37 / 202
第二章 牢獄出たらダンジョンで
取引成立と嘘を見抜く男
しおりを挟む「取引ですか。……伺いましょうお客様。何がご入用で?」
取引と聞いてジューネも口調が変わる。商人モードとでも呼ぼうか。
「明日アナタ達が出発するまでにそこの男が起きた場合、その男もアシュが護衛すること。起きなかった場合は男を運ぶために使える道具と、しばらくモンスターから襲われないようにする為の道具の提供。この二つね。道具の方は無いとは言わせないわ」
エプリはそう断言するが、確かにこれだけ用意の良いジューネなら持っていそうだ。
「勿論ありますともお客様。我が商店は取り扱いの幅が広いことが数少ない自慢でございます。しかしそれだけのご要望となるとタダという訳にはまいりません。それに見合うお代を頂かないと」
パチパチと音を立てる焚き火の傍で向き合う少女二人。なのに何故か二人の近くだけ温度が下がっていく感じがする。
「……当然ね。しかしこちらにはそれに見合うだけの現金はない。だけどアナタ言ったわよね? 情報も商品として取り扱っているって。対価はそれで払うというのはどう?」
「どのような情報で?」
興味を惹かれたのかジューネも先を促してくる。しかしそんなものあったかな? 流石に俺が別の世界出身だとは話せないし、加護もジューネに話したらどんなことになるか分からないぞ。
「私達が提示するのは、ここまで来るのに辿った道のりそのもの。部屋の様子や通路の数。どこでどれだけの敵と遭遇したか。全てハッキリと頭の中に入っているわ。……何なら書き写してみせましょうか?」
エプリの言葉にジューネは口元に手を当てて少し考え込む。確かに大体頭の中に入っているし、宝探しの嗜みとして時々地図を書いていたりする。エプリも時々俺の書いた地図を見て、細かい点を手直ししてくれたから少しは価値がある……のか?
「その情報が正しいという保証はありますか? 一応真偽は確かめませんと」
「そこは私達を信じてもらうしかない。ただ私の探査能力と合わせて考えれば、かなり高い精度にはなっていると思う。……アナタが貰える見返りはさぞ大きいでしょうね」
凄まじく強引な交渉だ。こっちには情報が正しいと証明する方法は無い。向こうも確かめるには実際に行ってみるしかないが、引き上げるというのに余計な場所に寄っている暇はない。
普通はこんな提案に乗る必要はないが、しかしもしこの情報が真実なら相当の価値になることは確実。ジューネの考えているのは多分そんな所じゃないだろうか?
「なぁ。ちょいと良いかい?」
そこへずっと見張りをしていたアシュさんが割り込んできた。どうやら話は聞こえていたらしい。
「その情報。多分本当だと思うぜ。少なくとも嘘は吐いていない」
「……そうですか。ではお客様。そのお取引受けさせて頂きます。明日私達が出発するまでに男が目を覚まさなかった場合は荷物をお渡しし、目を覚ました場合は私の用心棒がその男も護衛対象として近くの町まで連れていきます。以上でよろしかったでしょうか?」
アシュさんがそう断言すると、ジューネは急に取引を受けると言い出した。余程アシュさんのことを信頼しているらしい。
「……やけにあっさり受けたわね。もう少し粘るかと思ったけど」
「機を逃す商人は二流だと考えておりますので。……ただしお代は前払いで。同行する場合は脱出後で結構ですが、残られる場合は荷物と引き換えに頂くという形に」
「成程……この条件で良いかしら? 雇い主様?」
突如こちらに振ってくるエプリ。一応雇い主だからって気を使っているらしい。前払いの件はもっともな話だし、内容も特に問題なさそうだ。俺は何も言わずにただ頷いた。
「……交渉成立のようね」
「はい。それでは情報の件、よろしくお願いいたしますね」
こうしてエプリの機転によって、二人の協力を取り付けることに成功した。そのまま俺達はこれからのこと、道具の実演とか諸々を話し合い、そうこうしている内に夜中になってしまった。
ダンジョン内では朝も夜もないが、だからと言って生活リズムを崩す必要もない。寝袋等もジューネから購入し、俺達は交代で見張りながら一夜を過ごすことになった。のだが、
「本当に俺達が先に寝て良いんですか? 見張りと火の番くらいなら俺でも行けますよ?」
「良いって良いって!! いきなりここに跳ばされた上に、さっきは相手を倒すことよりも助けることを優先した戦いをしただろ? そういうのは身体にじわじわ来るんだ。今は休んどきな。……嬢ちゃんもだ。平気を装ってるが結構消耗してるだろ?」
見張りをアシュさんが一番に名乗り出て譲らない。見張りと行っても通路には仕掛けがしてあるし、実質火の番くらいのものだ。それに体力だけは多少自信があるから俺でも大丈夫だというのに。……貰った加護のおかげだから少し自慢しづらいが。
「……私はまだ問題ない。この程度なら……まだ」
「あのな。まだやれるって時が一番危ない。こういう連戦が確実に予想される所では、疲れが出る前に休むのが鉄則だ! 無論休めるならだがな。それで今は幸いにも休める時。そんな都合の良い機会を逃してどうするのかって話だ」
「…………分かった」
食って掛かったエプリだが、冷静にアシュさんに返されて渋々とだが頷く。エプリが言い負かされるのは珍しいな。それだけアシュさんの言葉が的を射ていたってことか。
「心配すんな。交代の時間になったら起こしてやる。まずは俺。次に嬢ちゃん。最後にトキヒサの順だ。……ジューネは今の内にぐっすり寝てろよ。明日もた~っぷり歩くからな」
それを聞いたジューネは苦い顔をして自分の寝袋に潜り込んだ。……足パンパンだったもんなぁ。さっき店の裏でこっそり足に軟膏のようなものを塗りたくっているのを見ちゃったし、ダンジョンを歩き慣れてはいないらしい。
「それじゃあ最初の見張り、よろしくお願いします」
「おうっ! 寝ろ寝ろ。良い夢見ろよ」
そうして俺達は自分の寝袋に入った。何か手伝えることはないかと考えていたが、やはり疲れていたのかだんだんと瞼が重くなり……いつの間にか俺は意識を手放していた。
◇◆◇◆◇◆◇◆
パチパチと焚き火が弾ける。その明かりに照らされながら、アシュは火の番をしていた。無論周囲の警戒も怠っていない。……いや。意識せずとも周囲を探ってしまうと言うべきか。
現在この部屋に近づく者はいない。通路の仕掛けにより、この部屋はモンスターから自然と避けられるようになっている。無理やり入ろうとすればあっけなく入れるようなものだが。
「……まだ起きてたのか。早く寝な。朝になったら出発だろ? 取引がどっちに転ぼうともな」
アシュは他者を起こさぬよう静かに、しかし今起きているであろう自分の小さな雇い主に対して声をかけた。ジューネはしばらく動かなかったが、そのままもぞもぞ寝袋から這い出る。
「ちょっと話があって。隣良いですか?」
アシュが何も言わなかったので、ジューネは肯定だと受け取りのそのそとアシュの横に座って焚き火にあたりはじめる。並んで焚き火にあたる商人と用心棒。そのまましばし焚き火の弾ける音だけが響く。
「……まず先に謝っておきます。さっきはゴメンナサイ。貴方の意見も聞かずに付き合わせてしまって」
先に口火を切ったのはジューネだった。彼女から話があると言ったのだから当然と言えば当然だが。
「護衛である貴方の意見を聞いてから取引に組み込むべきでした。場合によっては護衛対象が増えて負担が大きくなりますからね。これは私の不手際です」
「良いって。どのみち俺の意見を聞いた後でも取引自体はやめなかっただろ?」
「それは……そうですね。その方が儲けがあると踏みましたから」
どうやら彼女にとって、アシュを取引に組み込むこと自体は決まっていたらしい。あくまで謝ったのは、意見を聞かずに勝手に組み込んだことのみのようだ。
「……それで、あの方達の話したことをどう見ますか?」
「話したって……ここに来るまでの話か? それとも取引のことか?」
「両方です。率直な意見を聞かせてください」
その言葉にふ~むと目を閉じて考えるアシュ。ジューネは何も言わずにただ答えを待っている。十秒ほど経ってアシュの出した答えは、
「ここに来るまでの話は微妙に嘘が混じってる。大体は本当だが肝心の所を話していない。さしずめエプリの嬢ちゃんの辺りだな。隠してんのは」
ジューネはアシュに高い信頼を寄せていた。その理由の一つは、彼は相手の嘘を見抜く能力があるからだ。それが何の加護かスキルかはジューネも知らない。アシュ曰く誰でも練習すれば出来るようになるらしいが、彼の場合相手が嘘を吐けばほぼ百発百中で反応する。
あくまで嘘が分かるだけらしいが、騙しあいが日常茶飯事の商人の世界では非常に有用な能力だ。
「成程。では取引の方は? 情報が間違っている可能性はありますか?」
「こっちは嘘は吐いていなかった。あるとすれば自分で気づかない間違いだな。探査に失敗したとか、あとからダンジョンに手が加えられたとかな。……嬢ちゃんの探査能力は相当高いぜ。そこは確認したから間違いない」
アシュはエプリと話し合って互いの能力を一部打ち明けている。エプリが見せたのは、風を通じて周囲を探る方法。風の流れがある限り、広範囲かつ細かな情報を得られる優秀な能力だ。
風属性の使い手でも一握りしか出来ない精密かつ圧倒的なコントロール。まさに風に愛されていないと成しえないこの妙技に、アシュはすこぶる感心していたのだ。
「それなりに情報の正確性は保証されていると。……それなら安心です」
ふぅと小さな商人は軽く息を吐く。取り扱う物の事はいつも気にかかるものだ。今回のような大金が動く可能性のある場合は特に。
どこの分野でも一番儲かる可能性が高いのは最初に足を踏み入れた者だ。無論危険が伴う。後から来れば安全ではあるがその分実入りは少ない。
「今回のことが上手くいけば、目的に大きく近づきます。その為にも調査隊にはなるべく高く情報を買っていただかないと」
「そうだな。……おっと。商人が暗くなってちゃお客さんも寄ってこないぜ。ほらっ! 笑顔笑顔!!」
呟くジューネの横顔はどこか張り詰めていて、それを見たアシュは両手の指で彼女の口角をあげて見せる。最初は嫌がっていたジューネだが、すぐに自分で営業スマイルを作ってみせた。
「よしよし。その調子。……それじゃあ話が終わったんならそろそろ寝な。明日も歩くぞ」
「はい。見張り番よろしくお願いしますね」
そう言うとジューネは軽く服をパンパンと払って自分の寝袋に戻っていった。そして疲労からかすぐに寝息をたてはじめる。
それを確認したアシュは、再び火の番と見張りに戻った。火が弱くなってきたら薪を足し、時折自分の雇い主や一緒に行くかもしれない者達に視線を向ける。
「……まだ交代には少し早いぜ」
「……アナタとジューネの声で目が覚めたのよ」
「それは悪いことをしたな。済まなかった」
「いえ。……丁度良かったわ。どうせ早めに交代するつもりだったから」
ジューネが寝入るのを見計らったかのように、今度はエプリが起きだしてきた。交代まではまだ少しあるが、そのまま焚き火の近くにやってきてアシュの対面に座る。
「……どうしたの? 交代して寝袋に戻ったら? 別に元々の時間まで粘るなんてことは要らないわ」
「ああ。いや。一応聞いておきたいことがあったしな。折角だから今の内と思ってな」
アシュはそう言うと、もう一度ざっと通路を確認する。仕掛けが壊されたわけではないが、こまめな点検は見張りとして必要だ。
「聞いておきたいこと? 取引についての内容確認とか?」
「いや。そういうのじゃなくて……実は人を探してるんだ」
「ヒト?」
エプリは首を傾げる。
「ああ。もしかしたら知ってるか? 身体の何処かにこう…………何本かの線をくっつけたような痣が有って、多分珍しい加護かスキルを持っている人なんだが……」
そしてダンジョンの夜は更けていく。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる