43 / 154
第三章 黄
第42話 「嘘、下手だね」
しおりを挟む
私とセオが聖夜の街に戻ると、エレナは既に宿に戻っていた。
エレナは私たちが帝都に行っている間に、街の様子を見てきたようだ。
「今年は領主様不在による影響で物価が上がったり、遠方との交易が上手くいかず品不足になっていたりで、大変みたいですね。
街の代官と役人たちがしっかりしているので致命的な混乱はないようですが、正直言って限界に近いところまで来ているみたいです。
セオ様のおっしゃった、商店街の協力も取り付けられるかどうか……」
「……そっか。エレナ、調べてくれてありがとう」
「いいえ、とんでもない。そちらは如何でしたか?」
「僕とお祖父様で情報屋に会ってきた。領主の状況を調べるよう依頼したから、しばらくしたら連絡が来ると思う」
「そうでしたか」
そうなると、今は情報屋と、役人たちの動きがあるのを待つしかないのだろうか。
何もせずにいるのはもどかしい。
そう思っていると、セオが一つ提案をした。
「パステル。僕、聖霊様の飾りが気になる。聖樹広場、見に行かない?」
「うん、行きたい」
「エレナさんは?」
「エレナは、留守番していますよ。ポール様からの連絡があるかもしれませんので。
それと、セオ様、どうかエレナのことは呼び捨てにしていただいて結構ですよ」
「……わかった」
エレナは、意味深な笑顔をこちらに向けている。悪戯っぽく輝く瞳は、さっさと二人で楽しんで来いとでも言わんばかりだ。
「じ、じゃあ、行ってくるね」
「行ってらっしゃいませ。どうぞごゆっくり」
「行ってきます」
三者三様に挨拶を交わし、私とセオは聖樹広場に出掛けたのだった。
聖樹広場には、人の姿はまばらだった。
週末のノエルタウンマーケットや、降聖霊祭の当日はそこそこ賑わうそうなのだが。
肝心の聖樹には、鈴や木の実、ブーツにプレゼント箱、キャンディケーンなどを模したオーナメントがあちらこちらに飾られていて、一つ一つが淡い光を放っている。
「やっぱり、綺麗だね。もっと沢山集まったら、きっとすごいだろうなぁ」
「ほんのり光ってる……精霊の加護? 六大精霊に関係するとしたら、神子か巫女が関わってる?」
「そうなの? この街に神子か巫女がいるのかな?」
「でもそれにしては一つ一つの加護が弱い。沢山集めないといけないのも、それが理由かな?」
「うーん」
「……あ、パステル、あれ見て」
「え?」
セオが指で指し示す方を見ると、キラキラと輝く光の粒が集まっていた。
何処からか集まってきた光の欠片が、『幸せの結晶』として形を得るのだろう。
きらめく光の欠片は、ぐるぐると円を描くように収束し、一瞬強くあたたかい光を放つ。
強い光が収まった後には、鈴の形のオーナメントが残されていた。
「ねえ、セオ! 光の粒からオーナメントが出来た!」
「ポールさんの言った通りだね」
私は貴重な場面を目撃して、興奮していた。すぐさま私の周りに、小さな光の粒が現れる。
だが、その程度の光ではオーナメントには不十分のようだ。
光の粒は空中を漂い、他の光がないか探して、彷徨っているようだった。
「ねえ、セオ。この光の欠片って、他の光が見つからなかったら消えちゃうのかな?」
「どうだろう。でも、ずっと保持できるとも思えない」
「なんか、ちょっと可哀想だね」
「……可哀想?」
「うん、上手く言えないけど」
生き物ではないはずなのに、なんとなく、彷徨う光が寂しく思っているように感じる。
幸せの欠片のはずなのに。
「……ひとり分の幸せじゃ、ダメなのかもしれないわ」
「数人分の光の欠片から、『幸せの結晶』が作られるってこと?」
「それもあるけど、そうじゃなくて……。ほら、楽しいことって、他の人と一緒だと、もっと楽しくならない?」
「……僕、よく分からない……」
「うーん、そっか」
「僕の感情が動くようになったのは、パステルと出会ってから。今でも感情がきちんと動くのは、パステルと一緒の時だけ。一人でいて、楽しいと思ったことがない」
「セオ……」
私も長く心を閉ざして引きこもっていた。
そのため、一部の信頼できる人を除いて、誰かと一緒にいて楽しいと思ったことは、確かに少ない。
逆に、辛いと思うことの方が多かったような気さえする。
しかし、その中でも、家族やエレナが楽しそうにしているのを見て楽しくなったり、嬉しくなったりしたものだ。
そして私が釣られて笑うと、それを見た相手は更に嬉しくなる。
幸せ、というのはそういう連鎖があって、増えていく性質があるのだと思う。
「私は、セオが笑うと嬉しいって思うよ。一人分の喜びが相手に伝わって、その人も嬉しくなったら、幸せは二倍になるんだよ」
――そして、セオに出会ってから、それは特に顕著だ。
セオの感情の変化は、私の感情にダイレクトに訴えかけてくる。
「相手が喜んでくれたんだって思うと、自分もさらに嬉しくなるの。そうしたら、幸せは三倍にも、四倍にもなるんだよ」
――思い返せば、出会ったその時から、私はセオに惹かれていたのだろう。
セオは、無気力で閉ざされていた私の心を、外の世界に向けさせてくれた。
過去に、現在に、未来に失望していた私に、生きる意味すら与えてくれたような気がする。
セオと一緒にいることが、今の私にとっての幸せそのものなのだ。
「特に、大切な人が喜んでくれると、すごくすごく嬉しいんだよ」
――私はセオのことが好き。
けれど、セオと私の想いは違う。
この気持ちは、伝えることは出来ない。
セオの感情が戻りきっていないのに、この気持ちを伝えるのは卑怯だ。
だが、せめてほんの少しだけでも、私の好意と感謝が伝わってくれればいい。
私は、精一杯の想いを込めて、セオに微笑みかけた。
「パステル……どうしたの?」
「え? なにが?」
「笑ってるのに……寂しそう」
「え……? そんなこと……」
「嘘、下手だね」
首を傾げて、そう告げたセオの美しい顔も、どこか寂しげに翳っているのだった。
エレナは私たちが帝都に行っている間に、街の様子を見てきたようだ。
「今年は領主様不在による影響で物価が上がったり、遠方との交易が上手くいかず品不足になっていたりで、大変みたいですね。
街の代官と役人たちがしっかりしているので致命的な混乱はないようですが、正直言って限界に近いところまで来ているみたいです。
セオ様のおっしゃった、商店街の協力も取り付けられるかどうか……」
「……そっか。エレナ、調べてくれてありがとう」
「いいえ、とんでもない。そちらは如何でしたか?」
「僕とお祖父様で情報屋に会ってきた。領主の状況を調べるよう依頼したから、しばらくしたら連絡が来ると思う」
「そうでしたか」
そうなると、今は情報屋と、役人たちの動きがあるのを待つしかないのだろうか。
何もせずにいるのはもどかしい。
そう思っていると、セオが一つ提案をした。
「パステル。僕、聖霊様の飾りが気になる。聖樹広場、見に行かない?」
「うん、行きたい」
「エレナさんは?」
「エレナは、留守番していますよ。ポール様からの連絡があるかもしれませんので。
それと、セオ様、どうかエレナのことは呼び捨てにしていただいて結構ですよ」
「……わかった」
エレナは、意味深な笑顔をこちらに向けている。悪戯っぽく輝く瞳は、さっさと二人で楽しんで来いとでも言わんばかりだ。
「じ、じゃあ、行ってくるね」
「行ってらっしゃいませ。どうぞごゆっくり」
「行ってきます」
三者三様に挨拶を交わし、私とセオは聖樹広場に出掛けたのだった。
聖樹広場には、人の姿はまばらだった。
週末のノエルタウンマーケットや、降聖霊祭の当日はそこそこ賑わうそうなのだが。
肝心の聖樹には、鈴や木の実、ブーツにプレゼント箱、キャンディケーンなどを模したオーナメントがあちらこちらに飾られていて、一つ一つが淡い光を放っている。
「やっぱり、綺麗だね。もっと沢山集まったら、きっとすごいだろうなぁ」
「ほんのり光ってる……精霊の加護? 六大精霊に関係するとしたら、神子か巫女が関わってる?」
「そうなの? この街に神子か巫女がいるのかな?」
「でもそれにしては一つ一つの加護が弱い。沢山集めないといけないのも、それが理由かな?」
「うーん」
「……あ、パステル、あれ見て」
「え?」
セオが指で指し示す方を見ると、キラキラと輝く光の粒が集まっていた。
何処からか集まってきた光の欠片が、『幸せの結晶』として形を得るのだろう。
きらめく光の欠片は、ぐるぐると円を描くように収束し、一瞬強くあたたかい光を放つ。
強い光が収まった後には、鈴の形のオーナメントが残されていた。
「ねえ、セオ! 光の粒からオーナメントが出来た!」
「ポールさんの言った通りだね」
私は貴重な場面を目撃して、興奮していた。すぐさま私の周りに、小さな光の粒が現れる。
だが、その程度の光ではオーナメントには不十分のようだ。
光の粒は空中を漂い、他の光がないか探して、彷徨っているようだった。
「ねえ、セオ。この光の欠片って、他の光が見つからなかったら消えちゃうのかな?」
「どうだろう。でも、ずっと保持できるとも思えない」
「なんか、ちょっと可哀想だね」
「……可哀想?」
「うん、上手く言えないけど」
生き物ではないはずなのに、なんとなく、彷徨う光が寂しく思っているように感じる。
幸せの欠片のはずなのに。
「……ひとり分の幸せじゃ、ダメなのかもしれないわ」
「数人分の光の欠片から、『幸せの結晶』が作られるってこと?」
「それもあるけど、そうじゃなくて……。ほら、楽しいことって、他の人と一緒だと、もっと楽しくならない?」
「……僕、よく分からない……」
「うーん、そっか」
「僕の感情が動くようになったのは、パステルと出会ってから。今でも感情がきちんと動くのは、パステルと一緒の時だけ。一人でいて、楽しいと思ったことがない」
「セオ……」
私も長く心を閉ざして引きこもっていた。
そのため、一部の信頼できる人を除いて、誰かと一緒にいて楽しいと思ったことは、確かに少ない。
逆に、辛いと思うことの方が多かったような気さえする。
しかし、その中でも、家族やエレナが楽しそうにしているのを見て楽しくなったり、嬉しくなったりしたものだ。
そして私が釣られて笑うと、それを見た相手は更に嬉しくなる。
幸せ、というのはそういう連鎖があって、増えていく性質があるのだと思う。
「私は、セオが笑うと嬉しいって思うよ。一人分の喜びが相手に伝わって、その人も嬉しくなったら、幸せは二倍になるんだよ」
――そして、セオに出会ってから、それは特に顕著だ。
セオの感情の変化は、私の感情にダイレクトに訴えかけてくる。
「相手が喜んでくれたんだって思うと、自分もさらに嬉しくなるの。そうしたら、幸せは三倍にも、四倍にもなるんだよ」
――思い返せば、出会ったその時から、私はセオに惹かれていたのだろう。
セオは、無気力で閉ざされていた私の心を、外の世界に向けさせてくれた。
過去に、現在に、未来に失望していた私に、生きる意味すら与えてくれたような気がする。
セオと一緒にいることが、今の私にとっての幸せそのものなのだ。
「特に、大切な人が喜んでくれると、すごくすごく嬉しいんだよ」
――私はセオのことが好き。
けれど、セオと私の想いは違う。
この気持ちは、伝えることは出来ない。
セオの感情が戻りきっていないのに、この気持ちを伝えるのは卑怯だ。
だが、せめてほんの少しだけでも、私の好意と感謝が伝わってくれればいい。
私は、精一杯の想いを込めて、セオに微笑みかけた。
「パステル……どうしたの?」
「え? なにが?」
「笑ってるのに……寂しそう」
「え……? そんなこと……」
「嘘、下手だね」
首を傾げて、そう告げたセオの美しい顔も、どこか寂しげに翳っているのだった。
0
あなたにおすすめの小説
勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました
鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」
そう言ったのは、王太子アレス。
そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。
外交も財政も軍備も――
すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。
けれど功績はすべて王太子のもの。
感謝も敬意も、ただの一度もない。
そして迎えた舞踏会の夜。
「便利だったが、飾りには向かん」
公開婚約破棄。
それならば、とレイナは微笑む。
「では業務も終了でよろしいですね?」
王太子が望んだ通り、
彼女は“確認”をやめた。
保証を外し、責任を返し、
そして最後に――
「ご確認を」と差し出した書類に、
彼は何も読まずに署名した。
国は契約で成り立っている。
確認しない者に、王の資格はない。
働きたくない公爵令嬢と、
責任を理解しなかった王太子。
静かな契約ざまぁ劇、開幕。
---
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
魔法使いとして頑張りますわ!
まるねこ
恋愛
母が亡くなってすぐに伯爵家へと来た愛人とその娘。
そこからは家族ごっこの毎日。
私が継ぐはずだった伯爵家。
花畑の住人の義妹が私の婚約者と仲良くなってしまったし、もういいよね?
これからは母方の方で養女となり、魔法使いとなるよう頑張っていきますわ。
2025年に改編しました。
いつも通り、ふんわり設定です。
ブックマークに入れて頂けると私のテンションが成層圏を超えて月まで行ける気がします。m(._.)m
Copyright©︎2020-まるねこ
転生悪役令嬢に仕立て上げられた幸運の女神様は家門から勘当されたので、自由に生きるため、もう、ほっといてください。今更戻ってこいは遅いです
青の雀
ファンタジー
公爵令嬢ステファニー・エストロゲンは、学園の卒業パーティで第2王子のマリオットから突然、婚約破棄を告げられる
それも事実ではない男爵令嬢のリリアーヌ嬢を苛めたという冤罪を掛けられ、問答無用でマリオットから殴り飛ばされ意識を失ってしまう
そのショックで、ステファニーは前世社畜OL だった記憶を思い出し、日本料理を提供するファミリーレストランを開業することを思いつく
公爵令嬢として、持ち出せる宝石をなぜか物心ついたときには、すでに貯めていて、それを原資として開業するつもりでいる
この国では婚約破棄された令嬢は、キズモノとして扱われることから、なんとか自立しようと修道院回避のために幼いときから貯金していたみたいだった
足取り重く公爵邸に帰ったステファニーに待ち構えていたのが、父からの勘当宣告で……
エストロゲン家では、昔から異能をもって生まれてくるということを当然としている家柄で、異能を持たないステファニーは、前から肩身の狭い思いをしていた
修道院へ行くか、勘当を甘んじて受け入れるか、二者択一を迫られたステファニーは翌早朝にこっそり、家を出た
ステファニー自身は忘れているが、実は女神の化身で何代前の過去に人間との恋でいさかいがあり、無念が残っていたので、神界に帰らず、人間界の中で転生を繰り返すうちに、自分自身が女神であるということを忘れている
エストロゲン家の人々は、ステファニーの恩恵を受け異能を覚醒したということを知らない
ステファニーを追い出したことにより、次々に異能が消えていく……
4/20ようやく誤字チェックが完了しました
もしまだ、何かお気づきの点がありましたら、ご報告お待ち申し上げておりますm(_)m
いったん終了します
思いがけずに長くなってしまいましたので、各単元ごとはショートショートなのですが(笑)
平民女性に転生して、下剋上をするという話も面白いかなぁと
気が向いたら書きますね
「お前を愛することはない」と言われたお飾りの妻ですが、何か?
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することはない!」「そんな事を言うために女性の寝室に押し入ったのですか? もう寝るつもりで化粧を落として髪をほどいて寝着に着替えてるのに! 最っ低!」
仕事大好き女が「お飾りの妻最高!」と恋愛感情無しで結婚したらこうなるよね、というお話。
【完結】勤労令嬢、街へ行く〜令嬢なのに下働きさせられていた私を養女にしてくれた侯爵様が溺愛してくれるので、国いちばんのレディを目指します〜
鈴木 桜
恋愛
貧乏男爵の妾の子である8歳のジリアンは、使用人ゼロの家で勤労の日々を送っていた。
誰よりも早く起きて畑を耕し、家族の食事を準備し、屋敷を隅々まで掃除し……。
幸いジリアンは【魔法】が使えたので、一人でも仕事をこなすことができていた。
ある夏の日、彼女の運命を大きく変える出来事が起こる。
一人の客人をもてなしたのだ。
その客人は戦争の英雄クリフォード・マクリーン侯爵の使いであり、ジリアンが【魔法の天才】であることに気づくのだった。
【魔法】が『武器』ではなく『生活』のために使われるようになる時代の転換期に、ジリアンは戦争の英雄の養女として迎えられることになる。
彼女は「働かせてください」と訴え続けた。そうしなければ、追い出されると思ったから。
そんな彼女に、周囲の大人たちは目一杯の愛情を注ぎ続けた。
そして、ジリアンは少しずつ子供らしさを取り戻していく。
やがてジリアンは17歳に成長し、新しく設立された王立魔法学院に入学することに。
ところが、マクリーン侯爵は渋い顔で、
「男子生徒と目を合わせるな。微笑みかけるな」と言うのだった。
学院には幼馴染の謎の少年アレンや、かつてジリアンをこき使っていた腹違いの姉もいて──。
☆第2部完結しました☆
侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!
珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。
3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。
高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。
これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!!
転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる