2 / 6
思った以上に話飛んだ話
しおりを挟む
むぅ…!今、旅支度をしているが魔王が一体何処に居るのか分からない。重要な事なのに。とりあえず、漫画とゲームを参考にすると、高く険しい岩山にある城…にいるかもしれない…!だが、その高く険しい岩山が何処にあるか分からないから今困ってんだよね。はい、振り出しに戻った。
うーん、スマホがあれば、パッと検索できるのに…よし、ここはその辺に居る人に話を聞こう。今、家に居るのは…お姉ちゃん。多分お姉ちゃん。さぁ、お姉ちゃんの部屋に突撃ダァー!
コンコン「お姉ちゃん。少し聞きたいことがあってね。入っていい?」
ビクッ「はーいどうぞ。ああ、マリー。どうしたの?図面の書き方で分からない所があった?」
「あ、ううん、あのさ魔王ってどこに居るの?」
「何?藪から棒に。魔王の居場所なんて聞いてどうするの?」
「いや、倒しに行こうかなと…。」
「はぁ!?あなた、自分が何を言っているのか分かってる!?あの魔王を倒すなんて…馬鹿なこと言わないで。」
「でも…。」
「マリー、あなたの夢は応援しようって思ってるの。でも魔王を倒すなんて…。そんなのは勇者に任せておきなさい。」
「え、私は勇者じゃないの!?」ヒダリテガバー
「あのね、マリー。話は飛んじゃうけどあなたが成人するまで言わないでおこうかなって思ってたことがあるんだけど…。聴きたい?」
コクコク
「マリー、あなたはねお母さんの本当の子供じゃないの。」
「えっ。」
「あなたは、孤児院から引き取った子よ。院長先生から聞いた話によるとね、あなたの産みのお母さんは精神を病んでしまって次第に、自分は魔王だと思い込むようになってしまったんだって。そんな時、あなたを出産したの。その時、精神は少し良くなったんだけど、また自分は魔王だと思い込むようになってしまった。
自分は魔王だから皆を傷つけてしまう、私はとても醜いから皆に嫌われている、そしてそのうち
自分は世界を滅ぼしてしまうかもしれないって思うようになり、そうだ私を殺す人が居ればいいんだ。ってなって突発的にあなたの左手にその勇者の証もどきの入れ墨を入れた。その後、あなたのお父さんがあなたを孤児院にいれ、今のお母さんがあなたを引き取った。
ごめんね、上手く纏めれなくて。」
「いや、大丈夫。ありがとう話してくれて。じゃがんばってね。」
「ごめんね…。」
そうだったか。実の母親がいれた入れ墨。私は勇者じゃなかった。なんだ、安心した。女神様に、お仕事はなんでも良いよと言ったから、勇者になったのでは無いかと、心配になった。
あああ、でもでも、せっかく旅支度したのに!それに旅したいしなぁ。
フトンボフー そういえば、女神がなんか言ってたな。魔法を使えるとかなんとか…。あ、後スキルがなんとかとか言ってたな。町の外れにある森に行ってスキルとかを確認しよーっと。
そして、体力をつけるッ…。
次回!王道テンプレの予感!
うーん、スマホがあれば、パッと検索できるのに…よし、ここはその辺に居る人に話を聞こう。今、家に居るのは…お姉ちゃん。多分お姉ちゃん。さぁ、お姉ちゃんの部屋に突撃ダァー!
コンコン「お姉ちゃん。少し聞きたいことがあってね。入っていい?」
ビクッ「はーいどうぞ。ああ、マリー。どうしたの?図面の書き方で分からない所があった?」
「あ、ううん、あのさ魔王ってどこに居るの?」
「何?藪から棒に。魔王の居場所なんて聞いてどうするの?」
「いや、倒しに行こうかなと…。」
「はぁ!?あなた、自分が何を言っているのか分かってる!?あの魔王を倒すなんて…馬鹿なこと言わないで。」
「でも…。」
「マリー、あなたの夢は応援しようって思ってるの。でも魔王を倒すなんて…。そんなのは勇者に任せておきなさい。」
「え、私は勇者じゃないの!?」ヒダリテガバー
「あのね、マリー。話は飛んじゃうけどあなたが成人するまで言わないでおこうかなって思ってたことがあるんだけど…。聴きたい?」
コクコク
「マリー、あなたはねお母さんの本当の子供じゃないの。」
「えっ。」
「あなたは、孤児院から引き取った子よ。院長先生から聞いた話によるとね、あなたの産みのお母さんは精神を病んでしまって次第に、自分は魔王だと思い込むようになってしまったんだって。そんな時、あなたを出産したの。その時、精神は少し良くなったんだけど、また自分は魔王だと思い込むようになってしまった。
自分は魔王だから皆を傷つけてしまう、私はとても醜いから皆に嫌われている、そしてそのうち
自分は世界を滅ぼしてしまうかもしれないって思うようになり、そうだ私を殺す人が居ればいいんだ。ってなって突発的にあなたの左手にその勇者の証もどきの入れ墨を入れた。その後、あなたのお父さんがあなたを孤児院にいれ、今のお母さんがあなたを引き取った。
ごめんね、上手く纏めれなくて。」
「いや、大丈夫。ありがとう話してくれて。じゃがんばってね。」
「ごめんね…。」
そうだったか。実の母親がいれた入れ墨。私は勇者じゃなかった。なんだ、安心した。女神様に、お仕事はなんでも良いよと言ったから、勇者になったのでは無いかと、心配になった。
あああ、でもでも、せっかく旅支度したのに!それに旅したいしなぁ。
フトンボフー そういえば、女神がなんか言ってたな。魔法を使えるとかなんとか…。あ、後スキルがなんとかとか言ってたな。町の外れにある森に行ってスキルとかを確認しよーっと。
そして、体力をつけるッ…。
次回!王道テンプレの予感!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
6
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる