれだけ僕を夢中にさせたいのかな……」
かつて掛けられた甘い言葉の数々が、ソフィアの胸を締め付ける。
執着していたアレックスの真意とは?ソフィアの初恋の行方は?!
見た目に自信のない伯爵令嬢と、伯爵令嬢のたれ耳をこよなく愛する見た目は余裕のある大人、中身はちょっぴり変態な先生兼、王宮魔術師の溺愛ハッピーエンドストーリーです。
*全16話+番外編の予定です
*あまあです(ざまあはありません)
*2023.2.9ホットランキング4位 ありがとうございます♪
【完結】海外在住だったので、異世界転移なんてなんともありません
ソニエッタ
ファンタジー
言葉が通じない? それ、日常でした。
文化が違う? 慣れてます。
命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。
NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。
いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。
スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。
今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。
「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」
ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。
そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。
「転生したら推しの悪役宰相と婚約してました!?」〜推しが今日も溺愛してきます〜 (旧題:転生したら報われない悪役夫を溺愛することになった件)
透子(とおるこ)
恋愛
読んでいた小説の中で一番好きだった“悪役宰相グラヴィス”。
有能で冷たく見えるけど、本当は一途で優しい――そんな彼が、報われずに処刑された。
「今度こそ、彼を幸せにしてあげたい」
そう願った瞬間、気づけば私は物語の姫ジェニエットに転生していて――
しかも、彼との“政略結婚”が目前!?
婚約から始まる、再構築系・年の差溺愛ラブ。
“報われない推し”が、今度こそ幸せになるお話。
【完結】 異世界に転生したと思ったら公爵令息の4番目の婚約者にされてしまいました。……はあ?
はくら(仮名)
恋愛
ある日、リーゼロッテは前世の記憶と女神によって転生させられたことを思い出す。当初は困惑していた彼女だったが、とにかく普段通りの生活と学園への登校のために外に出ると、その通学路の途中で貴族のヴォクス家の令息に見初められてしまい婚約させられてしまう。そしてヴォクス家に連れられていってしまった彼女が聞かされたのは、自分が4番目の婚約者であるという事実だった。
※本作は別ペンネームで『小説家になろう』にも掲載しています。
本の虫令嬢ですが「君が番だ! 間違いない」と、竜騎士様が迫ってきます
氷雨そら
恋愛
本の虫として社交界に出ることもなく、婚約者もいないミリア。
「君が番だ! 間違いない」
(番とは……!)
今日も読書にいそしむミリアの前に現れたのは、王都にたった一人の竜騎士様。
本好き令嬢が、強引な竜騎士様に振り回される竜人の番ラブコメ。
小説家になろう様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる