エンリルの風 チートを貰って神々の箱庭で遊びましょ!

西八萩 鐸磨

文字の大きさ
18 / 49

17.一緒にいたい

しおりを挟む
「ふにゅ~~~」


 エルに色々とレクチャーを受けて、ようやく開放された俺は、コリンと自分たちの部屋へ戻ってきた。

 シカルを結構飲んだので、腹がパンパンだ。


「にゅにゅにゅ~~」

「コリン~。一緒に寝るとは言ったけど、なんでベッドの上で転がっているんだ?」

「にゅ?だって、楽しいんだもん」

「さよデスカ・・・」


 それにしても、本当にこの子がエルと手合わせできたのか?


「なあコリン、できたらでいいんだけど、お願いしてもいいか?」

「ぷは~~!にゃに?」


 俺の枕に顔をうずめて、香りを堪能していたコリンが、キョトンとこっちを見る。

 何をやっているんだか・・。


「お前のステータスを、見せてくれないかな?」


 駄目なのは分かっている。

 だが、見ておかないと駄目なような気もするんだ。


「・・・・・セイヤお兄ちゃんになら、見せてもいいけど。・・・そのかわり、コリンのお願いも聞いてくれる?」


 コリンが、なぜかとても不安そうな顔で聞いてきた。

 どうして、そんな表情かおをするんだろう?


「あ、ああ。・・聞くよ。な、なんだ?」

「・・・・コリンのこと嫌いにならないで欲しいの。そして、ずぅーーと一緒にいて欲しいの」


 ベッドの上に四つん這いになり、俺の顔を覗き込む。


「・・・・き、嫌いになるわけ無いだろう。コリンは、可愛くてとってもいい子だし・・」

「何があっても、一緒にいてくれる?」


 なぜ、そんなに不安そうな顔をするんだ?

 可愛いと言われたコリンの表情は、嬉しそうに微笑んではいたが、それはとても儚いはかない笑顔だった。


「大丈夫だ、どんなことがあっても、一緒にいる」


 俺は、そんなコリンの頭に手を置いて、優しく撫でてあげながら言った。


「ほんと?コリンのこと、独りにしない?」

「ああ、ホントだ」

「良かった!」


 コリンは、心底安堵したような表情で、笑った。


「じゃあ、見てもいいよ」

「ありがとう、見せてもらうな」

「うん」


 俺は、コリンに『鑑定』スキルを使った。




***************




「・・・・・突っ込みどころが多すぎる」


 全体的に、チートスキルなのはいい・・・良かないけど。


「ウカノミタマの加護ってどういうことだ?」

「だってコリン、きつねだもん」


 そうじゃなくて、ウカノミタマさまって地球(日本)の神様だろ?

 それに、俺と同じ加護・・・。


「それに、称号が『追いかけしもの』?」


 何を、誰を追いかけるんだ?


「・・・」


 コリンが、両手の人差し指を突き合わせて、モジモジしている。


「・・・を追いかけてきたの」

「ん?」

「セイヤお兄ちゃんを追いかけてきたの!!!」


 それって!

 え!?


「俺、きつねに知り合いなんていないぞ?」

「助けてくれたじゃない!黒くておっきくて、目玉がこ~んなのに!」


 コリンはそう言って、人差し指と親指で、まぶたを広げてみせた。


「ああ!あの時の!!」


 あの子ぎつねが、コリン?


「まさか!」

「えへ」


 コリン、おまえ・・・どうして・・。


「なんでこんなとこまで、追いかけてきたんだよ!せっかく助かったのに!」

「だって・・・」


 異世界こっちに来たということは、地球あっちでは、死んじゃったってことだろ?


「それに、親きつねとか、兄弟きつねとかが、悲しむだろ」

「みんな死んじゃったもん・・」

「なっ、だからってお前まで死ぬことは!」

「コリンは、ちゃんと長生きしたよ。セイヤお兄ちゃんのおかげで」


 え?


「天寿を全うして死ぬときに、ウカノミタマさまが、あたしのお願いを聞いてくれたの」

「お願い?」

「セイヤお兄ちゃんにもう一度会いたいって、会ってずっと一緒にいたいって」

「コリン、おまえ・・・」


 俺は、頭が真っ白になって、胸の奥が熱くなる感覚がした。


「いいよね?一緒にいていいよね?」

「いいに決まってるだろ!!」


 俺は、コリンのことを力いっぱい抱きしめていた。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 そのあと、コリンのステータスをもう少し詳しく見ていった。

 まず、『ステータスポイント』がある。


「俺とおんなじじゃん」


 もしかして、これって俺たち転生・転移者だけの、特別システムか?

 
 ユニークスキルも、ほぼ俺と同じだな。

 これも、標準仕様か?


 問題は、固有能力だ。


「ステータス自動配分ってなんだ?」

「なんかね、コリンよくわかんないから、エア神さまが付けてくれたの」


 なるほどね、便利ちゃあ、便利か。

 オン・オフできるんだな。


「こっちの『模倣』は?」

「わかんない」


 説明見りゃいいだろう・・・(直前に見た魔法を1度だけ真似できる。ただし保有魔力量に依存する)・・・なんだこれ?

 魔力量さえ育てとけば、自分の知らない、会得していない魔法でも放てるってことだよな。

 ただ、使い所を考えないと、1回使って失敗したら終わりだから、意外と使い勝手悪いかも。


「あんまり使う場面ないかもな」

「そなの?」

「ああ、使う時は俺が言うから、それまではなるべく使うな」

「わかった」



 にしてもアレだな、俺と同じシステムだとしたら、経験値をどんどん獲得させたほうが強くなるし、その分安全性が増すってことだよな。

 でも、そうは言ってもまだ5歳の女の子だしなあ・・・。


「どうすれば、いいのか・・・」


 よく考えないとな。



***************


 朝になった。

 今朝も、俺の懐にハマって丸くなっているコリン。


「おい、コリン。朝だぞ」

「むにゅ・・・」


 まったく起きる気配がない。


「起きろ。朝だ!」

「・・・『あさ』さんは、きょうはお休みだって・・・」

「んなわけあるか!」




「エル、おはよう!」

「ほはようほはいま~す」

「おはよ。コリンは、まだお眠のようね」


 右手の甲で、目をこすりながら俺のあとについてきたコリンに、エルが微笑みながら言った。



「今日はどうする?あたしと手合わせする?」


 朝ごはんを食べながら、エルが聞いてきた。


「いや、悪いけど今日も依頼を受けてみようと思う」

「そ、じゃあ、あたしも今日は依頼をこなそうかな」


 俺は、昨日のエルのアドバイスを聞いて、できるだけ経験を多く積んだほうがいいと思い、そう言った。


「でも、コリンはどうするの?」

「コリン、留守番できるか?」

「一緒がいい!」


 コリンが、俺の腕に飛びついてくる。


「でもまだ、冒険者登録もできないしな・・・」


 俺は、そんなコリンを見ながら迷った。


「別にいいじゃない、報酬はもらえないけど経験値は入るし、コリンの実力ならDランクの魔物くらいならいけると思うわよ」

「んー・・まあ、たしかに・・」

「それに、あたしが冒険者になったときより、よっぽど今のコリンの方が強いし」

「そうなのか?」

「ええ、そうよ!」


 なんか、エルが少し怒ってる。

 俺のせいか?

 コリンは、キラキラした目で俺のことを見つめている。


「・・・・分かった、そうするよ。でもコリン」

「ん?」

「俺のそばから、絶対離れるなよ!」

「うん!!」


 とびっきりの笑顔・・・これから俺は、どんなに強くなっても、この笑顔には勝てないんだろうな・・・。 



**************************

 あれから1週間が、あっというまに過ぎた。

 俺とコリンは、2人で森に入って、EランクとDランクの依頼をこなし続けた。

 3日目くらいには、だいたいの1日当たりのこなせる量が把握出来たので、4日目からは、1日のノルマを設定し、達成後は、コリンの経験値稼ぎに使った。

 エルの言う通り、コリンの強さは本物で、Dランクの魔物を普通に狩ることができた。

 コリンは、さすがに元肉食性のきつねだけあって、獲物を狩ることに戸惑いは無いようだった。


「それにしても、レベルって全然上がらないなあ」

「ほにょ?コリンは上がったよ」


 俺の今のレベルは、6だ。

 ちなみにコリンは、3。

 ほとんど差がない。

 どうも、得られる経験値に、ブーストは無いみたいだ。

 この世界の、一般人と変わらない。

 まあ、その分バカみたいなステータス数値のおかげで、大量に魔物を狩れるから、その上昇スピードは、他人に比べれば、速いのかもしれないが・・。


「所持金も、281.5万シケル・・・。そのうち家を買える勢いだ」

「あたしたち、お金持ち?」

「ああ、つい一週間前に無一文だったとは思えないな」

「じゃあ、いっぱいご飯食べれるね!」

「お前は、食べることばっかだなあ」


 ニカッと笑うコリンに、俺は呆れ顔で言って、その頭をぽんぽんと叩いた。


「そろそろ、エルにあれをお願いしようかな」

「何を?」

「特訓さ」

「とっくん?」

「コリンもやって貰っただろう?棒でこう・・・」

「???・・あっ!分かった!!コンコンコン!!!」

「ははは。そう、コンコンコンだ」


 よし、あとでエルに頼んでみよう。



***************



『ファイヤボール』

「アイスボール!」


 俺が放った魔法が、打ち消された。

 氷魔法!?


「せやっ!」

「はっ。甘い!」

「くっ」


 俺は一瞬の戸惑いを振り払って、打ち込んだが、アッサリとギリギリでかわされてしまい、逆に攻め込まれる。


「こうよ!アイスウォール」


 間合いが広がった瞬間、エルが見たことのない魔法を放った。

 えっ!?

 足が!!

 足元が、凍りついて動けない。


「なにアタフタしているの!」

「む」


 再び間合いを詰めてきたエル、打ち込んでくる。

 俺は、スキルとステータス数値頼りで、その攻撃を返し続けるが、足が動かないため、どんどん劣勢になっていく。


「ふん!」


 バリバリバリバリ!

 俺は、力まかせに凍った地面ごと足を引き抜いた。


「なんなの!その馬鹿力!!」


 意表をつかれたエルが、一瞬バランスを崩した。


「そこだ!」

「まだまだ!」



***************


 エルとの手合わせは、魔法レベルは2までを上限として、木刀を使ってやった。

 それでも、ステータス的には圧倒的に俺が上だと思ったんだが、結果は惨憺たるものだった。


「ほんとあんたって、無駄な動きが多すぎる。(もったいなさすぎて、だんだんムカついてくるわ!)」

「結構、この一週間頑張ったんだけどなあ・・」


 たしかに、スピードと攻撃力は俺のほうが断然上回っているんだけど、応用力というか、意外性というか、要するに最後のところで持って行かれちゃうのだ。


「魔法も、なんで基本の3種ばっかりなの?」

「え?だって、それしか出来ないし・・」 

「いい?あたしの氷魔法は、ユニークスキルだからちょっと違うんだけど、でも、元々水と風と火の属性持ちだからこそ取得できたの」

「お、おお。・・そんな事もできるんだ」

「そうじゃなくて、あんた魔力操作っていう便利そうな固有能力を持っているんでしょ?」

「そ、そういえば」

「普通の人は、とてつもない努力の末に、基本の魔法の他に様々な魔法を取得していくの。そして、そのために、ただボールやウォールを作るだけじゃなく、力加減や発動の方向なんかを工夫して、例えばファイヤなら小さな灯火から、あたりを焼き尽くす豪火みたいな巨大な炎を操れるようにするのよ」

「なるほど!俺は、なにも工夫せずに、ただバンバン魔法を放ってただけだったのか」

「そう、ほんと単純バカね」

「悪かったな」

「(ホントは、そういう真っ直ぐなところがいいというか・・・)」

「え?」

「なんでもないわよ!だから、そのスキルを使って色々試して練習と工夫を繰り返せば、きっと氷魔法どころか雷魔法も使えるようになるわ。・・あ、聞くの忘れてたけど、どうせ全属性持ちなんでしょ?」

「な、なんで分かったの?」

「バカみたいなスキルばっか持ってるからよ。(エア神さまの言っていることから考えれば分かるわよ)」

「そんな、バカバカ言うなって」

「いいから、その辺考えなら、もう一回行くわよ!」

「お、おい!!」

「セイヤお兄ちゃん頑張って~~~。」


 5個目の綿アメを食べながら、コリンが手を振った。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果

てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。 とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。 「とりあえずブラッシングさせてくれません?」 毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。 そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。 ※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜

具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」 居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。 幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。 そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。 しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。 そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。 盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。 ※表紙はAIです

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公 じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい …この世界でも生きていける術は用意している 責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう という訳で異世界暮らし始めちゃいます? ※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです ※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています

異世界に来ちゃったよ!?

いがむり
ファンタジー
235番……それが彼女の名前。記憶喪失の17歳で沢山の子どもたちと共にファクトリーと呼ばれるところで楽しく暮らしていた。 しかし、現在森の中。 「とにきゃく、こころこぉ?」 から始まる異世界ストーリー 。 主人公は可愛いです! もふもふだってあります!! 語彙力は………………無いかもしれない…。 とにかく、異世界ファンタジー開幕です! ※不定期投稿です…本当に。 ※誤字・脱字があればお知らせ下さい (※印は鬱表現ありです)

転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。 〜あれ?ここは何処?〜 転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

処理中です...