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「あとがきの様なもの」

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「あとがきの様なもの」

赤井です。
「やさしい狂犬」最後までお読みいただきありがとうございました。
「いかがでしたか?」
って普通は読者さんに聞いちゃいけないんでしょうけどね(笑)。

今作も感想欄の書き込み以上のメールをいただきました。
「前半重い。」
「暗すぎて稀世ちゃんの小説じゃないみたい。」
「今回は笑いが無いので読むのが辛い。」
etc,etc,

前半は昔からの読者さんから厳しいご意見をいただきました。
閲覧もお気に入り登録も連載開始から1週間程、今までにない低空飛行(笑)を指摘されました。
クライアントさんからは
「今回は劇の公開時に「アルファポリス現代文学カテゴリー「1位」獲得作品」ってうたえないかなぁ…。依頼者もがっかりするよねぇ。」
って愚痴られてました。
最近は、クライアントと打ち合わせをしっかりとして、希望に沿ったものを書き上げて「OK」もらったものをアップしてるんですから、そんなこと言われてもねぇ…。

いつの間にか「1位」とって、依頼人の劇の公開前に広告で「1位」作品ってうたうのがクライアントさんの納品先では当たり前になっちゃってるんでプレッシャーが凄いんですよ。
一応、お金もらって書いてますんで、そりゃ「結果」がついてくるにこしたことは無いんですけどね。
ただ、「順位」だけは「読者さん」とその時の他の作家さんの作品状況次第なんでね…。
少し胃が痛かったです。

そんな時に励ましてくれたのが「最後に笑えりゃ勝ちなのよ」から読み始めてくれた女性読者さんでした。
「さいわら」も前半、「どんよりどよどよ」の展開でしたからね(笑)。
そういう話が好きなんでしょうね。
「暗い前半」を耐えて読んで下さって、励ましのメールをたくさんいただきました。
毎朝、早くにメールいただいたり、稀世ちゃんのイラストを送ってくれたり本当にありがとうございました。

そんな読者さん達のおかげで、中盤から閲覧数も増え、クライアントさんが望む「結果」でゴールすることができました。
正直、「ほっ」としています。
と、言うのもタイトルに
「やさしい狂犬~元女子プロレスラー新人記者「安稀世」のスクープ日誌」
の後ろに
「その1」
って付けちゃってるんですよね~。

「連載予告(?)のようなもの(笑)」でも書いたように、公開前に続編の企画が進んじゃってる状況でした。
年内に「やさ狂」含めて3本受注してますので最初でこけたらもうどうしようもないですよね。
「ボツ」になったら「2作目」での出番を待機してる「なつ&陽菜」コンビや直さんに申し訳が立たない(笑)。
ここでネタバレしておきますが、夏、年末に続編を書く予定です。
2作目も暗いです(笑)。
「半愚連」の次は「国会議員公設第1秘書」の話です。

「社会派」の監督さんからの依頼で、うちのクライアントの脚本家さんが「やさ狂」の企画の時に5つ出したテーマの中で、2番目に選んだのがこれです。
まあ、「書け」と言われたら何でも書くのが私の仕事なんで書きますよ~!
予告していますけど、「富士山の青木ヶ原樹海」からスタートの構想を持ってたりします(笑)。
「自殺」と「死体遺棄」の「名所」ですね(ガクブル)。

リアルな「国会議員秘書」の話を求められています。
「秘書」って大変なんですよ。ほんと。
よく「大事な秘密を持った秘書」が「自殺」とか「行方不明」ってニュースあるでしょ。
私は、昔、京都の「大物国会議員」の事務所で選挙期間中お手伝いをさせてもらった経験もあるので、リアルな話を書きたいと思います。
(ここでは書けませんが凄い世界でした(笑)。)
もちろん、次も「ミステリー」です。
稀世ちゃんがどう謎解きをしていくのかを考え中です。

いろいろと参考にしようと思い、この間「ミステリと言うなかれ」のドラマを「一気見」しました。
いやー、やっぱり「ヒット作」は面白いですねぇ!
ドラマを見ながら「犯人」と「ギミック」と「オチ」を予想するんですけど、大概「外され」ました(笑)。
いやー、ドラマはほぼ原作に沿って制作されてるようなので、「トップ作家」は「凄い!」と思いました。
青山剛昌先生の「名探偵コナン」や新谷かおる先生の「クリスティー・ハイテンション」とか推理マンガってめちゃくちゃ面白いですもんね。
そのレベルのものをクライアントからは求められるけど「絶対に無理」!
特に「クリスティーン・ハイテンション」はオチが当たる率は2割ほど(笑)。
どうしたら、あんなに複雑なストーリーが作れるのか不思議です。
もう、続きが読めないのが残念ですね。

次回も話も、クライアントの納品先から、今作と同じように映画「戦火の勇気」や「永遠の0」みたいな展開を求められてるので、同じパターンです(笑)。
「悪者」と思ってたら「実は…」ってやつですね(笑)。
「余命半年」、「余命半年R」、「なつ&陽菜犯科帳」とは少し違った展開で進めますので、良かったら「新人記者稀世ちゃん2」も読んでやってください。(。-人-。) 











さて、「稀世ちゃん2」から話を離しますね。
まさに、「次作」の話です。
この間、感想欄で「新作」の事を「ぽろっ」と書いたらたくさんのメールが来ました。
次の話は、もうすぐ公開です。
次作のクライアントへの依頼人さん(監督さん)は、「はっちゃけた話がいいねぇ!」って人なので、はっちゃけさせていただきます(笑)。

主人公は、30歳までにデビューしないと実家に戻されちゃう29歳の漫画家志望のアシスタントの男性とその部屋で死んだ「浮遊霊」の女の子です。
「「つちのこ」や「チュパカブラ」は困るけど、「可愛い女の子の幽霊」やったらかまへんで!」
って言ってくれたので、久しぶりに「幽霊」書きます。
女の子は私と同様の元「ゴーストライター」です(笑)。
「幽霊のゴーストライター」!
大阪人の悪乗りと思ってください。

「漫画」の世界も面白いですね。
私は「バクマン」の漫画も映画も大好きでした。
クライアント先の一つが「漫画家」さんなんで、「生」で見て来たものを書いています。
とにかく「競争」の世界ですね。
アンケートの「順位」が全て!
だけど「大物作家」への忖度は凄い(笑)。
そんな世界を描く「ゆるーいコメディ」なんで肩の力を抜いて読んでもらえるのもにしていきます。

小説の中で「稀世ちゃん」主人公の「余命半年を宣告された嫁が…」の漫画を描くシーンが出てきますので、稀世ちゃんファンもちょっと楽しんでもらえると思います。
書きたかったけど「依頼が無かった(笑)」稀世ちゃんのスピンオフも次作の中で少しだけ触れようと思います。
稀世ちゃん達が、ゾンビレスラー軍と戦います(笑)。
ちなみに今の時点での「仮タイトル」は
「俺のマンガの原作者は本物の浮遊霊小説家ゴーストライター
で進んでます。
イメージイラストはこんな感じかな(笑)。

ヒロインの浮遊霊の「礼ちゃん」











主人公の羅須斗らすと






おまけの2ショット!





大人の事情で今回はロングの女の子(の浮遊霊)です。
最初に作っていたショートカットで作ってたイラストはすべてお蔵入りです(泣)。

あと、依頼者さんの希望で、先日
「「ラブコメ要素」も入れてな。あとメインで女優さん2人使いたいから「よろひこー」!」
って半分以上書き終わったところで言われました。
良くある話なんですけどね(笑)。
それで急遽、主人公の担当さんは「男」から「巨乳のかわいい女の子」に変更!
クライアントの希望で担当者さんの女の子のイメージは「薄井幸」ちゃんに決定(笑)。
「さいわら」の後の「準幸」の女の子ね。

後半の「ラブコメ」モードに入っての「新担当」の薄井幸うすい・みゆきちゃん。








なぜか「P」のイラスト投稿サイトで人気があります。
「巨乳&眼鏡」ってニーズがあるようです(笑)。

従来の「ほのぼのコメディー」路線に戻りますので、読んでみてやってくださいね!
では、次作もよろしくお願いしますね!

「やさ狂」は、後日、皆さんからいただいたイラスト大会やりますので、いろんな「稀世ちゃん」を楽しみにしておいてください!
雑談に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
近日、またお会いしましょう!
ばいばい!

令和6年2月25日
赤井翼


最後のおまけ

リクエストをいただいた「色っぽい稀世ちゃん」です(笑)。














最後は真面目な稀世ちゃんの「記者」バージョンと「レスラー」バージョンで終わりますね!





じゃあ、イラスト大会で「再会」しましょう!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡


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