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79話
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「私、茜ちゃんのことが好きなのっ」
「うん、知ってるよ。あたしも早苗のことが好きだし」
「違うの。私が言ってるのはそういう意味じゃなくて、恋愛的な意味で好きなの。私は恋愛的な意味で茜ちゃんのことが好き」
呆然としている茜に再度、早苗は自分の思いを伝える。
茜は素直に早苗の好意を受け取るものの、伝えたかったのはそういうことではない。
茜はまだ早苗の『好き』を幼馴染としての『好き』だと思い受け取っている。
だから、早苗はその勘違いを是正するために『恋愛的な意味』ということを茜に伝える。
「えっ……ちょっと待って……どうしたの早苗。あたしたち幼馴染でしょ」
「幼馴染だよ。もちろん茜ちゃんのこと幼馴染としても好きだよ。でも私、気づいたの。茜ちゃんのこと幼馴染としてだけではなく、恋愛的な意味でも好きなんだって。女の子として好きなんだって。だから茜ちゃんが飯島先輩と一緒にいるとモヤモヤしたり心が苦しかったんだって。私、飯島先輩に嫉妬してたんだ」
茜の言う通り、早苗と茜は幼馴染だ。
その関係は一生変わらない。
もちろん、早苗も茜のことを幼馴染としても好きである。
でもそれと同時に早苗は茜のことを、恋愛的な意味、つまり異性として好きだったのだ。
「私はこれからも茜ちゃんの隣にいたいし、誰にも茜ちゃんを取られたくない。だから私と付き合ってほしい」
早苗は自分の思いを全て茜に伝える。
そしてこの時、早苗は自分の思いを一方的に伝えているということに気づいていなかった。
「……意味、分からないよ」
茜の口から出てきた言葉は拒絶だった。
予想外の言葉に早苗は思考が止まる。
「「……っ……」」
近くで早苗と茜のやり取りを聞いていたミチルと渚も、この返答には息を呑む。
「なんでっ。どうして分からないのっ」
「分からないよ。いきなり早苗に告白されて、分からないよ。どうしたのっ。あたしたち幼馴染でしょ」
「そうだよ。幼馴染だよ。だからだよ。近くにいすぎたからこそ私は茜ちゃんの本当の気持ちに気づけなかった。でもミチルちゃんに相談して、私の思いが恋愛的な意味での好きだと気づいたの」
「それが分からないの。どうしてそれで恋愛的な意味になるの。幼馴染としてじゃダメなの?」
「ダメじゃなく嫌なの。私はずっと茜ちゃんと一緒にいたい。茜ちゃんの隣にいたいの」
「別にそれは幼馴染でもいれるでしょ。別に付き合わなくたって問題ないでしょ。あたしは早苗のことが好きだし、早苗もあたしのことが好きだし。全然問題んないじゃん。それにあたしは早苗のこと恋愛的な意味で好きになったことないし」
こんなに感情的な茜は久しぶりだった。
いつもは冷静で大人な茜も、感情が高ぶる時ぐらいある。
それが今だった。
クラスで言い合う早苗と茜。
学校で喧嘩したのは初めてということもあり、クラスメイトたちは全員早苗と茜に注目をしている。
「うん、知ってるよ。あたしも早苗のことが好きだし」
「違うの。私が言ってるのはそういう意味じゃなくて、恋愛的な意味で好きなの。私は恋愛的な意味で茜ちゃんのことが好き」
呆然としている茜に再度、早苗は自分の思いを伝える。
茜は素直に早苗の好意を受け取るものの、伝えたかったのはそういうことではない。
茜はまだ早苗の『好き』を幼馴染としての『好き』だと思い受け取っている。
だから、早苗はその勘違いを是正するために『恋愛的な意味』ということを茜に伝える。
「えっ……ちょっと待って……どうしたの早苗。あたしたち幼馴染でしょ」
「幼馴染だよ。もちろん茜ちゃんのこと幼馴染としても好きだよ。でも私、気づいたの。茜ちゃんのこと幼馴染としてだけではなく、恋愛的な意味でも好きなんだって。女の子として好きなんだって。だから茜ちゃんが飯島先輩と一緒にいるとモヤモヤしたり心が苦しかったんだって。私、飯島先輩に嫉妬してたんだ」
茜の言う通り、早苗と茜は幼馴染だ。
その関係は一生変わらない。
もちろん、早苗も茜のことを幼馴染としても好きである。
でもそれと同時に早苗は茜のことを、恋愛的な意味、つまり異性として好きだったのだ。
「私はこれからも茜ちゃんの隣にいたいし、誰にも茜ちゃんを取られたくない。だから私と付き合ってほしい」
早苗は自分の思いを全て茜に伝える。
そしてこの時、早苗は自分の思いを一方的に伝えているということに気づいていなかった。
「……意味、分からないよ」
茜の口から出てきた言葉は拒絶だった。
予想外の言葉に早苗は思考が止まる。
「「……っ……」」
近くで早苗と茜のやり取りを聞いていたミチルと渚も、この返答には息を呑む。
「なんでっ。どうして分からないのっ」
「分からないよ。いきなり早苗に告白されて、分からないよ。どうしたのっ。あたしたち幼馴染でしょ」
「そうだよ。幼馴染だよ。だからだよ。近くにいすぎたからこそ私は茜ちゃんの本当の気持ちに気づけなかった。でもミチルちゃんに相談して、私の思いが恋愛的な意味での好きだと気づいたの」
「それが分からないの。どうしてそれで恋愛的な意味になるの。幼馴染としてじゃダメなの?」
「ダメじゃなく嫌なの。私はずっと茜ちゃんと一緒にいたい。茜ちゃんの隣にいたいの」
「別にそれは幼馴染でもいれるでしょ。別に付き合わなくたって問題ないでしょ。あたしは早苗のことが好きだし、早苗もあたしのことが好きだし。全然問題んないじゃん。それにあたしは早苗のこと恋愛的な意味で好きになったことないし」
こんなに感情的な茜は久しぶりだった。
いつもは冷静で大人な茜も、感情が高ぶる時ぐらいある。
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