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第一章 お帰りなさい、勇者(魔王)さま!
第四話 魔王、村にて。3
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◇ ◇ ◇
「ッ!?」
俺は絶句した。
ーー 本当は何者か。
目の前の老人は確かにそう言った。
獲物を追いかけていたら、逆に捕らえられたような、そんな感覚。
「……」
「……」
点滴が滴るように長い沈黙が続き、凍てついた空気がさらに重くなって行く。
「い、いつから……」
そのことを?
そう、俺が言いかけた、直後、
『全員動くなァッ!!』
バァン! と勢いよく店の扉が蹴り飛ばされ、松明を持ち、顔にターバンのようなものをぐるぐると巻き付けた屈強な男達が3人勢いよく店内に侵入してきた。
警戒しているのかギョロギョロと辺りを睨み付ける。
しかしその男は、店内に居るのが俺とおじいさんだけなのが分かると『意外だな』と言うように顔をしかめた。
『あぁ? なんだガキとジジイだけか…? いつものバカはどうした?』
その手にはサバイバルナイフほどある、短刀。
おじいさんはその男を見ると、ガタッと席を立ちその男を睨み付けた。
「お主らは盗賊!? どうしてまた…!」
おじいさんの後ろから来ていた突き刺すような視線は消え失せ、今度はおじいさんが絶句した。
その顔には驚きと、焦り。
苦虫を噛み潰したように、おじいさんの顔が歪む。
「ギルバートンよ、話しは後じゃ! お前さんは下がっておれ!」
突然、おじいさんは俺を店の隅へ突き飛ばした。
さっきまで俺がいた場所には男の持っていた短剣がヒュドッ! とダーツのように通りすぎ、後ろの壁にズドンと突き刺さる。
あのまま突っ立てたら最悪、死んでたぞ...!?
おじいさんはその剣を壁から引き抜くと、長年使い続けている剣のようにヒュンヒュンと軽く振ってスラリと構えた。
「いつもいつも…いったい何用じゃ!?」
「おいおい、いつも言ってるだろ? 金だよ、カ・ネ。それに、アンタが立て続きに召喚ミスった事バラされてぇのか? えぇ?」
「!」
(召喚をミスった…?)
ふと、村で聞いた話が頭をよぎる。
脅しを効かせると、男は懐からもう一本剣を取り出した。
今度の剣は、さっきよりも長い。
「こ、この前で取引は終わったと言ったじゃろうが!!」
「あぁ? そうだっけぇ? まぁ、この前の分は確かに終わったかも知れねぇなぁ...」
ニヤリと男が悪魔のような微笑みを浮かべる。
「ッ…! お主…!」
おじいさんがその言葉が言い終わらない内に店内の空気が一瞬で冷たくなる。
さらに、おじいさんの持つ短剣にはどこからか蛇のような形をした液体が集まり、グルグルと巻き付いたかと思うと、一瞬で凍りつき、まるで氷柱のように長くなった。
おじいさんはその剣で相手の喉元を襲いにかかった。
フェンシングの突きのような、無駄のない一撃。
しかし、
…ギィンッ!
その攻撃を男は難なく打ち払った。
氷の剣がおじいさんの手から弾き飛ばされる。
ブーメランのようにクルクルと宙を舞ったその剣は年期のはいった店の天井へと刺さった。
体制を崩したおじいさんに追い打ちをかけるように、男はおじいさんの体を蹴り飛ばす。
ダァンッ! とおじいさんは俺の隣に叩きつけられた。
「じいさんッ!?」
キッと男たちを睨み付けて俺は立ち上がった。
「よ、よすんじゃ、ギルバートン…」
今にも殴りかかりそうな俺を、おじいさんは掠れた声で制した。
「で、でもよ! じいさん!」
「よせッ!!」
おじいさんは叫ぶと、またふらふらとおぼつかない足で立ち上がり男を睨み付けた。
しかし、そんな威嚇など気にも止めず、ジリジリと男は歩みよってくる。
「おいジジイ、舐めてんじゃねぇぞ? いいから出せよ? あ?」
男は、バスケットボールを掴むように片手でガシリとおじいさんの頭を掴み上げた。
ドングリのような禿げ頭を近づけ、ドスを効かせる。
「でないと、あの嬢ちゃんがどうなっても知らねえぜ…?」
ニヤリと笑った男はスッと親指で後方を見るように促す。
俺達が向けた視線の先には
「うぅ…」
アンナが男の仲間と思われる人物に両腕を縛り上げられていた。
腕や足には、何ヵ所も殴られたような痛々しい跡がついている。
「アンナ……!?」
おじいさんの怒りで赤くなっていた顔が、みるみる青く変わって行く。
「もし言うことが聞けねぇっつぅんなら…」
ゾクリと嫌な予感が脳裏を過る。
(まさかッ…!?)
俺の不穏な予感は見事的中することとなる。
男が顎でクイッとメリケンを付けた男に合図すると、その男はいきなり拳を振り上げ、すでに項垂れているアンナの顔を躊躇いなく殴り付けた。
バキッ!
パタタッと床に血が飛び散り、アンナが床へ倒れ込む。
その瞬間、
ーー プツン
と、俺の中で何かが切れた。
「アンナァッ!!」
おじいさんが男の腕を振りほどき駆け寄る。
しかし、メリケンを付けた野郎が非情にも蹴り飛ばし、また壁に叩きつけられた。
「…とぉ、横のガキも生かしておくと後々面倒なんだよなぁ……。」
すると、それをみていた男が思い出したように俺を方へ視線を向け、
「おい、始末しろ。」
そのメリケンを付けたクソ野郎に合図した。
「よ、よせ…! そやつは何も…関係なかろう…!?」
おじいさんは叩きつけられてもなお必死の形相で頼みこんでいた。
しかし、男は拳を振り上げると、
「部外者に見られたからには生かしちゃおけねえんだ…よッ!」
躊躇いなく殴り付けた。
ビュンと杭のようなメリケン野郎の拳が俺の顔面を襲う。
ゴッ!
その拳は鈍い音と共に俺の顔面を正確に捉えた。
メリケンが俺の顔にクリーンヒットし、頭が後ろの木製の壁にゴシャッとめり込む。
一般人、ましてやアンナのような女の子が受けたら一発でも死にそうなくらいの威力だ。
野郎はスッキリしたと言わんばかりにニヤケる。
「へへへ……ッ!?」
が、次の瞬間、その顔は歪こととなる。
「この…」
俺は壁に頭をめり込ませたまま、そのクソ野郎の腕を左手でガシッと掴む。
確かに一般人なら死に至るかもな、一般人なら。
でも、
ーー この程度、俺に効くかよ。
「なぁッ…!?」
野郎の目にありありと恐怖の色が映しだされる。
「…ックソ野郎がァァァァァァァアアアアアアッ!!!」
グイッと野郎の腕を千切れるくらいに強引に引き、その汚ない面にいままで怒りで震えていた拳を思いッッッきり叩き込んだ。
バ ギ ィ ッ ! !
「ごぇッ……?!?!」
野郎の顔面に今度は俺の拳がめり込み、コキリッと鼻の骨が砕ける音が聞こえた。
衝撃で潰れそうになる拳を振り切ると、野郎の腕は俺の拘束から解かれ、体は糸の切れた操り人形のように宙を舞って店の入口にまで叩きつけられる。
衝撃でバキャッと扉が外れ、そのままクソ野郎は外へ放り出された。
「「「な…!?」」」
その場に居る俺以外の全員がそれを見て凍りついた。
俺はその中でユラユラと余すことなく殺気を撒き散らせて立ち上がった。
「じいさん、俺が本当は何者か知りたいんだったよなぁ…?」
「……」
おじいさんは何も言わない、何も返さない。
俺はギロリとリーダー格らしき男を睨みつけ、
「今から、教えてやるよ」
漆黒に染まった翼を展開した。
「ッ!?」
俺は絶句した。
ーー 本当は何者か。
目の前の老人は確かにそう言った。
獲物を追いかけていたら、逆に捕らえられたような、そんな感覚。
「……」
「……」
点滴が滴るように長い沈黙が続き、凍てついた空気がさらに重くなって行く。
「い、いつから……」
そのことを?
そう、俺が言いかけた、直後、
『全員動くなァッ!!』
バァン! と勢いよく店の扉が蹴り飛ばされ、松明を持ち、顔にターバンのようなものをぐるぐると巻き付けた屈強な男達が3人勢いよく店内に侵入してきた。
警戒しているのかギョロギョロと辺りを睨み付ける。
しかしその男は、店内に居るのが俺とおじいさんだけなのが分かると『意外だな』と言うように顔をしかめた。
『あぁ? なんだガキとジジイだけか…? いつものバカはどうした?』
その手にはサバイバルナイフほどある、短刀。
おじいさんはその男を見ると、ガタッと席を立ちその男を睨み付けた。
「お主らは盗賊!? どうしてまた…!」
おじいさんの後ろから来ていた突き刺すような視線は消え失せ、今度はおじいさんが絶句した。
その顔には驚きと、焦り。
苦虫を噛み潰したように、おじいさんの顔が歪む。
「ギルバートンよ、話しは後じゃ! お前さんは下がっておれ!」
突然、おじいさんは俺を店の隅へ突き飛ばした。
さっきまで俺がいた場所には男の持っていた短剣がヒュドッ! とダーツのように通りすぎ、後ろの壁にズドンと突き刺さる。
あのまま突っ立てたら最悪、死んでたぞ...!?
おじいさんはその剣を壁から引き抜くと、長年使い続けている剣のようにヒュンヒュンと軽く振ってスラリと構えた。
「いつもいつも…いったい何用じゃ!?」
「おいおい、いつも言ってるだろ? 金だよ、カ・ネ。それに、アンタが立て続きに召喚ミスった事バラされてぇのか? えぇ?」
「!」
(召喚をミスった…?)
ふと、村で聞いた話が頭をよぎる。
脅しを効かせると、男は懐からもう一本剣を取り出した。
今度の剣は、さっきよりも長い。
「こ、この前で取引は終わったと言ったじゃろうが!!」
「あぁ? そうだっけぇ? まぁ、この前の分は確かに終わったかも知れねぇなぁ...」
ニヤリと男が悪魔のような微笑みを浮かべる。
「ッ…! お主…!」
おじいさんがその言葉が言い終わらない内に店内の空気が一瞬で冷たくなる。
さらに、おじいさんの持つ短剣にはどこからか蛇のような形をした液体が集まり、グルグルと巻き付いたかと思うと、一瞬で凍りつき、まるで氷柱のように長くなった。
おじいさんはその剣で相手の喉元を襲いにかかった。
フェンシングの突きのような、無駄のない一撃。
しかし、
…ギィンッ!
その攻撃を男は難なく打ち払った。
氷の剣がおじいさんの手から弾き飛ばされる。
ブーメランのようにクルクルと宙を舞ったその剣は年期のはいった店の天井へと刺さった。
体制を崩したおじいさんに追い打ちをかけるように、男はおじいさんの体を蹴り飛ばす。
ダァンッ! とおじいさんは俺の隣に叩きつけられた。
「じいさんッ!?」
キッと男たちを睨み付けて俺は立ち上がった。
「よ、よすんじゃ、ギルバートン…」
今にも殴りかかりそうな俺を、おじいさんは掠れた声で制した。
「で、でもよ! じいさん!」
「よせッ!!」
おじいさんは叫ぶと、またふらふらとおぼつかない足で立ち上がり男を睨み付けた。
しかし、そんな威嚇など気にも止めず、ジリジリと男は歩みよってくる。
「おいジジイ、舐めてんじゃねぇぞ? いいから出せよ? あ?」
男は、バスケットボールを掴むように片手でガシリとおじいさんの頭を掴み上げた。
ドングリのような禿げ頭を近づけ、ドスを効かせる。
「でないと、あの嬢ちゃんがどうなっても知らねえぜ…?」
ニヤリと笑った男はスッと親指で後方を見るように促す。
俺達が向けた視線の先には
「うぅ…」
アンナが男の仲間と思われる人物に両腕を縛り上げられていた。
腕や足には、何ヵ所も殴られたような痛々しい跡がついている。
「アンナ……!?」
おじいさんの怒りで赤くなっていた顔が、みるみる青く変わって行く。
「もし言うことが聞けねぇっつぅんなら…」
ゾクリと嫌な予感が脳裏を過る。
(まさかッ…!?)
俺の不穏な予感は見事的中することとなる。
男が顎でクイッとメリケンを付けた男に合図すると、その男はいきなり拳を振り上げ、すでに項垂れているアンナの顔を躊躇いなく殴り付けた。
バキッ!
パタタッと床に血が飛び散り、アンナが床へ倒れ込む。
その瞬間、
ーー プツン
と、俺の中で何かが切れた。
「アンナァッ!!」
おじいさんが男の腕を振りほどき駆け寄る。
しかし、メリケンを付けた野郎が非情にも蹴り飛ばし、また壁に叩きつけられた。
「…とぉ、横のガキも生かしておくと後々面倒なんだよなぁ……。」
すると、それをみていた男が思い出したように俺を方へ視線を向け、
「おい、始末しろ。」
そのメリケンを付けたクソ野郎に合図した。
「よ、よせ…! そやつは何も…関係なかろう…!?」
おじいさんは叩きつけられてもなお必死の形相で頼みこんでいた。
しかし、男は拳を振り上げると、
「部外者に見られたからには生かしちゃおけねえんだ…よッ!」
躊躇いなく殴り付けた。
ビュンと杭のようなメリケン野郎の拳が俺の顔面を襲う。
ゴッ!
その拳は鈍い音と共に俺の顔面を正確に捉えた。
メリケンが俺の顔にクリーンヒットし、頭が後ろの木製の壁にゴシャッとめり込む。
一般人、ましてやアンナのような女の子が受けたら一発でも死にそうなくらいの威力だ。
野郎はスッキリしたと言わんばかりにニヤケる。
「へへへ……ッ!?」
が、次の瞬間、その顔は歪こととなる。
「この…」
俺は壁に頭をめり込ませたまま、そのクソ野郎の腕を左手でガシッと掴む。
確かに一般人なら死に至るかもな、一般人なら。
でも、
ーー この程度、俺に効くかよ。
「なぁッ…!?」
野郎の目にありありと恐怖の色が映しだされる。
「…ックソ野郎がァァァァァァァアアアアアアッ!!!」
グイッと野郎の腕を千切れるくらいに強引に引き、その汚ない面にいままで怒りで震えていた拳を思いッッッきり叩き込んだ。
バ ギ ィ ッ ! !
「ごぇッ……?!?!」
野郎の顔面に今度は俺の拳がめり込み、コキリッと鼻の骨が砕ける音が聞こえた。
衝撃で潰れそうになる拳を振り切ると、野郎の腕は俺の拘束から解かれ、体は糸の切れた操り人形のように宙を舞って店の入口にまで叩きつけられる。
衝撃でバキャッと扉が外れ、そのままクソ野郎は外へ放り出された。
「「「な…!?」」」
その場に居る俺以外の全員がそれを見て凍りついた。
俺はその中でユラユラと余すことなく殺気を撒き散らせて立ち上がった。
「じいさん、俺が本当は何者か知りたいんだったよなぁ…?」
「……」
おじいさんは何も言わない、何も返さない。
俺はギロリとリーダー格らしき男を睨みつけ、
「今から、教えてやるよ」
漆黒に染まった翼を展開した。
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