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第六章
逢瀬
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付き合いだして何度か彼とあのホテルの上のレストランで待ち合わせ、海を見た。良ければその後、彼とクルーザーデートをした。
そして季節は移ろい、すっかり秋も深まった。さすがに海に出るには寒い。今度はどこか泊るのかなと少しウキウキとしていた自分が情けない。
クルーザーで泊まる分には誰にも見られないという彼の考えだったのだろう。だが、彼はこの街では有名人でしかも目立つ。レストランで一緒にいるところを数回見られたくらいで、噂になってしまった。
今回は彼がオーベルージュで逢おうと提案してきた。
憧れのオーベルージュ。アッパー層御用達の宿泊施設付きレストランだ。うちの前の店とはそう遠くなかったが外観を見るだけだった。隠れ家リゾートと呼ばれる場所だ。
私は入るのが初めてだ。何しろここは会員制。長くここの住人をしてきたが、さすがに入ったことはなかった。
ここはハイグレードな人や、国内外からも大勢のVIPの会員がいると聞く。セキュリティが厳しく、入ってきたお客様の情報を外に漏らすことは絶対にない。
入るときも裏口を使うことも事前に話してあれば許される。その日、私は裏口から入るよう彼に言われた。彼はあれから外で私と会うのを避けるようになった。
人目を避ける。つまり、彼も噂を知って困っているのだ。隠れないといけないような関係だと言われているようでつらかった。
客室へ向かう廊下で相良さんとすれ違った。
「あら?清水さんじゃない。見たわよ、コンクール入賞おめでとう」
オーベルージュの制服とは違うパンツスーツ姿が決まっている。さすが店長。この間とは違う、髪を結いあげて仕事の姿だ。たくさんの花束をカートに乗せて運んでいる。
「ありがとうございます」
「受賞したし、あなたもこれからね。ぜひ頑張って。今日はオーベルージュを楽しんでくださいね。とある方からご用命があり先ほどお花をお届けしたばかりよ」
彼女はウインクを残していなくなった。この間とは違う優しい目がそこにあった。
私が部屋をノックすると、彼がドアを開けた。
「さくら、会いたかった」
「蓮さん、私もよ」
さすがオーベルージュ。一見しただけでホテルの部屋とは何かが違う。天井が少し高い。広さもあり、全体的に色合いも落ち着いている。
磨き抜かれた調度品。すべて一流なのは一見してすぐにわかる。
ホテルというより、どこか別荘のようなしつらえなのだ。だから落ち着くのだろう。会員制。つまりリピーターがお客様。
飽きるような目新しさではなく、いつ来ても落ち着く空間を作っているんだろうと思った。
「さくら、ずいぶん痩せたな……」
私を抱き寄せた彼はすぐに異変に気付いて私を上から下まで凝視した。
この姿を見せたくなかった。でも、彼が恋しい、逢いたい。すべてを忘れさせてほしい。その気持ちに負けてしまった。
彼は仕事上がりだったのだろう。スーツだった。背広を脱いでワイシャツとチェニック。相変わらず素敵だった。
私をソファに座らせると、両手を持って正面から私を見た。
「いろいろあったんだろ」
この人は全部わかっていて、話さないでいてくれたんだろう。最初芹那さんの話をしたとき彼に感じた違和感がそれだった。
「……社長から聞きました」
「さくら、君に心配をかけたくなかった。だが、彼女を配属した名取には聞いておきたかったんだ」
「何を?」
「名取が何を考え林のことをあそこに入れたのか、確認する必要があった。あいつは僕の友なのかあるいは敵なのか知らないといけない」
「蓮さん!」
「あいつは君も、そしてあの店も自分から離したくなくなったんだな。君が独立したがっていたのは知っていたよ。僕がそれに便乗しているのも危惧して、それを止めるために林を利用した」
「……」
「だが、林に利用されていたのは実は名取だったのかもしれない」
「おふたりに縁談があったこと、知らなかったんだと謝られました」
「……さくら!」
「驚きました。私、今色々言われてます。でもそれは半分以上事実でもある。あなたのお陰で今の私があります」
彼は私の手をつかんで目の前にしゃがんだ。真剣な目で下から私を見つめて話した。
「さくら、君のアレンジの力は本当だし、花屋としての実力もあってこその今の地位だ。いくら僕がお膳立てしたって花屋としての実力がなければ無理だろ」
「……」
「自分を貶めるな。僕が無防備に君との姿を見られたことも君を追い詰めた。本当にごめん。もっと気を配るべきだったのに、浮かれていてすっかり……」
「先日、椎名さんに詳しく聞きました。縁談のことです。芹那さんのお父様は担当大臣でお父様もお断りしづらくて困っておられるとか……」
「大丈夫だ、そんなのは僕が直接断ればいいから大丈夫。それに林の目的が何かよくわからない。彼女のことは大学時代に終わってる」
私はびっくりして彼を見た。
「あ、言い方を間違えた。そうじゃないんだ、あいつには大学時代に付き合ってみないかと言われたことがある。その場で断ったのに気長に待ってるといわれて留学を機に逃げた。それ以降連絡ももらってなかった」
「蓮さん、相変わらず断り方が下手だったんですね……逃げたの?」
「そうなんだよ、さくら……。わかってるくせに言うなよ」
ふと笑ってしまった。花言葉作戦ぐらいじゃ、彼女には効かないかもしれないけど。彼は私をいつもの胸の中に抱き寄せた。そして頭を撫でた。
「ああ……よかった。さくらが笑った。こんなに痩せて、きちんと食事くらいしろ。椎名も驚いていた。君の心の安定のために一応金は受け取っておいたと言っていた」
椎名さん……私が聞きたいことに全部嘘偽りなく答えてくれた。感謝してる。
「さくら……縁談は来週にも大臣に直接会ってお断りするから安心しろ。他も鋭意お断り中だ。今のが噂になって、向こうから断られるかもな。却ってそれもいいかもしれない」
「何言ってるの?あなたは大きな会社の副社長でしょ。会社に傷をつけるようなゴシップを許してはダメじゃない」
「ゴシップなのか?君と僕は真剣だよな。面白おかしく書いているのは外野の連中だ。無視すればいい」
「大体、私じゃ身分違い。わかっていたけど、言えなかったことを周りに指摘されちゃった」
「身分って何時代のはなしだ?今は令和だぞ。馬鹿らしい、君は君だ。それより、そうだこれ……」
彼はサイドボードの上にある大きな花束を持ってきた。
赤いバラの花。シャンパンフラワーのものだ。これのことだったのね。
本数は……ざっと見たところ100本はあると思う。職業柄見ただけでこういうのは本数がわかってしまうのだ。
まさかね……。
「108本にしたかった。でも、まずは君の受賞を祝いたい」
「じゃあ、100本?」
「101本。これ以上ないほど君だけを愛してるよ、さくら。そしてコンクール入賞おめでとう。やったな。本格的にフラワーアーティストの仲間入りだ」
「ありがとう……嬉しいわ」
「愛してる、さくら。何を言われても大丈夫だから僕を信じて……」
「蓮さん……」
「さてと……君が食事をろくにしていないのは椎名から見ても丸わかりだったからね。今日はここへ胃腸に優しい食事を頼んである」
「……蓮さん」
そういう優しさも持ち合わせている完璧な王子様。
「シャワーを浴びておいで。そろそろ、食事が届く頃だ」
「お言葉に甘えてそうさせてもらうわ」
シャワーから出ると彼がルームサービスでとってくれたおかゆを中心とした料理を見せてくれた。
入れ違いで彼がシャワーを浴びている間に私は髪を乾かして軽くメイクした。
「さあ、おいで」
彼は私を自分の横に座らせると、親鳥よろしく私の口にスプーンを入れ、食べさせ始めた。
「もう、自分で食べるからいいってば」
「……あーん。はい開けて」
「もう」
口を開けた瞬間にスプーンが入れられる。嬉しそう。
「美味しい?」
こくんと頷く。目の前には輝く満面の笑み。もう、これだから勝てない。
今度は交互に自分の口にもスプーンを入れる。何をしているのやら。最後にはスープを口移しで飲ませてくれた。
そのまま抱かれてベッドへ。
久しぶりの逢瀬で彼を満喫したかった私は自分を解放した。
「……もっと、もっとして……」
「さくら、君……」
「大好き、蓮さん」
「知ってる。もっとしてほしい?」
「うん」
「よし、じゃあ好きなだけやる。どこまで頑張れるかな?」
「……ああ……」
不安な毎日を吹き飛ばすような彼の甘い愛の泉。私は彼のことをこの先のことを考えながら抱かれていた。
最後かもしれない。
そう思うと自分がなくなった。
乱れてしまい、気を失うまで彼を求め続けた。
そして季節は移ろい、すっかり秋も深まった。さすがに海に出るには寒い。今度はどこか泊るのかなと少しウキウキとしていた自分が情けない。
クルーザーで泊まる分には誰にも見られないという彼の考えだったのだろう。だが、彼はこの街では有名人でしかも目立つ。レストランで一緒にいるところを数回見られたくらいで、噂になってしまった。
今回は彼がオーベルージュで逢おうと提案してきた。
憧れのオーベルージュ。アッパー層御用達の宿泊施設付きレストランだ。うちの前の店とはそう遠くなかったが外観を見るだけだった。隠れ家リゾートと呼ばれる場所だ。
私は入るのが初めてだ。何しろここは会員制。長くここの住人をしてきたが、さすがに入ったことはなかった。
ここはハイグレードな人や、国内外からも大勢のVIPの会員がいると聞く。セキュリティが厳しく、入ってきたお客様の情報を外に漏らすことは絶対にない。
入るときも裏口を使うことも事前に話してあれば許される。その日、私は裏口から入るよう彼に言われた。彼はあれから外で私と会うのを避けるようになった。
人目を避ける。つまり、彼も噂を知って困っているのだ。隠れないといけないような関係だと言われているようでつらかった。
客室へ向かう廊下で相良さんとすれ違った。
「あら?清水さんじゃない。見たわよ、コンクール入賞おめでとう」
オーベルージュの制服とは違うパンツスーツ姿が決まっている。さすが店長。この間とは違う、髪を結いあげて仕事の姿だ。たくさんの花束をカートに乗せて運んでいる。
「ありがとうございます」
「受賞したし、あなたもこれからね。ぜひ頑張って。今日はオーベルージュを楽しんでくださいね。とある方からご用命があり先ほどお花をお届けしたばかりよ」
彼女はウインクを残していなくなった。この間とは違う優しい目がそこにあった。
私が部屋をノックすると、彼がドアを開けた。
「さくら、会いたかった」
「蓮さん、私もよ」
さすがオーベルージュ。一見しただけでホテルの部屋とは何かが違う。天井が少し高い。広さもあり、全体的に色合いも落ち着いている。
磨き抜かれた調度品。すべて一流なのは一見してすぐにわかる。
ホテルというより、どこか別荘のようなしつらえなのだ。だから落ち着くのだろう。会員制。つまりリピーターがお客様。
飽きるような目新しさではなく、いつ来ても落ち着く空間を作っているんだろうと思った。
「さくら、ずいぶん痩せたな……」
私を抱き寄せた彼はすぐに異変に気付いて私を上から下まで凝視した。
この姿を見せたくなかった。でも、彼が恋しい、逢いたい。すべてを忘れさせてほしい。その気持ちに負けてしまった。
彼は仕事上がりだったのだろう。スーツだった。背広を脱いでワイシャツとチェニック。相変わらず素敵だった。
私をソファに座らせると、両手を持って正面から私を見た。
「いろいろあったんだろ」
この人は全部わかっていて、話さないでいてくれたんだろう。最初芹那さんの話をしたとき彼に感じた違和感がそれだった。
「……社長から聞きました」
「さくら、君に心配をかけたくなかった。だが、彼女を配属した名取には聞いておきたかったんだ」
「何を?」
「名取が何を考え林のことをあそこに入れたのか、確認する必要があった。あいつは僕の友なのかあるいは敵なのか知らないといけない」
「蓮さん!」
「あいつは君も、そしてあの店も自分から離したくなくなったんだな。君が独立したがっていたのは知っていたよ。僕がそれに便乗しているのも危惧して、それを止めるために林を利用した」
「……」
「だが、林に利用されていたのは実は名取だったのかもしれない」
「おふたりに縁談があったこと、知らなかったんだと謝られました」
「……さくら!」
「驚きました。私、今色々言われてます。でもそれは半分以上事実でもある。あなたのお陰で今の私があります」
彼は私の手をつかんで目の前にしゃがんだ。真剣な目で下から私を見つめて話した。
「さくら、君のアレンジの力は本当だし、花屋としての実力もあってこその今の地位だ。いくら僕がお膳立てしたって花屋としての実力がなければ無理だろ」
「……」
「自分を貶めるな。僕が無防備に君との姿を見られたことも君を追い詰めた。本当にごめん。もっと気を配るべきだったのに、浮かれていてすっかり……」
「先日、椎名さんに詳しく聞きました。縁談のことです。芹那さんのお父様は担当大臣でお父様もお断りしづらくて困っておられるとか……」
「大丈夫だ、そんなのは僕が直接断ればいいから大丈夫。それに林の目的が何かよくわからない。彼女のことは大学時代に終わってる」
私はびっくりして彼を見た。
「あ、言い方を間違えた。そうじゃないんだ、あいつには大学時代に付き合ってみないかと言われたことがある。その場で断ったのに気長に待ってるといわれて留学を機に逃げた。それ以降連絡ももらってなかった」
「蓮さん、相変わらず断り方が下手だったんですね……逃げたの?」
「そうなんだよ、さくら……。わかってるくせに言うなよ」
ふと笑ってしまった。花言葉作戦ぐらいじゃ、彼女には効かないかもしれないけど。彼は私をいつもの胸の中に抱き寄せた。そして頭を撫でた。
「ああ……よかった。さくらが笑った。こんなに痩せて、きちんと食事くらいしろ。椎名も驚いていた。君の心の安定のために一応金は受け取っておいたと言っていた」
椎名さん……私が聞きたいことに全部嘘偽りなく答えてくれた。感謝してる。
「さくら……縁談は来週にも大臣に直接会ってお断りするから安心しろ。他も鋭意お断り中だ。今のが噂になって、向こうから断られるかもな。却ってそれもいいかもしれない」
「何言ってるの?あなたは大きな会社の副社長でしょ。会社に傷をつけるようなゴシップを許してはダメじゃない」
「ゴシップなのか?君と僕は真剣だよな。面白おかしく書いているのは外野の連中だ。無視すればいい」
「大体、私じゃ身分違い。わかっていたけど、言えなかったことを周りに指摘されちゃった」
「身分って何時代のはなしだ?今は令和だぞ。馬鹿らしい、君は君だ。それより、そうだこれ……」
彼はサイドボードの上にある大きな花束を持ってきた。
赤いバラの花。シャンパンフラワーのものだ。これのことだったのね。
本数は……ざっと見たところ100本はあると思う。職業柄見ただけでこういうのは本数がわかってしまうのだ。
まさかね……。
「108本にしたかった。でも、まずは君の受賞を祝いたい」
「じゃあ、100本?」
「101本。これ以上ないほど君だけを愛してるよ、さくら。そしてコンクール入賞おめでとう。やったな。本格的にフラワーアーティストの仲間入りだ」
「ありがとう……嬉しいわ」
「愛してる、さくら。何を言われても大丈夫だから僕を信じて……」
「蓮さん……」
「さてと……君が食事をろくにしていないのは椎名から見ても丸わかりだったからね。今日はここへ胃腸に優しい食事を頼んである」
「……蓮さん」
そういう優しさも持ち合わせている完璧な王子様。
「シャワーを浴びておいで。そろそろ、食事が届く頃だ」
「お言葉に甘えてそうさせてもらうわ」
シャワーから出ると彼がルームサービスでとってくれたおかゆを中心とした料理を見せてくれた。
入れ違いで彼がシャワーを浴びている間に私は髪を乾かして軽くメイクした。
「さあ、おいで」
彼は私を自分の横に座らせると、親鳥よろしく私の口にスプーンを入れ、食べさせ始めた。
「もう、自分で食べるからいいってば」
「……あーん。はい開けて」
「もう」
口を開けた瞬間にスプーンが入れられる。嬉しそう。
「美味しい?」
こくんと頷く。目の前には輝く満面の笑み。もう、これだから勝てない。
今度は交互に自分の口にもスプーンを入れる。何をしているのやら。最後にはスープを口移しで飲ませてくれた。
そのまま抱かれてベッドへ。
久しぶりの逢瀬で彼を満喫したかった私は自分を解放した。
「……もっと、もっとして……」
「さくら、君……」
「大好き、蓮さん」
「知ってる。もっとしてほしい?」
「うん」
「よし、じゃあ好きなだけやる。どこまで頑張れるかな?」
「……ああ……」
不安な毎日を吹き飛ばすような彼の甘い愛の泉。私は彼のことをこの先のことを考えながら抱かれていた。
最後かもしれない。
そう思うと自分がなくなった。
乱れてしまい、気を失うまで彼を求め続けた。
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