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寮の自分の部屋に入ると、いつもの通りヒューリがいるのは当たり前なんだけど、更にテオルドとマクビルがいて驚いた。
「どうしたの?」
「どうしたのじゃねぇよ!お前、今までどこに行ってたんだよ。探したんだぞ。」
いつもはあまり感情を表に出さないマクビルが、まくし立て怒る。
テオルドやヒューリも怒っているようだ。
「ごめん。」
俺は、そんなに大事になっているとは思っていなかったため、申し訳なく思いしょんぼりしてしまう。
「それに、守護魔法が取れてんじゃねぇか!」
マクビルにも解るらしく、途端すぐに抱き締められた。
「苦しい…。」
「うるせぇ。」
あまりにもきつく抱き締めるため、抗議してもダメだった。
それだけ心配かけたって事だよな。
いなくなって、心配してくれる友達がいる事に嬉しくなって俺は密かに笑顔になっていた。
ーーーーー
「今日の放課後、私の研究室に来てください」
ネフィル先生にそう言われ、俺は何か怒られるのかと、冷や汗がでた。
この前の、街の祭りに行った事だろうか。さすがに何も言わずに出掛けたのがダメだったんだろうと反省していた。
その日の放課後、俺は思い足取りで学園内にある、ネフィル先生の研究室のドアの前まで来ていた。
怒られると分かっていても、いざ目の前にすると気持ちが沈む。
意を決してドアを叩く。
「どうぞ。」と返事があり、中に入るとネフィル先生は笑顔だった。
その笑顔に少しほっとするが、ネフィル先生は笑顔のまま怒れる人だ。油断は出来ない。
「あの………、何でしょうか?」
ビビっている俺は入り口で固まるしかない。
「まぁ、まずお茶でもどうですか?」
ネフィル先生はにこやかで怒っているようには見えない。
俺は奥にある応接用の3人掛けのソファに座らされた。
「貴方と、相談したいと思いましてね。」
相談?
てっきり怒られるのだと思っていた俺は気が抜けた。でも。相談って何だろう?
「守護魔法がなくなった今、貴方には常に危険が伴っています。もしまた襲われたり、大怪我をしてしまえば………貴方は国の保護対象なので、そんな事があれば国の威信に関わりますから。」
「はぁ…。」
俺は自分の事なのに、実感が湧かなく危険だとか何も考えていなかった。
「どうしても守護魔法をかけないと危険なんです。それで………相談というのは…私が魔法をかけても良いのかと…。合意の上でしたいのです。」
ネフィル先生は照れているように微笑んだ。
そうか………ネフィル先生は俺の気持ちを尊重してくれるんだ。
そんな優しく気を使われると申し訳なくなる。
もうセレスに頼む事も出来ないし、どうせやらなきゃならないんだったら腹をくくるしかない。もうどうにでもなれ。
「あの………、よろしくお願いします。」
「はい。任せてください。」
ネフィル先生はとびきりの笑顔になり、口元を歪ませた。
ーーーー
俺、何でこんなことしてるんだろう。
俺はネフィル先生の陰茎を舐めていた。
ネフィル先生は色気のある大人なのに、全然ムラムラしてこない。
でも男として腹をくくったからには、何としても立たせてやると意気込んでいたのだが…。
数分前ーーー
「では、さっそく私のを舐めて貰いましょうか。」
え?今何て言った?
「私のモノが大きくならなければ入れられませんよ?」
ネフィル先生は講義をしているかのように言う。
「俺、した事ないですけど…。」
出来れば手でしこって立たせるので、それで願いしたいんだけど。
「それでは、教えますのでやってみてください。今後も役に立つと思いますので。」
何だろう………。
このいつもの講義のようなエッチは、俺が恥ずかしがらずに出来るようにとのネフィル先生の気遣いなんだろうか。
そこまで俺の事を考えてくれているなら、その思いに答えなきゃ、という思いが変な闘争心を掻き立てる。
ネフィル先生が座っているソファの前に跪き、ベルトを外し、ズボンのチャックを開けて下着の中から陰茎を出す。
まだ柔らかいそれを手に持ち、舐めていく。
嫌悪感とかは、どうしても立たせてやるという思いに書き消され、ただの棒を舐めているようにしていた。
「それでは立ちませんよ。もっと、舌を使って絡めて吸って舐めて下さい。」
くそっ。こうして、こうやって、これならどうだ。
俺は言われた通りにやってみせる。
「違う!もっとちゃんとしゃぶれよ!」
ネフィル先生の口調がガラリと変わり、俺の頭を掴み乱暴に口に含ませる。
急に奥まで入れられ、吐き気を覚えたがなんとか耐えた。
そのままネフィル先生は俺の頭を掴んで、口に含んだ陰茎を出し入れする。
苦しい……顎も痛い、喉も苦しい、息も出来ない。このままではいつ終わるか解らない。
舌を絡めて舐めて、早く早く…と願うしかない。
ぐちゃぐちゅ、ぴちゃぐちゅ、卑猥な音がして、だんだん口の中のモノは固くなってきた。
息苦しさと疲れで、意識が朦朧としてきた時に、やっと解放された。
息も絶え絶えに、浅く呼吸をしながら(終わった…。)と思っていた。
「どうしたの?」
「どうしたのじゃねぇよ!お前、今までどこに行ってたんだよ。探したんだぞ。」
いつもはあまり感情を表に出さないマクビルが、まくし立て怒る。
テオルドやヒューリも怒っているようだ。
「ごめん。」
俺は、そんなに大事になっているとは思っていなかったため、申し訳なく思いしょんぼりしてしまう。
「それに、守護魔法が取れてんじゃねぇか!」
マクビルにも解るらしく、途端すぐに抱き締められた。
「苦しい…。」
「うるせぇ。」
あまりにもきつく抱き締めるため、抗議してもダメだった。
それだけ心配かけたって事だよな。
いなくなって、心配してくれる友達がいる事に嬉しくなって俺は密かに笑顔になっていた。
ーーーーー
「今日の放課後、私の研究室に来てください」
ネフィル先生にそう言われ、俺は何か怒られるのかと、冷や汗がでた。
この前の、街の祭りに行った事だろうか。さすがに何も言わずに出掛けたのがダメだったんだろうと反省していた。
その日の放課後、俺は思い足取りで学園内にある、ネフィル先生の研究室のドアの前まで来ていた。
怒られると分かっていても、いざ目の前にすると気持ちが沈む。
意を決してドアを叩く。
「どうぞ。」と返事があり、中に入るとネフィル先生は笑顔だった。
その笑顔に少しほっとするが、ネフィル先生は笑顔のまま怒れる人だ。油断は出来ない。
「あの………、何でしょうか?」
ビビっている俺は入り口で固まるしかない。
「まぁ、まずお茶でもどうですか?」
ネフィル先生はにこやかで怒っているようには見えない。
俺は奥にある応接用の3人掛けのソファに座らされた。
「貴方と、相談したいと思いましてね。」
相談?
てっきり怒られるのだと思っていた俺は気が抜けた。でも。相談って何だろう?
「守護魔法がなくなった今、貴方には常に危険が伴っています。もしまた襲われたり、大怪我をしてしまえば………貴方は国の保護対象なので、そんな事があれば国の威信に関わりますから。」
「はぁ…。」
俺は自分の事なのに、実感が湧かなく危険だとか何も考えていなかった。
「どうしても守護魔法をかけないと危険なんです。それで………相談というのは…私が魔法をかけても良いのかと…。合意の上でしたいのです。」
ネフィル先生は照れているように微笑んだ。
そうか………ネフィル先生は俺の気持ちを尊重してくれるんだ。
そんな優しく気を使われると申し訳なくなる。
もうセレスに頼む事も出来ないし、どうせやらなきゃならないんだったら腹をくくるしかない。もうどうにでもなれ。
「あの………、よろしくお願いします。」
「はい。任せてください。」
ネフィル先生はとびきりの笑顔になり、口元を歪ませた。
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俺、何でこんなことしてるんだろう。
俺はネフィル先生の陰茎を舐めていた。
ネフィル先生は色気のある大人なのに、全然ムラムラしてこない。
でも男として腹をくくったからには、何としても立たせてやると意気込んでいたのだが…。
数分前ーーー
「では、さっそく私のを舐めて貰いましょうか。」
え?今何て言った?
「私のモノが大きくならなければ入れられませんよ?」
ネフィル先生は講義をしているかのように言う。
「俺、した事ないですけど…。」
出来れば手でしこって立たせるので、それで願いしたいんだけど。
「それでは、教えますのでやってみてください。今後も役に立つと思いますので。」
何だろう………。
このいつもの講義のようなエッチは、俺が恥ずかしがらずに出来るようにとのネフィル先生の気遣いなんだろうか。
そこまで俺の事を考えてくれているなら、その思いに答えなきゃ、という思いが変な闘争心を掻き立てる。
ネフィル先生が座っているソファの前に跪き、ベルトを外し、ズボンのチャックを開けて下着の中から陰茎を出す。
まだ柔らかいそれを手に持ち、舐めていく。
嫌悪感とかは、どうしても立たせてやるという思いに書き消され、ただの棒を舐めているようにしていた。
「それでは立ちませんよ。もっと、舌を使って絡めて吸って舐めて下さい。」
くそっ。こうして、こうやって、これならどうだ。
俺は言われた通りにやってみせる。
「違う!もっとちゃんとしゃぶれよ!」
ネフィル先生の口調がガラリと変わり、俺の頭を掴み乱暴に口に含ませる。
急に奥まで入れられ、吐き気を覚えたがなんとか耐えた。
そのままネフィル先生は俺の頭を掴んで、口に含んだ陰茎を出し入れする。
苦しい……顎も痛い、喉も苦しい、息も出来ない。このままではいつ終わるか解らない。
舌を絡めて舐めて、早く早く…と願うしかない。
ぐちゃぐちゅ、ぴちゃぐちゅ、卑猥な音がして、だんだん口の中のモノは固くなってきた。
息苦しさと疲れで、意識が朦朧としてきた時に、やっと解放された。
息も絶え絶えに、浅く呼吸をしながら(終わった…。)と思っていた。
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