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第2部 エピソード2024
「大寒波」
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「大寒波」
川崎健司と共にたんちょう釧路空港に到着した稀世と晶を祥が迎えに来てくれていた。小雪がちらつく天気の中、カーラジオから週末には今季最大の上空5500メートルにマイナス40度以下の大寒気団が釧路から根室に数日間居座り、道東エリアに大雪を降らせるとともに昼の最高気温でマイナス15度、明け方の最低気温ではマイナス30度になるという予報が流れていた。
「ぎょへー、うちのプレハブ冷凍庫がマイナス20度の設定やからそれよりも外気が寒くなるんや。そこまで下がって畜舎の牛は大丈夫なんやろか…。」
稀世が心配そうにつぶやいた。
「ここまでの寒さは考えてなかったですね。直さんの家と典史さんの畜舎と野菜工場は200ボルトのエアコンが入ってるから何とかなるでしょうけど、それ以外のメンバーさんの所で重油や軽油のヒーターが壊れてるところはちょっと準備しておかないといけませんね。」
と祥がハンドルを握りながら低く垂れ込めた黒い雲を見上げて答えると、それまでほとんど話さなかった健司が口を開いた。
「あの…、ヒーターが無い畜舎はどうしてるんですか?昔、旭川でマイナス35度を体験したことがあるんですけど、そりゃ恐ろしく悲惨な状況でしたよ。寒冷地仕様のバッテリーでも弱り気味のものだとエンジンはかからなくなりますし、細い水管は屋外だと凍結防止ウレタンを巻いていても効き目がないくらいで、安普請の畜舎では多くの家畜が凍死しました。
今の予報だとあと3日で寒気がやってくる可能性もありますので、到着次第畜舎を見させてもらっていいですか?重油は5度で凝固し流動性を失います。凍らないと思われてる灯油でもマイナス20度からマイナス46度で凝固しますので屋外タンクは対応が必要ですね。」
メモも見ずにシビアに呟く健司の意見を尊重し、直と一郎に挨拶に行く前に、広志、龍二、三朗、真一の家の畜舎をまわり、最後に一郎の家の畜舎を確認した。祥から地下水空調の現状設備の説明を受け、井戸から畜舎までの配管状況を確認した健司は難しい顔をしていた。
井戸から畜舎まで距離があり、25φ以下の鋼配管物件については凍結のリスクが高いと伝えられた。乳牛は冬場でも1日50から75リットルの水分を必要とする為、100頭の畜舎であれば最低でも1日に5000リットル以上の水を必要とする。
水なしには乾いたサイネージを牛は食すことができず、寒波が長引くと体調に影響があるという。壁材、屋根材にも注目し、断熱ウレタン材等が劣化し剥がれかかっている畜舎では外気温がマイナス30度を割り込んだ場合には室内の温度は氷点下になる可能性もあるという。
幸い、間伐材の薪と大量に作ったコンポスト牛糞燃料はある。そこで一斗缶、ドラム缶を使った簡易のストーブを用意する必要性がある事が祥と健司の間で話し合われた。技術的な話は稀世と晶には皆目見当がつかない内容だったが、2人の男の真剣な表情はただならぬ状況であることを予想させた。
直の家に着くと、メンバー総出で稀世と晶の出張報告と健司の歓迎会の為に集まっていた。
「川崎君、副島さんから連絡は受けてるぞ。今日はゆっくりして、明日からバリバリ頼むぞい!」
と笑顔で迎えた直と一郎に健司は「歓迎会はまた改めてお願いします。大寒気団が来ることは皆さんご存じだと思います。今、メンバーさんの畜舎を見させてもらってきましたがのんびり歓迎会をしている状況ではないです。男性スタッフをお借りできませんか?」と頭を下げた。
歓迎会そっちのけで、茶とにぎり飯での夕食を摂りながらの緊急会議となった。アグリ神標津の男性メンバー6人及びその家族の飼育している牛は生まれたての子牛も含めて450頭いる。計算上、思い切り詰め込んだとして、エアコン付き畜舎の直と典史の家の畜舎に避難できる牛は250頭。残り200頭は、現在不完全な暖房設備となる4人の家に隣接する畜舎で過ごすしかない。
健司と祥は大型で防寒条件がましな広志と龍二の所有する畜舎に200頭を集め、4棟での管理を提案した。夜通しのストーブの番が必要なので、メンバー全員で交代で役割分担を決めた。寒気団が到着する前日から最大5日分のサイネージと燃料をあらかじめ運び込み、大量の簡易ストーブを用意する事になった。
夜8時、各自が保持する一斗缶、ドラム缶が直の畜舎に集められた。今までの地下水空調では能力が足りないので、汲み上げた地下水をブロックで組んだ竈の上にドラム缶を設置して薪で約40度まで沸かし、その湯をポンプで汲み上げトタン板の熱交換器を通すことで設定温度の15度を維持する計画が立てられた。
健司が手書きで簡単に一斗缶とドラム缶の加工図面を作成すると、一郎と三朗が電気カッターやサンダーで開口部を作り、空気穴を開けていった。龍二と真一は出来上がった簡易ストーブに直の裏山で取れた間伐材の薪を納屋で詰め込むと軽トラに載せて広志と龍二の畜舎に何度も往復して運んだ。
稀世は那依とまりあと一緒に地下水空調の横にブロックで竈を組みドラム缶を載せると地下水を汲み入れた。典史はさくらと一緒にこの1週間に出産見込みの母牛と生後2か月以内の哺育が必要な子牛のリストを作り、移動計画を立て始めた。
作業は徹夜になる事が予想されたので、直が指揮を執る女性陣は夜食と温かい味噌汁を準備し男たちをバックアップした。
午前0時の天気予報で状況はさらに厳しくなった。北海道北部のウラジオストクにできた爆弾低気圧が偏西風と釧路南部にある前線により、宗谷岬のある稚内からサロマ湖東部の紋別を経由し、根室に向けて南東に移動してくるというのだ。
その結果、マイナス40度の寒気団は1日前倒しで明後日には神標津村の上にどっかりと乗ってくる見込みとなった。
一郎の指示で作業は午前3時で中断し、全員いったん帰宅し仮眠を取り、明日の各自の畜舎の掃除、給餌、搾乳が終わり次第、随時牛の移動に入ることにした。出産予定と子牛は直の畜舎へ入り、一郎の牛は典史の畜舎へ移動し始めた。三朗の牛は龍二の畜舎へ、広志の畜舎には真一の牛が移された。
時間が経つにつれて天気予報の内容は厳しくなり、午後には氷点下10度を割り込み重い雪が降り始めた。
「あぁ、一日前に牛を移動させておいたんは正解だったな。この「ぼた雪」だと除雪車が入っても2時間でトラックは動かれないようになるところだったよ。川崎君が来るのがもう1日遅かったらどうなっていた事だか…。」
直の家の畜舎に戻った一郎はコートに積もった雪をはたきながら家に上がると、会議室にしている広間のホワイトボードに書かれたこれから4日間のシフト表に目を向けた。
アグリ神標津の男性メンバー6人と祥、健司が4つの施設を交代で管理し、直、那依、まりあ、稀世が各々の施設にサポートで入る事になっている。広志、龍二、典史、真一の両親も各々の施設で業務を手伝ってくれることになっている。
真一は美咲と組んで直の畜舎に集められた出産予定の母牛の面倒を見ることになっている
余裕があれば、他の組合員の朽ちた畜舎のフォローもしたかったのだが、現状の人数ではそれは不可能だった。その日から、予想を超える地獄の5日間が始まった。マイナス30度以下の外気温と暴風雪で互いの畜舎の行き来もできなくなり、豪雪が原因で村は停電し3日目にはスマホで連絡を取り合う事も出来なくなった。広志と龍二の家の畜舎は薪と牛糞燃料ストーブの熱源とランプの灯りだけで3日間を過ごした。
地熱発電機が稼働している直の家とその電力を引いている典史の家以外の神標津村は72時間以上の原始生活を強いられることとなった。
ようやく大寒波が抜けて暴風雪は収まり、久しぶりに気温がマイナス一桁を記録し、電力が復旧した昼、一郎の元に次々と凄惨な内容の電話が鳴り続けた。不完全な防寒設備の多くの畜産家の畜舎の牛が凍死したのだった。その数は、村内飼育頭数の20%に及んだ。
「あぁ、もうわしの所はこれで廃業が決定だっぺ…。」、「組合長、いままでお世話になったがここまでじゃわい…。」と気落ちした電話を終える都度、ため息をつく一郎に稀世はかける言葉が見つからなかった。
川崎健司と共にたんちょう釧路空港に到着した稀世と晶を祥が迎えに来てくれていた。小雪がちらつく天気の中、カーラジオから週末には今季最大の上空5500メートルにマイナス40度以下の大寒気団が釧路から根室に数日間居座り、道東エリアに大雪を降らせるとともに昼の最高気温でマイナス15度、明け方の最低気温ではマイナス30度になるという予報が流れていた。
「ぎょへー、うちのプレハブ冷凍庫がマイナス20度の設定やからそれよりも外気が寒くなるんや。そこまで下がって畜舎の牛は大丈夫なんやろか…。」
稀世が心配そうにつぶやいた。
「ここまでの寒さは考えてなかったですね。直さんの家と典史さんの畜舎と野菜工場は200ボルトのエアコンが入ってるから何とかなるでしょうけど、それ以外のメンバーさんの所で重油や軽油のヒーターが壊れてるところはちょっと準備しておかないといけませんね。」
と祥がハンドルを握りながら低く垂れ込めた黒い雲を見上げて答えると、それまでほとんど話さなかった健司が口を開いた。
「あの…、ヒーターが無い畜舎はどうしてるんですか?昔、旭川でマイナス35度を体験したことがあるんですけど、そりゃ恐ろしく悲惨な状況でしたよ。寒冷地仕様のバッテリーでも弱り気味のものだとエンジンはかからなくなりますし、細い水管は屋外だと凍結防止ウレタンを巻いていても効き目がないくらいで、安普請の畜舎では多くの家畜が凍死しました。
今の予報だとあと3日で寒気がやってくる可能性もありますので、到着次第畜舎を見させてもらっていいですか?重油は5度で凝固し流動性を失います。凍らないと思われてる灯油でもマイナス20度からマイナス46度で凝固しますので屋外タンクは対応が必要ですね。」
メモも見ずにシビアに呟く健司の意見を尊重し、直と一郎に挨拶に行く前に、広志、龍二、三朗、真一の家の畜舎をまわり、最後に一郎の家の畜舎を確認した。祥から地下水空調の現状設備の説明を受け、井戸から畜舎までの配管状況を確認した健司は難しい顔をしていた。
井戸から畜舎まで距離があり、25φ以下の鋼配管物件については凍結のリスクが高いと伝えられた。乳牛は冬場でも1日50から75リットルの水分を必要とする為、100頭の畜舎であれば最低でも1日に5000リットル以上の水を必要とする。
水なしには乾いたサイネージを牛は食すことができず、寒波が長引くと体調に影響があるという。壁材、屋根材にも注目し、断熱ウレタン材等が劣化し剥がれかかっている畜舎では外気温がマイナス30度を割り込んだ場合には室内の温度は氷点下になる可能性もあるという。
幸い、間伐材の薪と大量に作ったコンポスト牛糞燃料はある。そこで一斗缶、ドラム缶を使った簡易のストーブを用意する必要性がある事が祥と健司の間で話し合われた。技術的な話は稀世と晶には皆目見当がつかない内容だったが、2人の男の真剣な表情はただならぬ状況であることを予想させた。
直の家に着くと、メンバー総出で稀世と晶の出張報告と健司の歓迎会の為に集まっていた。
「川崎君、副島さんから連絡は受けてるぞ。今日はゆっくりして、明日からバリバリ頼むぞい!」
と笑顔で迎えた直と一郎に健司は「歓迎会はまた改めてお願いします。大寒気団が来ることは皆さんご存じだと思います。今、メンバーさんの畜舎を見させてもらってきましたがのんびり歓迎会をしている状況ではないです。男性スタッフをお借りできませんか?」と頭を下げた。
歓迎会そっちのけで、茶とにぎり飯での夕食を摂りながらの緊急会議となった。アグリ神標津の男性メンバー6人及びその家族の飼育している牛は生まれたての子牛も含めて450頭いる。計算上、思い切り詰め込んだとして、エアコン付き畜舎の直と典史の家の畜舎に避難できる牛は250頭。残り200頭は、現在不完全な暖房設備となる4人の家に隣接する畜舎で過ごすしかない。
健司と祥は大型で防寒条件がましな広志と龍二の所有する畜舎に200頭を集め、4棟での管理を提案した。夜通しのストーブの番が必要なので、メンバー全員で交代で役割分担を決めた。寒気団が到着する前日から最大5日分のサイネージと燃料をあらかじめ運び込み、大量の簡易ストーブを用意する事になった。
夜8時、各自が保持する一斗缶、ドラム缶が直の畜舎に集められた。今までの地下水空調では能力が足りないので、汲み上げた地下水をブロックで組んだ竈の上にドラム缶を設置して薪で約40度まで沸かし、その湯をポンプで汲み上げトタン板の熱交換器を通すことで設定温度の15度を維持する計画が立てられた。
健司が手書きで簡単に一斗缶とドラム缶の加工図面を作成すると、一郎と三朗が電気カッターやサンダーで開口部を作り、空気穴を開けていった。龍二と真一は出来上がった簡易ストーブに直の裏山で取れた間伐材の薪を納屋で詰め込むと軽トラに載せて広志と龍二の畜舎に何度も往復して運んだ。
稀世は那依とまりあと一緒に地下水空調の横にブロックで竈を組みドラム缶を載せると地下水を汲み入れた。典史はさくらと一緒にこの1週間に出産見込みの母牛と生後2か月以内の哺育が必要な子牛のリストを作り、移動計画を立て始めた。
作業は徹夜になる事が予想されたので、直が指揮を執る女性陣は夜食と温かい味噌汁を準備し男たちをバックアップした。
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時間が経つにつれて天気予報の内容は厳しくなり、午後には氷点下10度を割り込み重い雪が降り始めた。
「あぁ、一日前に牛を移動させておいたんは正解だったな。この「ぼた雪」だと除雪車が入っても2時間でトラックは動かれないようになるところだったよ。川崎君が来るのがもう1日遅かったらどうなっていた事だか…。」
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アグリ神標津の男性メンバー6人と祥、健司が4つの施設を交代で管理し、直、那依、まりあ、稀世が各々の施設にサポートで入る事になっている。広志、龍二、典史、真一の両親も各々の施設で業務を手伝ってくれることになっている。
真一は美咲と組んで直の畜舎に集められた出産予定の母牛の面倒を見ることになっている
余裕があれば、他の組合員の朽ちた畜舎のフォローもしたかったのだが、現状の人数ではそれは不可能だった。その日から、予想を超える地獄の5日間が始まった。マイナス30度以下の外気温と暴風雪で互いの畜舎の行き来もできなくなり、豪雪が原因で村は停電し3日目にはスマホで連絡を取り合う事も出来なくなった。広志と龍二の家の畜舎は薪と牛糞燃料ストーブの熱源とランプの灯りだけで3日間を過ごした。
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ようやく大寒波が抜けて暴風雪は収まり、久しぶりに気温がマイナス一桁を記録し、電力が復旧した昼、一郎の元に次々と凄惨な内容の電話が鳴り続けた。不完全な防寒設備の多くの畜産家の畜舎の牛が凍死したのだった。その数は、村内飼育頭数の20%に及んだ。
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