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13話
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ミチルに告白されたのは昨日だった。
いや、正確に言えば告白はされなかった。
昨日渚は、ミチルと渚の家で遊んでいた。
早苗も茜も二人で遊んでいるらしく、二人は誘わなかった。
「な、渚って好きな人っているの?」
渚の自室で、声を震わせながらミチルは渚に質問した。
脈絡のない質問に困惑する渚だったが、勘の良い渚はミチルがなにを考えているのか分かった。
「いきなりだねミチル。好きな人とか……好きな人はいるよ」
「……えっ」
渚に好きな人がいることが分かった瞬間、ミチルは露骨にショックを受けた表情を浮かべる。
「もちろん、ミチルと早苗と茜の三人だよ。ボクはこの三人が大好きだ。一番の親友と言っても過言じゃないよ。ボクは三人と友達になれて凄く幸せだ」
もちろん、渚が好きな人はイツメンの三人のことだ。
これは比喩でもなんでもなく、渚は高校でこの三人と出会えて幸運だった。
そのおかげで毎日、楽しく送れている。
だけど、これは半分本当で半分嘘である。
渚は三人全員が好きだが、そのうちの一人だけは他の二人とは違う意味で好きだった。
よく渚は周りから大人っぽいと言われるが、まだ高校二年生の女の子である。
自分の『好き』と相手の『好き』が違かったらと思うと怖いし、今のこの三人の関係が壊れたりするのは怖い。
「そ、そうなんだ」
「そういうミチルは誰か好きな人がいるのかい」
「……いる」
渚はミチルが言いやすいように、ミチルにも好きな人がいるのか聞くと、ミチルは恥ずかしそうに頷く。
「ミチルが好きな人って誰なんだい」
渚はミチルの目をそらさずに見つめる。
渚もまた、覚悟を決めた。
その後、ミチルが何度も口をパクパクしてなにか言おうとしたものの、十分経ってもミチルはなにも渚に言わなかった。
いや、言えなかった。
部屋の空気がいつもより何倍も重い。
空気が喉に張り付いているようで、息苦しさも感じる。
気のせいかもしれないが、ミチルの鼓動が空気を通して伝わってくる。
いや、正確に言えば告白はされなかった。
昨日渚は、ミチルと渚の家で遊んでいた。
早苗も茜も二人で遊んでいるらしく、二人は誘わなかった。
「な、渚って好きな人っているの?」
渚の自室で、声を震わせながらミチルは渚に質問した。
脈絡のない質問に困惑する渚だったが、勘の良い渚はミチルがなにを考えているのか分かった。
「いきなりだねミチル。好きな人とか……好きな人はいるよ」
「……えっ」
渚に好きな人がいることが分かった瞬間、ミチルは露骨にショックを受けた表情を浮かべる。
「もちろん、ミチルと早苗と茜の三人だよ。ボクはこの三人が大好きだ。一番の親友と言っても過言じゃないよ。ボクは三人と友達になれて凄く幸せだ」
もちろん、渚が好きな人はイツメンの三人のことだ。
これは比喩でもなんでもなく、渚は高校でこの三人と出会えて幸運だった。
そのおかげで毎日、楽しく送れている。
だけど、これは半分本当で半分嘘である。
渚は三人全員が好きだが、そのうちの一人だけは他の二人とは違う意味で好きだった。
よく渚は周りから大人っぽいと言われるが、まだ高校二年生の女の子である。
自分の『好き』と相手の『好き』が違かったらと思うと怖いし、今のこの三人の関係が壊れたりするのは怖い。
「そ、そうなんだ」
「そういうミチルは誰か好きな人がいるのかい」
「……いる」
渚はミチルが言いやすいように、ミチルにも好きな人がいるのか聞くと、ミチルは恥ずかしそうに頷く。
「ミチルが好きな人って誰なんだい」
渚はミチルの目をそらさずに見つめる。
渚もまた、覚悟を決めた。
その後、ミチルが何度も口をパクパクしてなにか言おうとしたものの、十分経ってもミチルはなにも渚に言わなかった。
いや、言えなかった。
部屋の空気がいつもより何倍も重い。
空気が喉に張り付いているようで、息苦しさも感じる。
気のせいかもしれないが、ミチルの鼓動が空気を通して伝わってくる。
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