4 / 34
包菜咲
しおりを挟む
ずるずるずる・・・・・。
事務所内には包菜がラーメンを食べる音が響く。
「なぁ・・・もうそろそろ話てくれないか?」
「ふぁにを?」
「・・・・まぁぎりぎり聞き取れたわ。なんで誘拐されたかだよ」
「ふぁからん」
「・・・・そうか・・。」
「・・・よく聞き取れますね。」
「ん・・まぁ、なんかな」
耳良いし
「うーん。じゃあ君の能力を教えてくれないかな。能力が誘拐されたことに関係があるかもしれない」
と、傷さんが言った。
「ふぁ、いれふお」
「・・君、話してくれるのはありがたいんだが、食べるか話すか、どちらかにしてくれないか?」
と業
「ずるずるずる」
「食べるのか・・・。何の迷いもなく・・・・」
業はなんか少しショックを受けたみたいだ。
「ふぁ。食べ終わりました~。あ!私の能力ですよね!」
すると包菜はポケットから風呂敷を取り出した。
「この風呂敷は~、私の家に伝わる家宝なんですけど~」
風呂敷を家宝にする家を俺は知らない。
「私の能力は、この風呂敷でなんでも包めるという能力なんです」
「おお、それは便利だな」
「はい。しかも包んだ物の大きさは自由に変えられます。あ、でも、刃物に弱いですね」
「ふん・・・。確かに、これほどの能力、ほしがる人間がいてもおかしくないね」
と傷さん。
「能力をほしがる・・。もしかしてあの黒い男ですか?」
と業
「うん・・。そしてその黒男は何等かの組織に・・・いや、日本の能力者犯罪組織なんて一つしかないのだけれども。」
「黒砂・・」
「ああ、日本の能力者犯罪は大体こいつらの仕業と考えていいだろう」
「黒砂」日本最大の能力者犯罪集団であり、発足したのは10年ほど前と考えられているが、いまだ正確な情報はあまりない。まったく謎の集団である。
「ふん・・。君、ここで保護してあげようか?」
「っ!傷さん!何言ってんすか!うち、そんな人を養うかねなんてないですよ!」
つい大きい声が出た。まぁ、この事務所はあまり依頼もなく、できたばかりなので、金はあまり使いたくない・・と言うのもあったんだが。
「傷さん。確かにその方が安全かもしれないですが彼女にも家族が・・」
「そうですよ!業の言うとおりです」
「ああ、そのことなんだけどね・・・多分この子家族いないわ」
「「え」」
「この子の家族、もうみんな死んじゃってる。別に不信なとこはなくて、みんな何等かの病気で死んでる」
「そうですよ!」
家族が死んでるといわれてもあまり包菜に変化はない。どうやら、もう彼女の中では完全に納得し、受け入れてるらしい。
「あと、お金は大丈夫。ちゃんとあるから」
「は・・はぁ・・」
何も言えない・・。
「さて、これで今回の件はおしまいかなぁ」
と傷さん。
「・・・・そうですね、傷さんがちゃんと面倒を見れるみたいですし」
「ちょ!なんでそんなペットみたいな言い方!」
「す・・まない。別にそんな気はなかったのだが」
「あったあった!絶対!がうがうがう!!!」
業と包菜がさっそく言い合いをしている。つーかがうがう言われましたよ。絶対自分でも意識してるとこあっただろ。
「さて、じゃぁ、俺帰ります」
俺はそういって事務所から出た。
「ああ、またな」
「またね~靱破君」
「さよならー!!!」
後ろから声が聞こえた。包菜声でか。
「ただ今ー」
と言って俺は自分のアパートのドアを開けた。
親はいない。・・・・唐突に言うと何か重たいものがあるが、別にそんなものはなぁーい。ただ単に両親が忙しくてあまり家に帰ってこないだけである。
「さて、飯作るか」
チャーハンをな
15分後チャーハン完成。食う、ひたすら食う。
「う!うまぁぁぁぁい!!!!」
壮絶な自画自賛してしまった。小っちゃい「あ」多すぎだろ。ジョ○ョか。
「さて」
皿を洗い、我がはむすたー「紅蓮丸」に餌をやる。
で、そっからちょっとトレーニング。波紋の呼吸でもやってみっかな。
「寝よ」
で、寝た。・・・後半下らん俺の日常じゃないか。すいません。
事務所内には包菜がラーメンを食べる音が響く。
「なぁ・・・もうそろそろ話てくれないか?」
「ふぁにを?」
「・・・・まぁぎりぎり聞き取れたわ。なんで誘拐されたかだよ」
「ふぁからん」
「・・・・そうか・・。」
「・・・よく聞き取れますね。」
「ん・・まぁ、なんかな」
耳良いし
「うーん。じゃあ君の能力を教えてくれないかな。能力が誘拐されたことに関係があるかもしれない」
と、傷さんが言った。
「ふぁ、いれふお」
「・・君、話してくれるのはありがたいんだが、食べるか話すか、どちらかにしてくれないか?」
と業
「ずるずるずる」
「食べるのか・・・。何の迷いもなく・・・・」
業はなんか少しショックを受けたみたいだ。
「ふぁ。食べ終わりました~。あ!私の能力ですよね!」
すると包菜はポケットから風呂敷を取り出した。
「この風呂敷は~、私の家に伝わる家宝なんですけど~」
風呂敷を家宝にする家を俺は知らない。
「私の能力は、この風呂敷でなんでも包めるという能力なんです」
「おお、それは便利だな」
「はい。しかも包んだ物の大きさは自由に変えられます。あ、でも、刃物に弱いですね」
「ふん・・・。確かに、これほどの能力、ほしがる人間がいてもおかしくないね」
と傷さん。
「能力をほしがる・・。もしかしてあの黒い男ですか?」
と業
「うん・・。そしてその黒男は何等かの組織に・・・いや、日本の能力者犯罪組織なんて一つしかないのだけれども。」
「黒砂・・」
「ああ、日本の能力者犯罪は大体こいつらの仕業と考えていいだろう」
「黒砂」日本最大の能力者犯罪集団であり、発足したのは10年ほど前と考えられているが、いまだ正確な情報はあまりない。まったく謎の集団である。
「ふん・・。君、ここで保護してあげようか?」
「っ!傷さん!何言ってんすか!うち、そんな人を養うかねなんてないですよ!」
つい大きい声が出た。まぁ、この事務所はあまり依頼もなく、できたばかりなので、金はあまり使いたくない・・と言うのもあったんだが。
「傷さん。確かにその方が安全かもしれないですが彼女にも家族が・・」
「そうですよ!業の言うとおりです」
「ああ、そのことなんだけどね・・・多分この子家族いないわ」
「「え」」
「この子の家族、もうみんな死んじゃってる。別に不信なとこはなくて、みんな何等かの病気で死んでる」
「そうですよ!」
家族が死んでるといわれてもあまり包菜に変化はない。どうやら、もう彼女の中では完全に納得し、受け入れてるらしい。
「あと、お金は大丈夫。ちゃんとあるから」
「は・・はぁ・・」
何も言えない・・。
「さて、これで今回の件はおしまいかなぁ」
と傷さん。
「・・・・そうですね、傷さんがちゃんと面倒を見れるみたいですし」
「ちょ!なんでそんなペットみたいな言い方!」
「す・・まない。別にそんな気はなかったのだが」
「あったあった!絶対!がうがうがう!!!」
業と包菜がさっそく言い合いをしている。つーかがうがう言われましたよ。絶対自分でも意識してるとこあっただろ。
「さて、じゃぁ、俺帰ります」
俺はそういって事務所から出た。
「ああ、またな」
「またね~靱破君」
「さよならー!!!」
後ろから声が聞こえた。包菜声でか。
「ただ今ー」
と言って俺は自分のアパートのドアを開けた。
親はいない。・・・・唐突に言うと何か重たいものがあるが、別にそんなものはなぁーい。ただ単に両親が忙しくてあまり家に帰ってこないだけである。
「さて、飯作るか」
チャーハンをな
15分後チャーハン完成。食う、ひたすら食う。
「う!うまぁぁぁぁい!!!!」
壮絶な自画自賛してしまった。小っちゃい「あ」多すぎだろ。ジョ○ョか。
「さて」
皿を洗い、我がはむすたー「紅蓮丸」に餌をやる。
で、そっからちょっとトレーニング。波紋の呼吸でもやってみっかな。
「寝よ」
で、寝た。・・・後半下らん俺の日常じゃないか。すいません。
0
あなたにおすすめの小説
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした
藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると
土地を蝕む邪気となって現れる。
それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。
派手な奇跡は起こらない。
けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。
――その役目を、誰一人として理解しないまま。
奇跡が少なくなった。
役に立たない聖女はいらない。
そう言われ、私は静かに国を追放された。
もう、祈る理由はない。
邪気を生み出す原因に目を向けず、
後始末だけを押し付ける国を守る理由も。
聖女がいなくなった国で、
少しずつ異変が起こり始める。
けれど彼らは、最後まで気づかなかった。
私がなぜ祈らなくなったのかを。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
天才王子、引き篭もる……いや、引き篭もれない
戯言の遊び
ファンタジー
平穏に暮らしたいだけなのに、なぜ問題が山積みなんだ……!?」
辺境に飛ばされた“元サラリーマン王子”、引き篭もるつもりが領地再生の英雄に――!
現代日本で社畜生活を送っていた青年・レオンは、ある日突然、
中世ヨーロッパ風の王国「リステリア」の第五王子として転生する。
怠惰で引き篭もり体質なレオンは、父王により“国の厄介払い”として
荒れ果てた辺境〈グレイア領〉の領主を任される。
だが、現代知識と合理的な発想で領内を改革していくうちに、
貧困の村は活気を取り戻し――気づけば人々からこう呼ばれていた。
『良領主様』――いや、『天才王子』と。
領民想いのメイド・ミリア、少女リィナ、そして個性派冒険者たちと共に、
引き篭もり王子のスローライフ(予定)は、今日もなぜか忙しい!
「平穏に暮らしたいだけなのに、なぜ問題が山積みなんだ……!?」
社畜転生王子、引き篭もりたいのに領地がどんどん発展していく!
――働きたくないけど、働かざるを得ない異世界領主譚!
こちらは、以前使っていたプロットを再構成して投稿しています
是非、通学や通勤のお供に、夜眠る前のお供に、ゆるりとお楽しみ下さい
本物の夫は愛人に夢中なので、影武者とだけ愛し合います
こじまき
恋愛
幼い頃から許嫁だった王太子ヴァレリアンと結婚した公爵令嬢ディアーヌ。しかしヴァレリアンは身分の低い男爵令嬢に夢中で、初夜をすっぽかしてしまう。代わりに寝室にいたのは、彼そっくりの影武者…生まれたときに存在を消された双子の弟ルイだった。
※「小説家になろう」にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる