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第二百十七話: ダガレス奪還1
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「ユウ様、大変です!」
樹海の小屋を後にした矢先、エレナから連絡が入る。
「どうやら、占拠されていたのは、ここプラメルだけじゃないみたいなんです」
連絡を受けて、すぐにエスナの元に戻った。
見た事のない、かなり高貴な身分の印象を受ける美人エルフがエレナの横に立っていた。
「貴方が、エルフ族の英雄様ですか?」
え、英雄?
いきなり英雄呼ばわりされた事に戸惑っている俺の仕草をクスクスとエレナが笑ってた。
「このプラメルを救って下さった事を住人達に話したら、英雄の誕生だ!なんて、盛り上がっちゃって」
「ははは、あまり騒がれるのは好まないんだけどな」
「まぁ、その事については、お父様に何とかしてもらいます」
「すみません、割り込んでも宜しいでしょうか…」
申し訳なさそうな顔をしつつも、その目は真剣で少なからずの威圧感を放っていた。
「も、申し訳ありません。今はそんな事をしている場合ではありませんでした」
深々とお辞儀するエレナの様子を見るに、見た目通り身分の高い人物なのだろう。
「私は、エルフの里ダガレスの王妃、クリスティーナ・ローエン。クリスと呼んで下さい。身勝手は重々承知しております。どうかダガレスを救って頂けないでしょうか」
エレナに視線をくべると、静かに頷いた。
「詳しく話して頂けますか?」
クリス王妃の話は、このプラメルに起こった悲劇とまるで同じ内容だった。
何の前触れもなく、突然兵士達が反旗を翻し、王宮を占拠してしまったらしい。
「王は、私を逃すべく、自ら…奴らの手に落ちました…」
ガクッと崩れ落ちるクリス王妃をエレナが支える。
「す、すみません…少しフラついてしまいましたね」
「ここと同じでしたら、きっと王様は無事だと思います。奴らの目的は、殲滅ではなく、征圧ですから」
「犯人達を存じているのですか?」
「はい。プラメルやダガレスだけじゃありません。この世界の全てが奴らの脅威に晒されているんです」
「ユウ様、今お父様に近衛隊の招集をお願いしています。揃い次第、すぐにダガレス奪還に向けて出発しましょう」
犯人が同じ可能性は非常に高い。
となると、また洗脳オンパレードでくるだろう。
どういう訳か、洗脳されている者は、超絶パワーアップしていた。
俺でも囲まれると結構ヤバかった。
最初は、皆がそれだけの力を持っているのかと思って確認すると、精々レベル30後半辺りだった。
つまり、洗脳されていると身体機能や魔術さえも大幅に強化されるようだ。
今回は、真正面からの強行突入でも何とかなったけど、次も上手くいく保証なんてない。
何か策を練る必要がある。
後、より成功率を上げるには、どうしても戦力が欲しい所なんだよな。
エスナ先生達を一時的にこっち呼ぶか?
いや、あっちはあっちで、分散する余裕はないはずだ。
さて、どうしたもんか。
その時だった。
範囲探索圏内に突如2つの反応が現れた。
高速で接近してくる。
この速さは、上空からか?
敵対反応ではない。
俺が空を見上げると、そこには懐かしい姿が宙空を羽ばたきながらホバリングしていた。
「ユウ様、お久しぶりです」
「ユウ。元気だった?」
おぉ…本当に久し振りだな…
「ジラにクロじゃないか。久し振り。あぁ、元気だよ」
黒い艶やかな翼をバタつかせながら、大地へと降り立つ。
その様を見た近くにいた近衛隊が流石に警戒心を表し、剣を抜く。
「あっと、二人は俺の仲間だから大丈夫。剣をしまってくれないか?」
「英雄様がそう言われるのでしたら」
そのままジラが俺の前で片膝をつきしゃがみ込む。
クロは、俺の右手をギュッと掴んだ。
「只今戻りました」
「ただいま」
ジラの手を取り、立ち上がらせる。
「2人共、お帰り」
魔族と人族との停戦協定を結んだ事により、大量の仕事が出来、魔族側の主に幹部クラスと呼ばれている人達の人手が足らないという事で、魔王様とも信頼のあるジラが、魔界に一時的に残留する事になり、離れ離れになっていた。
「魔界の方は落ち着いたのか?」
「はい、取り敢えずの峠は越えました。それに、今はそんな事を言っている状況ではないようですからね。ユウ様のお側に今一度、お仕えする許可を頂けませんか?」
「許可も何も、戻って来てくれた事が嬉しいよ。また一緒に旅が出来るんだな」
ジラが満面の笑みを浮かべる。
「ユウ、私も一緒に旅する」
クロもジラと同じタイミングで、俺たちのパーティから一時離脱していた。
クロは、魔王様の分身体の一人で、魔王の堕とし子とも呼ばれていた。
魔族に流れる血がクロの精神を次第に蝕んでいき、危ない状態だった所を他ならぬ魔王様自身に救って貰った。
治療の為、戦線離脱していたのだ。
「もう、身体の方は大丈夫なのか?」
「問題ない。完治」
「そうか、ならまた一緒に旅が出来るな。それに、背が伸びたんじゃないか?」
「ん、成長期」
少しだけ、うるっと来てしまった。
本当に自覚するんだよね…涙腺が緩くなった。
駄目だな、歳は取りたくない…
でも、このタイミングで2人が戻って来てくれたのは非常に大きい。
「ジラさん、クロちゃん、お久し振りです」
「エレナさんでしたね、お久し振りです。また会えて嬉しいです」
「久し振り」
そういえば、エレナは2人とは面識あったっけな。
依然として、他のエルフの人達は、魔族である2人と若干だが距離を置いていた。
停戦協定を結んだとはいえ、やはり魔族間との隔たりは、そう簡単には取り払えないのだろう。
「早速で悪いが2人の力を借りたい」
近衛隊の到着を待ち、ジラとクロを含めた皆で、ダガレス奪還作戦会議を始める。
現地までの移動はどうしようかと思っていると、その心配はないと言う。
なんでも、エルフ里間を繋ぐ転移装置なるものが存在するそうだ。
つまり、一瞬でダガレスへ飛べるって事。
転移装置の事は、それぞれの里の王達にしか知らされていない超極秘事項だ。
「転移先は、それぞれの里に2つしか存在しません。
ダガレスは、ここプラメルと、もう1つのエルフの集落。プラメルも、ダガレスと他のエルフの集落です」
つまり、横での繋がりで、転移装置を使っていけば、全てのエルフの集落に行けると言うことか。
クリスさんは、それを使ってプラメルへと助けを求めて来たという話だ。
ロイド王と合流し、一緒に転移装置の場所まで移動する。
「これがその転移装置じゃ。今まで稼働させた事はなかったのでな、存在事態忘れておったわ」
「一定量の魔力を注ぎ込めば稼働する仕組みになっています。一度使用すると、再稼働まで30分は必要になります」
「って事は、この転移装置の面積だと、一度に転移出来るのは、精々10人程度ですね」
今、この場には近衛隊を含めた30人弱が集結していた。
この中から、俺達3人とクリスさん以外で6人を選抜して、第一陣として出発する事になる。
俺が転移で戻って来て残りを連れて転移するって手もあるけど、正直人数が多くいればいいってもんじゃない。
第二陣が来るまでには終わらせるつもりで、作戦遂行だ。
「よし、行こう。クリスさん、道中の道案内はお願いします。クリスさんの身の安全は絶対に保証します」
「分かりました」
護るべき人物がいると、どうしてもそこに人員を割く必要がある。それも信頼の置け、尚且つ強い人物でなければならない。
俺しかいなかった場合、護りながら相手を殲滅する必要があった。
「ジラ、クリスさんの護衛を頼む」
「分かりました。彼女には指一本触れさせません」
ジラが、ふふふと妖艶な笑みを浮かべていた。
「近衛隊の皆さんには、主に解放された方の保護と、一般人の人がいれば、誘導する役をお願いします」
クイクイと袖を引っ張る感触が伝わる。
「私は?」
クロの頭を撫でながら、
「クロには、俺と一緒に向かって来る相手と戦ってもらうよ」
「分かった。戦う」
「だけど、操られている可能性があるから、意識を奪うだけだからな。出来るならなるべく怪我もさせたくはないけど、その辺りは、逐一指示を出すから」
さて、ダガレス奪還に向けて作戦開始だ。
樹海の小屋を後にした矢先、エレナから連絡が入る。
「どうやら、占拠されていたのは、ここプラメルだけじゃないみたいなんです」
連絡を受けて、すぐにエスナの元に戻った。
見た事のない、かなり高貴な身分の印象を受ける美人エルフがエレナの横に立っていた。
「貴方が、エルフ族の英雄様ですか?」
え、英雄?
いきなり英雄呼ばわりされた事に戸惑っている俺の仕草をクスクスとエレナが笑ってた。
「このプラメルを救って下さった事を住人達に話したら、英雄の誕生だ!なんて、盛り上がっちゃって」
「ははは、あまり騒がれるのは好まないんだけどな」
「まぁ、その事については、お父様に何とかしてもらいます」
「すみません、割り込んでも宜しいでしょうか…」
申し訳なさそうな顔をしつつも、その目は真剣で少なからずの威圧感を放っていた。
「も、申し訳ありません。今はそんな事をしている場合ではありませんでした」
深々とお辞儀するエレナの様子を見るに、見た目通り身分の高い人物なのだろう。
「私は、エルフの里ダガレスの王妃、クリスティーナ・ローエン。クリスと呼んで下さい。身勝手は重々承知しております。どうかダガレスを救って頂けないでしょうか」
エレナに視線をくべると、静かに頷いた。
「詳しく話して頂けますか?」
クリス王妃の話は、このプラメルに起こった悲劇とまるで同じ内容だった。
何の前触れもなく、突然兵士達が反旗を翻し、王宮を占拠してしまったらしい。
「王は、私を逃すべく、自ら…奴らの手に落ちました…」
ガクッと崩れ落ちるクリス王妃をエレナが支える。
「す、すみません…少しフラついてしまいましたね」
「ここと同じでしたら、きっと王様は無事だと思います。奴らの目的は、殲滅ではなく、征圧ですから」
「犯人達を存じているのですか?」
「はい。プラメルやダガレスだけじゃありません。この世界の全てが奴らの脅威に晒されているんです」
「ユウ様、今お父様に近衛隊の招集をお願いしています。揃い次第、すぐにダガレス奪還に向けて出発しましょう」
犯人が同じ可能性は非常に高い。
となると、また洗脳オンパレードでくるだろう。
どういう訳か、洗脳されている者は、超絶パワーアップしていた。
俺でも囲まれると結構ヤバかった。
最初は、皆がそれだけの力を持っているのかと思って確認すると、精々レベル30後半辺りだった。
つまり、洗脳されていると身体機能や魔術さえも大幅に強化されるようだ。
今回は、真正面からの強行突入でも何とかなったけど、次も上手くいく保証なんてない。
何か策を練る必要がある。
後、より成功率を上げるには、どうしても戦力が欲しい所なんだよな。
エスナ先生達を一時的にこっち呼ぶか?
いや、あっちはあっちで、分散する余裕はないはずだ。
さて、どうしたもんか。
その時だった。
範囲探索圏内に突如2つの反応が現れた。
高速で接近してくる。
この速さは、上空からか?
敵対反応ではない。
俺が空を見上げると、そこには懐かしい姿が宙空を羽ばたきながらホバリングしていた。
「ユウ様、お久しぶりです」
「ユウ。元気だった?」
おぉ…本当に久し振りだな…
「ジラにクロじゃないか。久し振り。あぁ、元気だよ」
黒い艶やかな翼をバタつかせながら、大地へと降り立つ。
その様を見た近くにいた近衛隊が流石に警戒心を表し、剣を抜く。
「あっと、二人は俺の仲間だから大丈夫。剣をしまってくれないか?」
「英雄様がそう言われるのでしたら」
そのままジラが俺の前で片膝をつきしゃがみ込む。
クロは、俺の右手をギュッと掴んだ。
「只今戻りました」
「ただいま」
ジラの手を取り、立ち上がらせる。
「2人共、お帰り」
魔族と人族との停戦協定を結んだ事により、大量の仕事が出来、魔族側の主に幹部クラスと呼ばれている人達の人手が足らないという事で、魔王様とも信頼のあるジラが、魔界に一時的に残留する事になり、離れ離れになっていた。
「魔界の方は落ち着いたのか?」
「はい、取り敢えずの峠は越えました。それに、今はそんな事を言っている状況ではないようですからね。ユウ様のお側に今一度、お仕えする許可を頂けませんか?」
「許可も何も、戻って来てくれた事が嬉しいよ。また一緒に旅が出来るんだな」
ジラが満面の笑みを浮かべる。
「ユウ、私も一緒に旅する」
クロもジラと同じタイミングで、俺たちのパーティから一時離脱していた。
クロは、魔王様の分身体の一人で、魔王の堕とし子とも呼ばれていた。
魔族に流れる血がクロの精神を次第に蝕んでいき、危ない状態だった所を他ならぬ魔王様自身に救って貰った。
治療の為、戦線離脱していたのだ。
「もう、身体の方は大丈夫なのか?」
「問題ない。完治」
「そうか、ならまた一緒に旅が出来るな。それに、背が伸びたんじゃないか?」
「ん、成長期」
少しだけ、うるっと来てしまった。
本当に自覚するんだよね…涙腺が緩くなった。
駄目だな、歳は取りたくない…
でも、このタイミングで2人が戻って来てくれたのは非常に大きい。
「ジラさん、クロちゃん、お久し振りです」
「エレナさんでしたね、お久し振りです。また会えて嬉しいです」
「久し振り」
そういえば、エレナは2人とは面識あったっけな。
依然として、他のエルフの人達は、魔族である2人と若干だが距離を置いていた。
停戦協定を結んだとはいえ、やはり魔族間との隔たりは、そう簡単には取り払えないのだろう。
「早速で悪いが2人の力を借りたい」
近衛隊の到着を待ち、ジラとクロを含めた皆で、ダガレス奪還作戦会議を始める。
現地までの移動はどうしようかと思っていると、その心配はないと言う。
なんでも、エルフ里間を繋ぐ転移装置なるものが存在するそうだ。
つまり、一瞬でダガレスへ飛べるって事。
転移装置の事は、それぞれの里の王達にしか知らされていない超極秘事項だ。
「転移先は、それぞれの里に2つしか存在しません。
ダガレスは、ここプラメルと、もう1つのエルフの集落。プラメルも、ダガレスと他のエルフの集落です」
つまり、横での繋がりで、転移装置を使っていけば、全てのエルフの集落に行けると言うことか。
クリスさんは、それを使ってプラメルへと助けを求めて来たという話だ。
ロイド王と合流し、一緒に転移装置の場所まで移動する。
「これがその転移装置じゃ。今まで稼働させた事はなかったのでな、存在事態忘れておったわ」
「一定量の魔力を注ぎ込めば稼働する仕組みになっています。一度使用すると、再稼働まで30分は必要になります」
「って事は、この転移装置の面積だと、一度に転移出来るのは、精々10人程度ですね」
今、この場には近衛隊を含めた30人弱が集結していた。
この中から、俺達3人とクリスさん以外で6人を選抜して、第一陣として出発する事になる。
俺が転移で戻って来て残りを連れて転移するって手もあるけど、正直人数が多くいればいいってもんじゃない。
第二陣が来るまでには終わらせるつもりで、作戦遂行だ。
「よし、行こう。クリスさん、道中の道案内はお願いします。クリスさんの身の安全は絶対に保証します」
「分かりました」
護るべき人物がいると、どうしてもそこに人員を割く必要がある。それも信頼の置け、尚且つ強い人物でなければならない。
俺しかいなかった場合、護りながら相手を殲滅する必要があった。
「ジラ、クリスさんの護衛を頼む」
「分かりました。彼女には指一本触れさせません」
ジラが、ふふふと妖艶な笑みを浮かべていた。
「近衛隊の皆さんには、主に解放された方の保護と、一般人の人がいれば、誘導する役をお願いします」
クイクイと袖を引っ張る感触が伝わる。
「私は?」
クロの頭を撫でながら、
「クロには、俺と一緒に向かって来る相手と戦ってもらうよ」
「分かった。戦う」
「だけど、操られている可能性があるから、意識を奪うだけだからな。出来るならなるべく怪我もさせたくはないけど、その辺りは、逐一指示を出すから」
さて、ダガレス奪還に向けて作戦開始だ。
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