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妹がいなくなった
ハリーが恋しいもの…
しおりを挟む最近フィーナは時折ブラウニー家へ行くようになった。月に一度お泊りもする。
今日も昼からブラウニー家へ行き、フィーナはお泊りしてくる。アーサー父様もローラ母様も可愛い孫が泊まるのをとても喜んでくれ、いつでも歓迎してくれている。
それにブラウニー家を継ぐと決めたフィーナにチャーリーは勿論だけど、アーサー父様もローラ母様も少しづつ領地の事を教えている。
ハリーも勿論泊まりに行くんだけど…。
ハリーは何故か夜になると帰ってきちゃうの。今日もチャーリーが迎えに行ったわ。
「帰ったよ」
「おかえりなさい。ハリーは?」
「途中で寝たから部屋に寝かせてきた」
「そう」
「フィーナに笑顔で手をふられたよ」
「ふふっ」
「笑い事じゃないからね?俺は寂しいよ」
「ふふっ」
「エリー慰めてよ」
「はいはい」
私はチャーリーを抱きしめ、
「フィーナも父様と離れて寂しいと思ってるわよ」
「いや、あれは寂しいとは思ってないね」
「そうかしら」
「満面の笑みで手をふられたんだよ?お父様おやすみって」
「ふふっ」
「ハリーに聞いたんだ。姉様がいなくて寂しい?って」
「そしたら?」
「姉様がいなくて寂しいけど、家の布団の方が良いって」
「布団?」
「一度泊まった時に寝心地が悪くて眠れなかったらしい」
「寝心地?チャーリーの家の布団、ふかふかで寝心地良かったわよ?」
「きっと自分の匂いとか安心出来るのが自分の布団なんじゃないかな?」
「なら自分の布団が恋しくて帰ってくるの?」
「そうみたいだね」
「なら泊りに行かなければよくない?」
「ほら、そこはハリーも父上や母上、フィーナと過ごしたいんじゃないかな?」
「それは分かるわよ?」
「まあ迎えに行くだけだし、それにハリーはまだまだ子供なんだなって思えて嬉しいよ」
「フィーナは自分の決意も目指すものも見つけたから」
「それでもまだまだ可愛い俺達の子供だけどね」
「そうね」
チャーリーと寝ているハリーの部屋を見に行ったら、ハリーは布団に包まり幸せそうに眠っていた。
本当に布団が恋しくて帰ってきたのね…。
ハリーの寝顔を見て、
「幸せそうに寝ているね」
「ふふっ、そうね」
「俺達も寝ようか」
「そうね」
私達は夫婦の寝室へと戻った。
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