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一章:覚醒した悪魔
エスの目覚め 16*
しおりを挟む縁を真っ赤に腫らし、クパクパ、と開閉している穴は口を開け、まるでもっと挿れてくれと誘っているかのようだ。
片頬を床に着け尻だけを高く上げ、自身の手で秘処を晒す姿は、純の征服欲を満たす。
筋肉の締まった双丘がビクビクと痙攣し、その狭間からは豆屶の精液と鮮血が混じったモノを垂れ流していた。
「あーあ、ケツ穴にぶち込んで犯しながら指を切り落とそうと思ったのに。先生があまりにも淫乱に僕のちんぽを処女穴で扱いてイヤらしく啼くから、詰める前にイッちゃったじゃないですか。どうしてくれるんです?」
ナイフを床に置き、放出して半勃ちになった男根からゴムを外す。
イヤらしく男を誘惑する菊門の上で逆さまにすると、中に溜まっている精液を零していく。
どろり、とした液を呑み込もうと伸縮する肛門から、ぐぶぐぶ、と水音が響いてくる。
尻を揺すり嫌がる三條の動きは、挿入をねだっているようにしか見えなかった。
「先生のケツマンコ、もっと精液が欲しいみたいですね。ほら、こっち向いて下さい」
首から垂らすリードを、ぐっ、と引っ張ると、首輪が食い込み苦しいのか、呻く声が聞こえてくる。
手で首元を引っ掻くのが面白くて、純の手は更にリードを引き寄せていた。
「はは、っ、先生カワイー。顔が真っ赤ですよ」
息が出来ずに喘ぐみたいに開いた口からは舌が覗き、呼吸困難に三條の顔は赤くなっている。
ぐえ、と空気を求める喉から音が漏れ出てきたのを耳にリードを張る力を弛めた。
途端に空気が気道を通り、げほっごほっ、と噎せ返る男を嗤って眺めながら体躯を反転させる。
頭を掴み股間に無理矢理顔を持っていくと、三條の顔が横を向く。
「ほら、ちゃんとお掃除しましょうね、先生。アーン、して下さいよ」
ペニスでペシペシと頬を叩き、口端に亀頭を押し付けても、固く結ばれた唇は開く気配を一向に見せない。
陰茎を指で扱き彼の口唇に擦り付けていく。
鈴口から僅かに残滓が垂れ、三條の口元を汚した。
従順なだけの犬は詰まらない。
反抗を示し逆らい抵抗する相手を力で捩じ伏せ絶望を植え付ける瞬間こそが至福の絶頂である。
「んぐっ!? っ、ぁ、が、っ、っ」
髪を引っ掴み、膝に顔面を数度打ち付けると苦痛の声が上がり、純のズボンには血痕が付着した。
鼻から口から血を垂らす男を床に転がし馬乗りになり、首輪の巻かれた頸部に両手を這わせる。
ぐぐっ、と体重を掛け上から力を込め絞め上げていく。
三條の指が手首に絡み付き引っ掻いてくるが、大した抵抗にもなっていない。
首を絞めたままで彼の頭をガンガンと力任せに床にと叩き付けた。
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