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リーダーを争う少女たち
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「eスポーツになっちゃった! 〇〇少女ワールド! アハッ!」
〇〇少女ワールドは大金の賞金が出る戦略シュミレーション・オンラインゲームです。
「天下布武じゃ! お友達になろうよ! アハッ!」
姉の真理亜、お友達70億人キャンペーン実施中。
「こんなお姉ちゃんでごめんなさい。ペコッ。」
良く出来た妹の楓の物語。
「誰が特攻少女隊リーダーになるか、決めない?」
話はひょん所から始まった。誰が言い出したのかは分からない。
「そうね。命をかけて特攻する訳だし、無策で死ぬのは嫌ね。」
「そうしよう。リーダーを決めよう。」
ということでリーダーを決めることになった。
「誰がリーダーになる?」
なんと人間臭いこと。
「私は辞退します。」
まず平和主義者の渋谷子がリーダーから辞退した。
「私がリーダーをやろう。」
次に自ら名乗り出る恵比寿子。
「おまえがリーダーになるぐらいなら私がリーダーをしよう。」
広尾子も名乗り出る。
「おまえたちでは心配だ。私がリーダーをやってやろう。」
比嘉死子も名乗り出る。
「おまえたち、リーダーの経験があるのか? 実績からいって私がリーダーに一番ふさわしい。」
神宮前子も名乗り出る。
「おまえたち、自分の国にウイルスを打ち込まれたことがあるか? やはりリーダーには悲しみを知っている私がなるべきだ。」
千駄ヶ谷子も名乗り出る。
「このままではリーダーが決まらない!?」
「まるで円卓の騎士ではないか!?」
そう、リーダーを巡って一触即発の殺し合い寸前であった。
「どうやって、リーダーを決める?」
「やはり殴り合いの実力勝負か?」
「じゃんけんはどうだろう?」
「平和的に多数決でいいんじゃないか?」
「そうしよう。」
リーダーは多数決で決めることになった。
「それでは多数決を始めます。」
「おお!」
「恵比寿子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
「広尾子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
「比嘉死子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
「神宮前子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
「千駄ヶ谷子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
もちろんリーダーに5人立候補しているのだから、当然の結果である。
「渋谷子! あなたは誰に入れるの?」
「ええー!? 私ですか!?」
そしてリーダーを辞退した渋谷子の投票で誰がリーダーになるかが決まる。
「渋谷子! 私がリーダーになったら、おまえに伊勢海老をやろう!」
「伊勢海老!?」
恵比寿だけに海老なのだ。
「汚いぞ!? 買収する気か!?」
「勝てばいいのだよ! 勝てば!」
「それなら私はセレブタウン広尾の一軒家をやろう! これでおまえもセレブの一員だ!」
「セレブ!?」
広尾はそういう所である。
「ちょっと待った! 私なら、おまえの寿命を延ばせるぞ! なんせ比嘉死子で死を司る住所だからな。」
「寿命!?」
「騙されるな! こいつらは私利私欲の塊だ! この愛に溢れる神宮前子こそ、リーダーに相応しんだ!」
「愛!?」
「えっと、私がリーダーになった暁には駄菓子を1000個あげよう。庶民的だろ。」
「駄菓子・・・・・・。」
千駄ヶ谷子は完全なオチ要員になっていた。
「さあ! 誰をリーダーにするんだ!」
「うわあああああー!?」
5人の熱量に気圧される渋谷子。
「ゲホッ・・・・・・。」
そして気絶して倒れた。
「こらー!? 寝るな!?」
「死ぬならリーダーを決めてから死ね!」
「こういう時って、大丈夫か!? とか声をかけないか?」
「仕方がない。リーダーの座がかかっているんだ。」
「誰がリーダーになるかで自分の生存率が大きく変わって来るからな。」
つまり自分のことが一番カワイイのである。
「う、うう。」
揺すられ叩かれ渋谷子が目を覚ました。
「おお!? 要救護者が目を覚ましたぞ!?」
「誰がリーダーになるか、さっさと決めてくれ!」
重病人を急かす医師と看護師たち。
「ううう。」
しかし渋谷子の様子が少し変だった。
「私の宿木にしている体に危害を加えたのは、おまえたちか!?」
控えめな平和主義者、渋谷子が珍しく自己主張している。
「なんだ!? こいつは!?」
「さっきまでと別人格ではないか!?」
「まさか!?」
「どうした?」
「こいつは二重人格者!?」
「なんだって!?」
そう、渋谷子は二重人格者である。
「私は二重人格者などではない! 私は神なのだ!」
「神!?」
渋谷子に寄生していたのは神様であった。
「そうだ。私は本の神なのだ。」
「本の神!?」
渋谷子の正体はブック・ゴットであった。
「よくも私の体を傷つけたな。おまえたちは本の角でキツツキの刑だ!」
「ギャアアアアアアー!?」
本神は本の角で少女たちに襲い掛かる。本の角は想像以上に痛いので、叩かれると血を拭いて倒されていく。
「なんとかしろ!?」
「そうだ!? 本なら水に弱いはず!? 水をかけろ!」
水をかけられる本の神。
「ふっふっふ。今時の本は防水加工済みさ。」
「防水加工だと!?」
そんな本があるだろう。
「水が効かないなら、今度は火で燃やしてやる!」
火を投げつけられる本神。
「ふっふっふ。更に今時の本は防火加工済みだ。」
「防火加工!? そんなのありか!?」
ありなんです。
「我が器に歯向かった罪は万死に値する! くらえ! 本の神! 奥義! ブック・コーナー・アタック!」
「ギャアアアアアアー!?」
余りにも悲惨な光景であった。良い子は絶対に真似をしてはいけない。
「え!? 私がリーダー!?」
渋谷子が目覚めると満場一致でリーダーにされていたのだった。
つづく。
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「誰が特攻少女隊リーダーになるか、決めない?」
話はひょん所から始まった。誰が言い出したのかは分からない。
「そうね。命をかけて特攻する訳だし、無策で死ぬのは嫌ね。」
「そうしよう。リーダーを決めよう。」
ということでリーダーを決めることになった。
「誰がリーダーになる?」
なんと人間臭いこと。
「私は辞退します。」
まず平和主義者の渋谷子がリーダーから辞退した。
「私がリーダーをやろう。」
次に自ら名乗り出る恵比寿子。
「おまえがリーダーになるぐらいなら私がリーダーをしよう。」
広尾子も名乗り出る。
「おまえたちでは心配だ。私がリーダーをやってやろう。」
比嘉死子も名乗り出る。
「おまえたち、リーダーの経験があるのか? 実績からいって私がリーダーに一番ふさわしい。」
神宮前子も名乗り出る。
「おまえたち、自分の国にウイルスを打ち込まれたことがあるか? やはりリーダーには悲しみを知っている私がなるべきだ。」
千駄ヶ谷子も名乗り出る。
「このままではリーダーが決まらない!?」
「まるで円卓の騎士ではないか!?」
そう、リーダーを巡って一触即発の殺し合い寸前であった。
「どうやって、リーダーを決める?」
「やはり殴り合いの実力勝負か?」
「じゃんけんはどうだろう?」
「平和的に多数決でいいんじゃないか?」
「そうしよう。」
リーダーは多数決で決めることになった。
「それでは多数決を始めます。」
「おお!」
「恵比寿子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
「広尾子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
「比嘉死子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
「神宮前子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
「千駄ヶ谷子がいい人?」
「はい!」
「一名。」
もちろんリーダーに5人立候補しているのだから、当然の結果である。
「渋谷子! あなたは誰に入れるの?」
「ええー!? 私ですか!?」
そしてリーダーを辞退した渋谷子の投票で誰がリーダーになるかが決まる。
「渋谷子! 私がリーダーになったら、おまえに伊勢海老をやろう!」
「伊勢海老!?」
恵比寿だけに海老なのだ。
「汚いぞ!? 買収する気か!?」
「勝てばいいのだよ! 勝てば!」
「それなら私はセレブタウン広尾の一軒家をやろう! これでおまえもセレブの一員だ!」
「セレブ!?」
広尾はそういう所である。
「ちょっと待った! 私なら、おまえの寿命を延ばせるぞ! なんせ比嘉死子で死を司る住所だからな。」
「寿命!?」
「騙されるな! こいつらは私利私欲の塊だ! この愛に溢れる神宮前子こそ、リーダーに相応しんだ!」
「愛!?」
「えっと、私がリーダーになった暁には駄菓子を1000個あげよう。庶民的だろ。」
「駄菓子・・・・・・。」
千駄ヶ谷子は完全なオチ要員になっていた。
「さあ! 誰をリーダーにするんだ!」
「うわあああああー!?」
5人の熱量に気圧される渋谷子。
「ゲホッ・・・・・・。」
そして気絶して倒れた。
「こらー!? 寝るな!?」
「死ぬならリーダーを決めてから死ね!」
「こういう時って、大丈夫か!? とか声をかけないか?」
「仕方がない。リーダーの座がかかっているんだ。」
「誰がリーダーになるかで自分の生存率が大きく変わって来るからな。」
つまり自分のことが一番カワイイのである。
「う、うう。」
揺すられ叩かれ渋谷子が目を覚ました。
「おお!? 要救護者が目を覚ましたぞ!?」
「誰がリーダーになるか、さっさと決めてくれ!」
重病人を急かす医師と看護師たち。
「ううう。」
しかし渋谷子の様子が少し変だった。
「私の宿木にしている体に危害を加えたのは、おまえたちか!?」
控えめな平和主義者、渋谷子が珍しく自己主張している。
「なんだ!? こいつは!?」
「さっきまでと別人格ではないか!?」
「まさか!?」
「どうした?」
「こいつは二重人格者!?」
「なんだって!?」
そう、渋谷子は二重人格者である。
「私は二重人格者などではない! 私は神なのだ!」
「神!?」
渋谷子に寄生していたのは神様であった。
「そうだ。私は本の神なのだ。」
「本の神!?」
渋谷子の正体はブック・ゴットであった。
「よくも私の体を傷つけたな。おまえたちは本の角でキツツキの刑だ!」
「ギャアアアアアアー!?」
本神は本の角で少女たちに襲い掛かる。本の角は想像以上に痛いので、叩かれると血を拭いて倒されていく。
「なんとかしろ!?」
「そうだ!? 本なら水に弱いはず!? 水をかけろ!」
水をかけられる本の神。
「ふっふっふ。今時の本は防水加工済みさ。」
「防水加工だと!?」
そんな本があるだろう。
「水が効かないなら、今度は火で燃やしてやる!」
火を投げつけられる本神。
「ふっふっふ。更に今時の本は防火加工済みだ。」
「防火加工!? そんなのありか!?」
ありなんです。
「我が器に歯向かった罪は万死に値する! くらえ! 本の神! 奥義! ブック・コーナー・アタック!」
「ギャアアアアアアー!?」
余りにも悲惨な光景であった。良い子は絶対に真似をしてはいけない。
「え!? 私がリーダー!?」
渋谷子が目覚めると満場一致でリーダーにされていたのだった。
つづく。
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