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第三章
彼の手腕
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一週間前。
とうとう、名取フラワーズの支店を出店した。オレンジと紫のツートンカラーの屋根は名取フラワーズの印。
最初のオープンの日は、お試しで花束をいくつかワンコインで売ってみたりして、オフィスで働く綺麗な女性達、ビジネスマンが物珍しさもあったのか買ってくれた。昼過ぎにほぼ完売した。
翌日もそこそこの売れ行きだった。
問題は三日目くらいからだった。お客様がぱったり途切れた。
店を横目に見ながら立ち止まる気配なく、隣の階段をカフェ目当てに上がっていくお客様が増えた。
来週の頭に例の文化祭典が予定されている。
その時にサウスエリアの新たな住宅街に引っ越ししてくる人たちを取り込む作戦だったが、場所はビジネスエリアだし、彼らがここまで買いにきてくれるという見通しも立たない。
神崎さんが言っていたビジネス街の会社を取り込むという話はどうやったらうまくいくんだろうと頭を悩ませていた。
四日目の今日。
とうとう午前中に二組しかお客様がなく、昼ご飯を食べる気力もなくなった。こんな時は土をいじるしかない。そうすると少し癒されてアイデアも出る。タイルの色もビビッドな鉢が入荷したので、球根セットを作ろうと思っていたのだ。
花芽の出ているクロッカスでオフィスにも並べられる綺麗な鉢植えを作り始めた時、黒い高級車が角を曲がってくるのが見えた。この手の車はこの地域にとても多い。中が見えない。高級車だからか音も小さく、その割にはピタッと店の前に止まった。
運転手のどうぞという声がして、車の扉を閉める静かな音がした。磨きぬかれた革靴がこつこつと音を立てて目の前に来た。
背中を向けて最後の鉢植えの花を並べ替えていた私は、急いでエプロンの土を落とした。そして作り笑顔を張り付け、勇気を出して振り向いた。
「……いらっしゃいませ」
「なんだ、その辛気臭い顔は。花屋なんだからぱあっと明るく、例の調子で、はずれた音程のチューリップの歌でも歌えよ」
尖った弓矢のようにすごいセリフが私に容赦なく切りかかった。まるで漫画のようだ。倒れそうになったが、踏ん張った。声の主はあの人。隣には前の店に定期的に注文に来てくれていた執事の椎名さんもいる。
「ひどい……もう少し、言い方ないですか?」
上目遣いに神崎さんを見た。
玲瓏皇子と呼ばれていると叔父さんが言っていたが、今の彼はその言葉の通りだ。本当に冷たい。
今日は春らしい暖かい日だが、私にはブリザードのような仕打ちだった。
「蓮様。開店のお祝いに今までうかがえず、やっと来たのに何ですかその言い方は……清水様、大変申し訳ございません、この度は開店おめでとうございます。とても明るい店先ですね。店の中もよく見えますね」
張り付けたような微笑み。状態をわかっていながらお世辞を並べる。ええ、お客様がいないからよく店内も見えるでしょうね。ふたりとも、結構な人だ。あああ、本当に……この人たちはどうあしらえばいいのだろう。
「椎名。これは思ったよりも早くだめになりそうだな」
「蓮様。思ってもはっきりとは口に出さず、アイデアを出すのが出資した人間のすべきことですよ。最初は花屋をやるんだとウキウキ話しておられましたのに……」
「神崎副社長……せっかくの出資金が回収できそうになくて誠に申し訳ありません。来週に向けて作戦を練り直しますので今しばらくお待ちください」
私は頭を下げた。
「馬鹿だな。僕にそんなとってつけたようなセリフ言う必要あるのか?ここに出資した段階で僕らは同じ船に乗ってるんだぞ、転覆するときは一緒に海へ投げ出される。ちなみに僕は泳げるが、そんな事態はまっぴらごめんだね」
そっぽを向いて言う。何なのよ!
「ちょ、ちょっと……蓮様……清水さん、すみません。蓮様は口がお悪いのです」
「はあ、そのようですね。どうせ私は馬鹿ですよ。すみませんね」
私も自虐的になった。最早、客相手の言葉遣いではなくなった。椎名さんは私たちをかわるがわる見て、困ったようにため息をついている。
「さてと、清水店長。まずは客としてオフィス用のアレンジの花をいくつか『神崎造船本社』から注文する。うちのオフィスに少し変わった人目を引くアレンジの花をいくつか置いてほしいんだ。最近のトレンドはどんな感じだ」
「そうですね」
私は説明しながら、実際に作ってみた。ここはセレブも集う街。最先端のものに触れる機会もある人が多い。だからこそ、開店したときくらい贅沢に花を発注しようと決めて、トレンドのアレンジも作れるように入荷した。
オフィスであれば定番のグリーンを。空間コーディネートにお勧めの観葉植物にブルーやパープルのネイティブフラワーを入れてみた。ドライテイストモダンも素敵だ。様々なドライの花やリーフを使ってみる。
さらに、粒粒やとげとげのついたドライで質感の違うものを間に入れてアレンジした。そこへベージュ、ブラウン、差し色のオレンジ。アースカラーもトレンド。暖色系がいい。
客がいないのをいいことに、8セットも調子に乗って作ってみた。三人で話し合いながら、そのほとんどを神崎造船のオフィスに運んでもらった。
すると、どういうことだろう。
数日後、SNSを見たと言うビジネスマンやOLさんが店に大勢現れた。
これと同じものが欲しいとか、少しこれより小さめの、とか、色をこうしてなど細かい注文が入りだした。
その画像を見せてもらうと、この間私が作った神崎造船用のアレンジメントや花瓶に生けたドライフラワー、グリーンの観葉植物だった。神崎造船のインスタにあげられているのだ。うちの店名をタグ付けしてくれている。
全て、神崎造船本社の受付や、重役室の窓際に置かれている写真だ。とても美しく撮られている。
こういうことだったのかと初めて気づいた。彼の注文はうちの宣伝のためだった。
もちろん、椎名さんの力も大きいのだろう。副社長の彼が細かいことまで指示したとは思えないが、この反響の大きさには驚いた。
材料がなくなってしまい、どうしようと思っていたところに突然椎名さんが現れた。
「いかがでした?少しは反響がありましたか?あれ、商品がほとんどないですね。これはもしかして……」
「ええ。ありがとうございました。神崎造船のインスタのお陰でビジネス街の他の会社の人から求められました」
椎名さんはにっこりした。
「そうですか。それはよかった。さすが蓮様。目の付け所がよかったですね。いや、でも、清水さんのアレンジ力があってこそですよ。さすがですね」
「神崎さんは……こうなることを予測していたんですか?」
「まあ、そうでしょうね。今日はどうしても外せない会食がございましてね、ご自身で店に行きたいと言っておられましたが、私が見て来て報告すると申し上げてなんとか……」
「そうでしたか。どうぞ、よろしくお礼をお伝えください。あ、そうだ、すみません。実はこの通りほとんど売れてしまって……再入荷の船のことです。発注今からじゃ……」
「ああ、それもご安心を。昨日、注文済みです。あ、といってもうちに入れてくださったアレンジのドライフラワーや生花、観葉植物をリストアップして色違いとかも含めて頼んであります」
「……まさか」
「ええ、蓮様が絶対売れるからすぐにリストアップしておけとおっしゃって……」
嘘でしょう。信じられない。先回りしてそこまで……。あの人は本当にすごい人なのね。経営ってそういうことなんだと初めてわかった。
「すごいですね。さすがです……私、一体何をしていたんでしょう」
彼がすごいのはわかった。店長は私なのに……私は一体何をしていたの?ただ、求められるものを売っていただけ。今日も追いまくられて、希望されたものを作るだけだった。しかも同じようなものばかり。
「……清水さん?」
「あ、いいえ。本当にありがとうございました。再入荷はいつ入ります?」
「早ければ今日の夜にも入ります。昨日のうちに注文済みですので、夜の便で船が来ますよ。今日中にトラック回しますか?」
「はい。お願いします。今日はここに泊まりますので……」
「そこまでされなくても……」
「いいえ。そうじゃないと、明日は店がスカスカになります。ありがたいことですけれど……」
私は椎名さんにお礼を言って別れた。彼の携帯にお礼のメールを入れる。
店を閉めてため息をついた。
このもやもやは何だろう。わかっている。私の力ではない。いや、もちろん私のアレンジが認められたことも多少なりともある。
でも、私のアレンジじゃなくとも、あのオフィスにあのように飾られたら他の人の作ったものでも噂になるんだろうと思った。
外に出て星を見上げた。素直じゃない私がそこにいた。
とうとう、名取フラワーズの支店を出店した。オレンジと紫のツートンカラーの屋根は名取フラワーズの印。
最初のオープンの日は、お試しで花束をいくつかワンコインで売ってみたりして、オフィスで働く綺麗な女性達、ビジネスマンが物珍しさもあったのか買ってくれた。昼過ぎにほぼ完売した。
翌日もそこそこの売れ行きだった。
問題は三日目くらいからだった。お客様がぱったり途切れた。
店を横目に見ながら立ち止まる気配なく、隣の階段をカフェ目当てに上がっていくお客様が増えた。
来週の頭に例の文化祭典が予定されている。
その時にサウスエリアの新たな住宅街に引っ越ししてくる人たちを取り込む作戦だったが、場所はビジネスエリアだし、彼らがここまで買いにきてくれるという見通しも立たない。
神崎さんが言っていたビジネス街の会社を取り込むという話はどうやったらうまくいくんだろうと頭を悩ませていた。
四日目の今日。
とうとう午前中に二組しかお客様がなく、昼ご飯を食べる気力もなくなった。こんな時は土をいじるしかない。そうすると少し癒されてアイデアも出る。タイルの色もビビッドな鉢が入荷したので、球根セットを作ろうと思っていたのだ。
花芽の出ているクロッカスでオフィスにも並べられる綺麗な鉢植えを作り始めた時、黒い高級車が角を曲がってくるのが見えた。この手の車はこの地域にとても多い。中が見えない。高級車だからか音も小さく、その割にはピタッと店の前に止まった。
運転手のどうぞという声がして、車の扉を閉める静かな音がした。磨きぬかれた革靴がこつこつと音を立てて目の前に来た。
背中を向けて最後の鉢植えの花を並べ替えていた私は、急いでエプロンの土を落とした。そして作り笑顔を張り付け、勇気を出して振り向いた。
「……いらっしゃいませ」
「なんだ、その辛気臭い顔は。花屋なんだからぱあっと明るく、例の調子で、はずれた音程のチューリップの歌でも歌えよ」
尖った弓矢のようにすごいセリフが私に容赦なく切りかかった。まるで漫画のようだ。倒れそうになったが、踏ん張った。声の主はあの人。隣には前の店に定期的に注文に来てくれていた執事の椎名さんもいる。
「ひどい……もう少し、言い方ないですか?」
上目遣いに神崎さんを見た。
玲瓏皇子と呼ばれていると叔父さんが言っていたが、今の彼はその言葉の通りだ。本当に冷たい。
今日は春らしい暖かい日だが、私にはブリザードのような仕打ちだった。
「蓮様。開店のお祝いに今までうかがえず、やっと来たのに何ですかその言い方は……清水様、大変申し訳ございません、この度は開店おめでとうございます。とても明るい店先ですね。店の中もよく見えますね」
張り付けたような微笑み。状態をわかっていながらお世辞を並べる。ええ、お客様がいないからよく店内も見えるでしょうね。ふたりとも、結構な人だ。あああ、本当に……この人たちはどうあしらえばいいのだろう。
「椎名。これは思ったよりも早くだめになりそうだな」
「蓮様。思ってもはっきりとは口に出さず、アイデアを出すのが出資した人間のすべきことですよ。最初は花屋をやるんだとウキウキ話しておられましたのに……」
「神崎副社長……せっかくの出資金が回収できそうになくて誠に申し訳ありません。来週に向けて作戦を練り直しますので今しばらくお待ちください」
私は頭を下げた。
「馬鹿だな。僕にそんなとってつけたようなセリフ言う必要あるのか?ここに出資した段階で僕らは同じ船に乗ってるんだぞ、転覆するときは一緒に海へ投げ出される。ちなみに僕は泳げるが、そんな事態はまっぴらごめんだね」
そっぽを向いて言う。何なのよ!
「ちょ、ちょっと……蓮様……清水さん、すみません。蓮様は口がお悪いのです」
「はあ、そのようですね。どうせ私は馬鹿ですよ。すみませんね」
私も自虐的になった。最早、客相手の言葉遣いではなくなった。椎名さんは私たちをかわるがわる見て、困ったようにため息をついている。
「さてと、清水店長。まずは客としてオフィス用のアレンジの花をいくつか『神崎造船本社』から注文する。うちのオフィスに少し変わった人目を引くアレンジの花をいくつか置いてほしいんだ。最近のトレンドはどんな感じだ」
「そうですね」
私は説明しながら、実際に作ってみた。ここはセレブも集う街。最先端のものに触れる機会もある人が多い。だからこそ、開店したときくらい贅沢に花を発注しようと決めて、トレンドのアレンジも作れるように入荷した。
オフィスであれば定番のグリーンを。空間コーディネートにお勧めの観葉植物にブルーやパープルのネイティブフラワーを入れてみた。ドライテイストモダンも素敵だ。様々なドライの花やリーフを使ってみる。
さらに、粒粒やとげとげのついたドライで質感の違うものを間に入れてアレンジした。そこへベージュ、ブラウン、差し色のオレンジ。アースカラーもトレンド。暖色系がいい。
客がいないのをいいことに、8セットも調子に乗って作ってみた。三人で話し合いながら、そのほとんどを神崎造船のオフィスに運んでもらった。
すると、どういうことだろう。
数日後、SNSを見たと言うビジネスマンやOLさんが店に大勢現れた。
これと同じものが欲しいとか、少しこれより小さめの、とか、色をこうしてなど細かい注文が入りだした。
その画像を見せてもらうと、この間私が作った神崎造船用のアレンジメントや花瓶に生けたドライフラワー、グリーンの観葉植物だった。神崎造船のインスタにあげられているのだ。うちの店名をタグ付けしてくれている。
全て、神崎造船本社の受付や、重役室の窓際に置かれている写真だ。とても美しく撮られている。
こういうことだったのかと初めて気づいた。彼の注文はうちの宣伝のためだった。
もちろん、椎名さんの力も大きいのだろう。副社長の彼が細かいことまで指示したとは思えないが、この反響の大きさには驚いた。
材料がなくなってしまい、どうしようと思っていたところに突然椎名さんが現れた。
「いかがでした?少しは反響がありましたか?あれ、商品がほとんどないですね。これはもしかして……」
「ええ。ありがとうございました。神崎造船のインスタのお陰でビジネス街の他の会社の人から求められました」
椎名さんはにっこりした。
「そうですか。それはよかった。さすが蓮様。目の付け所がよかったですね。いや、でも、清水さんのアレンジ力があってこそですよ。さすがですね」
「神崎さんは……こうなることを予測していたんですか?」
「まあ、そうでしょうね。今日はどうしても外せない会食がございましてね、ご自身で店に行きたいと言っておられましたが、私が見て来て報告すると申し上げてなんとか……」
「そうでしたか。どうぞ、よろしくお礼をお伝えください。あ、そうだ、すみません。実はこの通りほとんど売れてしまって……再入荷の船のことです。発注今からじゃ……」
「ああ、それもご安心を。昨日、注文済みです。あ、といってもうちに入れてくださったアレンジのドライフラワーや生花、観葉植物をリストアップして色違いとかも含めて頼んであります」
「……まさか」
「ええ、蓮様が絶対売れるからすぐにリストアップしておけとおっしゃって……」
嘘でしょう。信じられない。先回りしてそこまで……。あの人は本当にすごい人なのね。経営ってそういうことなんだと初めてわかった。
「すごいですね。さすがです……私、一体何をしていたんでしょう」
彼がすごいのはわかった。店長は私なのに……私は一体何をしていたの?ただ、求められるものを売っていただけ。今日も追いまくられて、希望されたものを作るだけだった。しかも同じようなものばかり。
「……清水さん?」
「あ、いいえ。本当にありがとうございました。再入荷はいつ入ります?」
「早ければ今日の夜にも入ります。昨日のうちに注文済みですので、夜の便で船が来ますよ。今日中にトラック回しますか?」
「はい。お願いします。今日はここに泊まりますので……」
「そこまでされなくても……」
「いいえ。そうじゃないと、明日は店がスカスカになります。ありがたいことですけれど……」
私は椎名さんにお礼を言って別れた。彼の携帯にお礼のメールを入れる。
店を閉めてため息をついた。
このもやもやは何だろう。わかっている。私の力ではない。いや、もちろん私のアレンジが認められたことも多少なりともある。
でも、私のアレンジじゃなくとも、あのオフィスにあのように飾られたら他の人の作ったものでも噂になるんだろうと思った。
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