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ベット6 side駒井
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『もしもし。』
電話の向こうから明らかにめんどくさそうな暗い声が聞こえて思わず苦笑いする。
「真斗、沙織ちゃん親のこと何だけど」
さっさと終わらせてしまおうと思い、早速本題を切り出す。
実は沙織ちゃんのプロフィール以外に失踪した母親への連絡先を頼んでおいた。
他にも高校の裏道編入とか、いろいろとして貰ってることはあるのだけど。
とりあえず、沙織ちゃんのためにも母親と連絡を取るのが最初にすべきことだと思った。
『連絡先は見つけたけど、まだ声はかけないで欲しい。こっちから先に接触を図りつつ沙織のことを話すから』
とりあえずお前にはメアド教えとくから後でメールおくる。
そう言って彼は電話をきった。
真斗から届いたメールには、真斗に聞いていた母親の名前とその誕生日が使われたメールアドレスが記載されていて連絡先に急いで追加した。
…沙織を買ったみたいになってるけど、いつか普通の、普通の夫婦みたいに沙織の親と、僕たちの子供と…
なんて夢見ながら
電話の向こうから明らかにめんどくさそうな暗い声が聞こえて思わず苦笑いする。
「真斗、沙織ちゃん親のこと何だけど」
さっさと終わらせてしまおうと思い、早速本題を切り出す。
実は沙織ちゃんのプロフィール以外に失踪した母親への連絡先を頼んでおいた。
他にも高校の裏道編入とか、いろいろとして貰ってることはあるのだけど。
とりあえず、沙織ちゃんのためにも母親と連絡を取るのが最初にすべきことだと思った。
『連絡先は見つけたけど、まだ声はかけないで欲しい。こっちから先に接触を図りつつ沙織のことを話すから』
とりあえずお前にはメアド教えとくから後でメールおくる。
そう言って彼は電話をきった。
真斗から届いたメールには、真斗に聞いていた母親の名前とその誕生日が使われたメールアドレスが記載されていて連絡先に急いで追加した。
…沙織を買ったみたいになってるけど、いつか普通の、普通の夫婦みたいに沙織の親と、僕たちの子供と…
なんて夢見ながら
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