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AI・2
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「ふぁ・・傷さん、作、おはようございます」
2階から業が降りてきた。
「ふぁ・・昨日は大変だった・・・ん?なんです?その女性は?」
「ああ、俺の今回の任務の報酬」
「報酬に・・女性?・・・あまり良いとはいえん。通報・・」
「いやいやいや!!そんなんじゃないから!」
「そうだよ、これはAIのネムと言ってね。事務所の手伝いをしてくれるロボットだよ」
「はぁ・・確かに、肌の質感が少し人間とは違いますね・・。服も不自然だし・・」
業がネムをまじまじと見ながら言う。
「確かに・・この事務所にメイド服は不自然だな」
確かにかわいいとかそういうところから見れば全然いいのだが、こんな町はずれの事務所にメイド服は不自然だ。
「うーん・・。ネム、服を変えることはできるのか?」
「はい。買ってきてさえもらえれば」
「おう・・」
なんか勝手に自動で着替えれるのかと思っていたよ。
「まぁ、別に不自然ですが、問題があるというわけでもありませんし、今はいいんじゃないでしょうか」
と業が言う
「そうだねー」
と傷さんが同意した。
「まぁ・・いいけど」
そして結局俺も同意するのだった。
「えええ!何?この女の人!!」
包菜が降りてきた。そしてうるさい。
「いや、今回の任務の報酬だよ。「ネム」っていうロボットだ」
「へぇ~。よくできてますねぇ~」
「包菜様、ですね」
「うへぇ!しゃべった!」
「今回、私、「ネム」は、この事務所のサポートをさせていただくとともに、あなたを守ることを時見様から命じられております。」
「へぇ~そうなんですかぁ~」
どうやら、ネムは包菜を守る、と言う任務もあるらしい。
「てことは、これからもこの事務所が襲われる可能性が高いってことか?」
「ハイ。そういうことかと」
「うーん・・。引っ越しを考えなきゃいけないかもね・」
と傷さん。
「引っ越し・・。ですか?お金はどうするのです?」
「あー大丈夫。これ見て」
傷さんは金庫を出してきて、開けた。
「「おおお!!!」」
その中には、かなりの額の金が入っていた。1000万はあるのではないか。
「こんなお金、どうしたんですか?」
「僕が若いころ働いてた時の貯金と~襲ってきた黒砂の人達の身ぐるみ剥いで換金しました」
「ん?」
最初の若いころ(今も十分若いが)に貯めた金と言うのはまだわかる。だが・・
「身ぐるみ剥いだって・・山賊ですか!」
「へへー」
「へへー、じゃない!ほめてないです!」
「はぁ・・」←業の溜息
傷さんはたまにとんでもないことをしでかす。いやな記憶ばかりなのでもう記憶から消去したが
「まぁ、いいじゃない。これで引っ越しできるよ」
「しかし・・家族はどうしましょう・・」
「ああ、大丈夫、すでに話はつけてあるから」
「ええ!?」
「だって、家にいるより安全ジャン」
「確かに・・そうですけど・・」
「はいはい、うだうだ言わない!引っ越し!するよ!」
無理やり包菜に話を締めくくられ、何も言えなくなる。
「まぁ・・家族に被害が及ばないなら・・そっちのほうがいいかもな・・」
と業。
「わかった!俺たちも引っ越しに協力しますよ!」
「うん。頑張ろうね」
「はい!」
とある、山の中に、その建物はある。まぁ、黒砂の本部なんだけど。
その休憩室に、一人の男が座っている。その男は、時見事務所に女とともに襲撃を仕掛けた、銀髪の男だ。
「ふう・・。まさか、あんなところで会うとはねェ」
男は手に持った缶コーヒーを飲む。
「凰・業・・。あの能力はもはや普通の能力じゃない・・。」
鳥の能力をすべて使える。もはやチートである。
「あいつ・・「名継ぎ」か・・?」
強力な能力を「名継ぎ」と決めつけるにはいけないが、その可能性が高い。
「それに・・あいつの父親は・・」
男はそこで一人語をやめ、歩き始めた。
2階から業が降りてきた。
「ふぁ・・昨日は大変だった・・・ん?なんです?その女性は?」
「ああ、俺の今回の任務の報酬」
「報酬に・・女性?・・・あまり良いとはいえん。通報・・」
「いやいやいや!!そんなんじゃないから!」
「そうだよ、これはAIのネムと言ってね。事務所の手伝いをしてくれるロボットだよ」
「はぁ・・確かに、肌の質感が少し人間とは違いますね・・。服も不自然だし・・」
業がネムをまじまじと見ながら言う。
「確かに・・この事務所にメイド服は不自然だな」
確かにかわいいとかそういうところから見れば全然いいのだが、こんな町はずれの事務所にメイド服は不自然だ。
「うーん・・。ネム、服を変えることはできるのか?」
「はい。買ってきてさえもらえれば」
「おう・・」
なんか勝手に自動で着替えれるのかと思っていたよ。
「まぁ、別に不自然ですが、問題があるというわけでもありませんし、今はいいんじゃないでしょうか」
と業が言う
「そうだねー」
と傷さんが同意した。
「まぁ・・いいけど」
そして結局俺も同意するのだった。
「えええ!何?この女の人!!」
包菜が降りてきた。そしてうるさい。
「いや、今回の任務の報酬だよ。「ネム」っていうロボットだ」
「へぇ~。よくできてますねぇ~」
「包菜様、ですね」
「うへぇ!しゃべった!」
「今回、私、「ネム」は、この事務所のサポートをさせていただくとともに、あなたを守ることを時見様から命じられております。」
「へぇ~そうなんですかぁ~」
どうやら、ネムは包菜を守る、と言う任務もあるらしい。
「てことは、これからもこの事務所が襲われる可能性が高いってことか?」
「ハイ。そういうことかと」
「うーん・・。引っ越しを考えなきゃいけないかもね・」
と傷さん。
「引っ越し・・。ですか?お金はどうするのです?」
「あー大丈夫。これ見て」
傷さんは金庫を出してきて、開けた。
「「おおお!!!」」
その中には、かなりの額の金が入っていた。1000万はあるのではないか。
「こんなお金、どうしたんですか?」
「僕が若いころ働いてた時の貯金と~襲ってきた黒砂の人達の身ぐるみ剥いで換金しました」
「ん?」
最初の若いころ(今も十分若いが)に貯めた金と言うのはまだわかる。だが・・
「身ぐるみ剥いだって・・山賊ですか!」
「へへー」
「へへー、じゃない!ほめてないです!」
「はぁ・・」←業の溜息
傷さんはたまにとんでもないことをしでかす。いやな記憶ばかりなのでもう記憶から消去したが
「まぁ、いいじゃない。これで引っ越しできるよ」
「しかし・・家族はどうしましょう・・」
「ああ、大丈夫、すでに話はつけてあるから」
「ええ!?」
「だって、家にいるより安全ジャン」
「確かに・・そうですけど・・」
「はいはい、うだうだ言わない!引っ越し!するよ!」
無理やり包菜に話を締めくくられ、何も言えなくなる。
「まぁ・・家族に被害が及ばないなら・・そっちのほうがいいかもな・・」
と業。
「わかった!俺たちも引っ越しに協力しますよ!」
「うん。頑張ろうね」
「はい!」
とある、山の中に、その建物はある。まぁ、黒砂の本部なんだけど。
その休憩室に、一人の男が座っている。その男は、時見事務所に女とともに襲撃を仕掛けた、銀髪の男だ。
「ふう・・。まさか、あんなところで会うとはねェ」
男は手に持った缶コーヒーを飲む。
「凰・業・・。あの能力はもはや普通の能力じゃない・・。」
鳥の能力をすべて使える。もはやチートである。
「あいつ・・「名継ぎ」か・・?」
強力な能力を「名継ぎ」と決めつけるにはいけないが、その可能性が高い。
「それに・・あいつの父親は・・」
男はそこで一人語をやめ、歩き始めた。
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