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第2章・第3節:
再会の乾杯
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帰宅時間ということもあって、降車する自分とは入れ違いに乗車する人も多い。
大田との待ち合わせ場所がある市ヶ谷駅に着いた。
昨日から今日にかけて降っていた雨のせいだろうか?泥臭い匂いが鼻を突いた。
階段を上って JR の改札を出たところで、後ろから呼び止められる。
「孝一さん!」
声の方向に振り向くと、
大田と片岡の姿があった。
「あ、お疲れ様です、お待たせしました」
「いえ、我々も今ちょうどそこで会ったところでして」
「孝一さん、腹減ってないですか?」
「カフェもいいけど、夕飯時なんで何か食べに行きたいなと話してました」
ー しまった、奈々美には”今日は遅くなること”しか伝えていなかった。
あとでメール入れておかないとな。
「せっかくの機会なので、はい、大丈夫です」
「何か食べられないものとかありますか?」
「急な話なのでここは私が持ちますので、何でも言ってください」
「特に食べられないものはないです。大丈夫です」
「そうですか、よかった。じゃあ海鮮系のおいしい居酒屋があるのでそこに行きましょう」
「そこの坂を上ったところに、あったはずですから」
「じゃあ、行きましょう」
片岡が先頭を切って案内する。
駅前の信号を渡り、反り返るような坂を登って5 分ほど。
ビルの一階に店舗が入っていた。
入り口の前には、本日のおすすめや料理コースが書かれた看板が、帰宅するサラリーマンの足を引き留めていた。
「いらっしゃいませー、3名様ですね。奥どうぞ」
「はーい、新規3名様、ご来店でーす」
「いらっしゃーーい」
フロアスタッフの呼びかけに店内のスタッフが木霊のように応える。
「あ、ビール3つ」
太田が、それぞれの顔を確認し、即座に注文をする。
ビールが運ばれてきた際に、再度追加注文を手際よく行い、刺身の盛り合わせやサラダなどを一通り注文した。
「はい、では金曜日ということで、今週もお疲れ様でした」
「かんぱーい」
「お疲れ様でーす」
「で、どうですか?その後順調ですか?」
乾杯もそこそこに、片岡の方から切り出された。
大田との待ち合わせ場所がある市ヶ谷駅に着いた。
昨日から今日にかけて降っていた雨のせいだろうか?泥臭い匂いが鼻を突いた。
階段を上って JR の改札を出たところで、後ろから呼び止められる。
「孝一さん!」
声の方向に振り向くと、
大田と片岡の姿があった。
「あ、お疲れ様です、お待たせしました」
「いえ、我々も今ちょうどそこで会ったところでして」
「孝一さん、腹減ってないですか?」
「カフェもいいけど、夕飯時なんで何か食べに行きたいなと話してました」
ー しまった、奈々美には”今日は遅くなること”しか伝えていなかった。
あとでメール入れておかないとな。
「せっかくの機会なので、はい、大丈夫です」
「何か食べられないものとかありますか?」
「急な話なのでここは私が持ちますので、何でも言ってください」
「特に食べられないものはないです。大丈夫です」
「そうですか、よかった。じゃあ海鮮系のおいしい居酒屋があるのでそこに行きましょう」
「そこの坂を上ったところに、あったはずですから」
「じゃあ、行きましょう」
片岡が先頭を切って案内する。
駅前の信号を渡り、反り返るような坂を登って5 分ほど。
ビルの一階に店舗が入っていた。
入り口の前には、本日のおすすめや料理コースが書かれた看板が、帰宅するサラリーマンの足を引き留めていた。
「いらっしゃいませー、3名様ですね。奥どうぞ」
「はーい、新規3名様、ご来店でーす」
「いらっしゃーーい」
フロアスタッフの呼びかけに店内のスタッフが木霊のように応える。
「あ、ビール3つ」
太田が、それぞれの顔を確認し、即座に注文をする。
ビールが運ばれてきた際に、再度追加注文を手際よく行い、刺身の盛り合わせやサラダなどを一通り注文した。
「はい、では金曜日ということで、今週もお疲れ様でした」
「かんぱーい」
「お疲れ様でーす」
「で、どうですか?その後順調ですか?」
乾杯もそこそこに、片岡の方から切り出された。
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