〇〇少女ワールド 3

渋谷かな

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売店少女

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「楓? 私のカワイイ妹ですが? お友達になろうよ! アハッ!」
 真理亜、お友達100万人キャンペーン実施中。
「甘いー!!!!!!!!!」
 楓の目標は学校をしめること。
「私は真理亜お姉ちゃんとは違う!」
 楓は姉の真理亜のことをおバカと思っている。
「私はお友達の死を乗り越えて、前に進まなければいけないのだ!」
 しかし、度重なる激戦に楓は疲弊しきっていた。
「お、あそこに売店がある。何か食べていこう。」
 楓は売店を見つけた。
「○○幼女ワールド・売店?」
 売店の名前は○○幼女ワールド・売店。
「どこかで聞いたことのあるような・・・・・・。」
 嫌な予感しかしない楓は売店に行く。
「いらっしゃいませ!」
 元気な店員さんの声が聞こえてくる。
「ウリスちゃん!?」
「あ、楓ちゃん!?」
 売店の店員さんは楓のお友達のウリスだった。
「なんでこんなところにウリスちゃんが!?」
「お姉ちゃんがコンビニを経営してるから、私は売店の経営に乗り出したの。アハッ!」
 ウリスの姉は○○少女ワールド・コンビニのオーナーをしている。
「守銭奴姉妹ね。」
 呆れる楓。
「誉め言葉と受け取っておくわ。」
 負けないウリス。
「でもいいの? 小学生が売店経営だなんて?」
「大丈夫。だって授業が始まったら、授業を受けて、販売するのは休み時間だけだもの。アハッ!」
 ウリスは学業に影響の出ない範囲で売店を運営している。
「よく教育委員会や校長先生が許したわね?」
「だって教育委員長も校長先生も、○○少女ワールドの大ファンですもの!」
「なんですと!?」
「アハッ!」
 密かに広がりを見せる○○少女ワールド・ファン。
「世界では大流行! ○○幼女ワールド!」
 しかし日本では・・・・・・。
「さあ! 楓ちゃん! お姉ちゃん同様、あなたもうちの売店でアルバイトしてもらおうかしら!」
「な、なんですと!? なぜ!? 私が売店で売り子をしないといけないのよ!?」
「それが運命よ!」
 真理亜、楓の大神姉妹の運命はウリア、ウリス姉妹の○○幼女ワールド・コンビニと売店で働くことだった。
「ふざけるな!? そんな運命! 私が変えてみせる!」
 反発する楓。
「あなたに如き小学生に運命を変える力があるというの?」
「変えてみせる! 諦めなければ! 運命を変えられる!」
 だって楓は超能力幼女だから。
「我、超能力幼女、楓の名において命じる。サイコキネシス!」
 楓は周辺のゴミ箱やロッカーを売店に集め防護壁を完成させる。
「こらー!? 営業妨害するなー!?」
 売店にたどり着ける者はいなくなった。
「従わない者には、死あるのみ。」
 勝ち誇った楓の手には売店からもらったミルクティーがあった。
「おいしい! やっぱりミルクティーよね! アハッ!」
 楓の体力が回復した。
「はあ~、遅いな。楓ちゃん。永遠のライバルが待ってやっているというのに。このままじゃ授業が始まっちゃうよ。」
 アリスは未だに階段で楓を待ち伏せしていた。
 つづく。
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