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26.いっそ俺自身も
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時間は巻き戻った。まだ穂花は生きている。
だけどもう何をしようという気力も失われていた。
何をしようと無駄なのかもしれない。
穂花が今日ここであの車にひかれて死ぬ事は運命として決められているのかもしれない。俺がどんなに回避しようとしても成り立たないのかもしれない。
俺はもう自分の部屋から動けなかった。電話をかけることもできなかった。
穂花の家に向かう事すら出来なかった。
何回繰り返しても起きてしまう事故に、俺はもはや心が折れてしまっていた。
何度繰り返しても結末は変わらない。何をしても上手くいかない。
どれだけ救おうとしても、ほんの少し何か思っていない事が起きて、必ず事故は繰り返されてしまう。
『たかし、しっかりして』
だからフェルが漏らした声にも何も答えられずにいた。
このままだと穂花が死んでしまう事はわかっていた。
なのに救おうという気持ちが浮かんでこない。救えるんだと思えなかった。
繰り返してきた時間が俺の心を侵していた。どうしても何をしても救えない。
玄関を押さえつけて外に出させないようにすればと考えてみた。だけどきっとそうしたらリビングの大きな窓から出てきてしまうのだろう。
たぶんそういう小手先の事では救えないんだ。
穂花が死ぬ事はもう運命によって決められてしまっているのだろうか。穂花がいなくなることは誰にも避けられないのだろうか。
それならば穂花がいない世界になんて意味はない。ならいっそのこと俺自身も死んでしまうべきだろうか。それなら穂花とずっと一緒にいられるじゃないか。
それは魅力的な提案に思えた。そうだ。そうしてしまえば。
そこまで考えて、大きく首を振るう。
そうじゃない。そうじゃないんだ。
俺は穂花と一緒にいたい。だけどそれはただ一緒にいられればいいという訳じゃ無い。俺は穂花を失いたくないんだ。穂花に生きていて欲しいんだ。穂花に輝いていて欲しいんだ。
だけど何をすればいいのかわからなかった。何をしてもうまくいなかった。
繰り返される事態に俺はいつになく弱音をこぼしていた。
「なぁ、フェル。なんで何をしてもうまくいかないんだ。どうすればいい。教えてくれよ。フェル」
俺は自分の無力さにうなされながらも、それでも何か救う術がないのかと、フェルにすがらずにはいられなかった。
フェルは時間を巻き戻す力を持っている。ならこの事態を引き起こした原因だって、何か知っているかもしれない。どうしていくつも行動を変えているにもかかわらず、穂花は何度も命を失ってしまうのか。その謎を知っているかもしれない。
ほんのわずかな願いをこめて、フェルに訊ねかける。
フェルは少し何かを考えたあと、それからゆっくりとした声で答えた。
『私にも確証がある訳じゃ無いんだけど、それでもいいかな』
言いながらも俺とは視線を合わせないまま外へと顔を向ける。
「それでいい! 何かあるなら聴かせてくれ!!」
だけど俺はそんなフェルの様子には気がつかずに、思わず立ち上がってフェルの座る机の前まで近づいていく。
何かあるのか。穂花を救える方法が何か。期待して思わずフェルのそばにまで駆け寄っていた。
『たぶんほのかが事故に遭うのは、いまの時間の流れではもう決まってしまっているんだと思う』
だけどフェルが答えたのは、絶望としか言えない言葉だった。
救う手段がないと言われたのに等しかった。
穂花は救えない。それでは意味がなかった。
運命は避けられない。誰も変えられない。それは俺が望んでいた答えではなかった。
「そんな……なにか方法はないのかよ……」
ぼそりとつぶやく。もうフェルに訊ねている訳ですらなかった。
この時間では救えない。三十分戻す事に意味がない。だとしたらどうすればいいのか、俺ににはもうわからなかった。
フェルはそんな俺を見かねたかのように再び言葉を紡ぐ。
『たかしは因果律って知ってる?』
フェルの告げた言葉はよく知らない話だった。急に何の話を始めたんだとも思うけれど、フェルが何かを伝えようとしているのはわかった。
「いん……? 知らないが、それがどうしたんだ」
聞き慣れない言葉にもういちど繰り返す事すらできない。
でもそこに何か意味があるのだろう。フェルの言葉を聞き逃すまいと、俺は耳をかたむけていた。
『因果律。全ての出来事にはその結果に導くための原因があるって言葉なんだけど。その考えに従えば、何度繰り返してもほのかが事故に遭う事になる原因がどこかにあって、その原因を取り除かない限り、多少の違いはあれど、ほのかが事故に遭う事は避けられないってこと。それでね。たかしには言いづらいけど』
フェルはゆっくりと言葉を続けていた。
『ほのかが事故にあう原因は三十分以上前にあるんだと思う。だから因果律によって、何をしても穂花は事故にあってしまうの』
フェルの言葉はやはり穂花を救えないという話だった。
だけどわざわざこんな話をするってことは、何かフェルには考えがあるのだとも思う。
フェルは意味がないことはしない。だからきっと何かがあるはずだ。何とか心を奮い起こして、俺はフェルへと言葉を返していた。
「けど事故にあうのは原因はあの車が暴走してくるからで、それにさえ遭わなければ大丈夫ってことじゃないのか」
因果律というものが何を意味しているのかはよくわからなかった。だけど穂花が事故にあう原因はあの車の暴走で、それさえなければ穂花の事故を止める事は出来ると思う。
だけどそれを取り除く事は俺にはできない。三十分戻したところで、あのドライバーを何とか出来る訳では無い。だから俺は別の要因、穂花が外に出てしまう事を止めようとした。だけどそれは何をしてもうまくはいかなかった。フェルがいうようにこれ以上繰り返したとしても、もはや避ける事が出来るとは思えなかった。
『そうだね。でも物事の原因っていうのはさ、そんな直接的な原因だけじゃなくて、間接的につながっている原因もある。いくつもの出来事は積み重なって結果になっていく。風が吹けば桶屋が儲かるって話しってるでしょ。意外な事が積み重なって、意外な結果につながっていくっていう例え。それと同じように因果律によってほのかが事故に遭う事が決まった原因は、もっと違うところにあるんじゃないかってこと。例えばほのかがこの日駅に向かおうとする理由になったこと、つまりほのかがオーディションを受ける事を決めたことが、事故に遭う原因になっているんじゃないかな』
フェルの言葉にようやく少し状況が飲み込めてきた。
つまりドライバーが暴走するといった直接的な原因ではなくて、穂花がこの日オーディションにでるために家を出ることを決めた。そのことが未来に穂花が事故に遭う事を決定づけた。そういう事を言っているのだろう。
だけどそうだとしたら、やっぱり俺には穂花を救えない。三十分しか戻せない力では、穂花が事故に遭うことを防ぐことはできない。
絶望が俺の中に蔓延していく。うすうす気がついてはいたけれど、こうして言葉にして突きつけられると苦しさが俺の中を満たしていく。
「だとしたら、三十分戻すだけじゃ絶対に穂花は救えない。そういうことになるのか」
すがるようにしてフェルに問いかける。そうじゃないと否定して欲しかった。
だけどフェルが続けた台詞は、そんな俺の気持ちを裏切る言葉でしかなかった。
『そうなるね。だから今のままじゃほのかを救うのは無理だと思う』
フェルの残酷な通知に俺の心がもうぽっきりと折れてしまうのを感じていた。
へなへなと座り込んで、乾いた笑いを漏らす事しかできなかった。
だけどそんな俺にフェルはまだ言葉を続ける。
『でも、ね。……まだ方法があるの』
フェルは少しだけ言いよどむ。
いつもはっきりと物を言うフェルにしては珍しい事だった。だけどこの時の俺はそんな事にも気がつかなかった。穂花を救えるかもしれない。それだけに心が躍らされていた。折れた心がつなぎ合わされるのを感じていた。
立ち上がって、そのままフェルに詰め寄っていく。
「本当か!? どうすれば」
穂花を救うためならどんな事でもする。穂花を救いたい。救えるなら、神様だろうが悪魔だろうが、魂を売ってもいい。そうとすら思っていた。
そしてフェルが告げた言葉は神様の救いの糸だったのか、それとも悪魔のささやきだったのか。この時は俺には判断はつかなかった。ただそれでも目の前にたらされた糸に手を伸ばす以外の方法はなかった。
だけどもう何をしようという気力も失われていた。
何をしようと無駄なのかもしれない。
穂花が今日ここであの車にひかれて死ぬ事は運命として決められているのかもしれない。俺がどんなに回避しようとしても成り立たないのかもしれない。
俺はもう自分の部屋から動けなかった。電話をかけることもできなかった。
穂花の家に向かう事すら出来なかった。
何回繰り返しても起きてしまう事故に、俺はもはや心が折れてしまっていた。
何度繰り返しても結末は変わらない。何をしても上手くいかない。
どれだけ救おうとしても、ほんの少し何か思っていない事が起きて、必ず事故は繰り返されてしまう。
『たかし、しっかりして』
だからフェルが漏らした声にも何も答えられずにいた。
このままだと穂花が死んでしまう事はわかっていた。
なのに救おうという気持ちが浮かんでこない。救えるんだと思えなかった。
繰り返してきた時間が俺の心を侵していた。どうしても何をしても救えない。
玄関を押さえつけて外に出させないようにすればと考えてみた。だけどきっとそうしたらリビングの大きな窓から出てきてしまうのだろう。
たぶんそういう小手先の事では救えないんだ。
穂花が死ぬ事はもう運命によって決められてしまっているのだろうか。穂花がいなくなることは誰にも避けられないのだろうか。
それならば穂花がいない世界になんて意味はない。ならいっそのこと俺自身も死んでしまうべきだろうか。それなら穂花とずっと一緒にいられるじゃないか。
それは魅力的な提案に思えた。そうだ。そうしてしまえば。
そこまで考えて、大きく首を振るう。
そうじゃない。そうじゃないんだ。
俺は穂花と一緒にいたい。だけどそれはただ一緒にいられればいいという訳じゃ無い。俺は穂花を失いたくないんだ。穂花に生きていて欲しいんだ。穂花に輝いていて欲しいんだ。
だけど何をすればいいのかわからなかった。何をしてもうまくいなかった。
繰り返される事態に俺はいつになく弱音をこぼしていた。
「なぁ、フェル。なんで何をしてもうまくいかないんだ。どうすればいい。教えてくれよ。フェル」
俺は自分の無力さにうなされながらも、それでも何か救う術がないのかと、フェルにすがらずにはいられなかった。
フェルは時間を巻き戻す力を持っている。ならこの事態を引き起こした原因だって、何か知っているかもしれない。どうしていくつも行動を変えているにもかかわらず、穂花は何度も命を失ってしまうのか。その謎を知っているかもしれない。
ほんのわずかな願いをこめて、フェルに訊ねかける。
フェルは少し何かを考えたあと、それからゆっくりとした声で答えた。
『私にも確証がある訳じゃ無いんだけど、それでもいいかな』
言いながらも俺とは視線を合わせないまま外へと顔を向ける。
「それでいい! 何かあるなら聴かせてくれ!!」
だけど俺はそんなフェルの様子には気がつかずに、思わず立ち上がってフェルの座る机の前まで近づいていく。
何かあるのか。穂花を救える方法が何か。期待して思わずフェルのそばにまで駆け寄っていた。
『たぶんほのかが事故に遭うのは、いまの時間の流れではもう決まってしまっているんだと思う』
だけどフェルが答えたのは、絶望としか言えない言葉だった。
救う手段がないと言われたのに等しかった。
穂花は救えない。それでは意味がなかった。
運命は避けられない。誰も変えられない。それは俺が望んでいた答えではなかった。
「そんな……なにか方法はないのかよ……」
ぼそりとつぶやく。もうフェルに訊ねている訳ですらなかった。
この時間では救えない。三十分戻す事に意味がない。だとしたらどうすればいいのか、俺ににはもうわからなかった。
フェルはそんな俺を見かねたかのように再び言葉を紡ぐ。
『たかしは因果律って知ってる?』
フェルの告げた言葉はよく知らない話だった。急に何の話を始めたんだとも思うけれど、フェルが何かを伝えようとしているのはわかった。
「いん……? 知らないが、それがどうしたんだ」
聞き慣れない言葉にもういちど繰り返す事すらできない。
でもそこに何か意味があるのだろう。フェルの言葉を聞き逃すまいと、俺は耳をかたむけていた。
『因果律。全ての出来事にはその結果に導くための原因があるって言葉なんだけど。その考えに従えば、何度繰り返してもほのかが事故に遭う事になる原因がどこかにあって、その原因を取り除かない限り、多少の違いはあれど、ほのかが事故に遭う事は避けられないってこと。それでね。たかしには言いづらいけど』
フェルはゆっくりと言葉を続けていた。
『ほのかが事故にあう原因は三十分以上前にあるんだと思う。だから因果律によって、何をしても穂花は事故にあってしまうの』
フェルの言葉はやはり穂花を救えないという話だった。
だけどわざわざこんな話をするってことは、何かフェルには考えがあるのだとも思う。
フェルは意味がないことはしない。だからきっと何かがあるはずだ。何とか心を奮い起こして、俺はフェルへと言葉を返していた。
「けど事故にあうのは原因はあの車が暴走してくるからで、それにさえ遭わなければ大丈夫ってことじゃないのか」
因果律というものが何を意味しているのかはよくわからなかった。だけど穂花が事故にあう原因はあの車の暴走で、それさえなければ穂花の事故を止める事は出来ると思う。
だけどそれを取り除く事は俺にはできない。三十分戻したところで、あのドライバーを何とか出来る訳では無い。だから俺は別の要因、穂花が外に出てしまう事を止めようとした。だけどそれは何をしてもうまくはいかなかった。フェルがいうようにこれ以上繰り返したとしても、もはや避ける事が出来るとは思えなかった。
『そうだね。でも物事の原因っていうのはさ、そんな直接的な原因だけじゃなくて、間接的につながっている原因もある。いくつもの出来事は積み重なって結果になっていく。風が吹けば桶屋が儲かるって話しってるでしょ。意外な事が積み重なって、意外な結果につながっていくっていう例え。それと同じように因果律によってほのかが事故に遭う事が決まった原因は、もっと違うところにあるんじゃないかってこと。例えばほのかがこの日駅に向かおうとする理由になったこと、つまりほのかがオーディションを受ける事を決めたことが、事故に遭う原因になっているんじゃないかな』
フェルの言葉にようやく少し状況が飲み込めてきた。
つまりドライバーが暴走するといった直接的な原因ではなくて、穂花がこの日オーディションにでるために家を出ることを決めた。そのことが未来に穂花が事故に遭う事を決定づけた。そういう事を言っているのだろう。
だけどそうだとしたら、やっぱり俺には穂花を救えない。三十分しか戻せない力では、穂花が事故に遭うことを防ぐことはできない。
絶望が俺の中に蔓延していく。うすうす気がついてはいたけれど、こうして言葉にして突きつけられると苦しさが俺の中を満たしていく。
「だとしたら、三十分戻すだけじゃ絶対に穂花は救えない。そういうことになるのか」
すがるようにしてフェルに問いかける。そうじゃないと否定して欲しかった。
だけどフェルが続けた台詞は、そんな俺の気持ちを裏切る言葉でしかなかった。
『そうなるね。だから今のままじゃほのかを救うのは無理だと思う』
フェルの残酷な通知に俺の心がもうぽっきりと折れてしまうのを感じていた。
へなへなと座り込んで、乾いた笑いを漏らす事しかできなかった。
だけどそんな俺にフェルはまだ言葉を続ける。
『でも、ね。……まだ方法があるの』
フェルは少しだけ言いよどむ。
いつもはっきりと物を言うフェルにしては珍しい事だった。だけどこの時の俺はそんな事にも気がつかなかった。穂花を救えるかもしれない。それだけに心が躍らされていた。折れた心がつなぎ合わされるのを感じていた。
立ち上がって、そのままフェルに詰め寄っていく。
「本当か!? どうすれば」
穂花を救うためならどんな事でもする。穂花を救いたい。救えるなら、神様だろうが悪魔だろうが、魂を売ってもいい。そうとすら思っていた。
そしてフェルが告げた言葉は神様の救いの糸だったのか、それとも悪魔のささやきだったのか。この時は俺には判断はつかなかった。ただそれでも目の前にたらされた糸に手を伸ばす以外の方法はなかった。
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