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1、袖寄屋
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大陸の南西にスイケイエンという大国があって、その東の端あたりに位置するアギトブチは、諸国の街道を中継する大きな交易都市になっている。
国境にほど近いこの場所には、各国からの人や物、言葉が行き交い、賑わいは眠ることもない。
そんなアギトブチにいくつもある旅籠の中でも『袖寄屋』は、やや変わった、控えめにいって近所では不評の宿だった。
彼らに言わせれば、旅籠・袖寄屋には何やら妙なものの出入りがあるようだ、というのだ。
「レニさん、おはようございます」
「シュカさん、おはよう」
シュカと呼ばれた若い女が声を潜めて挨拶すると、レニと呼ばれた男も同じように声量を落として応じた。
初夏とはいえ日が出たばかりだ。大抵の客はまだ眠っているだろう。
慣れた様子で物音を立てないように雑務を片付けて回るシュカと別れて、旅籠の主人であるレニは建物の中を一通り歩き回る。
「おはよう。ハイウさん、いい匂い」
「おはようございます、レニさん。いい塩漬けが入りまして。新鮮な内に朝食に出します」
「いいな、俺の分が残るといいんだけど」
「残ったら名折れですから、野菜でも食ってください」
ひどい! と声を上げて厨房への挨拶を済ませ、湯殿を覗く。
山が近く温泉を引く湯殿は汚れがちだが、問題なくいつものようにピカピカだ。
湯守であるヂエイはもっと遅い時間に現れて、深夜に仕事を終えて帰っていく。今ごろは夢の中だろう。
最後に帳場に出て、仕事を始めたところであろう男に声を掛けた。
「おはよう、ヨウエンさん」
「レニさん、おはようございます」
「……満室?」
帳場台に身を乗り出すように声を潜めると、ヨウエンと呼ばれた男が頷く。
「満室です。心中カップルが帰ってきてませんが」
おいおい、とレニは苦笑いした。
「心中と決まったわけじゃないだろ。それなら四日も泊まらないよ」
「どうですかね。こんな山のすそに来て海はどっちだって悲愴な顔して出てくのに、その晩か次の日には喧嘩しながら戻るんですよ」
ヨウエンが肩を竦めて言うのに、レニは吐息を揺らして笑った。戻ってくる方には、一度遭遇したことがある。
「方向音痴なんだと思いますね」
ぶふ、と、たまらず噴き出した。
「方向音痴の心中カップルね。そのまま気が変わってくれりゃいいが」
「お代をいただければどっちでも」
ヨウエンのすげない口振りに見せる笑いをすぐに引っ込め。問題ないかと、声をひそめた。
「ええ。“向こう”のお客さんも、今は大人しいひとばっかりで」
「わかった。何かあったら知らせてくれ」
はい、と、いつものように応じたヨウエンとの挨拶も終えて、帳場を離れながら、やるかーとレニは大きく身体を伸ばした。
旅籠内の見回りついでに気に留まったところは片付けたり掃除して庭を整え、客が起き出してくる前には私室へ戻って作業用の軽装と前掛けを外して着替える。
三十にならないレニは旅籠の主人というにはまだ若く、侮られがちな我が身を引き締めるよう、主人らしく衣服を整え、姿見の前で襟を締めた。
鏡の中に映る、この辺りの人間としては色素の薄い髪や瞳、肌。逞しくはなったが骨の細い身体の男を、レニは少しじっと見つめた。
まるで、そこに誰か別の姿を探すように自分の鏡像を上から下まで眺めて。
気分を切り替えるよう、ふっと息を吐き出すと、姿見に背を向け私室を後にした。
旅籠の仕事には休みがない。
大きな旅籠なら大勢の従業員を雇って交替で仕事を回すのだろうが、袖寄屋は客室九部屋の半端な規模で、各部署の担当は現在も一人ずつ。
休憩や食事を摂らせるためには、レニが交替に出向いて全ての仕事を代わる代わる回していく。
朝の膳が供される間にこまごまとした水仕事を終えると、客室の掃除に回っているシュカの姿を探した。
「シュカさん。朝ご飯どうぞ」
「レニさん、ありがとうございます。お客様がお出かけのお部屋は済みました」
「はい、ご苦労様です。閉じてる部屋は見ておきます」
よろしくお願いします、と元気に厨房の方へ向かうシュカの背を見送った。
少ないだけでなく、袖寄屋には従業員が居着かない。三年勤めたシュカも今では慣れたものだが、初めの頃はかなり困惑し、怖がってもいた。
これは続かないかなとレニも思ったものだが、辛抱強い彼女は色々飲み込んで、やり方を覚えてくれた。
この宿には自分の目には見えない客がいるという、従業員にとっては致命的にやり辛い状況を。
「失礼します。お客様、お掃除はいかがいたしますか」
「膳、だけ、下げとくれ」
部屋の中から返った声に、失礼しますと声を掛けて戸を開け。キレイに空になっている膳を引き取りに上がった。
窓を開け放たれて心地良い風が踊る室内には、キラキラと蜜色に輝く透き通った石が子供の遊びのようにあちこちに並べられている。
余計なものを見ないように軽く瞼を伏せ、膳を下げる目の前、ふいに見たことのない虫が飛んで横切り、レニは眉を上げた。
「そいつ、は、もう、この琥珀、にしか、いない」
時代めいた格好以外は普通の男に見える客が指を差す。
へえ、と相槌を打って、部屋中を飛んだり跳ねたりする、幻のような半透明の生き物たちを目で追った。
「滅んだんですか。貴重なものですね」
ふ、ふ、ふ、と宿帳には琥珀屋と名を記した客は笑う。
「そう、思うかね、レニさんは」
「いないってことでしょ?」
「世に、は、滅びた、ものの方が、多い。栄え、て、ある、ものの、方が、珍しい」
少し考えて、なるほど、と吐息を揺らした。
これは滅びた、これはいない、と、陽の影のような生き物をいくつか教えてもらってから、部屋を後にした。
別の部屋の客は大部分が埋まっていない地図を床に広げ、ここを知っているか、これはどうかと尋ねるが、多少物を知ったようになったレニでも、見たこと聞いたことのない場所ばかりだ。
この客は常連で、しばらく見ないかと思えばまた泊まりにくるが、旅をしているようなのに少しも地図が埋まらない。
ある客はいくつも鏡を持っているようで、いつも違う鏡を見ては独りで何かを話している。
色とりどりの糸を見せてくれる客、どう見ても少女だがレニより年上だと言い張り、生き物のように歩く本をいくつも持っている客。
客室の巡回が終われば帳場のヨウエンと交替し、一通りの掃除を終えて宿帳に目を通した。
琥珀屋、地理士、うらない、糸売り、廻り書、などと冗談のような名を辿り、朝にヨウエンが言った通り変わりないことを確かめた。
彼らの出入り口は、この袖寄屋の敷地にあるのだそうだ。
レニにこの旅籠を譲った先代からはそう聞いているが、実際には見たことがない。
かなり長い間それを探してみたが今は諦め、先代に言われるまでもなく、見た目に普通だろうが変わっていようが、宿泊客を詮索したこともない。
国境に接するこのアギトブチの街には事情のある者が多く出入りし、また居着く。
幸運にもこうして住み処と職を得たが、レニ自身も故郷を追われた身だった。
国境にほど近いこの場所には、各国からの人や物、言葉が行き交い、賑わいは眠ることもない。
そんなアギトブチにいくつもある旅籠の中でも『袖寄屋』は、やや変わった、控えめにいって近所では不評の宿だった。
彼らに言わせれば、旅籠・袖寄屋には何やら妙なものの出入りがあるようだ、というのだ。
「レニさん、おはようございます」
「シュカさん、おはよう」
シュカと呼ばれた若い女が声を潜めて挨拶すると、レニと呼ばれた男も同じように声量を落として応じた。
初夏とはいえ日が出たばかりだ。大抵の客はまだ眠っているだろう。
慣れた様子で物音を立てないように雑務を片付けて回るシュカと別れて、旅籠の主人であるレニは建物の中を一通り歩き回る。
「おはよう。ハイウさん、いい匂い」
「おはようございます、レニさん。いい塩漬けが入りまして。新鮮な内に朝食に出します」
「いいな、俺の分が残るといいんだけど」
「残ったら名折れですから、野菜でも食ってください」
ひどい! と声を上げて厨房への挨拶を済ませ、湯殿を覗く。
山が近く温泉を引く湯殿は汚れがちだが、問題なくいつものようにピカピカだ。
湯守であるヂエイはもっと遅い時間に現れて、深夜に仕事を終えて帰っていく。今ごろは夢の中だろう。
最後に帳場に出て、仕事を始めたところであろう男に声を掛けた。
「おはよう、ヨウエンさん」
「レニさん、おはようございます」
「……満室?」
帳場台に身を乗り出すように声を潜めると、ヨウエンと呼ばれた男が頷く。
「満室です。心中カップルが帰ってきてませんが」
おいおい、とレニは苦笑いした。
「心中と決まったわけじゃないだろ。それなら四日も泊まらないよ」
「どうですかね。こんな山のすそに来て海はどっちだって悲愴な顔して出てくのに、その晩か次の日には喧嘩しながら戻るんですよ」
ヨウエンが肩を竦めて言うのに、レニは吐息を揺らして笑った。戻ってくる方には、一度遭遇したことがある。
「方向音痴なんだと思いますね」
ぶふ、と、たまらず噴き出した。
「方向音痴の心中カップルね。そのまま気が変わってくれりゃいいが」
「お代をいただければどっちでも」
ヨウエンのすげない口振りに見せる笑いをすぐに引っ込め。問題ないかと、声をひそめた。
「ええ。“向こう”のお客さんも、今は大人しいひとばっかりで」
「わかった。何かあったら知らせてくれ」
はい、と、いつものように応じたヨウエンとの挨拶も終えて、帳場を離れながら、やるかーとレニは大きく身体を伸ばした。
旅籠内の見回りついでに気に留まったところは片付けたり掃除して庭を整え、客が起き出してくる前には私室へ戻って作業用の軽装と前掛けを外して着替える。
三十にならないレニは旅籠の主人というにはまだ若く、侮られがちな我が身を引き締めるよう、主人らしく衣服を整え、姿見の前で襟を締めた。
鏡の中に映る、この辺りの人間としては色素の薄い髪や瞳、肌。逞しくはなったが骨の細い身体の男を、レニは少しじっと見つめた。
まるで、そこに誰か別の姿を探すように自分の鏡像を上から下まで眺めて。
気分を切り替えるよう、ふっと息を吐き出すと、姿見に背を向け私室を後にした。
旅籠の仕事には休みがない。
大きな旅籠なら大勢の従業員を雇って交替で仕事を回すのだろうが、袖寄屋は客室九部屋の半端な規模で、各部署の担当は現在も一人ずつ。
休憩や食事を摂らせるためには、レニが交替に出向いて全ての仕事を代わる代わる回していく。
朝の膳が供される間にこまごまとした水仕事を終えると、客室の掃除に回っているシュカの姿を探した。
「シュカさん。朝ご飯どうぞ」
「レニさん、ありがとうございます。お客様がお出かけのお部屋は済みました」
「はい、ご苦労様です。閉じてる部屋は見ておきます」
よろしくお願いします、と元気に厨房の方へ向かうシュカの背を見送った。
少ないだけでなく、袖寄屋には従業員が居着かない。三年勤めたシュカも今では慣れたものだが、初めの頃はかなり困惑し、怖がってもいた。
これは続かないかなとレニも思ったものだが、辛抱強い彼女は色々飲み込んで、やり方を覚えてくれた。
この宿には自分の目には見えない客がいるという、従業員にとっては致命的にやり辛い状況を。
「失礼します。お客様、お掃除はいかがいたしますか」
「膳、だけ、下げとくれ」
部屋の中から返った声に、失礼しますと声を掛けて戸を開け。キレイに空になっている膳を引き取りに上がった。
窓を開け放たれて心地良い風が踊る室内には、キラキラと蜜色に輝く透き通った石が子供の遊びのようにあちこちに並べられている。
余計なものを見ないように軽く瞼を伏せ、膳を下げる目の前、ふいに見たことのない虫が飛んで横切り、レニは眉を上げた。
「そいつ、は、もう、この琥珀、にしか、いない」
時代めいた格好以外は普通の男に見える客が指を差す。
へえ、と相槌を打って、部屋中を飛んだり跳ねたりする、幻のような半透明の生き物たちを目で追った。
「滅んだんですか。貴重なものですね」
ふ、ふ、ふ、と宿帳には琥珀屋と名を記した客は笑う。
「そう、思うかね、レニさんは」
「いないってことでしょ?」
「世に、は、滅びた、ものの方が、多い。栄え、て、ある、ものの、方が、珍しい」
少し考えて、なるほど、と吐息を揺らした。
これは滅びた、これはいない、と、陽の影のような生き物をいくつか教えてもらってから、部屋を後にした。
別の部屋の客は大部分が埋まっていない地図を床に広げ、ここを知っているか、これはどうかと尋ねるが、多少物を知ったようになったレニでも、見たこと聞いたことのない場所ばかりだ。
この客は常連で、しばらく見ないかと思えばまた泊まりにくるが、旅をしているようなのに少しも地図が埋まらない。
ある客はいくつも鏡を持っているようで、いつも違う鏡を見ては独りで何かを話している。
色とりどりの糸を見せてくれる客、どう見ても少女だがレニより年上だと言い張り、生き物のように歩く本をいくつも持っている客。
客室の巡回が終われば帳場のヨウエンと交替し、一通りの掃除を終えて宿帳に目を通した。
琥珀屋、地理士、うらない、糸売り、廻り書、などと冗談のような名を辿り、朝にヨウエンが言った通り変わりないことを確かめた。
彼らの出入り口は、この袖寄屋の敷地にあるのだそうだ。
レニにこの旅籠を譲った先代からはそう聞いているが、実際には見たことがない。
かなり長い間それを探してみたが今は諦め、先代に言われるまでもなく、見た目に普通だろうが変わっていようが、宿泊客を詮索したこともない。
国境に接するこのアギトブチの街には事情のある者が多く出入りし、また居着く。
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