39 / 78
第2部 エピソード2024
「雪解け」
しおりを挟む
「雪解け」
1月の大寒波は北海道東部の酪農家に大きな傷跡を残した。大量の家畜の凍死だけでなく、通年栽培用のビニールハウスは大雪で圧壊した。神標津村の農協メンバーも多くの損害を受け、廃業を考え始めたものが多数現れた。
特に施設・設備に再投資できなくなっていた高齢者メンバーにその傾向は強かった。毎日のように一郎と直の家に農協メンバーがやって来ては、後ろ向きで不毛な会話が繰り返された。
農協は「会員さんはみんな平等です。」と言いながらも、60歳を超える会員には「運転資金融資」や「緊急特別融資」は認めなかった事に対して、一郎は何度も神標津農協を訪れてはクレームを突きつけたが「道本部の稟議が通らなかった。」の繰り返しで高齢者畜産家への融資は全て却下された。
そんな中、アグリ神標津メンバーは忙しく動き回っていた。道東の被害など知らぬ内地の業者からの注文は次々と入り、乳製品、精肉・加工肉製品と生鮮野菜は国道の除雪が済み、コンテナトラックが移動できるようになるとアグリ神標津の商品は好調に出荷されていった。
3日間の停電の中、不自由な生活を強いられたにもかかわらず親密感を増したメンバーも現れていた。広志と共に停電中の暗闇の中、地下水とトタン板空調のポンプが止まり、室温がどんどんと下がり出した畜舎の中で一斗缶のストーブに燃料を入れ続け、マイナス30度の豪雪の畜舎外で降り続ける雪で真っ白になりながら、鍋いっぱいに雪を詰め込んでは火にかけ続けて室温と湿度を維持し続けた唯と葵はいつの間にか「西沢社長」から「広志さん」に呼び方が変わっていた。
龍二の家に応援に行っていた麗と多世も一気に距離感が縮まったようで、雑談している様子を目にするようになった。さらに、来たばかりの健司がガイルと凛、蘭と一緒にいる様子も目に付くようになったと皆が感じていた。
「まあ、どいつもこいつも「吊り橋効果」ってなところじゃろうから、どこまで続くかわからんが広志と龍二に女の免疫がついたらええじゃろ。カラカラカラ。典史とさくらちゃん、「ポチ真一」と美咲ちゃんに続くもんが出てきたらそれはそれで「災い転じて福となす」ってなもんじゃわい。ところで「朴念仁三朗」とは何かなかったんか?」
と直が稀世に茶化しながら尋ねると、稀世は目を輝かせて答えた。
「色恋関係無しにあの時のサブちゃんは凄かったで!真一君と美咲ちゃんが出産と子牛の世話で手が離せへん間、ひとりで掃除して、給餌して、搾乳しての獅子奮迅の活躍やったわ。やっぱりここ一番、男の子って頼りになるんやなって思ったわ。」
直は(あぁ、「色恋関係無しに」って最初に言われるようじゃ三朗と稀世ちゃんの「芽」は無いんかのう…。直感では「いいもの」を感じたんじゃけど、わしの眼も曇ってしもうたか…。)と少し残念そうにワンカップの日本酒に口を付けた。
そこに、直の実の息子で神標津農協青年部のリーダーの「岩本徹」が同じく青年部メンバーの「和樹」、「翔」の岡山兄弟を連れてやってきた。一郎を通じて、先日の大寒波で少なくない家畜の被害が出たと聞いている。
「お母ちゃん、ちょっと金貸してほしいんだけど…。俺だけじゃなく和樹のとこもいくらか貸してほしいんだ。」
といつになくしおらしい態度だと稀世は思った。
徹の話から、徹と岡山兄弟の各々の畜舎で10数頭の雌牛が凍死したとの事だった。冬場の収入は農協に納品している「生乳」だけが頼りであり、その絶対量が減少し他に収入源が無い現状では月末の農機の支払いも厳しい状況だと打ち明けた。
「ちょっと待っとけ。」とだけ言うと、直は一郎と広志を呼び出した。2人はすぐに到着した。「うちのバカ息子が「金」を無心しに来たんじゃわい。牛が死んで「乳」が農協に収められんという事じゃ。」と雑に説明をすると、申し合わせたように一郎は広志とアイコンタクトを交わすと、広志が徹達3人に「ど直球」に投げかけた。
「これを機に「アグリ神標津」に入らないか?」
徹は戸惑いの表情を見せ、無意識のうちに背後に並ぶ岡山兄弟の顔を見た。岡山兄弟は何も言わず、徹の対応を見守っている様子だった。
「い、いや、そ、それは…。」言葉を詰まらせた徹に直が「どうせ、わしらの悪口ばっかり言っておったんじゃろ。子分の前でかっこ悪い事をさせるのもどうかと思うんで、今の広志の投げかけについてはゆっくり3人で考えるんじゃな。」と毒を吐く直を一郎は制してやさしく語りかけた。
「牛が死んで大変な思いをしてる仲間はたくさんいる。今の神標津農協に皆を助ける余剰資金はない。直さん、広志そしてアグリ神標津のみんなと何ができるか考えたんだが、うちの子牛を育ててくれないか。今まで生まれてすぐに「潰してきた」牡牛だが、うちでは今2歳まで育てるようにしてるんだ。雌牛は最初の人工授精をする18ヶ月目まででいい。
畜舎に空きができたなら、委託飼育という形でどうだ?受けてくれるなら今月から委託料を払うから考えてみてくれ。」
広志に続いて一郎からの予想外の申し出に一瞬考えた徹は「どういう条件ですか?」と尋ね返すのが精いっぱいだった。
一郎から言われたのは「合成飼料」は与えず牡牛・雌牛各々既定の月数まで育てるという条件だけだった。5月まではアグリ神標津指定の酒粕・酒米粉のサイレージを与え、その後は雪が降るまで放牧するという事以外に細かい要望はないという事でのひと月当たりの委託料が示された。希望があるなら、半年分の前払いも可能という条件に徹の心は揺れた。
「明日、お返事させてください。」
と一郎に一礼すると岡山兄弟を連れて徹は出て行った。
「あのあほボン、こんないい条件出してやってるのに子分の前で頭一つ下げる度量のひとつも持ってないんじゃのう。
まあ、きっと明日にはわしの居らんところで一郎に頼みに来るじゃろ。その時はよろしくしてやってくれな。」
2杯目のワンカップを開けた直の眼は少しやさしかった。
そこに美咲が真一と一緒に入って来た。9月以降のアグリ神標津メンバーの飼育頭数の推移表とグラフが一郎、直、広志と稀世に渡された。
稀世が来た9月からの飼育頭数グラフは対前年の倍の伸びを示していた。乳牛は18か月で人工授精を行い、妊娠から約10~11か月で出産するまでの間搾乳する。その後、次の人工授精までの身体を休ませるひと月半から2か月の「乾乳」期間を経て再び妊娠させる。これを3、4回繰り返すのが一般的である。
稀世が神標津に来て約100日の間に、預かり牛も含めて約100頭の子牛が産まれた事になる。牡雌比率はおよそ半々なので、昨年までは牡子牛はすぐに処分されていたのが残すことにしたので単純に50頭の牡牛が増えた計算になる。
誕生から2か月は母牛の乳で哺育するが、それ以降は他の牛と同じように育てることができる。
「ふーん、哺育期間が終わった牛だけでも今50頭いるんやね。その牛を農協メンバーに育ててもらうって事やねんな。」
飼育委託の背景を理解した稀世は、一郎がプラン建てした生活に困窮した農協メンバーへの援助策に賛成の意を示した。
「もちろん、野菜工場の手伝いも募集していくし、2次製品の製造もこれからは人を雇うか外注、委託していくことになる。幸いにして、ここまで「アグリ神標津」は好調すぎるくらい順調に伸びてきた。
今後の事も考えて、他の組合員の協力は絶対に必要なので安さんも協力お願いしますね。」
一郎は稀世に頭を下げた。
その後、大きな寒波は来ることなく時は過ぎて行った。祥と健司のおかげで各組合員の畜舎に地下水空調と簡易暖房が入れられ、牛が風邪をひくこともなくなった。
神標津町は例年より早い春を迎え、根雪は残るものの積雪の量は日に日に薄くなってきた。
組合青年部のリーダーの徹と岡山兄弟も子牛の委託飼育だけでなく、隣町への酒麹サイネージの納品などアグリ神標津の業務の請負事業者として顔を出すようになっている。時として「婚活女子」メンバーとも気さくに冗談を言い合うシーンも見られるようになった。直は徹に話しかけることはないが、愚痴や嫌味を言う事はない。
「あー、外の雪と同じく、直さんもそろそろ息子さんと「雪解け」したらどうですの?最近はまじめに仕事にも取り組んでるみたいで、広志さんとも上手にやってるみたいですよ。」
「まだまだじゃい。今は一郎や広志が与えた仕事をこなすだけじゃでな。自分からこの村の将来を考えて動けるようになったら認めたるわい。
アグリ神標津の頑張りを自分の成果と勘違いして、そのうち調子に乗って大コケするかもしれんからまだまだこれからじゃ。」
と稀世の問いかけに直はぶっきらぼうに答えて缶ビールを開けた。稀世は直の横顔を微笑んで見ていた。
直の懸念する徹の行動が近日、「アグリ神標津」を最大級の窮地に導くことになるとは、その時の稀世には知る由もなかった。
1月の大寒波は北海道東部の酪農家に大きな傷跡を残した。大量の家畜の凍死だけでなく、通年栽培用のビニールハウスは大雪で圧壊した。神標津村の農協メンバーも多くの損害を受け、廃業を考え始めたものが多数現れた。
特に施設・設備に再投資できなくなっていた高齢者メンバーにその傾向は強かった。毎日のように一郎と直の家に農協メンバーがやって来ては、後ろ向きで不毛な会話が繰り返された。
農協は「会員さんはみんな平等です。」と言いながらも、60歳を超える会員には「運転資金融資」や「緊急特別融資」は認めなかった事に対して、一郎は何度も神標津農協を訪れてはクレームを突きつけたが「道本部の稟議が通らなかった。」の繰り返しで高齢者畜産家への融資は全て却下された。
そんな中、アグリ神標津メンバーは忙しく動き回っていた。道東の被害など知らぬ内地の業者からの注文は次々と入り、乳製品、精肉・加工肉製品と生鮮野菜は国道の除雪が済み、コンテナトラックが移動できるようになるとアグリ神標津の商品は好調に出荷されていった。
3日間の停電の中、不自由な生活を強いられたにもかかわらず親密感を増したメンバーも現れていた。広志と共に停電中の暗闇の中、地下水とトタン板空調のポンプが止まり、室温がどんどんと下がり出した畜舎の中で一斗缶のストーブに燃料を入れ続け、マイナス30度の豪雪の畜舎外で降り続ける雪で真っ白になりながら、鍋いっぱいに雪を詰め込んでは火にかけ続けて室温と湿度を維持し続けた唯と葵はいつの間にか「西沢社長」から「広志さん」に呼び方が変わっていた。
龍二の家に応援に行っていた麗と多世も一気に距離感が縮まったようで、雑談している様子を目にするようになった。さらに、来たばかりの健司がガイルと凛、蘭と一緒にいる様子も目に付くようになったと皆が感じていた。
「まあ、どいつもこいつも「吊り橋効果」ってなところじゃろうから、どこまで続くかわからんが広志と龍二に女の免疫がついたらええじゃろ。カラカラカラ。典史とさくらちゃん、「ポチ真一」と美咲ちゃんに続くもんが出てきたらそれはそれで「災い転じて福となす」ってなもんじゃわい。ところで「朴念仁三朗」とは何かなかったんか?」
と直が稀世に茶化しながら尋ねると、稀世は目を輝かせて答えた。
「色恋関係無しにあの時のサブちゃんは凄かったで!真一君と美咲ちゃんが出産と子牛の世話で手が離せへん間、ひとりで掃除して、給餌して、搾乳しての獅子奮迅の活躍やったわ。やっぱりここ一番、男の子って頼りになるんやなって思ったわ。」
直は(あぁ、「色恋関係無しに」って最初に言われるようじゃ三朗と稀世ちゃんの「芽」は無いんかのう…。直感では「いいもの」を感じたんじゃけど、わしの眼も曇ってしもうたか…。)と少し残念そうにワンカップの日本酒に口を付けた。
そこに、直の実の息子で神標津農協青年部のリーダーの「岩本徹」が同じく青年部メンバーの「和樹」、「翔」の岡山兄弟を連れてやってきた。一郎を通じて、先日の大寒波で少なくない家畜の被害が出たと聞いている。
「お母ちゃん、ちょっと金貸してほしいんだけど…。俺だけじゃなく和樹のとこもいくらか貸してほしいんだ。」
といつになくしおらしい態度だと稀世は思った。
徹の話から、徹と岡山兄弟の各々の畜舎で10数頭の雌牛が凍死したとの事だった。冬場の収入は農協に納品している「生乳」だけが頼りであり、その絶対量が減少し他に収入源が無い現状では月末の農機の支払いも厳しい状況だと打ち明けた。
「ちょっと待っとけ。」とだけ言うと、直は一郎と広志を呼び出した。2人はすぐに到着した。「うちのバカ息子が「金」を無心しに来たんじゃわい。牛が死んで「乳」が農協に収められんという事じゃ。」と雑に説明をすると、申し合わせたように一郎は広志とアイコンタクトを交わすと、広志が徹達3人に「ど直球」に投げかけた。
「これを機に「アグリ神標津」に入らないか?」
徹は戸惑いの表情を見せ、無意識のうちに背後に並ぶ岡山兄弟の顔を見た。岡山兄弟は何も言わず、徹の対応を見守っている様子だった。
「い、いや、そ、それは…。」言葉を詰まらせた徹に直が「どうせ、わしらの悪口ばっかり言っておったんじゃろ。子分の前でかっこ悪い事をさせるのもどうかと思うんで、今の広志の投げかけについてはゆっくり3人で考えるんじゃな。」と毒を吐く直を一郎は制してやさしく語りかけた。
「牛が死んで大変な思いをしてる仲間はたくさんいる。今の神標津農協に皆を助ける余剰資金はない。直さん、広志そしてアグリ神標津のみんなと何ができるか考えたんだが、うちの子牛を育ててくれないか。今まで生まれてすぐに「潰してきた」牡牛だが、うちでは今2歳まで育てるようにしてるんだ。雌牛は最初の人工授精をする18ヶ月目まででいい。
畜舎に空きができたなら、委託飼育という形でどうだ?受けてくれるなら今月から委託料を払うから考えてみてくれ。」
広志に続いて一郎からの予想外の申し出に一瞬考えた徹は「どういう条件ですか?」と尋ね返すのが精いっぱいだった。
一郎から言われたのは「合成飼料」は与えず牡牛・雌牛各々既定の月数まで育てるという条件だけだった。5月まではアグリ神標津指定の酒粕・酒米粉のサイレージを与え、その後は雪が降るまで放牧するという事以外に細かい要望はないという事でのひと月当たりの委託料が示された。希望があるなら、半年分の前払いも可能という条件に徹の心は揺れた。
「明日、お返事させてください。」
と一郎に一礼すると岡山兄弟を連れて徹は出て行った。
「あのあほボン、こんないい条件出してやってるのに子分の前で頭一つ下げる度量のひとつも持ってないんじゃのう。
まあ、きっと明日にはわしの居らんところで一郎に頼みに来るじゃろ。その時はよろしくしてやってくれな。」
2杯目のワンカップを開けた直の眼は少しやさしかった。
そこに美咲が真一と一緒に入って来た。9月以降のアグリ神標津メンバーの飼育頭数の推移表とグラフが一郎、直、広志と稀世に渡された。
稀世が来た9月からの飼育頭数グラフは対前年の倍の伸びを示していた。乳牛は18か月で人工授精を行い、妊娠から約10~11か月で出産するまでの間搾乳する。その後、次の人工授精までの身体を休ませるひと月半から2か月の「乾乳」期間を経て再び妊娠させる。これを3、4回繰り返すのが一般的である。
稀世が神標津に来て約100日の間に、預かり牛も含めて約100頭の子牛が産まれた事になる。牡雌比率はおよそ半々なので、昨年までは牡子牛はすぐに処分されていたのが残すことにしたので単純に50頭の牡牛が増えた計算になる。
誕生から2か月は母牛の乳で哺育するが、それ以降は他の牛と同じように育てることができる。
「ふーん、哺育期間が終わった牛だけでも今50頭いるんやね。その牛を農協メンバーに育ててもらうって事やねんな。」
飼育委託の背景を理解した稀世は、一郎がプラン建てした生活に困窮した農協メンバーへの援助策に賛成の意を示した。
「もちろん、野菜工場の手伝いも募集していくし、2次製品の製造もこれからは人を雇うか外注、委託していくことになる。幸いにして、ここまで「アグリ神標津」は好調すぎるくらい順調に伸びてきた。
今後の事も考えて、他の組合員の協力は絶対に必要なので安さんも協力お願いしますね。」
一郎は稀世に頭を下げた。
その後、大きな寒波は来ることなく時は過ぎて行った。祥と健司のおかげで各組合員の畜舎に地下水空調と簡易暖房が入れられ、牛が風邪をひくこともなくなった。
神標津町は例年より早い春を迎え、根雪は残るものの積雪の量は日に日に薄くなってきた。
組合青年部のリーダーの徹と岡山兄弟も子牛の委託飼育だけでなく、隣町への酒麹サイネージの納品などアグリ神標津の業務の請負事業者として顔を出すようになっている。時として「婚活女子」メンバーとも気さくに冗談を言い合うシーンも見られるようになった。直は徹に話しかけることはないが、愚痴や嫌味を言う事はない。
「あー、外の雪と同じく、直さんもそろそろ息子さんと「雪解け」したらどうですの?最近はまじめに仕事にも取り組んでるみたいで、広志さんとも上手にやってるみたいですよ。」
「まだまだじゃい。今は一郎や広志が与えた仕事をこなすだけじゃでな。自分からこの村の将来を考えて動けるようになったら認めたるわい。
アグリ神標津の頑張りを自分の成果と勘違いして、そのうち調子に乗って大コケするかもしれんからまだまだこれからじゃ。」
と稀世の問いかけに直はぶっきらぼうに答えて缶ビールを開けた。稀世は直の横顔を微笑んで見ていた。
直の懸念する徹の行動が近日、「アグリ神標津」を最大級の窮地に導くことになるとは、その時の稀世には知る由もなかった。
11
あなたにおすすめの小説
『80年を超越した恋~令和の世で再会した元特攻隊員の自衛官と元女子挺身隊の祖母を持つ女の子のシンクロニシティラブストーリー』
M‐赤井翼
現代文学
赤井です。今回は「恋愛小説」です(笑)。
舞台は令和7年と昭和20年の陸軍航空隊の特攻部隊の宿舎「赤糸旅館」です。
80年の時を経て2つの恋愛を描いていきます。
「特攻隊」という「難しい題材」を扱いますので、かなり真面目に資料集めをして制作しました。
「第20振武隊」という実在する部隊が出てきますが、基本的に事実に基づいた背景を活かした「フィクション」作品と思ってお読みください。
日本を護ってくれた「先人」に尊敬の念をもって書きましたので、ほとんどおふざけは有りません。
過去、一番真面目に書いた作品となりました。
ラストは結構ややこしいので前半からの「フラグ」を拾いながら読んでいただくと楽しんでもらえると思います。
全39チャプターですので最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは「よろひこー」!
(⋈◍>◡<◍)。✧💖
追伸
まあ、堅苦しく読んで下さいとは言いませんがいつもと違って、ちょっと気持ちを引き締めて読んでもらいたいです。合掌。
(。-人-。)
『夏子と陽菜の犯科帳4 THE FINAL~カルト新興宗教「魂の解放」から洗脳娘を救い出せ!~』
M‐赤井翼
現代文学
第3話から1年開いての「なつ陽菜犯科帳」の最終話です。
過去のお約束通り、最後はなっちゃんも陽菜ちゃんの「花嫁姿」で終わります!
今度の「敵」は、門真に転居してきた「武装カルト宗教組織」です。
偶然出会った、教団に妹を奪われたイケメン日南田大樹(ひなた・ひろき)の為になっちゃん&陽菜ちゃんと「やろうぜ会」メンバーが頑張ります。
武装化された宗教団体になっちゃん、ひなちゃん、そして「やろうぜ会」がどう戦いを挑むのか!
良太郎の新作メカも出てきます!
最終回という事で、ゲストとして「余命半年~」シリーズの稀世ちゃんと直さんも緊急参戦!
もう、何でもござれの最終回!
12月29日までの短期連載です!
応援お願いしまーす!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
『「愛した」、「尽くした」、でも「報われなかった」孤独な「ヤングケアラー」と不思議な「交換留学生」の1週間の物語』
M‐赤井翼
現代文学
赤井です!
今回は「クリスマス小説」です!
先に謝っておきますが、前半とことん「暗い」です。
最後は「ハッピーエンド」をお約束しますので我慢してくださいね(。-人-。) ゴメンネ。
主人公は高校3年生の家庭内介護で四苦八苦する「ヤングケアラー」です。
世の中には、「介護保険」が使えず、やむを得ず「家族介護」している人がいることを知ってもらえたらと思います。
その中で「ヤングケアラー」と言われる「学生」が「家庭生活」と「学校生活」に「介護」が加わる大変さも伝えたかったので、あえて「しんどい部分」も書いてます。
後半はサブ主人公の南ドイツからの「交換留学生」が登場します。
ベタですが名前は「クリス・トキント」とさせていただきました。
そう、南ドイツのクリスマスの聖霊「クリストキント」からとってます。
簡単に言うと「南ドイツ版サンタクロース」みたいなものです。
前半重いんで、後半はエンディングに向けて「幸せの種」を撒いていきたいと思い、頑張って書きました。
赤井の話は「フラグ」が多すぎるとよくお叱りを受けますが、「お叱り承知」で今回も「旗立てまくってます(笑)。」
最初から最後手前までいっぱいフラグ立ててますので、楽しんでいただけたらいいなと思ってます。
「くどい」けど、最後にちょっと「ほっ」としてもらえるよう、物語中の「クリストキント」があなたに「ほっこり」を届けに行きますので、拒否しないで受け入れてあげてくださいね!
「物質化されたもの」だけが「プレゼント」じゃないってね!
それではゆるーくお読みください!
よろひこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
「やさしい狂犬~元女子プロレスラー新人記者「安稀世」のスクープ日誌VOL.1~」
M‐赤井翼
現代文学
稀世ちゃんファン、お待たせしました。「なつ&陽菜4 THE FINAL」終わって、少し時間をいただきましたが、ようやく「稀世ちゃん」の新作連載開始です。
脇役でなく「主役」の「稀世ちゃん」が帰ってきました。
ただ、「諸事情」ありまして、「アラサー」で「お母さん」になってた稀世ちゃんが、「22歳」に戻っての復活です(笑)。
大人の事情は「予告のようなもの」を読んでやってください(笑)。
クライアントさんの意向で今作は「ミステリー」です。
皆様のお口に合うかわかりませんが一生懸命書きましたので、ちょっとページをめくっていただけると嬉しいです。
「最後で笑えば勝ちなのよ」や「私の神様は〇〇〇〇さん」のような、「普通の小説(笑)」です。
ケガで女子レスラーを引退して「記者」になった「稀世ちゃん」を応援してあげてください。
今作も「メール」は受け付けていますので
「よーろーひーこー」(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる