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第3部 エピソード2025
「脱輪」
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「脱輪」
2月に入り、昨年ほどではないが寒波が北海道全域を襲った。気圧の谷が1週間以上どっかりと北海道の上に居座った結果、苫小牧、室蘭、小樽の港からの道東行の国道は除雪が間に合わず、本土からの物流が滞った。
アグリ神標津の取引先の宿泊施設も食材が入ってこず、代替食材として「水耕栽培」の生鮮野菜と食肉の注文が相次ぎ、にわかに忙しくなっていた。
「すみません。プリンスホテルですけど、仔牛のリブロースとサーロイン各50キロ即納お願いできませんか?」
「ペンション摩周岳です。この雪で食材が入っても無くなっちゃって、日持ちする葉物野菜を4箱ほど欲しいんですけどいけますか?あとついでにミルク鍋セットを40人前持ってきてもらえると助かります。」
と相次いで電話が入ってきた。
徹、和樹、翔がフル稼働で周辺取引先に配達にまわっている中、今まで小口取引しかなかった「優良見込み客」からの「特注」の電話に「このチャンスは逃したらあかんやろ!私が持っていくわ!」と昨晩は資料作りで徹夜明けで休日扱いだった稀世が電話を受けたまりあに声をかけた。
「稀世ちゃん、今、クロスカントリータイプの四駆は全部出払ってるのよ。バンで北に上がるのは危ないよ。徹君たちが帰ってくるまで待ったら?」
冬の北海道の怖さを知っているまりあは行く気満々の稀世を諫めた。
「まりあさん、これはチャンスやん!今までコスト面で「アメリカンビーフ」や「オージービーフ」を使ってて、うちが入り込まれへんかったユーザーに「恩」を売っておけば後の商売に繋がるってもんやろ!儀を見てなさざるは勇なきなり」やん。」
と聞く耳を持たないので仕方なくまりあは三朗を呼び出した。
「稀世先生、母から一緒に配達に行くように言われましたのでご同行させてもらいますね。バンの配達車で屈斜路湖はともかく摩周岳も行くって事なんでタイヤにチェーンを巻きますんでちょっと時間下さい。」
畜舎から呼び出された三朗が稀世に伝え、後輪に鉄製のハードチェーンを巻き始める間に稀世は次々と食材を荷室に積み込んでいった。
「今日は朝から吹雪いてましたし、カムイヌプリは除雪車も入ってないでしょうから僕が運転しますね。稀世先生は新雪の山道は経験無いでしょうから僕に任せてくださいね。」
と稀世に優しく気遣う三朗の厚意に甘えることにした。
屈斜路湖のプリンスホテルまでは除雪車が入った直後だったようでスムーズに行けた。その後、雪が強くなってきたので少し大回りになるが除雪しているであろうメインの道を選び摩周湖の摩周第一展望台を経由し一気に雪が深くなった摩周岳に向けて進んでいった。
最低車高があるクロスカントリー車と違い商用バンは雪の轍の中央に積もった雪にバンパーからマフラーまでこすられながらの走行となった。
ペンションに到着し更に雪が強くなった。
「サブちゃん、このままやと帰られへんようになってしまうから一気に荷物を下ろすで!肉は私が運ぶから、サブちゃんは野菜を頼むわ!」
と稀世は無理して冷凍食肉の入った段ボール箱を2段詰みにした。その様子を見た三朗は心配して言った。
「稀世先生、無茶しちゃだめですよ。足元滑りますから、ひとつずつ運んでください!」
三朗の不安は的中した。15キロの食材の入った段ボール2箱を持ち上げた瞬間、稀世は足を滑らせ転びそうになった。
「危ない!」と三朗が稀世の背後にまわり、抱きとめた事で稀世は何とか転倒を免れたが三朗は顔をしかめた。自称59.8キロの稀世に30キロの荷物を不安定な雪の積もった場所で無理な姿勢で支えに入った為、右足首をひどく捻り捻挫したのは確実だった。
稀世に気を使わせないように、平常を装おうとしたが、一歩踏み出した瞬間に右足は自身の体重を支えられず顔から転倒した。びっこを引きながら立ち上がる三朗の様子を見て稀世はプロレスラー時代の経験から三朗が捻挫した事を瞬時に悟った。
「サブちゃんは座って待ってて。」と荷室のハッチバックに座らせると、今度は三朗の教えに合わせ、ひと箱ずつ納品を済ませると「毎度ありがとうございました。またの御声掛けお待ちしてまーす!」とペンションオーナーに挨拶をすると急いでバンに戻ってきた。
稀世は三朗の右のスノーブーツを脱がせるとパンパンに腫れた足首が視野に入った。
「サブちゃんゴメンね。私がサブちゃんの言う事を聞かへんかったばっかりに…。それに、私、デブやからサブちゃんにケガをさせてしもた…。」
と半べそをかく稀世に「稀世先生は全然悪くないですよ。僕の止め方が悪かっただけですから。それに先生は「ポチャむき」であって、全然「デブ」じゃありませんから…。」と冷や汗が浮かんだまま作り笑顔で立ち上がろうとしたが、右足を地面に着いたとたん苦痛の表情が浮かんだのを稀世は見逃さなかった。
有無を言わさず、三朗を「お姫様だっこ」すると助手席に放り込んだ。右足のブーツを脱がせると、保冷剤を腫れた足首に当てると稀世が巻いていたマフラーで固定した。
「帰りは私が運転するから、サブちゃんはゆっくりしてな。」と運転席に乗り込んだ稀世は車内のヒーターを強くし、車をスタートさせた。深く積もった雪道をゆっくりと摩周温泉方面に向けて走らせ始めた。
初めて経験するバンでの新雪の深い雪道はチェーンを巻いたスタッドレスタイヤの四駆とはいえ、チェーンを巻いていない前輪は度々左右に振られた。冷やっとしつつも、仕事を終えて気が緩んだ事と暖房が強く効いた室内温度と昨晩の徹夜が重なって生あくびを連発していた。
「稀世先生、眠いんですか?絶対に寝ないようにしてくださいよ。事故起こしたら今日はレッカーどころか救急車すら来ませんからね。」
と言った瞬間、吹雪が強くなり目の前が真っ白になった。
ホワイトアウト現象時は車を停車させるのが原則なのだが、稀世にはその知識がなかった。減速はしたもののブレーキをかけずにいた。道が緩く右にターンしていたため車が左に寄っている事に気付かなかった。
「ガタン!ガガガガ。」あからさまに「脱輪」しコンクリートと金属がこすれる音とショックがふたりの乗るバンを襲った。バンの左車輪は2本とも雪で隠れた融雪溝にはまり込んでいた。前輪だけであれば、四駆の特性を生かして道路に復帰する事も出来ただろうが左の前後輪とも脱輪した為に自力での復帰は不可能だった。
背筋力200キロオーバーの稀世の力をもってしても、足場の悪い雪の上では1トン以上あるバンを持ち上げて道路に戻すことはできなかった。三朗の制止を無視して諦め悪く何度もチャレンジした稀世はへとへとになり雪の上にへたり込んだ。その間も水分を多く含んだ大粒の雪が深々と降り積もっていき、汗をかいた稀世の身体を冷やした。
一度、車内に戻り、アグリ神標津に電話をしてクロスカントリータイプの四駆車が帰って来ていればけん引しに来てもらおうとスマホを出したが、豪雪の影響があったのか、通常時でも電波の届きにくいエリアは「圏外」を示していた。徐々に日は落ち、辺りは暗くなってきた。
2月に入り、昨年ほどではないが寒波が北海道全域を襲った。気圧の谷が1週間以上どっかりと北海道の上に居座った結果、苫小牧、室蘭、小樽の港からの道東行の国道は除雪が間に合わず、本土からの物流が滞った。
アグリ神標津の取引先の宿泊施設も食材が入ってこず、代替食材として「水耕栽培」の生鮮野菜と食肉の注文が相次ぎ、にわかに忙しくなっていた。
「すみません。プリンスホテルですけど、仔牛のリブロースとサーロイン各50キロ即納お願いできませんか?」
「ペンション摩周岳です。この雪で食材が入っても無くなっちゃって、日持ちする葉物野菜を4箱ほど欲しいんですけどいけますか?あとついでにミルク鍋セットを40人前持ってきてもらえると助かります。」
と相次いで電話が入ってきた。
徹、和樹、翔がフル稼働で周辺取引先に配達にまわっている中、今まで小口取引しかなかった「優良見込み客」からの「特注」の電話に「このチャンスは逃したらあかんやろ!私が持っていくわ!」と昨晩は資料作りで徹夜明けで休日扱いだった稀世が電話を受けたまりあに声をかけた。
「稀世ちゃん、今、クロスカントリータイプの四駆は全部出払ってるのよ。バンで北に上がるのは危ないよ。徹君たちが帰ってくるまで待ったら?」
冬の北海道の怖さを知っているまりあは行く気満々の稀世を諫めた。
「まりあさん、これはチャンスやん!今までコスト面で「アメリカンビーフ」や「オージービーフ」を使ってて、うちが入り込まれへんかったユーザーに「恩」を売っておけば後の商売に繋がるってもんやろ!儀を見てなさざるは勇なきなり」やん。」
と聞く耳を持たないので仕方なくまりあは三朗を呼び出した。
「稀世先生、母から一緒に配達に行くように言われましたのでご同行させてもらいますね。バンの配達車で屈斜路湖はともかく摩周岳も行くって事なんでタイヤにチェーンを巻きますんでちょっと時間下さい。」
畜舎から呼び出された三朗が稀世に伝え、後輪に鉄製のハードチェーンを巻き始める間に稀世は次々と食材を荷室に積み込んでいった。
「今日は朝から吹雪いてましたし、カムイヌプリは除雪車も入ってないでしょうから僕が運転しますね。稀世先生は新雪の山道は経験無いでしょうから僕に任せてくださいね。」
と稀世に優しく気遣う三朗の厚意に甘えることにした。
屈斜路湖のプリンスホテルまでは除雪車が入った直後だったようでスムーズに行けた。その後、雪が強くなってきたので少し大回りになるが除雪しているであろうメインの道を選び摩周湖の摩周第一展望台を経由し一気に雪が深くなった摩周岳に向けて進んでいった。
最低車高があるクロスカントリー車と違い商用バンは雪の轍の中央に積もった雪にバンパーからマフラーまでこすられながらの走行となった。
ペンションに到着し更に雪が強くなった。
「サブちゃん、このままやと帰られへんようになってしまうから一気に荷物を下ろすで!肉は私が運ぶから、サブちゃんは野菜を頼むわ!」
と稀世は無理して冷凍食肉の入った段ボール箱を2段詰みにした。その様子を見た三朗は心配して言った。
「稀世先生、無茶しちゃだめですよ。足元滑りますから、ひとつずつ運んでください!」
三朗の不安は的中した。15キロの食材の入った段ボール2箱を持ち上げた瞬間、稀世は足を滑らせ転びそうになった。
「危ない!」と三朗が稀世の背後にまわり、抱きとめた事で稀世は何とか転倒を免れたが三朗は顔をしかめた。自称59.8キロの稀世に30キロの荷物を不安定な雪の積もった場所で無理な姿勢で支えに入った為、右足首をひどく捻り捻挫したのは確実だった。
稀世に気を使わせないように、平常を装おうとしたが、一歩踏み出した瞬間に右足は自身の体重を支えられず顔から転倒した。びっこを引きながら立ち上がる三朗の様子を見て稀世はプロレスラー時代の経験から三朗が捻挫した事を瞬時に悟った。
「サブちゃんは座って待ってて。」と荷室のハッチバックに座らせると、今度は三朗の教えに合わせ、ひと箱ずつ納品を済ませると「毎度ありがとうございました。またの御声掛けお待ちしてまーす!」とペンションオーナーに挨拶をすると急いでバンに戻ってきた。
稀世は三朗の右のスノーブーツを脱がせるとパンパンに腫れた足首が視野に入った。
「サブちゃんゴメンね。私がサブちゃんの言う事を聞かへんかったばっかりに…。それに、私、デブやからサブちゃんにケガをさせてしもた…。」
と半べそをかく稀世に「稀世先生は全然悪くないですよ。僕の止め方が悪かっただけですから。それに先生は「ポチャむき」であって、全然「デブ」じゃありませんから…。」と冷や汗が浮かんだまま作り笑顔で立ち上がろうとしたが、右足を地面に着いたとたん苦痛の表情が浮かんだのを稀世は見逃さなかった。
有無を言わさず、三朗を「お姫様だっこ」すると助手席に放り込んだ。右足のブーツを脱がせると、保冷剤を腫れた足首に当てると稀世が巻いていたマフラーで固定した。
「帰りは私が運転するから、サブちゃんはゆっくりしてな。」と運転席に乗り込んだ稀世は車内のヒーターを強くし、車をスタートさせた。深く積もった雪道をゆっくりと摩周温泉方面に向けて走らせ始めた。
初めて経験するバンでの新雪の深い雪道はチェーンを巻いたスタッドレスタイヤの四駆とはいえ、チェーンを巻いていない前輪は度々左右に振られた。冷やっとしつつも、仕事を終えて気が緩んだ事と暖房が強く効いた室内温度と昨晩の徹夜が重なって生あくびを連発していた。
「稀世先生、眠いんですか?絶対に寝ないようにしてくださいよ。事故起こしたら今日はレッカーどころか救急車すら来ませんからね。」
と言った瞬間、吹雪が強くなり目の前が真っ白になった。
ホワイトアウト現象時は車を停車させるのが原則なのだが、稀世にはその知識がなかった。減速はしたもののブレーキをかけずにいた。道が緩く右にターンしていたため車が左に寄っている事に気付かなかった。
「ガタン!ガガガガ。」あからさまに「脱輪」しコンクリートと金属がこすれる音とショックがふたりの乗るバンを襲った。バンの左車輪は2本とも雪で隠れた融雪溝にはまり込んでいた。前輪だけであれば、四駆の特性を生かして道路に復帰する事も出来ただろうが左の前後輪とも脱輪した為に自力での復帰は不可能だった。
背筋力200キロオーバーの稀世の力をもってしても、足場の悪い雪の上では1トン以上あるバンを持ち上げて道路に戻すことはできなかった。三朗の制止を無視して諦め悪く何度もチャレンジした稀世はへとへとになり雪の上にへたり込んだ。その間も水分を多く含んだ大粒の雪が深々と降り積もっていき、汗をかいた稀世の身体を冷やした。
一度、車内に戻り、アグリ神標津に電話をしてクロスカントリータイプの四駆車が帰って来ていればけん引しに来てもらおうとスマホを出したが、豪雪の影響があったのか、通常時でも電波の届きにくいエリアは「圏外」を示していた。徐々に日は落ち、辺りは暗くなってきた。
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