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隣町のパリシイ
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「疲れました~。」
「お、お疲れさん。」
「思ったよりも人が多くていつもより早く売れました!」
「良かったね。」
「そういえばマリーさん、ここに用事が有るとか言ってませんでした?」
「あ、そうそう。パリシイって子を探してるんだけど…。」
「あー…パリシイ。」
「どうかした?」
「いえ、なんでもありません。では、パリシイの所へ行きましょうか。」
「うぃ。」
三十分経過・内訳 山登り
ゼェゼェ「疲れたーッ!」
「いやぁ、堪えますね。」フゥ
「で、ここがパリシイの居る所?」お屋敷ドーン
「はい。…あの、本当に入るんですか?」
「うん。当り前じゃん、ここまで来たらもう引き返せないよ。」訳 また来るのは嫌だ
「あぁ。そうですか。」
「いざ!」コンコン
ギィー「どちら様でしょうか?」
「私は隣町からやってきました。マリーです。」
「あぁ、マリー様。ご用件は何でしょう?」
(物腰の柔らかい老婦人)
「ええっと、パリシイって子いる?」
「いますよ。ハァー、パリシイがまた他所様にご迷惑をおかけしたのかしら?」
「…はぁ?」
「あ、あれ?違いました?」
「えっと、私はパリシイにスキル?とかを見てもらいたくて、こちらに来たんですけど…。」
「えっ、あ、そうなんですね!パリシイ!パリシイ!お客様よ。早く出てきなさい!」
ダダダ
パ「なんだよババアー!呼び捨てにすんな!」
屋敷から出てきたのは中学生ぐらいの赤毛の少女。ボサボサの髪、攻撃的な目。ヤンキーっぽい。まいったな、私のパリシイ像(儚げなイメージだった)が完全に崩れ去ったぞ。
老「産みの親に向かって何よ!その言葉使いは!?」
そこからしばらく親子喧嘩にて割愛
・
・
老「ごめんなさい、お見苦しい所を見せてしまって…。ほら、謝りなさい。」
パ「もーしわけありませんでしたぁ。」
マ「いえいえ、別に気にしてませんから。この年頃の子はこんな感じですよ。あの、それよりスキルの事で…。」
パ「あぁ、鑑定ね。じゃ、手ぇ出して。」
手スッ
パ「子育てなどは上手く行かないでしょう。結婚しても、悲しみに打ちひしがれるというのが出ています。浮気は一切しないでしょう。…ど、当たった?」
(これって手相占いじゃ…。)
パ「ごめんって、そんな顔しないでよ。ちゃんとスキルの鑑定するから。じゃ、あたしの目ぇ見て。」
ジッ<●><●>
パ「ふんふん、マリーはレベル-2…。スキルは、攻撃力アップ、魔力量アップ適応属性は火に雷に氷ねぇ。能力は、不死鳥呼び出し…氷竜の槍装備。」
マ「はぁ。」
なんだ、身分証に有ることしか言ってないじゃん…。あ、でもレベルが-2って何?
パ「マリーだっけ。あんた凄いよ。魔力量アップがある人、全世界で3ぐらいしか報告例がないよ。あと、まだ他にスキルがある。」
マ「本当に?」
パ「ホントだよ。他のスキルはレベルが上がらないと見れないけど。」
マ「そうなんだ…。レベル上げかぁ。」
パ「レベル上げないとやばいよ。あんた-2じゃん。-10になったらその歳で寝たきりばあちゃんになるよ。」
マ「ファッ!?早く何とかしないと…。」
パ「レベル上げにはダンジョンに行ってひたすら魔物を倒すのが良いんだけど…。」
マ「それってレベル-2でも生き延びれる?」
パ「無理。と言いたいところだけど、あんた能力もすごいからね。多分生き残れるよ。」
マ「あの、話逸れるけど能力ってどうやって使うの?あと、魔法とか魔力量とかあまりわからないんだけど…。」
パ「能力は、あんたの場合は頭の中で不死鳥召喚とか氷竜の槍装備とか呟けばいいと思う。
魔法はそれ専門の資格を持ってる人じゃないと分からん。能力じゃ魔法で使う魔力は消費しない。あ、そろそろ帰ったほうがいいよ。この辺じゃ吸血鬼が出る。別に泊まってってもいいけど、この家は来訪者にワインビネガーを掛ける霊がいるよ。どうする?」
マ「そろそろお暇します。長い時間ありがとうございました。」
パ「あ、これあげる。」ゴソゴソ スッ
マ「この紙は?」
パ「最寄りのダンジョンへの地図。それとあたしんちの住所。あんたここ来るの嫌でしょ?なにか聞きたいことがあったら手紙頂戴。」
マ「え、ありがとう。あ、じゃあ私の住所も…。」
パ「大丈夫!全部知ってる。」
マ「は?」
「さぁ、早く帰ったほうがいいよ。じゃあね。手紙頂戴ね。」
文通仲間が出来た!個人情報保護法をガン無視しているぞ!
次回!ダンジョン攻略!
~不死鳥は魔女の言うことをきくのか~
「お、お疲れさん。」
「思ったよりも人が多くていつもより早く売れました!」
「良かったね。」
「そういえばマリーさん、ここに用事が有るとか言ってませんでした?」
「あ、そうそう。パリシイって子を探してるんだけど…。」
「あー…パリシイ。」
「どうかした?」
「いえ、なんでもありません。では、パリシイの所へ行きましょうか。」
「うぃ。」
三十分経過・内訳 山登り
ゼェゼェ「疲れたーッ!」
「いやぁ、堪えますね。」フゥ
「で、ここがパリシイの居る所?」お屋敷ドーン
「はい。…あの、本当に入るんですか?」
「うん。当り前じゃん、ここまで来たらもう引き返せないよ。」訳 また来るのは嫌だ
「あぁ。そうですか。」
「いざ!」コンコン
ギィー「どちら様でしょうか?」
「私は隣町からやってきました。マリーです。」
「あぁ、マリー様。ご用件は何でしょう?」
(物腰の柔らかい老婦人)
「ええっと、パリシイって子いる?」
「いますよ。ハァー、パリシイがまた他所様にご迷惑をおかけしたのかしら?」
「…はぁ?」
「あ、あれ?違いました?」
「えっと、私はパリシイにスキル?とかを見てもらいたくて、こちらに来たんですけど…。」
「えっ、あ、そうなんですね!パリシイ!パリシイ!お客様よ。早く出てきなさい!」
ダダダ
パ「なんだよババアー!呼び捨てにすんな!」
屋敷から出てきたのは中学生ぐらいの赤毛の少女。ボサボサの髪、攻撃的な目。ヤンキーっぽい。まいったな、私のパリシイ像(儚げなイメージだった)が完全に崩れ去ったぞ。
老「産みの親に向かって何よ!その言葉使いは!?」
そこからしばらく親子喧嘩にて割愛
・
・
老「ごめんなさい、お見苦しい所を見せてしまって…。ほら、謝りなさい。」
パ「もーしわけありませんでしたぁ。」
マ「いえいえ、別に気にしてませんから。この年頃の子はこんな感じですよ。あの、それよりスキルの事で…。」
パ「あぁ、鑑定ね。じゃ、手ぇ出して。」
手スッ
パ「子育てなどは上手く行かないでしょう。結婚しても、悲しみに打ちひしがれるというのが出ています。浮気は一切しないでしょう。…ど、当たった?」
(これって手相占いじゃ…。)
パ「ごめんって、そんな顔しないでよ。ちゃんとスキルの鑑定するから。じゃ、あたしの目ぇ見て。」
ジッ<●><●>
パ「ふんふん、マリーはレベル-2…。スキルは、攻撃力アップ、魔力量アップ適応属性は火に雷に氷ねぇ。能力は、不死鳥呼び出し…氷竜の槍装備。」
マ「はぁ。」
なんだ、身分証に有ることしか言ってないじゃん…。あ、でもレベルが-2って何?
パ「マリーだっけ。あんた凄いよ。魔力量アップがある人、全世界で3ぐらいしか報告例がないよ。あと、まだ他にスキルがある。」
マ「本当に?」
パ「ホントだよ。他のスキルはレベルが上がらないと見れないけど。」
マ「そうなんだ…。レベル上げかぁ。」
パ「レベル上げないとやばいよ。あんた-2じゃん。-10になったらその歳で寝たきりばあちゃんになるよ。」
マ「ファッ!?早く何とかしないと…。」
パ「レベル上げにはダンジョンに行ってひたすら魔物を倒すのが良いんだけど…。」
マ「それってレベル-2でも生き延びれる?」
パ「無理。と言いたいところだけど、あんた能力もすごいからね。多分生き残れるよ。」
マ「あの、話逸れるけど能力ってどうやって使うの?あと、魔法とか魔力量とかあまりわからないんだけど…。」
パ「能力は、あんたの場合は頭の中で不死鳥召喚とか氷竜の槍装備とか呟けばいいと思う。
魔法はそれ専門の資格を持ってる人じゃないと分からん。能力じゃ魔法で使う魔力は消費しない。あ、そろそろ帰ったほうがいいよ。この辺じゃ吸血鬼が出る。別に泊まってってもいいけど、この家は来訪者にワインビネガーを掛ける霊がいるよ。どうする?」
マ「そろそろお暇します。長い時間ありがとうございました。」
パ「あ、これあげる。」ゴソゴソ スッ
マ「この紙は?」
パ「最寄りのダンジョンへの地図。それとあたしんちの住所。あんたここ来るの嫌でしょ?なにか聞きたいことがあったら手紙頂戴。」
マ「え、ありがとう。あ、じゃあ私の住所も…。」
パ「大丈夫!全部知ってる。」
マ「は?」
「さぁ、早く帰ったほうがいいよ。じゃあね。手紙頂戴ね。」
文通仲間が出来た!個人情報保護法をガン無視しているぞ!
次回!ダンジョン攻略!
~不死鳥は魔女の言うことをきくのか~
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