56 / 78
第2部 エピソード2024
「粋華と上坊」
しおりを挟む
「粋華と上坊」
この年の神標津は9月末から一気に秋の風景に変わった。牧草地は2番草がしっかりと成長し典史と龍二は栽培委託をした農協会員の牧草地を毎日訪れ、刈り取りに汗を流している。
冬場の牛の餌として、牧草のサイネージに混ぜ込むデントコーンも作付け面積を5倍以上に増やした事と、酒造工房から譲ってもらってきている精米時の米粉と酒粕も大量にプレハブ冷蔵庫に保管されているので、この冬も栄養価の高い給餌で搾乳量が落ち込むことなくジャージー乳は増産できる予定で、好調な天然生クリーム、バター、チーズの乳製品の売り上げ増加にも対応できる見込みである。
昨年から産後すぐに「潰さず」、肉用に飼育するようになった牡牛たちも、東京の上坊から「うちの店で仔牛メニューを取り入れようと思うんで1歳の牡牛を卸して欲しいです。もちろん「神標津牛」ブランドとして扱いますからね。」と納品希望が来ていたので、仔牛肉の出荷も始まっている。
上坊が言うには仔牛肉は、一般的な牛肉より肉質が緻密で脂肪分が少なく柔らかなため、熟成期間を多くとる必要がない為、明るいピンク色の新鮮感のイメージが良いという。いわゆる「牛臭さ」が少なく、フランスやイタリア等のヨーロッパ諸国では普通の牛肉より高級食材とされている。
カウンター席の鉄板で客の目の前で焼くスタイルの上坊の店では、ソムリエが事前に客にワインの説明をして試飲させるように、肉を見せてソテーするパフォーマンスを取り入れるつもりだという背景に粋華のアドバイスがあった事は知られていない。
直の家の裏山では蝦夷竜胆が例年以上に開花し、初の蜜蜂の巣の設置による成果は予定の2倍の20キロを収穫することができた事を上坊に報告を入れると、上坊の店のスタッフの実家が造り酒屋で杜氏をやっていたが数年前に実質的に廃業した酒造免許を持つ法人を安価で売ってくれるという話をまとめてくれていた。
「じゃあ、来週には機材とその杜氏経験のあるスタッフと一緒にそっちに行くからよろしくね。あと「蝦夷竜胆」の根も分けてもらえると助かるよ。2、3日そっちで回るところがあるから、粋華ちゃんの予定を開けておいてくださいね。」
と頼まれた稀世は、(そういえば、粋華ちゃんの話やと、上坊さんは「男」も「女」もいけるバイセクシャルって言うてたもんな。「男なんか要らん!」って言うてた粋華ちゃんもすっかり「女」として目覚めて「まんざら」でもなさそうやし、東京進出の件も併せてここは頑張って後押ししたるか!)とあれこれと練った策を頭の中で整理した。
予定通りに上坊が杜氏経験者を連れてきた。水耕栽培工場の一角にすでに届いていた40リットルのキャスター付きのステンレス製の樽が11基並べられている。それ以外、大量の空のワインボトルとコルク栓、シュリンプキャップと打栓機、ボトルの洗浄機と秤と蜂蜜の名称が書かれた一斗缶が並べられていた。
ステンレスの樽の最初の3基には「テプラ」で「エゾリンドウ 25%」、「エゾリンドウ 20%」、「エゾリンドウ 15%」と貼り付けられており、残りの8基には「シナ(菩提樹)」、「トチ」、「アカシア」、「レンゲ」の4種の蜂蜜の名と「25%」、「20%」のシールが貼られている。
杜氏経験のあるスタッフは、女性スタッフを集め、糖度計の使い方から説明を始めた。デジタル式と光学式の糖度計をクロスチェックで行う事が推奨された。最初に蜂蜜の入っている一斗缶に菜箸を差し込むと糖度計の測定部に1滴落とした。5種類の蜂蜜は73度から78度を示していた。
蜂蜜の比重は約1.4である事を説明し、各々が25度、20度、15度になるように希釈する計算式がホワイトボードに書き込まれた。「まずは練習してみましょう。」蜂蜜を缶から秤にのせられた樽に12キロ投入し、25度になるように地下水から作った蒸留水で希釈しながら、上坊と3種のワイン酵母から試作をして選択したという「ワイン酵母」を投入するとゆっくりと攪拌して見せた。
続いて20度の希釈水溶液を作る為の樽が準備され、8キロの蜂蜜を計量し、同様に希釈しながら酵母を入れると緊張した面持ちのスタッフにやさしく声をかけた。
「はい、次は皆さんでやってみましょう。杜氏の私がこんなことを言っちゃいけないんですけど、水の量が1リットルや2リットル間違えてもミード酒は出来上がっちゃいます。ここは、雑菌が入るリスクも少ないので糖度測定の時以外は蓋をしておけば仕上がりまで攪拌の必要もありません。気楽に作っていきましょう。」
那依とまりあを先頭に、上坊が十勝の養蜂場で購入してきた4種の北海道産の蜂蜜の仕込みが終わり、2種類の糖度計で各々がほぼ25度、20度になっている事を確認した。
「さて、最後の「蝦夷竜胆」の蜂蜜だけは「代替品」はありませんので僕が作って見せますね。今後の仕込みの為に、道がマニュアルを残しておきたいのでビデオを回しておいてくださいね。」
粋華がビデオカメラを回す前で、手際よく15度から25度までの3種の水溶液を作ると、11個の樽を部屋の壁際に並べて行った。水耕栽培舎は気温25度で設定されているので約2週間で6%から15%のハニーワインが仕上がり、ヒーターで約60度の温度まで火入れ殺菌を行うと、蜂蜜内の水溶性タンパク質が澱として底に溜まるので、上澄みを90%で吸い出し、ボトリングをするとの事だった。もちろん、澱の溜まった最下部のハニーワインは、赤ワインの澱と違い見た目はともかく湯煎の結果「固形化したタンパク質」でコラーゲンが含まれるため「限定3から5本」の「濁り酒」として最後の1滴までボトル詰めするという。
「一樽、30リットルから36リットルって事は38本から46本しかできないって事ですよね。そんな数で「商売」になるんですか?」
と粋華は横に並んでいる上坊に尋ねた。
「酒屋に業販価格3500円で卸すなら粋華ちゃんが言うように、最低でも500本ロットで作らないとコスパが合わないね。でも、今回はうちの店で「オリジナルハニーワイン」として提供するから、少数出荷が「付加価値」なんだよ。30本製造も500本製造も1本当たりの材料費は変わらないわけだから、「限定醸造30本」をうたう事で、市販価格4500円のボトルが1万円になる訳なんだよ。今日は来ていない、穴吹なんかは、ケーキひとつあたりにすると、1シーシーか2シーシーしか入れなくても「アグリ神標津の年間30本の限定醸造のハニーワインと無添加餌で育てたジャージー牛の乳脂肪率4.7%以上のゴールデンクリーム使用」って事で300円程の価格の上乗せができるってさ。」
丁寧な説明をした後、ハニーワインの反応が良ければ、「蝦夷竜胆」以外は継続的に作ることになれば、一度に350リットル作る予定だという事だった。まずは、醸造状況をアグリ神標津メンバーで管理して、所定アルコール度数に達すると思われる2週間後にボトリングとラベル張りにやってくるということでミードワイン造りの講習会は終わった。
翌日、スタッフの杜氏は日々のメールでの各樽の糖度報告を女性スタッフたちに依頼して上坊、粋華と一緒に神標津村を出て行った。粋華は上坊の食材視察に同行という体を取っていたが、事前に2人の状況を聞かされていた稀世と直は温かく送り出した。
中標津空港でスタッフを降ろした後に最初に寄った摩周湖からは「真っ白」な写真が稀世のラインに送られて来た。「おっ、粋華ちゃんも「結婚の予兆アリ!」やな。ぱにゃにゃんだー!」と返信した。「頑張るぞ!」の稀世のアイドル時代の写真にメッセージが入ったスタンプが返信された。
次は屈斜路湖から続く釧路川を下る「水面に緑の木々が映り込む鏡の間カヌーツアー」のタンデム乗船の写真が送られて来たのに続き、「砂湯」の係員が取ってくれたであろう屈斜路湖畔の砂浜に上坊と並んで寝そべり、天に向かって山のように盛り上がるHカップの豊満なボディーにこんもりと砂が盛られた、満面の笑みのカップル写真が届いた。
締めの写真は午後4時40分に届いた屈斜路湖を見下ろす湖畔のホテルの部屋の写真だった。着信時に偶然背後に居た直が稀世のスマホを覗き込んだ。
「おっ、これはプリンスホテルのスイートルームじゃな。わしも20年前の再婚旅行でここに泊まったんじゃ。あっ、稀世ちゃん、ここをよく見るんじゃぞ!まだ午後5時前じゃというのに 粋華はやる気満々じゃのぉ!カラカラカラ。」
と直が写真をタップして、親指と人差し指で拡大をかけるとキングサイズのベッドの枕元に並べられた6個綴りのコンドームとベッドの奥のソファーにかけられた上坊のシャツの横に脱いだトランクスが映りこんでいた。
この年の神標津は9月末から一気に秋の風景に変わった。牧草地は2番草がしっかりと成長し典史と龍二は栽培委託をした農協会員の牧草地を毎日訪れ、刈り取りに汗を流している。
冬場の牛の餌として、牧草のサイネージに混ぜ込むデントコーンも作付け面積を5倍以上に増やした事と、酒造工房から譲ってもらってきている精米時の米粉と酒粕も大量にプレハブ冷蔵庫に保管されているので、この冬も栄養価の高い給餌で搾乳量が落ち込むことなくジャージー乳は増産できる予定で、好調な天然生クリーム、バター、チーズの乳製品の売り上げ増加にも対応できる見込みである。
昨年から産後すぐに「潰さず」、肉用に飼育するようになった牡牛たちも、東京の上坊から「うちの店で仔牛メニューを取り入れようと思うんで1歳の牡牛を卸して欲しいです。もちろん「神標津牛」ブランドとして扱いますからね。」と納品希望が来ていたので、仔牛肉の出荷も始まっている。
上坊が言うには仔牛肉は、一般的な牛肉より肉質が緻密で脂肪分が少なく柔らかなため、熟成期間を多くとる必要がない為、明るいピンク色の新鮮感のイメージが良いという。いわゆる「牛臭さ」が少なく、フランスやイタリア等のヨーロッパ諸国では普通の牛肉より高級食材とされている。
カウンター席の鉄板で客の目の前で焼くスタイルの上坊の店では、ソムリエが事前に客にワインの説明をして試飲させるように、肉を見せてソテーするパフォーマンスを取り入れるつもりだという背景に粋華のアドバイスがあった事は知られていない。
直の家の裏山では蝦夷竜胆が例年以上に開花し、初の蜜蜂の巣の設置による成果は予定の2倍の20キロを収穫することができた事を上坊に報告を入れると、上坊の店のスタッフの実家が造り酒屋で杜氏をやっていたが数年前に実質的に廃業した酒造免許を持つ法人を安価で売ってくれるという話をまとめてくれていた。
「じゃあ、来週には機材とその杜氏経験のあるスタッフと一緒にそっちに行くからよろしくね。あと「蝦夷竜胆」の根も分けてもらえると助かるよ。2、3日そっちで回るところがあるから、粋華ちゃんの予定を開けておいてくださいね。」
と頼まれた稀世は、(そういえば、粋華ちゃんの話やと、上坊さんは「男」も「女」もいけるバイセクシャルって言うてたもんな。「男なんか要らん!」って言うてた粋華ちゃんもすっかり「女」として目覚めて「まんざら」でもなさそうやし、東京進出の件も併せてここは頑張って後押ししたるか!)とあれこれと練った策を頭の中で整理した。
予定通りに上坊が杜氏経験者を連れてきた。水耕栽培工場の一角にすでに届いていた40リットルのキャスター付きのステンレス製の樽が11基並べられている。それ以外、大量の空のワインボトルとコルク栓、シュリンプキャップと打栓機、ボトルの洗浄機と秤と蜂蜜の名称が書かれた一斗缶が並べられていた。
ステンレスの樽の最初の3基には「テプラ」で「エゾリンドウ 25%」、「エゾリンドウ 20%」、「エゾリンドウ 15%」と貼り付けられており、残りの8基には「シナ(菩提樹)」、「トチ」、「アカシア」、「レンゲ」の4種の蜂蜜の名と「25%」、「20%」のシールが貼られている。
杜氏経験のあるスタッフは、女性スタッフを集め、糖度計の使い方から説明を始めた。デジタル式と光学式の糖度計をクロスチェックで行う事が推奨された。最初に蜂蜜の入っている一斗缶に菜箸を差し込むと糖度計の測定部に1滴落とした。5種類の蜂蜜は73度から78度を示していた。
蜂蜜の比重は約1.4である事を説明し、各々が25度、20度、15度になるように希釈する計算式がホワイトボードに書き込まれた。「まずは練習してみましょう。」蜂蜜を缶から秤にのせられた樽に12キロ投入し、25度になるように地下水から作った蒸留水で希釈しながら、上坊と3種のワイン酵母から試作をして選択したという「ワイン酵母」を投入するとゆっくりと攪拌して見せた。
続いて20度の希釈水溶液を作る為の樽が準備され、8キロの蜂蜜を計量し、同様に希釈しながら酵母を入れると緊張した面持ちのスタッフにやさしく声をかけた。
「はい、次は皆さんでやってみましょう。杜氏の私がこんなことを言っちゃいけないんですけど、水の量が1リットルや2リットル間違えてもミード酒は出来上がっちゃいます。ここは、雑菌が入るリスクも少ないので糖度測定の時以外は蓋をしておけば仕上がりまで攪拌の必要もありません。気楽に作っていきましょう。」
那依とまりあを先頭に、上坊が十勝の養蜂場で購入してきた4種の北海道産の蜂蜜の仕込みが終わり、2種類の糖度計で各々がほぼ25度、20度になっている事を確認した。
「さて、最後の「蝦夷竜胆」の蜂蜜だけは「代替品」はありませんので僕が作って見せますね。今後の仕込みの為に、道がマニュアルを残しておきたいのでビデオを回しておいてくださいね。」
粋華がビデオカメラを回す前で、手際よく15度から25度までの3種の水溶液を作ると、11個の樽を部屋の壁際に並べて行った。水耕栽培舎は気温25度で設定されているので約2週間で6%から15%のハニーワインが仕上がり、ヒーターで約60度の温度まで火入れ殺菌を行うと、蜂蜜内の水溶性タンパク質が澱として底に溜まるので、上澄みを90%で吸い出し、ボトリングをするとの事だった。もちろん、澱の溜まった最下部のハニーワインは、赤ワインの澱と違い見た目はともかく湯煎の結果「固形化したタンパク質」でコラーゲンが含まれるため「限定3から5本」の「濁り酒」として最後の1滴までボトル詰めするという。
「一樽、30リットルから36リットルって事は38本から46本しかできないって事ですよね。そんな数で「商売」になるんですか?」
と粋華は横に並んでいる上坊に尋ねた。
「酒屋に業販価格3500円で卸すなら粋華ちゃんが言うように、最低でも500本ロットで作らないとコスパが合わないね。でも、今回はうちの店で「オリジナルハニーワイン」として提供するから、少数出荷が「付加価値」なんだよ。30本製造も500本製造も1本当たりの材料費は変わらないわけだから、「限定醸造30本」をうたう事で、市販価格4500円のボトルが1万円になる訳なんだよ。今日は来ていない、穴吹なんかは、ケーキひとつあたりにすると、1シーシーか2シーシーしか入れなくても「アグリ神標津の年間30本の限定醸造のハニーワインと無添加餌で育てたジャージー牛の乳脂肪率4.7%以上のゴールデンクリーム使用」って事で300円程の価格の上乗せができるってさ。」
丁寧な説明をした後、ハニーワインの反応が良ければ、「蝦夷竜胆」以外は継続的に作ることになれば、一度に350リットル作る予定だという事だった。まずは、醸造状況をアグリ神標津メンバーで管理して、所定アルコール度数に達すると思われる2週間後にボトリングとラベル張りにやってくるということでミードワイン造りの講習会は終わった。
翌日、スタッフの杜氏は日々のメールでの各樽の糖度報告を女性スタッフたちに依頼して上坊、粋華と一緒に神標津村を出て行った。粋華は上坊の食材視察に同行という体を取っていたが、事前に2人の状況を聞かされていた稀世と直は温かく送り出した。
中標津空港でスタッフを降ろした後に最初に寄った摩周湖からは「真っ白」な写真が稀世のラインに送られて来た。「おっ、粋華ちゃんも「結婚の予兆アリ!」やな。ぱにゃにゃんだー!」と返信した。「頑張るぞ!」の稀世のアイドル時代の写真にメッセージが入ったスタンプが返信された。
次は屈斜路湖から続く釧路川を下る「水面に緑の木々が映り込む鏡の間カヌーツアー」のタンデム乗船の写真が送られて来たのに続き、「砂湯」の係員が取ってくれたであろう屈斜路湖畔の砂浜に上坊と並んで寝そべり、天に向かって山のように盛り上がるHカップの豊満なボディーにこんもりと砂が盛られた、満面の笑みのカップル写真が届いた。
締めの写真は午後4時40分に届いた屈斜路湖を見下ろす湖畔のホテルの部屋の写真だった。着信時に偶然背後に居た直が稀世のスマホを覗き込んだ。
「おっ、これはプリンスホテルのスイートルームじゃな。わしも20年前の再婚旅行でここに泊まったんじゃ。あっ、稀世ちゃん、ここをよく見るんじゃぞ!まだ午後5時前じゃというのに 粋華はやる気満々じゃのぉ!カラカラカラ。」
と直が写真をタップして、親指と人差し指で拡大をかけるとキングサイズのベッドの枕元に並べられた6個綴りのコンドームとベッドの奥のソファーにかけられた上坊のシャツの横に脱いだトランクスが映りこんでいた。
11
あなたにおすすめの小説
『80年を超越した恋~令和の世で再会した元特攻隊員の自衛官と元女子挺身隊の祖母を持つ女の子のシンクロニシティラブストーリー』
M‐赤井翼
現代文学
赤井です。今回は「恋愛小説」です(笑)。
舞台は令和7年と昭和20年の陸軍航空隊の特攻部隊の宿舎「赤糸旅館」です。
80年の時を経て2つの恋愛を描いていきます。
「特攻隊」という「難しい題材」を扱いますので、かなり真面目に資料集めをして制作しました。
「第20振武隊」という実在する部隊が出てきますが、基本的に事実に基づいた背景を活かした「フィクション」作品と思ってお読みください。
日本を護ってくれた「先人」に尊敬の念をもって書きましたので、ほとんどおふざけは有りません。
過去、一番真面目に書いた作品となりました。
ラストは結構ややこしいので前半からの「フラグ」を拾いながら読んでいただくと楽しんでもらえると思います。
全39チャプターですので最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは「よろひこー」!
(⋈◍>◡<◍)。✧💖
追伸
まあ、堅苦しく読んで下さいとは言いませんがいつもと違って、ちょっと気持ちを引き締めて読んでもらいたいです。合掌。
(。-人-。)
『夏子と陽菜の犯科帳4 THE FINAL~カルト新興宗教「魂の解放」から洗脳娘を救い出せ!~』
M‐赤井翼
現代文学
第3話から1年開いての「なつ陽菜犯科帳」の最終話です。
過去のお約束通り、最後はなっちゃんも陽菜ちゃんの「花嫁姿」で終わります!
今度の「敵」は、門真に転居してきた「武装カルト宗教組織」です。
偶然出会った、教団に妹を奪われたイケメン日南田大樹(ひなた・ひろき)の為になっちゃん&陽菜ちゃんと「やろうぜ会」メンバーが頑張ります。
武装化された宗教団体になっちゃん、ひなちゃん、そして「やろうぜ会」がどう戦いを挑むのか!
良太郎の新作メカも出てきます!
最終回という事で、ゲストとして「余命半年~」シリーズの稀世ちゃんと直さんも緊急参戦!
もう、何でもござれの最終回!
12月29日までの短期連載です!
応援お願いしまーす!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
『「愛した」、「尽くした」、でも「報われなかった」孤独な「ヤングケアラー」と不思議な「交換留学生」の1週間の物語』
M‐赤井翼
現代文学
赤井です!
今回は「クリスマス小説」です!
先に謝っておきますが、前半とことん「暗い」です。
最後は「ハッピーエンド」をお約束しますので我慢してくださいね(。-人-。) ゴメンネ。
主人公は高校3年生の家庭内介護で四苦八苦する「ヤングケアラー」です。
世の中には、「介護保険」が使えず、やむを得ず「家族介護」している人がいることを知ってもらえたらと思います。
その中で「ヤングケアラー」と言われる「学生」が「家庭生活」と「学校生活」に「介護」が加わる大変さも伝えたかったので、あえて「しんどい部分」も書いてます。
後半はサブ主人公の南ドイツからの「交換留学生」が登場します。
ベタですが名前は「クリス・トキント」とさせていただきました。
そう、南ドイツのクリスマスの聖霊「クリストキント」からとってます。
簡単に言うと「南ドイツ版サンタクロース」みたいなものです。
前半重いんで、後半はエンディングに向けて「幸せの種」を撒いていきたいと思い、頑張って書きました。
赤井の話は「フラグ」が多すぎるとよくお叱りを受けますが、「お叱り承知」で今回も「旗立てまくってます(笑)。」
最初から最後手前までいっぱいフラグ立ててますので、楽しんでいただけたらいいなと思ってます。
「くどい」けど、最後にちょっと「ほっ」としてもらえるよう、物語中の「クリストキント」があなたに「ほっこり」を届けに行きますので、拒否しないで受け入れてあげてくださいね!
「物質化されたもの」だけが「プレゼント」じゃないってね!
それではゆるーくお読みください!
よろひこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』
月神世一
SF
【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
「やさしい狂犬~元女子プロレスラー新人記者「安稀世」のスクープ日誌VOL.1~」
M‐赤井翼
現代文学
稀世ちゃんファン、お待たせしました。「なつ&陽菜4 THE FINAL」終わって、少し時間をいただきましたが、ようやく「稀世ちゃん」の新作連載開始です。
脇役でなく「主役」の「稀世ちゃん」が帰ってきました。
ただ、「諸事情」ありまして、「アラサー」で「お母さん」になってた稀世ちゃんが、「22歳」に戻っての復活です(笑)。
大人の事情は「予告のようなもの」を読んでやってください(笑)。
クライアントさんの意向で今作は「ミステリー」です。
皆様のお口に合うかわかりませんが一生懸命書きましたので、ちょっとページをめくっていただけると嬉しいです。
「最後で笑えば勝ちなのよ」や「私の神様は〇〇〇〇さん」のような、「普通の小説(笑)」です。
ケガで女子レスラーを引退して「記者」になった「稀世ちゃん」を応援してあげてください。
今作も「メール」は受け付けていますので
「よーろーひーこー」(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる