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強さと弱さ
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私のせいだ。
六回裏に届きかけた背中、掴みかけたその背中を私はみすみす手放してしまった。
七回表、ツーアウト。そこから一点を追加された。そしてなおもランナー一、二塁だ。
棗さんの球は悪くない。むしろリリーフに転向してまだ一ヶ月程という中では適応しており、今まで受けた球の中では一番良い状態だろう。
しかし、それでも打たれて追加点を許してしまった。
確かに打点を叩き出した的場さんに対しての球は要求よりも甘く入っていた。ただ、早瀬さん、鳩羽さんに対しての球は際どいながら打たれてしまった。つまり、私の配球に問題があったのだろう。
そんなことばかり考えてしまう。
皇桜打線、続くバッターは和氣さん。和氣さんはこの試合三安打猛打賞の活躍を見せているため、現状では一番厄介なバッターだ。
それでもどうしてもここで切りたい。それは流花に打席を回したくないからだ。
怖いバッターということもある。ただ、流花と戦うのはランナーがいないまっさらな状態で黒絵と対峙させたいからだ。
このバッターを打ち取るためにはどのように配球すればいいのか。隙のないバッターに対して私はどこに投げさせても打たれるような気分になる。
初球は様子見、いや、様子見で投げ込めばおそらく打たれるだろう。
ここは外れてもいい、めいいっぱいコースギリギリを狙って全力のボールを要求する。
棗さんがセットポジションから腕を振り下ろす。
来た。要求したボールは外角いっぱい、構えたミットに向かってやってくる。
しかし、軽快な金属音とともに白球は目の前から消え失せた。
「ら、ライト!」
打球は大きく飛球する。ライト線、ギリギリのところ。
光さんが打球を追いかけるが、伸びる打球はライト線のポール右横へと消えた。
「ファウル!」
危なかった。若干振り遅れただけで、しっかりと捉えた当たりだった。もしスイングがもう少し早ければ、間違いなくスタンドに入っていただろう。
怖い。ただそれだけの感情で、私は判断力を失っている。私はサインを幾度となく出すが、全て棗さんは首を横に振る。
サインが合わない。棗さんは痺れを切らしてタイムを取った。
私がマウンドに駆け寄ると、棗さんは開口一番、私の心を見透かしたように声をかけてきた。
「怖い?」
怖い。ただそれだけの言葉も私は口から出なかった。弱みを見せたくないというより、ピッチャーを不安にさせたくないという気持ちもあった。
しかし、棗さんは私の表情を見て悟ったのか、答えを聞かずに続けた。
「私、めっちゃ怖い」
棗さんはハッキリ、堂々とそう言い放った。そのことに私は呆気にとられる。
「いや、だって考えてよ? 私よりも伊澄の方がピッチャーとして上じゃん? その伊澄が打たれまくってたんだよ? 私の球なんか打たれて当然じゃない?」
弱気な言葉を強気で棗さんは言っている。そのおかしなことに私は思考が追いつかなかった。
「まあ、負けて当然なんて最初から言ってたらダメだけどさ、皇桜に対しても、伊澄に対しても。……その言葉を言い訳に使うのはダメだけど、気持ちを楽にするために言うくらいならいいんじゃない?」
負けて当然。だから打たれてしまったらなんて考えるだけ無駄だ。打たれることは悔しい、でもそればかり気にして本来のパフォーマンスが出来なければ打ち取れるものも打ち取れない。
「棗さんは、なんでそう考えられるんですか?」
伊澄だってすごい選手と分かっていても、年下に負けることは悔しいだろう。それでもそのことをハッキリと自分の口から言い、自覚するというのは怖いことでもある。
「私はプロになりたいとか、すごい選手になりたいなんて大それた志はないんだよね。でもさ、伊澄に出来ないことだって私はできるんだよ。例えば伊澄が降板したあと、次の試合の先発が黒絵なら投げるのは私でしょ?」
確かにそうだ。全ての試合をフルイニングで投げ切ることは伊澄だって出来ないだろう。だからこそ棗さんはその与えられた役割をしっかりと果たすことだけを考えているのだ。
「あんまりいいことじゃないけど打たれ慣れてるしね」
棗さんは私たち一年生が入ってくるまで半年間、唯一ピッチャーを専門にやっている選手だった。つまり、打たれても代わりがいないという状況も多かっただろう。そのため打たれ強くなったというのは想像に難くない。
「さっきまでのサインさ、逃げることばっかり考えてる感じだったから」
そう言われてハッとする。ボール球になることを前提にサインを出していた。打ち取ることを考えて出したサインではなく、それは打たれないようにするためのサインだった。
「今度は強気のリード頼むよ」
「はい!」
私は棗さんと次の球を決めたあと、定位置に戻る。
決めたサインはここ、内角低めのストレートだ。
多少甘くてもいい。それでも最高のストレートをここに投げ入れろ! そう言わんばかりに私は低めのミットを叩いた。
棗さんがセットポジションから腕を振り下ろす。ボールは……。
「ファウル!」
構えたところにくる良いボールだ。その球に和氣さんも対応しようとしたが、打球はバックネットに当たり、落ちる。
追い込んだ。これで次の球は多少外れても和氣さんは打つしかない。
どこに投げても打たれるのだ、逆に逃げた配球をすればフォアボールとなる。結局、どこに投げてもいいのだ。
次は外してもいい。ストライクゾーンをかすめながらボールゾーンからボールゾーンへのカーブ。
「ファウルボール!」
三球目はバットの先にギリギリ当たりながらの弱いファウルだ。
ボールゾーンであれば打てないことも多い。もう一球、微妙なコースへ。
低めからさらに低めに変化するカーブ、流石にこれは見送られたが、それでもワンボールツーストライクと追い込んでいることには代わりない。
よし、勝負だ。
ここしかない。最高の球をください。私は棗さんへと目で訴えかける。
セットポジションから左足を踏み込み、鞭のようにしなった腕からボールが放たれる。
構えたところからボールはズレる。しかし、和氣さんもその球に応戦する。
まるで浮き上がったかのように錯覚するボール。そのボールは乾いた革の音を立て、私のミットに……収まった。
「ストライクッ! バッターアウト!」
「っしゃぁ!」
審判のコールと同時にマウンド上の棗さんが吠えた。バッターの和氣さんはバットを振り抜いたまま、バッターボックスで呆然としていた。
「ナイスボール!」
勝った。和氣さんを仕留めた。
要求よりも更に浮いたコース、内角高めのボール球。ただ大きな当たりを避けるために低めばかりを要求したため、高さのゾーンを和氣さんは見失っていた。
「なんとか踏ん張ったな」
ベンチに戻ると、棗さんと私に、巧くんが声をかける。
「棗さんのおかげだよ」
私はそう言い、すぐに待つ自分の打席の準備を始める。
皇桜もここで守備交代があった。
九番キャッチャーの園田さんに代わってそのまま鬼頭さんがキャッチャーに入る。鬼頭さんは一年生のようで、恐らく今後流花と組んでいくために交代させたということだろう。
投球練習が終わると、私はバッターボックスに入った。流花と対戦することは中学のシニア時代に紅白戦があって以来だろう。そもそも二人でバッテリーを組むことが多いため、その対戦すらあまり多くない。
しかし、球筋は一番私がよく知っている。そう思いながら見た初球、そのストレートは中学時代のものよりも数段パワーアップしている。
チェンジアップ、カーブとなんとか食らいつきながらも一つも甘い球を見せずに四球目、真ん中付近から一気に低めに落ちるフォークに空振り三振。元相棒に完敗した形となった。
一言も会話もしていないが、ただ、対戦出来ることに喜びを感じる。
公式戦、いや次の打席では絶対に打ってやる。
そう思いながらベンチに引き上げようとしていた私に、キャッチャーの鬼頭さんが声をかけてきたため、足を止めた。
「君のところのエース、強いね」
私と流花が同じチームだったということを知っているのだろう。私は「どうも」と言うと止めた足を進めようとする。
しかし、次の言葉で私は奈落の底に突き落とされた。
「でも君は弱いね。やっぱり野球の才能ないんじゃない?」
六回裏に届きかけた背中、掴みかけたその背中を私はみすみす手放してしまった。
七回表、ツーアウト。そこから一点を追加された。そしてなおもランナー一、二塁だ。
棗さんの球は悪くない。むしろリリーフに転向してまだ一ヶ月程という中では適応しており、今まで受けた球の中では一番良い状態だろう。
しかし、それでも打たれて追加点を許してしまった。
確かに打点を叩き出した的場さんに対しての球は要求よりも甘く入っていた。ただ、早瀬さん、鳩羽さんに対しての球は際どいながら打たれてしまった。つまり、私の配球に問題があったのだろう。
そんなことばかり考えてしまう。
皇桜打線、続くバッターは和氣さん。和氣さんはこの試合三安打猛打賞の活躍を見せているため、現状では一番厄介なバッターだ。
それでもどうしてもここで切りたい。それは流花に打席を回したくないからだ。
怖いバッターということもある。ただ、流花と戦うのはランナーがいないまっさらな状態で黒絵と対峙させたいからだ。
このバッターを打ち取るためにはどのように配球すればいいのか。隙のないバッターに対して私はどこに投げさせても打たれるような気分になる。
初球は様子見、いや、様子見で投げ込めばおそらく打たれるだろう。
ここは外れてもいい、めいいっぱいコースギリギリを狙って全力のボールを要求する。
棗さんがセットポジションから腕を振り下ろす。
来た。要求したボールは外角いっぱい、構えたミットに向かってやってくる。
しかし、軽快な金属音とともに白球は目の前から消え失せた。
「ら、ライト!」
打球は大きく飛球する。ライト線、ギリギリのところ。
光さんが打球を追いかけるが、伸びる打球はライト線のポール右横へと消えた。
「ファウル!」
危なかった。若干振り遅れただけで、しっかりと捉えた当たりだった。もしスイングがもう少し早ければ、間違いなくスタンドに入っていただろう。
怖い。ただそれだけの感情で、私は判断力を失っている。私はサインを幾度となく出すが、全て棗さんは首を横に振る。
サインが合わない。棗さんは痺れを切らしてタイムを取った。
私がマウンドに駆け寄ると、棗さんは開口一番、私の心を見透かしたように声をかけてきた。
「怖い?」
怖い。ただそれだけの言葉も私は口から出なかった。弱みを見せたくないというより、ピッチャーを不安にさせたくないという気持ちもあった。
しかし、棗さんは私の表情を見て悟ったのか、答えを聞かずに続けた。
「私、めっちゃ怖い」
棗さんはハッキリ、堂々とそう言い放った。そのことに私は呆気にとられる。
「いや、だって考えてよ? 私よりも伊澄の方がピッチャーとして上じゃん? その伊澄が打たれまくってたんだよ? 私の球なんか打たれて当然じゃない?」
弱気な言葉を強気で棗さんは言っている。そのおかしなことに私は思考が追いつかなかった。
「まあ、負けて当然なんて最初から言ってたらダメだけどさ、皇桜に対しても、伊澄に対しても。……その言葉を言い訳に使うのはダメだけど、気持ちを楽にするために言うくらいならいいんじゃない?」
負けて当然。だから打たれてしまったらなんて考えるだけ無駄だ。打たれることは悔しい、でもそればかり気にして本来のパフォーマンスが出来なければ打ち取れるものも打ち取れない。
「棗さんは、なんでそう考えられるんですか?」
伊澄だってすごい選手と分かっていても、年下に負けることは悔しいだろう。それでもそのことをハッキリと自分の口から言い、自覚するというのは怖いことでもある。
「私はプロになりたいとか、すごい選手になりたいなんて大それた志はないんだよね。でもさ、伊澄に出来ないことだって私はできるんだよ。例えば伊澄が降板したあと、次の試合の先発が黒絵なら投げるのは私でしょ?」
確かにそうだ。全ての試合をフルイニングで投げ切ることは伊澄だって出来ないだろう。だからこそ棗さんはその与えられた役割をしっかりと果たすことだけを考えているのだ。
「あんまりいいことじゃないけど打たれ慣れてるしね」
棗さんは私たち一年生が入ってくるまで半年間、唯一ピッチャーを専門にやっている選手だった。つまり、打たれても代わりがいないという状況も多かっただろう。そのため打たれ強くなったというのは想像に難くない。
「さっきまでのサインさ、逃げることばっかり考えてる感じだったから」
そう言われてハッとする。ボール球になることを前提にサインを出していた。打ち取ることを考えて出したサインではなく、それは打たれないようにするためのサインだった。
「今度は強気のリード頼むよ」
「はい!」
私は棗さんと次の球を決めたあと、定位置に戻る。
決めたサインはここ、内角低めのストレートだ。
多少甘くてもいい。それでも最高のストレートをここに投げ入れろ! そう言わんばかりに私は低めのミットを叩いた。
棗さんがセットポジションから腕を振り下ろす。ボールは……。
「ファウル!」
構えたところにくる良いボールだ。その球に和氣さんも対応しようとしたが、打球はバックネットに当たり、落ちる。
追い込んだ。これで次の球は多少外れても和氣さんは打つしかない。
どこに投げても打たれるのだ、逆に逃げた配球をすればフォアボールとなる。結局、どこに投げてもいいのだ。
次は外してもいい。ストライクゾーンをかすめながらボールゾーンからボールゾーンへのカーブ。
「ファウルボール!」
三球目はバットの先にギリギリ当たりながらの弱いファウルだ。
ボールゾーンであれば打てないことも多い。もう一球、微妙なコースへ。
低めからさらに低めに変化するカーブ、流石にこれは見送られたが、それでもワンボールツーストライクと追い込んでいることには代わりない。
よし、勝負だ。
ここしかない。最高の球をください。私は棗さんへと目で訴えかける。
セットポジションから左足を踏み込み、鞭のようにしなった腕からボールが放たれる。
構えたところからボールはズレる。しかし、和氣さんもその球に応戦する。
まるで浮き上がったかのように錯覚するボール。そのボールは乾いた革の音を立て、私のミットに……収まった。
「ストライクッ! バッターアウト!」
「っしゃぁ!」
審判のコールと同時にマウンド上の棗さんが吠えた。バッターの和氣さんはバットを振り抜いたまま、バッターボックスで呆然としていた。
「ナイスボール!」
勝った。和氣さんを仕留めた。
要求よりも更に浮いたコース、内角高めのボール球。ただ大きな当たりを避けるために低めばかりを要求したため、高さのゾーンを和氣さんは見失っていた。
「なんとか踏ん張ったな」
ベンチに戻ると、棗さんと私に、巧くんが声をかける。
「棗さんのおかげだよ」
私はそう言い、すぐに待つ自分の打席の準備を始める。
皇桜もここで守備交代があった。
九番キャッチャーの園田さんに代わってそのまま鬼頭さんがキャッチャーに入る。鬼頭さんは一年生のようで、恐らく今後流花と組んでいくために交代させたということだろう。
投球練習が終わると、私はバッターボックスに入った。流花と対戦することは中学のシニア時代に紅白戦があって以来だろう。そもそも二人でバッテリーを組むことが多いため、その対戦すらあまり多くない。
しかし、球筋は一番私がよく知っている。そう思いながら見た初球、そのストレートは中学時代のものよりも数段パワーアップしている。
チェンジアップ、カーブとなんとか食らいつきながらも一つも甘い球を見せずに四球目、真ん中付近から一気に低めに落ちるフォークに空振り三振。元相棒に完敗した形となった。
一言も会話もしていないが、ただ、対戦出来ることに喜びを感じる。
公式戦、いや次の打席では絶対に打ってやる。
そう思いながらベンチに引き上げようとしていた私に、キャッチャーの鬼頭さんが声をかけてきたため、足を止めた。
「君のところのエース、強いね」
私と流花が同じチームだったということを知っているのだろう。私は「どうも」と言うと止めた足を進めようとする。
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