〇〇少女ワールド ２

きれいごとフレーズ少女

「私とお友達になろうよ！　アハッ！」
　真理亜、お友達１００万人キャンペーン実施中。
「君を好きだと叫びたい。」
　世界の中心で愛を叫ぶ的な良いタイトルだ。
「君に決めた！」
「君しかいない。」
「君のためなら。」
　短い面白くないフレーズ。
　しかし感情移入しやすい分かりやすいフレーズ。
「妹を助けたい！」
「妹を助けるんだ！」
「絶対に妹を助ける！」
　一言に想いがこもっていれば、それで伝わる。
「言ってくれないと分からないよ。」
「ごめん。」
「気持ちは言葉に置き換えると伝わるんだから。」
　愛だな。
「なんだ？　この感覚は？」
　短い会話だけでも物語が成り立つな。
　文字が長くなればなるほど伝わりにくい。
　ということは、初期からの短い言葉使用でＯＫということ。
　無理に長いセリフにする必要は無い。
「歌詞だ！」
　そう、歌詞だ。
　歌詞をセリフにすると丁度、感情移入しやすい分かりやすいフレーズになる。
「悲しいね。」
　この一言だけで悲しみは伝わる。
「悲しみが止まらない。」　
　これだけでも悲しみが続いていることが分かる。
「信じる。信じてる。」
　きっと視聴者や読者は分かってくれるはずだ。
「信じるんだ！」
　一方通行じゃない。自分を奮い立たせて相手を信じるんだ！
　そこそこ練習はできた。
　これを〇〇少女ワールドに当てはめるんだ。
「アハッ！」
　この一言で笑っているのが分かってもらえる、はず。
　まあ、練習した所で、物語の内容に変化はない。
　だって、すでにできているんだもの。
「自分のことを信じろ。」
　ＫＫだとアクセス数がないから自律神経失調症で不安になる。何百倍もある、なろうのアクセス数を信じよう。
「それが全てだ！」
　短いフレーズも自分に自信がなければ書けないものだな。
　元々できている。
「恐れるな！　自分を信じて！　前に突き進め！」
　ちょっとグダグダした文章から、もう少しストレートな文字を使うようになったか。
「また腕を上げたな。」
　んん？　この短いフレーズだけで良いのなら、アニメの長ゼリフはなんだ？
「面白くない。」
　かもしれない。長いセリフ。分かりにくいのは確定。
「おやすみ。」
　もう今日だが、昨日の設定で終える。
　つづく。