77 / 146
夕食4
しおりを挟む
部屋で片付けをした。
自室といって貰った部屋に買ってきた絨毯とカーテンをつけ、買ってきた服をタンスにしまう。
買ってきたお揃いのパーカーを早く着たいとおもっていると、エスパーのように察知した駒井さんが「お風呂上がりに部屋着に着替えて今これ着る?みんなにみせよっか」と笑った。
駒井さんが言ってた通りすこしダボっとしたパーカーに、部屋着用のズボンをはく。
駒井さんもパーカーをかぶってはにかむ。
「和服かきつめの服しか着ないから違和感だな」
笑ってそう言う駒井さんは確かにあんまり似合ってなくて、つい笑いが溢れた。
「確かにセーターとかジャケットの方が似合いそうです」
けど、お揃い嬉しいです。と付け加えると「なら買った甲斐はあったかな」と笑う。
ふざけでパーカーの帽子をかぶる彼を真似して私も被ると、彼がそっと抱きしめてきた。
身長差から覆いかぶさるようにぎゅっとされると、全身駒井さんに包まれてなんとなく安心感がすごい。
そっと彼の腰に手を回して抱きついて何も言わないまま幸せな気持ちだけが溢れる。
…最初にあった時から緊張はしてもあまり怖いとか嫌いという気持ちが生まれなかったから、私はきっと本能的に駒井さんを好きなんだろうな…。
なんてバカみたいなことを思いながら、いつ離せばいいんだろうと離れるタイミングがわからなくなって固まる。
駒井さんも何も喋らず微塵も動かず、多分同じく困って固まっている。
「ふふっ…」
ついその状況が面白くて笑うと彼はゆっくり腕を緩めて優しい目で私をみた。
そっと彼は腰を低くして、2回目のキスをした。
自室といって貰った部屋に買ってきた絨毯とカーテンをつけ、買ってきた服をタンスにしまう。
買ってきたお揃いのパーカーを早く着たいとおもっていると、エスパーのように察知した駒井さんが「お風呂上がりに部屋着に着替えて今これ着る?みんなにみせよっか」と笑った。
駒井さんが言ってた通りすこしダボっとしたパーカーに、部屋着用のズボンをはく。
駒井さんもパーカーをかぶってはにかむ。
「和服かきつめの服しか着ないから違和感だな」
笑ってそう言う駒井さんは確かにあんまり似合ってなくて、つい笑いが溢れた。
「確かにセーターとかジャケットの方が似合いそうです」
けど、お揃い嬉しいです。と付け加えると「なら買った甲斐はあったかな」と笑う。
ふざけでパーカーの帽子をかぶる彼を真似して私も被ると、彼がそっと抱きしめてきた。
身長差から覆いかぶさるようにぎゅっとされると、全身駒井さんに包まれてなんとなく安心感がすごい。
そっと彼の腰に手を回して抱きついて何も言わないまま幸せな気持ちだけが溢れる。
…最初にあった時から緊張はしてもあまり怖いとか嫌いという気持ちが生まれなかったから、私はきっと本能的に駒井さんを好きなんだろうな…。
なんてバカみたいなことを思いながら、いつ離せばいいんだろうと離れるタイミングがわからなくなって固まる。
駒井さんも何も喋らず微塵も動かず、多分同じく困って固まっている。
「ふふっ…」
ついその状況が面白くて笑うと彼はゆっくり腕を緩めて優しい目で私をみた。
そっと彼は腰を低くして、2回目のキスをした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,447
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる