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38話
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「ミチルちゃん、似合ってるよ」
「ちょっと早苗。いきなり手を握られたらビックリするじゃない」
あまりにもミチルのスカート姿が似合っていたので、思わず早苗はミチルの手を恋人つなぎのように握る。
いきなり早苗に手を握られたミチルは驚くものの、嫌がってはいなかった。
「あらあら、ボクの彼氏が早苗に寝取られちゃったね」
「その割には余裕そうだね。嫉妬とかしないの」
「大丈夫。ミチルはボクにメロメロだからね。もちろん寝取られたのは冗談だよ」
「知ってる」
珍しい渚の冗談に、面白がっているのか茜はその冗談に乗る。
渚の言う通り、ミチルは渚にメロメロなため他の人になびくことはないだろう。
「ちょっと、なんであたしが早苗に寝取られるのよ。男に寝取られないわよ」
「分かってる分かってる。ミチルはボクだけのミチルだからね」
冗談でもミチルは不服らしく渚に噛みつくが、渚は軽くあしらう。
からかわれているミチルは可愛い。
「武田さん神崎さん藤原さん加藤さん、ちょっと良いかしら」
「はい、なんでしょう」
「……嫌な予感しかしないんだけど」
四人で駄弁っていると、急に担任の先生に声をかけられた。
渚は丁寧に対応するものの、渚の後ろでミチルは嫌な顔をしていた。
ミチルの言う通り、早苗も嫌な予感しかしない。
「……これって十中八九、雑用だよね」
「……放課後、教師が生徒に話しかける用事なんてそれしかないでしょ」
早苗も茜に耳打ちすると、茜も少しだけ嫌そうな表情を浮かべていた。
「職員室前に段ボールが十箱あるんだけど、それを美術室に運んでほしいんだけど良いかな?」
「はい、もちろん大丈夫ですよ」
「ありがとう。これお礼ね。ホントはダメなんだけどさすがにタダ働きさせるのは悪いから」
そう言って担任の先生は四人に紙パックのジュースを配る。
リンゴやバナナオレ、オレンジジュースなど種類が豊富だった。
渚は誰にでも親切な女の子だから、同級生からだけではなく、先輩や後輩、先生にも人気である。
その後、担任の先生は職員会議へと向かった。
「まっ、このジュース分は働きますか。あっ、冷たくておいしい」
「ボクたちのために買ってきてくれたんだろうね」
ジュースを飲みながら、冷えていることに驚くミチル。
渚の言う通り、まだキンキンに冷えていることからこのジュースを買ったのは直近である。
「先生の奢りも悪くはないな」
「だよね~。ねぇー茜ちゃん、一口ちょうだい」
「良いよ、はい」
「ありがと~」
茜の言う通り、自分で買ったものよりも他人に買ってもらったものの方がおいしく感じる。
早苗が一口だけ飲ませてほしいと要求すると、茜は嫌な顔一つせず、それが当たり前かのように早苗に一口上げる。
今さら間接キスで騒ぐほど、二人は子供ではない。
早苗がお礼を言うと、茜も嬉しそうな表情を浮かべる。
「ちょっと早苗。いきなり手を握られたらビックリするじゃない」
あまりにもミチルのスカート姿が似合っていたので、思わず早苗はミチルの手を恋人つなぎのように握る。
いきなり早苗に手を握られたミチルは驚くものの、嫌がってはいなかった。
「あらあら、ボクの彼氏が早苗に寝取られちゃったね」
「その割には余裕そうだね。嫉妬とかしないの」
「大丈夫。ミチルはボクにメロメロだからね。もちろん寝取られたのは冗談だよ」
「知ってる」
珍しい渚の冗談に、面白がっているのか茜はその冗談に乗る。
渚の言う通り、ミチルは渚にメロメロなため他の人になびくことはないだろう。
「ちょっと、なんであたしが早苗に寝取られるのよ。男に寝取られないわよ」
「分かってる分かってる。ミチルはボクだけのミチルだからね」
冗談でもミチルは不服らしく渚に噛みつくが、渚は軽くあしらう。
からかわれているミチルは可愛い。
「武田さん神崎さん藤原さん加藤さん、ちょっと良いかしら」
「はい、なんでしょう」
「……嫌な予感しかしないんだけど」
四人で駄弁っていると、急に担任の先生に声をかけられた。
渚は丁寧に対応するものの、渚の後ろでミチルは嫌な顔をしていた。
ミチルの言う通り、早苗も嫌な予感しかしない。
「……これって十中八九、雑用だよね」
「……放課後、教師が生徒に話しかける用事なんてそれしかないでしょ」
早苗も茜に耳打ちすると、茜も少しだけ嫌そうな表情を浮かべていた。
「職員室前に段ボールが十箱あるんだけど、それを美術室に運んでほしいんだけど良いかな?」
「はい、もちろん大丈夫ですよ」
「ありがとう。これお礼ね。ホントはダメなんだけどさすがにタダ働きさせるのは悪いから」
そう言って担任の先生は四人に紙パックのジュースを配る。
リンゴやバナナオレ、オレンジジュースなど種類が豊富だった。
渚は誰にでも親切な女の子だから、同級生からだけではなく、先輩や後輩、先生にも人気である。
その後、担任の先生は職員会議へと向かった。
「まっ、このジュース分は働きますか。あっ、冷たくておいしい」
「ボクたちのために買ってきてくれたんだろうね」
ジュースを飲みながら、冷えていることに驚くミチル。
渚の言う通り、まだキンキンに冷えていることからこのジュースを買ったのは直近である。
「先生の奢りも悪くはないな」
「だよね~。ねぇー茜ちゃん、一口ちょうだい」
「良いよ、はい」
「ありがと~」
茜の言う通り、自分で買ったものよりも他人に買ってもらったものの方がおいしく感じる。
早苗が一口だけ飲ませてほしいと要求すると、茜は嫌な顔一つせず、それが当たり前かのように早苗に一口上げる。
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早苗がお礼を言うと、茜も嬉しそうな表情を浮かべる。
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