王宮の裏でおきた双子の兄弟が1人の女性を取りあい

葉月 友梨奈

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新しい世界と不安の中で

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[アンドレはアリス以外の女性に迫られても、何とも思わなかった。
何の感情も湧かない。
迫られても、欲情しない。
ひつこいと嫌な気持ちになる。
アリスには、全くそれがない。
逆にしてほしかった。
アリスに迫られたり抱きついたら我慢できない。キスしたり推し倒したりする。何もされなくても、抱きつきたくなり、キスしたくなる。我慢できない。普通の男性の性欲がある。]

6時30分
目覚ましが鳴り、アンドレは起きた。
アンドレはアリスにキスをした。
「ん」アリスは目が覚めた。
「おはよう」アンドレは優しく微笑み頭を撫でた。
「おはよう」アリスは赤くなりニコッとしてドキッとした。
「風呂に入る?」アンドレはニコッとした。
「うん」
そう言って、2人で風呂に入った。

7時30分
「用意しておいで」アンドレはアリスに言った。
アリスは髪を乾かし、アンドレも乾かした。洗面台で歯と顔を洗い、化粧をした。クローゼットに行き洋服を着替えた。
アンドレも用意した。
アリスはベッドの所に来た。
アンドレのチェックが入る。
「化粧が濃い」と言いティッシュで抑えて「よし」と言いキスをしてニコッとした。
「もう」とアリスは赤くなった。

8時30分
ダイニングルームへ2人で手を繋いで行った。

「おはよう。寝れた?」ジル
「アンドレいるから寂しくないよね」テオは苦笑いした。
アンドレは赤くなり照れた。
朝食を食べて、そこで話をした。
今日だけ朝食はアンドレも一緒に食べた。

10時前
「行きましょうか?」ジルは言った。
アンドレ、リアム、ジル、ジョージ、イザベラ、アリス、テオは、
中間くらいの広さのリビングルームに移動した。見合いのため。
リアム、アンドレ、ジル。
イザベラ、アリス、ジョージ。
向かい合わせに座った。

自己紹介した。
「ジル=クリストフ国王側近と教育係です。」ジルは挨拶した。
「リアム=リッカルドです。
アンドレの実の兄です。官僚長で次期国王継承者の1人です。
両親は私とアンドレが子供の頃に事故で亡くなりました。」リアムは挨拶した。
「アンドレ=リッカルドです。騎士団で団長をしています。次期国王継承者の1人です。リアムとは双子で私が弟です。」アンドレも挨拶した。
「ジョージ=ガブリエルです。アリスの父親です。
ジェイベリアから45分の場所にある、レイテェルに住んでいます。
あと、アリス以外に2人の娘と4人で住んでます。」ジョージは挨拶した。
「イザベラ=ガブリエルです。アリスの母親です。
アリスは3姉妹の次女です。」イザベラは挨拶した。
「アリス=ジュリアナ=ガブリエルです。ジェイベリアの城下で1人暮らしをしています。
仕事はフランティスという洋菓子店で働いています。」アリスも挨拶した。

テオが、ジルとジョージとイザベラに烏龍茶を、アリスにリンゴジュースを出した。
「アンドレは何を飲みます?」テオは聞いた。
「アリスと同じ」アンドレは言った。
「はい」テオはニコッとした。
「リアムは?」テオ。
「オレンジジュース」リアムはテオを見た。
「はい」テオは2人を見た。
アンドレとリアムにも飲み物を出した。

「では、アンドレ=リッカルドとアリス=ジュリアナの見合いを始めます。」ジルは皆んなを見てから、リアムを見た。
リアムはジュースを一口飲んで、
「では、説明します」リアム。
「リアムは官僚長なので」ジルはアリスたちに説明した。
「アンドレは、私も含めて、王子としての立場があります。
王室として王子は王室の令嬢や、宮廷の令嬢としか見合いと結婚は許されなかったのですが、アンドレが推し通して決まりが崩れ、恋愛結婚ができるようになり、令嬢だけでなく、一般の人との結婚も許されるようになりました。公式な手続きもして、私も確認してサインしています。」リアムは頷いた。
「後は2人が、この見合いを受け入れて、結婚までするかは2人で決めてください。アリスが見合いをして、受け入れてくれるなら、こちらは歓迎します。正式なプリンセスとして受け入れます。プリンセスになると、一つずつ覚えることもあります。少しずつ慣れてもらえたらいいです。アンドレも、直ぐ側で見守っていますから、アンドレはプリンセス専属の護衛騎士ですから。何があっても離れませんし、命がけで守ります。勿論、プライベートでも守ります。プリンセスは他国のパーティーに招待されると出席しないといけない、勿論、1人では行かせません。ジェイベリアのプリンセスであり、アンドレのプリンセスですから、ジェイベリアが全面的に守ります。それに過保護になるくらい守ります。いくらプリンセスでも、やらなくていい事はあります。限度はあります、限度を超えたら出席を断りますし護衛します。結婚まではアンドレが守らない時は、私達が他の王子達も全力て守ります。表から見るみたいに、ピリついてないので大丈夫ですよ。ほとんど、アンドレが側にいて見ていますから、離れる事はありません。取り敢えず、そんなとこですかね。」リアム。
「昨日は2人で沢山の時間を過ごして、話をしていると思います。考える時間もいると思いますので、10日以内に返事をもらえると助かります。」ジルは説明した。
「急かすな。」アンドレはジルを見た。
ジルもアンドレをチラッと見た。
「少し2人で話してください」
「リアム、今から予定はありますか?」ジルはリアムを見た。
「ないけど」リアムはジルを見た。
「ご両親を案内してください」ジルはリアムに頼んだ。
「いいよ。行きましょうか」両親を中庭の方に案内した。
アンドレはアリスの所に行き横に立った。
ジルとテオも出ていった。
部屋には、アンドレとアリスの2人きりになった。
アンドレはアリスの隣に座って、
「ジュース飲んで、何も飲んでないから」アンドレはアリスにジュースを手渡した。
「ありがとう」と言い貰った。
アンドレとアリスはジュースを飲んだ。
「一気に言われてもな」
「あれは、プリンセスになってからの事だから、確かにいろんなことを覚えるし、俺も側にいるけど、アリスがこの宮廷の雰囲気に慣れるかは、時間しか解決しないから、早く次期国王の宣言式をして結婚式をする。」
「アリスが宮廷が嫌なら、俺が宮廷を出るから、城下で2人で結婚して家庭を持ったらいいから。アリスの気持ちを優先する。アリスがいればそれでいいから、それ以外要らないよ。アリスを1人の女性として大好きだし愛している。俺の事を信じてほしい。」とキスをして赤くなっていた。
「人来る」とアリスは体の芯から熱く火照った。
「大丈夫、皆んな中庭に行った」アンドレは優しく抱き寄せた。
暫くして、2人で中庭に行った。
リアムとアリスの両親が話をしていた。
「話した?」リアムはアンドレとアリスを見た。
「ん、話した」アンドレ。

ダイニングルームへ行き昼食を食べた。

14時ごろ
<プリンセスの部屋>
部屋で帰る支度をした。
「帰るの?」アンドレは椅子に座り拗ねていた。
「うん」アリスはニコッとした。
「また、近いうちアパートにも店にも行くよ。毎日、電話する。」アンドレは赤くなっていた。
「うん、待っている」アリスは頷いた。
アンドレはアリスに長いキスをした。
「愛している」アンドレ。
「私も愛している」アリスは赤くなった。
「アリスは俺の一番大切な人だし、俺の女だから、誰にも譲らないし手放さない。アリスを傷つけたら、誰であっても許さないし、潰す。場合によっては殺す」赤くなって抱きしめた。
「アンドレ」赤くなった。
アンドレはアリスにキスをした。
「行こうか、待っている」とアンドレは優しく頭を撫でた。
アンドレは荷物を持ってくれた。
リビングルームまで、手を繋いで歩いていった。

アリスと両親は宮廷を出発した。
「では、お待ちしています」ジル。

アンドレが駅とアパートまで送ってくれた。

駅で
「アリスの事宜しくお願いします」ジョージはアンドレに頼み、頭を下げていた。イザベラも頭を下げていた。
「はい、こちらこそ、宜しくお願いします」アンドレは頭を軽く下げた。
両親は帰った。

アパートまで送ってくれた。
アンドレは帰る前に、アパートでアリスを烈しく抱いた。
「アンドレ、、気絶しちゃう。」アリスは体の芯から火照っていた。
「いいよ。気絶しても、アリスと、もっと一緒に居たかったから」アンドレは赤くなっていた。
「アンドレ、、昼間から、、」アリスは赤くなり膨れた。
「時間は関係ないよ。俺とアリスにはね。2人の時間が取れる時だから」「愛している。もう、離れられない、帰るのやめようかな」アンドレはアリスに抱きついて赤くなった。
「アンドレ、まだ、仕事でしょう」アリスはアンドレを見た。
「うん、帰ったら、見廻の仕事と門番がある」アンドレは拗ねた。
「ほら」アリスは赤くなった。
アンドレは、もう一度キスをした。
「まだ、余韻があるから、もう一度する?」アンドレは赤くなった。
「ダメ。キリないから」アリスは膨れた。
「何で、、少しだけ」アンドレは
赤くなり拗ねた顔をしながら、
キスをして、覆いかぶさり、アリスを烈しく抱いた。全身を指と舌で烈しく攻め立てた。
「あっ、、アンドレ」アリスは悶えて感じていた。
「ほら、俺だけのアリスだから。こんな姿、誰にも見せたらダメだから」アリスの耳元で囁いた。
「アンドレ、、ズルい」アリスは赤くなった。
「ん、何?何がズルいの?」アンドレは赤くなっていた。
脚の間に顔を埋めて烈しく舐めまわした。アリスはいつものように噴射した。意識が飛びそうだった。そのまま
裂く律動された。
アリスはガクガクしていた。2人は汗だくで昇天していた。音が部屋中に響いていた。
「アン、、ドレ、、いく、、あぁぁ、、はげしい、、」
「気持ちいい、、締めるな、、俺がいきそう」
「ぁぁああ、、おかしくなる、、」
「いいよ、、おかしくなって、、乱れていいから」
「ああん、、おおきい、、いっちゃう」
「アリスの弱みくらい知っている、俺しか知らない弱み、ほら、、アリスは俺の女だから、、愛している」
アリスはビクビクビクンと痙攣して昇天した。そのまま絶倫した。アンドレは抱きしめていた。暫く、覆いかぶさり、2人で息切れした。「最高だった?いつもより感じたな?」アンドレはキスをした。

アンドレはアリスに会わないと、狂いそうになる。アリスにベタ惚れだった。

アンドレはアリスに深いキスをした。
「アンドレ」アリスは息ができないでいた。
「ん、もう少し」アンドレは赤くなり烈しくキスをしてくる。
アンドレは愛おしそうにアリスを見つめた。
アンドレにキスされてアリスはビクンとした。
「ほら、感じた」アンドレはニコッとした。
アリスはアンドレに寄りかかりグッタリしていた。もう、さっきの余韻があり力が入らない。蕩けそうになった。
手加減なく抱かれたからだ。
絶倫して気絶しかかった。

「これで、仕事も頑張れる。充電できた。愛している。もう、逃げられないし、離さないから、アリスは俺の女だから、浮気するなよ。もし、他の男が手出ししたら、潰すから」
「アリスは、どんな形でも、俺と結婚するしかないからね。見合いしたから。もう、婚約者だから、俺だけのプリンセスだからな。自覚してな、分かった?」アンドレはキスをした。
「うん、分かった」アリスは赤くなった。
「仕事しないと、また、連絡する、返事はゆっくり考えて、アリスの選択に従う、アリスを優先するから、城下で暮らしたいなら、俺がこっちに来る。大丈夫だよ。プレッシャー感じなくていい、俺はそのままのアリスでいいから。別にプリンセスにならなくてもいい。」

アンドレはアリスに深いキスをして
「愛している」
「いいよ、鍵はかけていく。」
優しく頭を撫でてニコッとした。

アンドレには合鍵を渡していた。




















































































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