6 / 22
悠里と佐奈の場合(中編上)
しおりを挟む
白いカーテンが揺れ、風が美術室を吹き抜けていく。 悠里の前髪をサラサラと揺らす、今日も窓際に座り、スケッチブックに鉛筆を走らせている。 手を止めた悠里は、スケッチブックの中の佐奈を凝視すると、色々な表情の佐奈に、自然と笑顔がひろがる。
美術室の窓から見える校庭に、今日も元気な声で、応援団の練習をする隣のクラスの生徒たちが目に映った。 相変わらず、リズムがずれている佐奈の姿に笑みが零れる。
(まだまだだけど、少しはましになったか?)
いつの間にか梅雨が終わった様な晴天が続いている。 気温も三十度越えが続き、日射病で倒れるという事象がテレビでチラホラと出てきている。 佐奈は大丈夫かとらしくない事を考えて、苦笑する。
佐奈たちが練習を終えて食堂に移動するのが見えた。 それに合わせて悠里も立ち上がり、いつもの如く飲み物を買いに出ると美術室を出る。 当たり前の様に京太郎も悠里について来る。
「別に京は付いて来なくていいんだぞ」
「俺は悠里が暴走しないように見張らないとね」
「俺は、猛獣か何か?」
「止めてあげないと。 悠里また、泣くでしょ。 前の時みたいに」
(嫌な奴だ。 そんな事言われたら、思い出すだろ)
この厄介な性格の所為で、悠里は中学の時に痛い目を見ている。 虐め過ぎてこっぴどく振られた事があるのだ。 悠里の自業自得なのだが。 京太郎はその事を暗に匂わせて、悠里に自制させようとしているのだ。
背後の京太郎を無視して急ぐ。 佐奈とはクラスも別で、教室の階も違うから、こちらから会いに行かないと偶然をよそえない。
――食堂に男女の楽しそうな声が響いている。
悠里たちが食堂に入ると、放課後の見回りで教師が残っている生徒に帰宅を促していた。 女子たちは色めきだって教師を自分たちのテーブルに誘っていた。 銀縁の眼鏡の奥にある黒い瞳は、冷たい印象がある。 近寄りがたいオーラがダダ洩れているのに、全学年の女子たちに人気がある。
「伊織くん! こっちで一緒にお茶しようよ。 ジュース奢って~」
「伊織くん、日曜日デートしようよ」
「お前ら、教師をくん付けで呼ぶな。 ガキには興味ない! 用事ないならさっさと帰れ」
伊織が近づくなオーラを放ちながら、生徒たちに帰宅を促す。 教師らしくない言動が生徒たちに受けているのだろうか。 女子たちは全く気にした様子もなく、伊織にもの凄い勢いで話しかけている。
伊織と女子の集団から、少し離れた数人の女子の中に、頬を染めて伊織を見つめる佐奈を見つけた。 自身の気持ちを自覚したばっかりなのに、今、悠里の失恋が決定した。 悠里の体温と周囲の気温が下がっていく。 隣で不穏な空気を感じた京太郎が、気遣う様な顔で悠里を見ている。
「悠里」
「何で、いつも俺じゃないんだっ」
小さく呟いた悠里の声は、隣に居る京太郎にしか聞こえなかった。 京太郎の目が見開いて、悠里を凝視する。 悠里は反射的に動いていた。 真っすぐに佐奈の所に向かう。 悠里は気づいていなかった。
今、自身がどんな顔をしているのか。 佐奈が近づいて来る悠里に気づき、只ならぬ様子に体全体が大きく跳ねた後、直立不動になる。 いつもは可愛いいと思う怯えた佐奈の様子が、悠里は無性に腹が立って仕方がない。
佐奈に手を伸ばそうとした悠里に対して、佐奈がきつく目を瞑って俯く。 同時に後ろから追いついた京太郎に肩を強く掴まれた。
「悠里!」
京太郎の声に我に返ると、佐奈が中学の時の彼女と重なって見えた。 悠里の喉が鳴る。 佐奈と目が合い、不自然に逸らしたら、気まずい空気が流れた。 気まずい空気を破ったのは京太郎だった。
「相川たちは、今まで応援団の練習してたの?」
顔を上げた佐奈が京太郎に答える。 当たり前だが、京太郎に対しては怯えた様子ない。
「うん、まだまだ、全然ダメなんだけどね」
「ああ、美術室から見えてるよ。 皆、頑張ってるよね」
佐奈の周りにいる女子たちも会話に加わってきた。 京太郎に笑顔を見せる佐奈に更にイラっとする。 それがいけなかった。
「うん、良く見えるな。 一人だけリズムが合わなくて挙動不審になっているのが」
(この口、誰か何とかしてしほしいっ)
悠里の一言で、その場の空気がまたもや一変した。 佐奈は眉間に皺を寄せて、きつく悠里の事を睨んで来た。 悠里はいつもの様子と違う佐奈にたじろいだ。 微妙な空気の中、伊織が悠里たちに気づいて声を掛けてくる。
「盛り上がってるところ? 邪魔して悪いが、お前らも用がないなら早く下校しろ」
ここにいる全員が『今、盛り下がったところです』と心の中で呟いた。
「「「「はいっ」」」」
全員が何も言わずにその場で解散した。 校舎の中央階段を上りながら、悠里は青い顔をして項垂れていた。 数少ない佐奈との交流に失敗し、隣で並んで歩く京太郎が悠里のそんな様子を見て慰めてきた。
「相川の好きなタイプが伊織くんなら、もしかしたら悠里も好きなタイプの範囲に入ってるじゃないか?」
京太郎の言葉に訝し気に顔を歪める。
「それは、どういう意味で? 全然タイプが違うだろ、俺と伊織くん」
「見た目の冷たい印象かな。 伊織くんも絶対にSだと思う。 ネチネチしてそうだけど」
ネチネチしたSを想像してしまい背筋に悪寒が走る。 隣で青くなっている京太郎を睨みつける。
「変な事言うのやめろ」
悠里は自身の身体を抱きしめた。
(次はどうやってアプローチしようか)
――食堂では生徒たちの騒音と、食欲をそそる美味しそうな匂いが充満し、悠里たちを誘っている。
悠里はクラスの友人とお昼を摂りに食堂に来ていた。 友人が食堂を見渡す。
「うおっ、混んでるな。 やっぱちょっと遅かったか、どうする? 悠里、京」
「購買部でパン買って、屋上行くか? 悠里それでいいか?」
「そうだな」
(碌なの残ってなさそうだけど)
友人は『特製コロッケパン~♪』と変な節をつけて、購買部に走っていった。 幸運な事に『特製コロッケパン』を手に入れた。
一・二年校舎と三年校舎の間には、食堂と中庭がある。 渡り廊下のバルコニーからは中庭が見渡せる。 一・二年校舎から一人の女子生徒が出てきた。 女子生徒は中庭を通り過ぎ、食堂も通り過ぎていき、三年校舎の裏に入って行った。 悠里は友人たちを振り返った。
「悪い。 俺、別の場所で食うわ」
悠里はそれだけ言うと三年校舎裏に急いだ。 目的地に着くまで心臓が大きく跳ねてうるさい。 体中の血液が沸騰したみたいに熱い。 目的の女子生徒を見つけた。 悠里の視線の先にあるのは、相川佐奈だ。
イヤホンをつけて応援団の振り付けが書いてある用紙を覗き込んでいる。 一人だと思って安心してるのだろう。 佐奈は独り言を言っている。
「はぁ、もう直ぐテスト期間に入るから、放課後残って練習出来ないんだよね。 また、馬鹿にされたくないもんね。 しかし、リズム合わなくて挙動不審になってるの、塩谷くんに見られてるとは、」
佐奈は頭を抱えて項垂れている。 佐奈の様子を影から見ていると応援団の練習を始めた。 やはりワンテンポ遅れている。 悠里は佐奈に気づかれない様に近づく。 佐奈の必死な後ろ姿を見ていると、意地悪な考えが沸いてくる。 佐奈が動きを止めて振り付けの確認をしている。
悠里はもう真後ろに来ていたが、佐奈は全く気付かない。 佐奈の肩を数回、軽く叩くと、佐奈の肩が大きく跳ねた。 佐奈が顔だけで振り返ると、悠里の指に柔らかい佐奈の頬の感触が伝わる。
佐奈の変顔が強制的に出来上がった。 悠里と目が合った佐奈が驚愕の表情で見ている。 佐奈の顔には『何故、ここに塩谷くんがいるの』と、如実に表れていた。 悠里の顔には面白がっているのがありありと表れている。 佐奈は石像の様に固まい、固まった佐奈を見て、悠里は益々笑顔になった。
(今日は、会えないと思ってたからラッキーだったな)
「一人じゃ、合ってるかどうか分からないだろう? 手伝おうか?」
「〇△□※~~!!」
佐奈の石化が解除され、覚醒した佐奈の声にならない叫び声がこだました。 勿論、悠里は佐奈が嫌がってるのは分かっている。
(佐奈の挙動不審ダンスをまじかで見れるとは、ラッキーだな)
美術室の窓から見える校庭に、今日も元気な声で、応援団の練習をする隣のクラスの生徒たちが目に映った。 相変わらず、リズムがずれている佐奈の姿に笑みが零れる。
(まだまだだけど、少しはましになったか?)
いつの間にか梅雨が終わった様な晴天が続いている。 気温も三十度越えが続き、日射病で倒れるという事象がテレビでチラホラと出てきている。 佐奈は大丈夫かとらしくない事を考えて、苦笑する。
佐奈たちが練習を終えて食堂に移動するのが見えた。 それに合わせて悠里も立ち上がり、いつもの如く飲み物を買いに出ると美術室を出る。 当たり前の様に京太郎も悠里について来る。
「別に京は付いて来なくていいんだぞ」
「俺は悠里が暴走しないように見張らないとね」
「俺は、猛獣か何か?」
「止めてあげないと。 悠里また、泣くでしょ。 前の時みたいに」
(嫌な奴だ。 そんな事言われたら、思い出すだろ)
この厄介な性格の所為で、悠里は中学の時に痛い目を見ている。 虐め過ぎてこっぴどく振られた事があるのだ。 悠里の自業自得なのだが。 京太郎はその事を暗に匂わせて、悠里に自制させようとしているのだ。
背後の京太郎を無視して急ぐ。 佐奈とはクラスも別で、教室の階も違うから、こちらから会いに行かないと偶然をよそえない。
――食堂に男女の楽しそうな声が響いている。
悠里たちが食堂に入ると、放課後の見回りで教師が残っている生徒に帰宅を促していた。 女子たちは色めきだって教師を自分たちのテーブルに誘っていた。 銀縁の眼鏡の奥にある黒い瞳は、冷たい印象がある。 近寄りがたいオーラがダダ洩れているのに、全学年の女子たちに人気がある。
「伊織くん! こっちで一緒にお茶しようよ。 ジュース奢って~」
「伊織くん、日曜日デートしようよ」
「お前ら、教師をくん付けで呼ぶな。 ガキには興味ない! 用事ないならさっさと帰れ」
伊織が近づくなオーラを放ちながら、生徒たちに帰宅を促す。 教師らしくない言動が生徒たちに受けているのだろうか。 女子たちは全く気にした様子もなく、伊織にもの凄い勢いで話しかけている。
伊織と女子の集団から、少し離れた数人の女子の中に、頬を染めて伊織を見つめる佐奈を見つけた。 自身の気持ちを自覚したばっかりなのに、今、悠里の失恋が決定した。 悠里の体温と周囲の気温が下がっていく。 隣で不穏な空気を感じた京太郎が、気遣う様な顔で悠里を見ている。
「悠里」
「何で、いつも俺じゃないんだっ」
小さく呟いた悠里の声は、隣に居る京太郎にしか聞こえなかった。 京太郎の目が見開いて、悠里を凝視する。 悠里は反射的に動いていた。 真っすぐに佐奈の所に向かう。 悠里は気づいていなかった。
今、自身がどんな顔をしているのか。 佐奈が近づいて来る悠里に気づき、只ならぬ様子に体全体が大きく跳ねた後、直立不動になる。 いつもは可愛いいと思う怯えた佐奈の様子が、悠里は無性に腹が立って仕方がない。
佐奈に手を伸ばそうとした悠里に対して、佐奈がきつく目を瞑って俯く。 同時に後ろから追いついた京太郎に肩を強く掴まれた。
「悠里!」
京太郎の声に我に返ると、佐奈が中学の時の彼女と重なって見えた。 悠里の喉が鳴る。 佐奈と目が合い、不自然に逸らしたら、気まずい空気が流れた。 気まずい空気を破ったのは京太郎だった。
「相川たちは、今まで応援団の練習してたの?」
顔を上げた佐奈が京太郎に答える。 当たり前だが、京太郎に対しては怯えた様子ない。
「うん、まだまだ、全然ダメなんだけどね」
「ああ、美術室から見えてるよ。 皆、頑張ってるよね」
佐奈の周りにいる女子たちも会話に加わってきた。 京太郎に笑顔を見せる佐奈に更にイラっとする。 それがいけなかった。
「うん、良く見えるな。 一人だけリズムが合わなくて挙動不審になっているのが」
(この口、誰か何とかしてしほしいっ)
悠里の一言で、その場の空気がまたもや一変した。 佐奈は眉間に皺を寄せて、きつく悠里の事を睨んで来た。 悠里はいつもの様子と違う佐奈にたじろいだ。 微妙な空気の中、伊織が悠里たちに気づいて声を掛けてくる。
「盛り上がってるところ? 邪魔して悪いが、お前らも用がないなら早く下校しろ」
ここにいる全員が『今、盛り下がったところです』と心の中で呟いた。
「「「「はいっ」」」」
全員が何も言わずにその場で解散した。 校舎の中央階段を上りながら、悠里は青い顔をして項垂れていた。 数少ない佐奈との交流に失敗し、隣で並んで歩く京太郎が悠里のそんな様子を見て慰めてきた。
「相川の好きなタイプが伊織くんなら、もしかしたら悠里も好きなタイプの範囲に入ってるじゃないか?」
京太郎の言葉に訝し気に顔を歪める。
「それは、どういう意味で? 全然タイプが違うだろ、俺と伊織くん」
「見た目の冷たい印象かな。 伊織くんも絶対にSだと思う。 ネチネチしてそうだけど」
ネチネチしたSを想像してしまい背筋に悪寒が走る。 隣で青くなっている京太郎を睨みつける。
「変な事言うのやめろ」
悠里は自身の身体を抱きしめた。
(次はどうやってアプローチしようか)
――食堂では生徒たちの騒音と、食欲をそそる美味しそうな匂いが充満し、悠里たちを誘っている。
悠里はクラスの友人とお昼を摂りに食堂に来ていた。 友人が食堂を見渡す。
「うおっ、混んでるな。 やっぱちょっと遅かったか、どうする? 悠里、京」
「購買部でパン買って、屋上行くか? 悠里それでいいか?」
「そうだな」
(碌なの残ってなさそうだけど)
友人は『特製コロッケパン~♪』と変な節をつけて、購買部に走っていった。 幸運な事に『特製コロッケパン』を手に入れた。
一・二年校舎と三年校舎の間には、食堂と中庭がある。 渡り廊下のバルコニーからは中庭が見渡せる。 一・二年校舎から一人の女子生徒が出てきた。 女子生徒は中庭を通り過ぎ、食堂も通り過ぎていき、三年校舎の裏に入って行った。 悠里は友人たちを振り返った。
「悪い。 俺、別の場所で食うわ」
悠里はそれだけ言うと三年校舎裏に急いだ。 目的地に着くまで心臓が大きく跳ねてうるさい。 体中の血液が沸騰したみたいに熱い。 目的の女子生徒を見つけた。 悠里の視線の先にあるのは、相川佐奈だ。
イヤホンをつけて応援団の振り付けが書いてある用紙を覗き込んでいる。 一人だと思って安心してるのだろう。 佐奈は独り言を言っている。
「はぁ、もう直ぐテスト期間に入るから、放課後残って練習出来ないんだよね。 また、馬鹿にされたくないもんね。 しかし、リズム合わなくて挙動不審になってるの、塩谷くんに見られてるとは、」
佐奈は頭を抱えて項垂れている。 佐奈の様子を影から見ていると応援団の練習を始めた。 やはりワンテンポ遅れている。 悠里は佐奈に気づかれない様に近づく。 佐奈の必死な後ろ姿を見ていると、意地悪な考えが沸いてくる。 佐奈が動きを止めて振り付けの確認をしている。
悠里はもう真後ろに来ていたが、佐奈は全く気付かない。 佐奈の肩を数回、軽く叩くと、佐奈の肩が大きく跳ねた。 佐奈が顔だけで振り返ると、悠里の指に柔らかい佐奈の頬の感触が伝わる。
佐奈の変顔が強制的に出来上がった。 悠里と目が合った佐奈が驚愕の表情で見ている。 佐奈の顔には『何故、ここに塩谷くんがいるの』と、如実に表れていた。 悠里の顔には面白がっているのがありありと表れている。 佐奈は石像の様に固まい、固まった佐奈を見て、悠里は益々笑顔になった。
(今日は、会えないと思ってたからラッキーだったな)
「一人じゃ、合ってるかどうか分からないだろう? 手伝おうか?」
「〇△□※~~!!」
佐奈の石化が解除され、覚醒した佐奈の声にならない叫び声がこだました。 勿論、悠里は佐奈が嫌がってるのは分かっている。
(佐奈の挙動不審ダンスをまじかで見れるとは、ラッキーだな)
0
あなたにおすすめの小説
あの日、幼稚園児を助けたけど、歳の差があり過ぎてその子が俺の運命の人になるなんて気付くはずがない。
NOV
恋愛
俺の名前は鎌田亮二、18歳の普通の高校3年生だ。
中学1年の夏休みに俺は小さい頃から片思いをしている幼馴染や友人達と遊園地に遊びに来ていた。
しかし俺の目の前で大きなぬいぐるみを持った女の子が泣いていたので俺は迷子だと思いその子に声をかける。そして流れで俺は女の子の手を引きながら案内所まで連れて行く事になった。
助けた女の子の名前は『カナちゃん』といって、とても可愛らしい女の子だ。
無事に両親にカナちゃんを引き合わす事ができた俺は安心して友人達の所へ戻ろうとしたが、別れ間際にカナちゃんが俺の太ももに抱き着いてきた。そしてカナちゃんは大切なぬいぐるみを俺にくれたんだ。
だから俺もお返しに小学生の頃からリュックにつけている小さなペンギンのぬいぐるみを外してカナちゃんに手渡した。
この時、お互いの名前を忘れないようにぬいぐるみの呼び名を『カナちゃん』『りょうくん』と呼ぶ約束をして別れるのだった。
この時の俺はカナちゃんとはたまたま出会い、そしてたまたま助けただけで、もう二度とカナちゃんと会う事は無いだろうと思っていたんだ。だから当然、カナちゃんの事を運命の人だなんて思うはずもない。それにカナちゃんの初恋の相手が俺でずっと想ってくれていたなんて考えたことも無かった……
7歳差の恋、共に大人へと成長していく二人に奇跡は起こるのか?
NOVがおおくりする『タイムリープ&純愛作品第三弾(三部作完結編)』今ここに感動のラブストーリーが始まる。
※この作品だけを読まれても普通に面白いです。
関連小説【初恋の先生と結婚する為に幼稚園児からやり直すことになった俺】
【幼馴染の彼に好きって伝える為、幼稚園児からやり直す私】
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
隣の夫婦 ~離婚する、離婚しない、身近な夫婦の話
紫さゆり
恋愛
オムニバス形式です。
理解し合って結婚したはずの梓、同級生との再会が思わぬことになる雅美、年下の夫のかつての妻に引け目を感じる千晴、昔の恋の後悔から前向きになれない志織。
大人の女性のストーリーです。
【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!
satomi
恋愛
昼夜問わずに働く18才の主人公南ユキ。
働けども働けどもその収入は両親に搾取されるだけ…。睡眠時間だって2時間程度しかないのに、それでもまだ働き口を増やせと言う両親。
早朝のバイトで頭は朦朧としていたけれど、そんな時にうちにやってきたのは白虎商事CEOの白川大雄さん。ポーンっと25億で私を買っていった。
そんな大雄さん、白虎商事のCEOとは別に白虎組組長の顔を持っていて、私に『姐』になれとのこと。
大丈夫なのかなぁ?
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる