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34.だまされた!
しおりを挟むそうかあ、アイリスもニンフルサグ神さまに会ったのか・・。
じゃあ、何かしら能力を貰っている可能性があるな。
あとで聞いてみよう。
「それで、俺と一緒に旅がしたいって言ったのか。・・・でも、俺がそのある人とは限らないと思わなかったの?」
俺がそう言ってみると・・。
「「「そんなの分かりきったことじゃない!」」」
アイリス以外の3人に言われてしまった。
「さよですか・・」
「ハイ!」
俺が鼻白む一方で、アイリスはパッと破顔して言った。
「話が色んな方向に行っちゃったけど、スザンヌさん、こんな感じで大体ご納得いただけたでしょうか?」
なんとなく形勢が悪いみたいなので、俺は話をまとめるため、スザンヌさんへ振ってみた。
「う~~ん、だいたいねえ・・細かいところはあれだけど、まあ、すっごく面白そうっていうのは分かったわ!」
なんでそんなに、ノリが軽いんだか・・・。
「そうですか・・・。それで、明日なんですけど?」
俺は半ば諦めの境地で、言った。
「イシュタル神殿へ行くってことでいいですか?」
「そうね、いいんだけど・・・悪いけど、先に冒険者ギルドの王都本部へ寄ってもいいかしら?」
スザンヌさんは、またも右手を頬に当てて、言ってきた。
「ああ、そうですね。すっかり忘れてました。じゃあ、先にギルドっていうことで・・素材も売っちゃいたいですし。みんなもいいかい?」
俺は、顔を見回して聞いた。
「いいわ。Aランク以上の冒険者は、1度ギルドに顔を出す必要があるし」
エルが、うなずく。
「コリンは、セイヤお兄ちゃんといつも一緒~(みゃお~ん)!」
そりゃそうだ。
「アイリスもいいか?」
「はい、ボクもこの際ですから、冒険者登録をしておこうと思います」
「そうね。そうすれば、あたしたちのパーティーに入れるしね」
スザンヌさんが、大きく頷いた。
「・・・って、あなたとパーティー組んだ覚えないんですけど!!」
俺は、飲みかけの水を吹き出して声を上げた。
「あら、エア村出る時に設定しといたんだけど、言ってなかったかしら?」
「いつのまにーー?!」
・・はっ!
もしかしてあれかあ?!
特別ランクアップのために、ギルドカードを預けていたときか?
「・・・やられた」
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「さあて、俺も風呂入って寝るかなあー!」
それにしても、転移して初めての風呂だあ!!
チョー久しぶり!
「コリンも一緒に入る~~!」
「え?」
いや、それはマズイでしょう。
イロイロと・・・。
哀しい目をしている・・・どうしよう。
「だめだ。俺は、一人でゆっくり入りたいんだ。頼む!」
土下座をしてお願いする。
「ええーーーー!!!やだーー!」
ひえ~、どうしよ。
「コリン、あたしと一緒に入ろ?」
おお、女神様がいらっしゃった!
「うん!エルお姉ちゃんと入る~~!」
「じゃあ、うちらの部屋へおいで」
コリンが、エルたちの部屋へ行った。
「エル~、ありがとなー!」
「貸しね」
・・・ハイ。
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