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異世界ファンタジー少女
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「私と、お友達になろうよ! アハッ!」
最近、忘れているが真理亜の初期設定は超能力少女である。
「良いライバル、良いお友達がいるから、人生は楽しいのよ! アハッ!」
〇〇少女の2号が魔法少女アリアで、超能力と魔法のライバル少女であった。
「お友達100万人作るんだキャンペーン中! アハッ!」
2人は今ではマブダチ少女の親友少女だ。お友達よりも友情と絆が深く、お友達パワーが限界を超えるぐらい出せる。
「お友達パワー? お友達エネルギー? お友達エナジー? クルクル。」
「新しい言葉を思いつかないで真理亜ちゃんの目が回ってるわ!?」
一人では目が回って死んでしまうけど、お友達がいれば助けてくれるのだ。お友達は大切なのだ。より人生を豊かにしてくれる。アハッ!
「〇〇少女ワールドは心温まる。お友達ハートフル・ストーリーです。ペコッ。」
たぶん。
「久しぶりの異世界ファンタジーか。」
「私たちのスキルって、異世界ファンタジーなんだけどね。」
「そうかな? 私のタイキックって、現代ドラマだと思うんだけど。」
「真理亜ちゃん、あなたはサイキック少女でしょ。少しズレてるよ。」
「アハッ!」
困った時は笑って誤魔化す超能力少女の真理亜と魔法少女のアリアの会話が中心に進められていく。
「どんな異世界ファンタジーを思いついたの?」
「それは、こんな異世界ファンタジーです。どうぞ。」
ここから中世ヨーロッパ風の異世界ファンタジーの世界が繰り広げられる。
「子供は人質にあずかった。子供の命を助けたければ、一歩も動くなよ!」
設定は、悪い男に子供を人質に取られた良い人。子供は気絶している。
「クソッ。分かった。私は抵抗しない。だから子供には手を出さないでくれ!」
良い人は死を覚悟した。
「まさか魔王に、魔人に、破壊神に、邪神まで倒した伝説の騎士様が子供一人のために手も足も出ないとはな。情けない。」
良い人は伝説の騎士だった。
「結局は、おまえも人の親。子供の命を人質に取られては何もできないわな。」
「この卑怯者が!?」
悪い人は卑怯者だった。
「死ね! 伝説の騎士! 慎太郎!」
この時、面倒臭いアイデアの神が舞い降りる。「そうだ、〇〇少女ワールドなんだから、父を慎太郎にしてしまおう。アハッ!」と。
「ギャアアアアアアー!」
胸を剣で貫かれ伝説の騎士慎太郎は悪い人に殺されてしまった。
「伝説の騎士が人間に殺されるなんて、ざまあ~ないな。ケッケッケ!」
悪い人の正体は人間だった。魔王や魔人、破壊神に邪神。それよりも恐ろしい存在。それが人間。
「ゲホッ・・・・・・。」
何とか死んでいない慎太郎が子供の元へ匍匐前進して近づいて行く。
「ゲホッ・・・・・・私の力を・・・・・・我が愛する娘に託す。」
慎太郎は子供に自分のレベルやスキル、戦闘データなどありとあらゆるものを最後の力を振り絞って娘に高速コピーして貼り付けていく。
「世界の平和は頼んだぞ・・・・・・こんな父親で済まない・・・・・・楓。」
父、慎太郎は力尽きて天国に旅立った。
「ストップ!」
真理亜が止めて現実に戻る。
「どうしたの? 真理亜ちゃん。」
「どうしたのじゃない! なんで妹の楓なの!? そこは伝説の騎士の娘は私でしょ!? なぜだー!? うおおおおおー!?」
納得のいかない真理亜。
「なかなか良い第1話だったね。期待できそうだ。」
不思議とスムーズに書けた第1話であった。
「あ、今アイデアの神が舞い降りて言った。真理亜ちゃんは・・・・・・意地悪で妹をいじめる姉役だって。」
「なんでやねん!?」
終わる。
最近、忘れているが真理亜の初期設定は超能力少女である。
「良いライバル、良いお友達がいるから、人生は楽しいのよ! アハッ!」
〇〇少女の2号が魔法少女アリアで、超能力と魔法のライバル少女であった。
「お友達100万人作るんだキャンペーン中! アハッ!」
2人は今ではマブダチ少女の親友少女だ。お友達よりも友情と絆が深く、お友達パワーが限界を超えるぐらい出せる。
「お友達パワー? お友達エネルギー? お友達エナジー? クルクル。」
「新しい言葉を思いつかないで真理亜ちゃんの目が回ってるわ!?」
一人では目が回って死んでしまうけど、お友達がいれば助けてくれるのだ。お友達は大切なのだ。より人生を豊かにしてくれる。アハッ!
「〇〇少女ワールドは心温まる。お友達ハートフル・ストーリーです。ペコッ。」
たぶん。
「久しぶりの異世界ファンタジーか。」
「私たちのスキルって、異世界ファンタジーなんだけどね。」
「そうかな? 私のタイキックって、現代ドラマだと思うんだけど。」
「真理亜ちゃん、あなたはサイキック少女でしょ。少しズレてるよ。」
「アハッ!」
困った時は笑って誤魔化す超能力少女の真理亜と魔法少女のアリアの会話が中心に進められていく。
「どんな異世界ファンタジーを思いついたの?」
「それは、こんな異世界ファンタジーです。どうぞ。」
ここから中世ヨーロッパ風の異世界ファンタジーの世界が繰り広げられる。
「子供は人質にあずかった。子供の命を助けたければ、一歩も動くなよ!」
設定は、悪い男に子供を人質に取られた良い人。子供は気絶している。
「クソッ。分かった。私は抵抗しない。だから子供には手を出さないでくれ!」
良い人は死を覚悟した。
「まさか魔王に、魔人に、破壊神に、邪神まで倒した伝説の騎士様が子供一人のために手も足も出ないとはな。情けない。」
良い人は伝説の騎士だった。
「結局は、おまえも人の親。子供の命を人質に取られては何もできないわな。」
「この卑怯者が!?」
悪い人は卑怯者だった。
「死ね! 伝説の騎士! 慎太郎!」
この時、面倒臭いアイデアの神が舞い降りる。「そうだ、〇〇少女ワールドなんだから、父を慎太郎にしてしまおう。アハッ!」と。
「ギャアアアアアアー!」
胸を剣で貫かれ伝説の騎士慎太郎は悪い人に殺されてしまった。
「伝説の騎士が人間に殺されるなんて、ざまあ~ないな。ケッケッケ!」
悪い人の正体は人間だった。魔王や魔人、破壊神に邪神。それよりも恐ろしい存在。それが人間。
「ゲホッ・・・・・・。」
何とか死んでいない慎太郎が子供の元へ匍匐前進して近づいて行く。
「ゲホッ・・・・・・私の力を・・・・・・我が愛する娘に託す。」
慎太郎は子供に自分のレベルやスキル、戦闘データなどありとあらゆるものを最後の力を振り絞って娘に高速コピーして貼り付けていく。
「世界の平和は頼んだぞ・・・・・・こんな父親で済まない・・・・・・楓。」
父、慎太郎は力尽きて天国に旅立った。
「ストップ!」
真理亜が止めて現実に戻る。
「どうしたの? 真理亜ちゃん。」
「どうしたのじゃない! なんで妹の楓なの!? そこは伝説の騎士の娘は私でしょ!? なぜだー!? うおおおおおー!?」
納得のいかない真理亜。
「なかなか良い第1話だったね。期待できそうだ。」
不思議とスムーズに書けた第1話であった。
「あ、今アイデアの神が舞い降りて言った。真理亜ちゃんは・・・・・・意地悪で妹をいじめる姉役だって。」
「なんでやねん!?」
終わる。
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